北朝鮮金剛山の旅について

2004/08/26 - 2004/08/28

中国の宋代の詩人・蘇東波が「金剛山が見られるなら悔いはない」と激賞したこの山への観光は、長い間一般観光客に閉ざされていましたが、1998年から高級旅客船による観光ツアーが始まりました。現在、江原道の高城（コソン）からバスで38度線を越える陸路ツアーがあります。ツアーでは外金剛と海金剛を巡り、天然温泉も楽しめます。
金剛山は渓谷美の極致とされる内金剛 (ネグムガン)、万物相(マンムルサン)の山岳美に代表される外金剛(ウェグムガン)、そして東海に沿って湖と海の絶景を演出する海金剛(ヘグムガン)に分けられます。
春夏秋冬それぞれに違った独特な美しさを持つ金剛山への観光に適したシーズンは春と秋と言われていますが、夏には金剛山が比較的に暖かく、雨が多く降って、一瞬のうちに霧が立込んで、幻想的な仙境みたい。ことしの8月下旬に私たち（姉と私）はソウル発の3D2N団体旅行に参加しました。夏は渓谷と花崗岩で出来た山嶺を覆う緑陰の風光が特に爽やかだと思った。力強い外金剛（ウェクムガン）に公開されているエリアは万物相と九竜瀑布。山峰や滝や渓谷などと四季折々の美しさが楽しめます。
出発の1か月より前に、韓国の友人に申し込みのことや旅行料金の前払いをまかせて、もう事前準備をしておりました。
体力に自信が持ってないし、登山経験もあまり足りないし、姉と私はちょっと緊張で心配していました。
観光ツアー日程
1日め(8月26日)
0８:00ホテルの前に韓国の友人(小梁)を待ちました。韓国の友人は金剛山へついて行きませんでした。
08:30江原道高城郡金剛山コンドまでは自分でソウルからは現代峨山が運行する高速バスに乘リました。とっても便利でした。ウル発往復高速バス料金: 30,000ウォン。(私たちが小梁の見送りに彼に別れった)
北朝鮮の金剛山へ行く途中で、私たちはたくさん新しい友達(そのすべては韓国のおじさんとおばさん)になりました。同行のお年寄りが姉と私を大切に世話しました。私は、不意に深い親しみと援助を受け取って、本当に韓国のおじさんたちと、おばさんたちに感謝の気持ちを一杯持っています。バスの中で、外国人は姉と私がただふたりいました。私は韓国語をぜんぜん全く話しません。私の韓国の友達がちょうど出発直前に私に教えられた單語はただニつ:
고맙습니다(ありがとう)と처음 뵙겠습니다（はじめまして）
１3:30江原道高城郡金剛山コンド着(地下一階で観光証を受け取りに行く(英語が通じる係員もいる) 私はN028、姉はN029でした。
16:00 南側出入国事務所出発
17:30 北側出入国事務所到着し、海に浮かぶホテル海金剛に私たちの部屋(NO.613)で荷物を入れる直後、アクロバットショーを見に連れて行かれました。
ピョンヤン牡丹峰(モランボン)サーカス
オプショナルツアーで牡丹峰サーカス団（朝鮮民主主義人民共和国）は賞した作品である｢ヌンコッ(雪花)造形｣、｢空中2回転｣、｢ノルティギ(長い板を利用した高跳び)｣、｢チャンテ(竿 )芸｣、｢棒芸｣などの創作巧芸など、最後まで手に汗を握る最高難度の芸術を披露しましたが、目覚ましなくてますますでした。
観覧料：USD25 (私にとっては、この価格は合理的ではなくて、価値がなかったと思います。）
公演時間: 1８:３0∼２０:０0 (90分間)
場所: 金剛山文化会館
２０：２０　夕食には、（FamilyMart(コンサート・ホールの隣に)でインスタントヌードルを買って食事しました。
優しい韓国のガイドさんに知り合って、嬉しい!!!!!!!!
名前:李太珍
男性丶28才丶4年間勉強と仕事のため、中国に滞在したことがあるのに、くやしいげと、彼は大半の中国語を忘れてしまいました。お互いはシンプル　中国語の言葉や語句とコミュニケーション‐できます。でも、ミスアンダスタンディング(誤解)ときもあった。彼はいつも私たちのそばにいて、尽くして案内してくれて、本当にお世話になりました。

韓国の人々はとっても親切でいつ笑顔で私たちに優しくしてくれて、彼らの家族にするように、私が感動しながら、韓国の人々の親しみと愛情はいつまでも忘れられない…
人間同士が本能によって、ことば・身ぶり(ボディー・ランゲージ)・文字・絵など，どちらの手段を使用しても、思想・感情などを伝え合うことができる。不思議でしょう…
人生は「旅」のようなものです。山を眺め、川を見たり、そして美しい自然の中に自分を置いたり、知らない国で、知らない街で、、知らない人と知り合って、話を交わしたりするところに旅の楽しさが味見られた。
嬉しいこと、悲しいこと、いろいろなことに出会いながら、前向きに歩いていくのはきっとサプライズがあるでしよう…

