ローマ の北の山岳小都市(2)カルカータ

2004/07 - 2004/07

カルカータ(CALCATA)はローマから北方へたった約40キロのところにあるのだが
山奥のような雰囲気だ。鷲の巣と呼ばれ、崖っぷちにある町がフランスには
数多くあるが、カルカータは典型的な鷲の巣で、よくこんなところに町をつくった
もんだ。しかも12世紀から存在しているという。

エリア イタリア

カルカータの麓のパーキングに車をおいて、そこから
石畳の急な坂道を上り続ける。
数世紀もたっていることを伺わせる石の家々が道の両脇に
あり、それがとても味わいがあるので、楽しい。

石の家には赤い花がよく合う。でも夏は華やかかも
しれないけれど、冬は雪が降ったりして住むのも
楽ではない。

昇りきったところに広場がある。レストラン、ギャラリー、カフェなどが
何軒かあった。店には、住民の老人たちがビールを飲みながら、トランプに興じていた。観光シーズンなので、ざわざわしている、ときいていたが様々な国から大勢の観光客がいでも、落ち着いていた。

カルカータには、ゲイが多数すんでいて、こんな旗も
町の風景になじんでいた。

画廊やクラフトワークなど、アーテｲストが住んでいるのでも
有名。おみやげやさんもおしゃれなお店が多い。

なにしろ崖っぷちにたっているまちなので、ちょっと見渡すと
深い谷間がみえる。
そんな崖っぷちにあるレストラン。残念ながら閉まっていた。

お土産やさんのご主人。気持ちよく写真のモデルに
なってくれた。彼の店には、手織りの布地とか
インド製の高級スカーフなどが置いてある。