2005/06/11 - 2005/06/14
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カカリントさん
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ウィーンから列車で、いよいよチェコに入国した。
チェコといえば偉大な作曲家、ドボルジャークやスメタナを輩出した地であり、アールヌーヴォー時代の代表画家・ムハ(ミュシャ)の出身地でもある。チェコから先は私にとって未踏の地なので、一体どんな素晴らしいところなのかしら・・・、と心も弾む。
オーストリアとは隣接しているし、同じようなカンジかなと車窓から見ていたら、全く異なった光景が広がっていた。スイスのチューリッヒからオーストリアへ向かう車窓からは、切り立った山々や川が見えていたのだけれど、チェコに入ってからは絵に描いたように平坦で、緑一面の草原が目の前に現れたのだ。
広々とした草原の向こうに数本の木が生えて、その側に赤い屋根の家がぽつんとある。
まるでカレンダーで見た北海道の写真のよう。
これがかの、豊かなるボヘミアの大地!!
そして、その真ん中を流れるのがあのヴルタヴァ(モルダウ)川。
ヨーロッパの他の国とは違い戦災をあまり受けていないので、街はそのまま博物館。おとぎ話に出てくる国が現代にも生き続けている、チェコはそんな国なのだ。
小雨の降る中、そのチェコの中でも最も美しいと言われる街、チェスキー・クルムロフを訪れた。1992年にユネスコ世界遺産に指定された、ヴルタヴァ川のほとりにある小さな城下町である。
街の真ん中には、チェスキー・クルムロフ城がそびえ、ヴルタヴァ川が囲むように蛇行している。小高い丘から見下ろすと、赤い屋根に緑の木々、そしてヴルタヴァ川がにぶく光り、まるで絵そのもの。あの丘の向こうには絶対竜が住んでいるし、お城ではお姫様が王子様の助けを待っているに違いない。そんな想像をしてしまう、童話の世界が広がっている。
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小高い丘からチェスキー・クルムロフの街を見下ろす。13世紀から建造が始められ、ルネッサンス時代に最盛期を迎えたこの街は、今でも当時のままの姿をとどめている。
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街のシンボル、チェスキー・クルムロフ城の塔。色鮮やかな塔には登ることもでき、美しい世界遺産の町並みが楽しめる。
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お城の壁だけでなく街のあちこちに残る、ルネッサンス時代のフレスコ画。城内のフレスコ画も色鮮やかに残っており必見。
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チェスキー・クルムロフの街はこぢんまりとしていて、散歩にはもってこい。こんなかわいらしい小径が入り組んでいるが、1時間程度でぐるりと一巡りできる。
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かわいいお土産屋さんがいっぱい!!こちらはセンスのいいガーデニングのお店。買って帰りたいけど、とても持ち歩けない・・・(涙)
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でも買っちゃいました、鳥のマリオネット!だってとってもキュートなんだもの・・・。チェコの人形劇は伝統芸で、プラハにはいくつか専門の劇場もあるんです!
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ヴルタヴァ川のほとりに立つ、聖ヴィート教会。中のパイプオルガンは小さいけれどすばらしい装飾が施されていていました!
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ボヘミア地方では二番目に大きいチェスキー・クルムロフ城。特に色彩豊かで人々がいきいきと描かれている、仮面舞踏会の間は必見。
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ヴルタヴァ川(モルダウ)は大きく蛇行しているので、街のあちこちで見ることが出来る。川ではラフティングやカヤックができ、観光客が大歓声をあげて楽しんでいた。
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