韓国のおじさんとおばさんたち、ガイドさん、小梁さんに本当にありがとう　ございました。

2日め(8/27の九竜瀑布コース日程)
6:00朝食(ホテルの中で韓国スタイルのビュッフェ朝食）
13:00昼食(温井閣（オンジョンガク）休憩所の中で韓国スタイルのビュッフェ昼食をいただきました。(ドル$１０)
14:０0私たちふたりだけがホテルへ戻り、ゆっくリ休憇をとりました。。（多くの観光客が三日浦/海金剛コースを観光に行きました。
２０:30　夕食（FamilyMartででかったインスタントヌードルを食べました
(木蘭館→陽地帯→三鹿水→金剛門→玉流洞→連珠潭→飛鳳瀑布→九竜瀑布)
往復移動距離:約9キロ
所要時間4時間30分
金剛山の秀麗で変化に富んだ山並みを一望できるルート。また、金剛山の本格的な景観を見ることができると言われているし、金剛山第一の渓谷「玉流洞」など見所が盛りだくさんあるし、このエリアは大人気です。もちろん、韓国最長という長さがあり鳳凰の翼のようだとしてその名が付いた飛鳳瀑布や九竜瀑布も有名です。
飛鳳瀑布を経て淵潭橋という吊り橋を渡り渓谷に沿って登ると、九竜瀑布に到着します。
この九竜瀑布は、滝の底が巨大な一塊の花崗岩でできているため、滝の深さが13mにもなる九竜淵は世界でも珍しい滝です。
絶壁から優雅な白い絹、渓谷の風、真珠の玉のような水しぶきなど、あらゆるものと恋に落ちて、雄々しさも感じられます。

3日め(8/28の万物相コース日程)
6:00朝食（ホテルの中で韓国スタイルのビュッフェ朝食）
８:30-11:00万物相コース
11:50昼食（FamilyMartでインスタント粥を食べました。）

13:00 北側出入国事務所出発
1５:００ 南側出入国事務所到着
1５:３０ 南側出入国事務所からソウルへ戻っています。
万物相コース
往復移動距離:約４キロ()
所要時間:３時間30分
万相亭→三仙岩→鬼面岩→切斧岩→安心台→天仙台と臨洋台
遺憾ながら、天候が悪すぎ、あまりにも霧が立ちこめていたので、私たちはあまり万物相の山岳美に出会いませんでした。
巨大な石柱が鬼の形相をしているといわれる鬼面岩(クィミョナム)は本当に 鬼の顔に似ていて、3つの岩が天高くそびえ立っている三仙岩(サムソンアム)には雲が流れ、まるで仙人のようだと思っています。
さらに険しい絶壁を登り、昔、金剛山の美しさに惹かれ仙女たちが降りてきて遊んだという天仙台(チョンソンデ)から 天仙台と渓谷の絶景と秘境を見ることができました。
このコースは体力に自信のある人のためのコースです。
ここで金剛山コ一スを紹介します。
ホテル海金剛に泊まると旅行料金は350,000（単位ウォン）。代金に含まれているものは
1.　宿泊費,朝食2回
2. 出入国手続き費用
3. 金剛山入場料及び観光ガイド代
4. 旅行者保険

お申し込み方法
現代峨山が販売し、または韓国各地の旅行代理店を通じ、出発希望日の10日前までに申し込みないこと。ツアー参加費は予約後3日以内に現金またはクレジットカードで振り込むこと。私なら、が現代ソウルにある「Hanna」という韓国国内の旅行代理店を通じ、申し込みました。
観光証の申請に必要なもの：申請書1枚、パスポート用カラー写真2枚、パスポートのコピー1枚

持込禁止のもの　･　注意事項
１．写真撮影のルールを厳守すること。ツアーには数多くの撮影禁止区域があります。バスでの移動中や出入国管理事務所内、ホテルの周辺風景、また北朝鮮の軍人など人物を撮るのも禁止。登山コースやレストランの人々についても基本的に撮影してはいけません。違反時には罰金が科されますので注意が必要です。
２．北側の人々に話しかけるのは構いませんが、政治的なものなど北朝鮮の情勢に関する話題は避けなければなりません。
３．10倍以上の双眼鏡、160ミリ以上のカメラ、オプティカル24倍ズーム以上のビデオカメラ、携帯電話などの通信機器、充電器など、持ち込み禁止のものがあります。北側に入る前に所持品を預ける機会がありますので、持っている人は申告しなければなりません。（電子辞書、CDプレイヤー、PDA、MP3は持ち込み可）
４．海外の新聞や雑誌は持ち込み禁止ですが、配布を目的としないプリントや本。
５．ビニールケースに入れて各個人に渡される「金剛山観光証」 は、道中の身分証明書となりますので、常に首に下げていなければなりません。また紛失や破損があった場合には罰金が課されますので取り扱いには十分な注意が必要です。また外国人観光客の場合はパスポートも携帯しなければなりません。
６．飲食物、酒類の持ち込みは禁じられています。
７．山中の小川や渓谷の水は飲料水であるため、顔や足を洗うことは禁じられています。違反者には罰金が課せられます。
８．喫煙者は喫煙できる場所を十分確認したうえで行ってください。
９．土や植物、昆虫などを採集することは禁じられています。
１０．現地で通用するのはドルまたはクレジットカードのみとなっています。 日本または韓国国内で予め両替しておいた方がいいでしょう。
詳しくは韓国観光公社にお問い合わせ

エリア その他の観光地(北朝鮮)

金剛山。 Taken by Sandy Miao, 8/27,2004