2006/01/17 - 2006/01/17
2位(同エリア8件中)
obaqさん
スラーに向かって出発。
車窓から。
運転手たちが午後に口に入れるためのカートを買うということでい途中の町で停車。
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スークに集まった人々です。ここはあまり大きくなかったので下りて撮影はしませんでした。
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ワディの上や下を道路はアップダウンを繰り返し進みます。
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何度も言うようですが、ワディ(涸れ川)は伏流水が豊富で作物にとっては理想的な地。
夏になると緑一色になるそうです。 -
カート畑。
冬の今時は私たちが見られるのは、ほとんどがカートの栽培。
どこへ行ってもカート畑で、イエメンの男性にとっては、野菜や他のものよりもカートが一番大事なのでは、と思ってしまうほどです。 -
車窓からの景色
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広大なワディの中に入ってきました。
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途中ちょっと変わった町の集落があり、フォトストップしました。
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11:20〜11:22 写真ストップ(出発より44km)
・アル・オルザ村の遠景
それにしてもイエメンの人たち・・・
面白くて楽しい町造りですね。 -
ワディを走ります
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前方に見える山には、スラーの後に訪れる双子都市、コウカバンとシバームが有ります。
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11:50〜12:45
市壁に囲まれた町スーラの見学(出発より69km)(標高2680m)
大きな岩に張り付くように作られています。
山頂にはかすかに物見の塔が見えます。 -
町の外にはいくつかの杏の花が咲いていました。
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かつて7つあった城門のうちの一つ。現在は4つが健在です。
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城門の中には岩のむき出した路地と、その上に建てた石造りの家が林立しています。
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町のもう一つの特徴は、ビルカ(ため池)
山岳地は井戸がほとんどありません
現在は水道が通っていますが、当時は雨水をためて使っていました。 -
ありゃ?
今でもビルカを利用している人がいるようです。
この溜め池まだ現役なのかしら -
石造りの家は、とても面白い。
石と石の間に泥をつなぎとして作られていたが、最近はコンクリートをつなぎにしているのもあるそうです。 -
スラーの町唯一のホテル。
泊って見たいような気もします。 -
この国の家の窓は本当に特徴があります。
窓の格子はどれも同じではなく、どの部屋もほとんど似た構造なので、窓格子の柄で雰囲気が違うのかも知れませんね。 -
この町の観光は一番高いところにあるモスクまで行って、後は町中の狭い曲がりくねった道路を下りてくることになります。
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岩山の上まで登ることも出来ますが、ここから下へ戻ることにしました。
上は一応軍事施設だそうですが、物見の塔と溜め池があり、景色もいいそうです。 -
少女が家を出てきて走り去った後に家の門から次々に山羊が出てきてその女性を追いかけてゆきました。
こちらでは家の1階部分が家畜の住まいになっています。 -
ロバも1階で住みます。
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子供たちが何かのゲームをして遊んでいました。
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この町は9世紀に作られたものですが、現在でも工法が変わっていません。
従って修理をしても昔からのものかどうか、判断が大変なのですが・・・ -
前の写真とこの写真の窓の作りは、一番古いものだそうです。
窓の奥行きが深いのは、女性が外から見られないで外を見るためだそうです。 -
曲がりくねった細い道が沢山ありますが、岩山とモスクを目当てにすれば楽に散策が出来ます。
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有名な人が描いた絵を見ているような感じですね。
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小さなスークがありました。
石で作った腕飾りやネックレスのようなものが主 -
これは現地の女性ではありません。
私たちのうちの一人がお店から薦められて纏ったものです。
やっぱり現地の人々とは風格が違うようです。 -
かって欲しくて何度もちょっかいをしてきた少女。
売りたいのだけどこちらへの興味も強く、話し相手をしていたら売ることをすっかり忘れてしまったようです。
少女の目を見てください。
大きくてパッチリ、素晴らしい目をしています。
アラビックの少年少女は誰もこの素晴らしい目をしています。
写真を撮る度に感動しました。 -
おみせの周りにたむろしていた人たち
この後双子都市コウカバンとシバームへ行きます。
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この旅行記へのコメント (6)
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- kokonoさん 2006/03/08 18:56:34
- 乾季は土漠状態になるんですね
- obaqさん、こんばんは
◆イエメンを訪ねて13日間?スラーの町
表紙の写真を拝見していて・・乾季は土漠状態になるんですね
スークでは どんなものを買えるんでしょうか ??
羊肉・野菜・コーラ・パン・カップラーメン・ミネラルウォター・果物・
たばこ・ウイスキー・・
などは あるんでしょうか
・市壁に囲まれた町スーラ
すごい街ですね もともとはお城なんですかね ??
伏流水には塩分は含まれていないんですかね ??
