2006/03/10 - 2006/05/07
1595位(同エリア1794件中)
nagaclubさん
- nagaclubさんTOP
- 旅行記1冊
- クチコミ4件
- Q&A回答3件
- 5,864アクセス
- フォロワー0人
NAGAとは龍のことです。龍にまつわる伝説はアジアにその起源があります。北は黄河の畔はもちろん、モンゴルの東にその源をもつ、黒竜江(アムール河)という大河から、南へ長江、そしてメコン、サルウィン、ブラマプートラ、そして西へガンジス、さらにインダスとアジアの大河にNAGAが棲んでいます。万能の神、そしてあらゆる天災の背後にNAGAの存在があります。人々はNAGAを守護神として祀り、あらゆるアジアの神仏はNAGAに護られているのです。西洋では”ドラゴン”という名で、翼を持つ化け物ですが、アジアでは蛇のような”NAGA”そしてトカゲのような”龍”と、土地土地により、まるで、生物の進化の系譜を辿るごとく呼ばれているのです。
NAGAに守られた町、ルアンプラバンを起点に、その姿を追ってNAGACLUBはアジアをそしてユーラシア大陸を旅します。
PR
-
まずはメコン下り。2006年3月のことです。季節は乾期になりますが、そろそろ暑くなりますのがこの3月。メコンの水量は最低に近く、流域は広大な砂浜が現れます。日本時にとってはベストに近い季節。タイ人には少々寒かったようです。一行30人。日本人は私一人のみ。クルーを入れて40人乗船。ビールやお酒、お菓子、つまみを持ち込んで出港。
写真はチェンコンのゲストハウス。メコン下りのタイ側の出発点、タイ、ラオス、ミャンマーの接するいわゆる三角地帯にある、タイ側のチェンコンの港より出港、ラオスの古都、ルアンプラバンへ約700km、2泊3日の船旅。対岸がラオスのフェイサイ。今回は中型のスローボートをチャーター。2泊3日でルアンプラバンへメコンを下りました。40人乗りに30人ほど乗って、途中は川岸でキャンプ。乾期のメコンは白砂の砂浜が現れ、キャンピングには最適。チャーター船は3食ラオス人のガイドつきで日本円で6万円くらい(一人2000円)。このくらいの人数だと経済的。他にスピードボートでのクルーズがありますが、あれは騒音と振動で堪りません。周りも迷惑。 -
チェンマイから北へ、チェンライからは東の方向。タイ・ラオス、そしてミャンマー国境が集結しているところ。そこからメコンに沿って少し下るとチェンコンの町。チェンコンの町はメコン川に面した港町。対面はラオス、ファイサイの町です。
メコン下りはこのファイサイから出航します。終点は世界遺産の町ルアンプラバン。スローボートでは2泊3日の船旅です。乗り合い舟は5〜600バーツが船賃ですが、途中の二泊の宿賃は別途。
私は年に一回、乾季でメコンの水位が下がる12月から3月にメコンボートクルーズをします。ボートをチャーターし40人から50人でキャンピングを川べりの白砂のビーチでしながらゆっくりとメコン河下りです。
船の様子。船尾にトイレがあり、その前方にキッチンとダイニングがあります。航行中はみんな適当に過ごします。チャーターですから、どこでも横付けして、水泳をしたり、水辺の村の訪問をしたりします。 -
ビーチといっても川のビーチです。それほどメコンは大きい。フェイサイから半日くらい下ると、ビーチのあちこちで砂金を採っていました。一度上陸して様子を見ましたが、結構採れているように思いました。写真に写っているのは水牛の群れです。
-
砂金採取のショット。
-
第一日目のキャンプサイト。このビーチの背後にはラオ・ルーの村があります。こんばんは村人の招待でパティーがあります。
-
二日目、パク・ベンに到着。結構大きな町になっています。上陸して丘を登って港町のメインストリートを行くと、この村のお寺に着きます。
-
お参りの後、昼食。なんとここにはインデアン・レストランがありました。味は驚くほど。とくに野菜カレーは絶品です。で、つい長居してしまいました。
-
この写真は行程の後半、終着地のルアンプラバンへあと半日の地点。メコンは龍の様に大きく湾曲するが、そこに「龍に連れ去られた孫の帰りを待ち老婆となった母の姿」に、誰とはなく見立てた岩がある。岩の突端の上部に注意。
-
ここは行程のほぼ終わり。バン・パク・ウー。そそり立つ岸壁。この時期のメコンの水量は一年で一番少ない。川幅は増水期のほぼ3分の1である。水位差は10メートルを上回る。
