1989/06 - 1989/06
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片瀬貴文さん
ワシントンの地下鉄には、不思議なくらい、いろいろな人種の人が乗っている。
パリの地下鉄でもいろいろな人が乗っているのに驚いたが、ここははるかそれ以上に見える。
息子の説明によれば、アメリカは寄り集まりの国だから、アメリカ人種なるものは存在しない。
初めにネイティブ・アメリカン(原住民=インディアン)が住んでいたところに、白人、黒人、アジア人と次々とっやってきて、種々雑多な国になった。
同じ白人でも、最初にやって来たWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)を筆頭に、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、アイルランド、東欧など、多くのグループに分かれている。
これに宗教が絡まっていて、いっそう複雑な社会が出来ている。
平等といいながらも、WASPを最高にして、これらの人種には序列がある。
一昔前、最も地位の低かった黒人に代わり、最近流入の激しい、プエルトリコ人やメキシコ人への差別が問題化しているらしい。
こんなに広くて、色々な人種の住んでいる国だから、なかなか纏まりにくいだろう。
今でも毎年、何百万人もの人が流れ込んでいる。
以前この国は「人種のるつぼ」と呼んでいたが、最近は「人種のサラダ」と呼ぶそうだ。
各々が混じりあって一つの味になるのではなく、それぞれが自分の味を保ちながら、全体の味を生んでいる。
歴史も浅く、いくら資源があるといっても、この国を一つにしてゆくことはたいへんだろうと思ったりする。
昨日訪れた墓地で見た、愛国心を駆り立てる仕掛けの大切さが、少しわかったような気がする。
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