ビルカ(ため池)があると言うことは雨季にはかなりの降水量があるんですね
それでも 乾季には 水不足で シャワーは使えませんね・・
・有名な人が描いた絵を見ているような感じですね
面白いコメントですね つられて私も一言 「洗い桶を持つモナリザ」
では如何でしょうか・・怒らないでください
・やっぱり現地の人々とは風格が違うようです
そうです そうです 全然違います 第一に瞳の輝きが 鋭さがありませんね
本日はスラーの町 を楽しみました、ありがとうございました。kokono
- obaqさん からの返信 2006/03/08 20:07:52
- RE: 乾季は土漠状態になるんですね
- kokonoさん、「スラーの町 」へのコメントを有り難うございます。
乾季は土漠状態・・・まさにその通り。
どこを見ても土色の乾いた世界です。
ちょっと見た感じでは作物が出来るということが、にわかには信じられないような世界ですね。
枯れ河に沿っている地域のみですが、まるでオアシスのように植物が長く連なっていました。
伏流水は塩分は無いようです。 その恩恵が潤沢な野菜や果物を育てているようです。
ただカップラーメンは見たことがなかったなー
スーク
サナアのように大きな町には何でも手に入りますが、スラーの町は小さく、スークと言ってもおみやげ屋さんの商店街といった様相でした。
サナアからそれほど遠くないので、そこへ買い物に行くのでは、と思います。
市壁の町「スラー」
イエメンの歴史はミクロな目で見ると、日本の戦国時代ののような群雄割拠が、つい最近まで続いていた・・といった感じでした。
町単位で部族が生活し、飢饉などがあると裕福な町を他の部族が襲うといった争いを長いこと繰り返していたようで、その守りのためにスラーの市壁やこの後に見る双子都市「コウカバンとシバーム」のような形態をとったもののようです。
従ってスラーには、お城のようなものはなかったです。
大きな単位で領土を納めたスルタン、王様などのいたジブラやサユーンなどの町は宮殿を見ることが出来ましたね。
>乾季には 水不足で シャワーは使えませんね・・
一般的にワディの崖上にある町はどうしても溜め池は必要になりますが、ワディ(涸れ河)の部分は伏流水で、少し掘るだけで潤沢な水を得られているようです。
現在では水道施設が出来ていますが、その水漏れから日干し煉瓦で出来ている家が崩れてしまう悩みが出来てしまったそうです。
>「洗い桶を持つモナリザ」
思わず吹き出してしまいました(笑
あの写真の題名、有り難く頂戴いたします。
以後使わせていただきますので宜しくです。
>第一に瞳の輝きが 鋭さがありませんね
ホントですね。
特に子供たちの目の輝きと素晴らしさは、今までの旅行で得たものの中では最高でした。
そして、あの黒い服の間から光る威厳と誇りに満ちた眼は、なんとも言えない風格がにじんでいました。
どうも有り難うございました。
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- oneonekukikoさん 2006/02/17 10:56:15
- up楽しみdesu
- この頃画像をズームで見る技を覚えました。
じっくり拝見しています!
これからのUP楽しみです。
そして、女性のベールの中の秘密????
イラン滞在経験のあるの友人は
ベールがあるからとっても楽と言ってましたよ。
すべてベールで隠してくれるので
ものぐさな人にはラッキー!!
ただし、家の中では結構きわどい格好もしているとか。
以前、エジプトの女子学生が我が家に逗留した折に
お行儀の悪いわが夫は
いつものように上半身裸で
彼女と写真を撮ってしまったのですが
あの写真帰国して家庭内争議になっていないか
ちょっと心配です。
イエメンつながりで
思い出話でした。
oneonekukiko
- obaqさん からの返信 2006/02/17 11:13:27
- RE: up楽しみdesu
- たしかに、考えようによっては黒い服の下にどんな格好をしていても、判らないわけで、お姫様ドレスのようなおしゃれの場合もあれば、寝間着でいても判らないわけですよね〜。
国によって全く習慣がちがいますから、写真を持って帰った家族がそれを理解してくれていないと心配になりますね。
まぁ海外から長逗留して帰ってくれば、誰でも多少は大目に見てくれるのでは・・・
って、イランのように、訪れた外国の人にも戒律を守るよう求めるところもありますからやっぱり気を遣った方が良いのかな?
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- oneonekukikoさん 2006/02/17 10:11:31
- 石造りの家
- 建物興味深く拝見。
所変わればということでしょうね。
特に窓の飾りに引き寄せられました。
楽しいですね。
家畜と一緒にも驚き。
「曲がりや」の縦バージョンですね。
子供達の表情も。
ゆっくりお邪魔します。
oneonekukiko
- obaqさん からの返信 2006/02/17 10:37:08
- RE: 石造りの家
- oneonekukikoさん、おはようございます
建築物に興味を持っておられるoneonekukikoさんにも、イエメンは最高に楽しい旅行となるような気がしますね。
窓の飾り紋様はどれもみんな違うようで、次から次と新しく創作できる能力に感心しきりです。
これからUP予定の「砂漠の摩天楼シバーム」やサナアの旧市街は、もっと楽しめると思います。
じっくり見て戴けてうれしいです。
有り難うございました。
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