両岸には広大な白砂のビーチが広がる。この付近の絶景は世界遺産ものです。 -
ラオスの古都ルアンプラバン。日本で言えば京都か。町中が世界遺産に指定された。寺院が70も有り(京都は800?)、フランスコロニアル風の町並みがいい。しかし、小さな町だ。ここへは空路で、まず、ビエンチャンから、国外からはチェンマイ、バンコクから来られる。日本からこの町へは日本を深夜発の便と早朝バンコク発のビエンチャン経由か、バンコクエアーの便を利用すると一応一日で来られる。最近(2006)タイ航空がチェンマイからの便をキャンセルした。同じタイのノック・エアーが就航するらしいが、何時からか分からない。バンコクからはバンコクエアーが毎日一便往復する。陸路は北部タイの要所のため結構バスの便がある。たとえばビエンチャンへは$5〜10で行ける。メコン河を遡ってタイのチェンコンへ行くことも出来る。スローボート(一泊2日)とスピードボートがあり、値段は大体$20〜40$くらいか。乾期の12月から4月ころの河下りは素晴らしい。
ラオス入国は空港でビザを取る。日本とか他国でとると帰って面倒で高額な場合が多い。ビザ代は$30〜31、US$,タイバーツもOK。ただ、バーツのレートは良くない。写真が一枚必要。ホテルやゲストハウスはたくさんあり、ハイシーズン(11月から4月)、ローシーズンで値段が違う。一日の車のチャーターは$20〜25(ハイエース7〜10人乗り)。旅行社も多く飛行機、バス、船のチケットも買える。
食事も日本食こそ無いがフレンチ、イタリアン、チャイニーズ、あとインドや何やかんやあるので心配なし。ご存知のようにフランスが一時植民地化していたので、パンはいける。お勧めは生フルーツジュース。季節のジュース、シェイクがおいしい。ワット・マイ(お寺)の前のお粥は朝食に最高。朝は坊さんの托鉢で始まる。6時頃から7時頃で川べりのレストランもこのころ営業開始。織物とかお土産はビエンチャンより少々高め。しかし、時々珍しいものが手に入る。
気候はビエンチャンよりは少々涼しい。それでも4月5がつの真夏は相当暑い。佛暦のお正月、水掛祭り”ソンクラーム”から雨季が始まる。メコンの水位はこのお正月頃が最低。大体9月10月に最高となる。高低差は20mに及ぶ。日本人にとって最適の季節は12月から3月。夜はセーターが必要なほどである。
町はのんびり、静かである。時々トゥクトゥクやバイクがうるさく走りすぎるだけ。
地元のひとはあまり物事をはっきりいわない。しかし、なかなかしたたかで、この点は京都に似ています。 -
おいしいフルーツジュース屋3月4月はマンゴの季節。
-
ルアンプラバンのゲストハウス”BAN PAK LAK”.
たった6室しかなく、部屋も小さなかわいいゲストハウス。ただ、バスタブつきが2室、その他はみんなシャワー付き。メコンの川べりからたった10m。向かいはエレファント・レストラン。宿賃はハイシーズンがバス付きで、$35、シャワーで$25、ローシーズンでそれぞれ$25と$20。何時もきれいで便利なお宿。 -
8月末から9月の初旬にかけての新月の日はお祭りです。この時期にはルアンプラバンのメコンの支流カーン川でボートレースがあります。15チームくらいの出廷があり、トーナメントに近い独特のレース方法で行われます。町中がこのレースに沸き立ちます。わがNAGA CLUBはルアンプラバンのメコンの対岸の村、BAN XIEN MAINE村をサポートしています。2005年度は7位でしたが今年は3位以内を目指しています。まあ、毎年のことですが、レースの後は大宴会が村であります。村中総出で深夜まで踊り狂います。
-
場面は変わって、ラオス東北部、ベトナム国境にも近い、サムヌアへの旅行。ビエンチャンからサムヌア空港に到着したYN12型旅客機。外務省の危険情報に旧式であることと整備上の問題ありということで要注意となっているもの。でも、それほどでもない様子で駐ラオス大使もよく利用されていると聞きます・・・・・・
サムヌアへはルアンプラバンからの陸路だと、まず2日かかります。サムヌアはラオスの織物の故郷、源流です。 -
サムヌアの民家。完璧な高床式のもの。少数民族タイ・ルーの村にて。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ルアンプラバン(ラオス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
15