2004/06 - 2004/08
22830位(同エリア23808件中)
Ritzさん
日本での仕事を辞め、ロンドンに飛んでからはや4ヶ月。
友達がたくさんできた。
お酒をたくさん飲んだ。
クラブでたくさん踊った。
なんでロンドンに来たんだっけ?
仕事もせず、勉学に励むわけでもない。
日本で貯めたお金はすべて家賃と娯楽に消えていく。
それは楽しく刺激的な日々だった。
でも
???
4ヶ月目にして自分の生活に疑問を持つ。
そして旅に出ることを決めた。
2ヶ月後にはインドに飛ぶことも決めた。
それまでに、ヨーロッパを見れるだけ見ておこう。
ロンドン・スタンステッド空港を出発、ライアン・エアーで大陸を目指す。
上陸の地に決めたのはスペイン、バルセロナ。
Barcelona→Ibiza island→Madrid→Toledo→Algeciras→(Morocco)→Pamplona
-
Park Guell, Barcelona
暑い...
汗だくになってバルセロナの坂道を登る。
町はすでに午後のシエスタという休息の時間に入っている。
店はほとんど閉まり、人通りも少ない。
無謀にも一日で一番暑い時間帯に歩き始めてしまった。
歩いてきた道を振り返ってみると、だいぶ高いところまで来ている。
あと少しだろうと思っていたところで道が分からなくなる。
勘だけを頼りに歩いていると突然の豪雨。
急いで店の軒先に駆け込むもすでに全身ズブ濡れ。
雨はすぐに止み、嘘のように晴れ上がる。
晴天の下、ズブ濡れで歩く自分の姿がおかしかった。
辿り着いたグエル公園は、立体的な絵本のようだった。
バルセロナの町はガウディの奇抜な建築物が有名。
代表作はもちろん、”サグラダファミリア”
彼のどの建築物もとにかく個性的で目を引く。
子供のらくがきをそのまま現実に造ってしまったよう。
素人目から見ても建築の行程は並じゃなかっただろうと分かる。
それを見事に実現化したガウディ。尊敬せずにはいられない。 -
Back Alley of Barcelona
バルセロナの町の中心は常に多くの観光客で溢れている。
賑やかな通りに少し疲れたので、人の流れとは逆方向に歩く。
小さなお店をのぞきながら、迷路のような細い路地を歩く。
そのうち住宅地に出てきた。
洗濯物を干すおばさん、杖をつきながら歩くおじいさん。
路地では猫が走り回り、子供が遊んでいる。
バルセロナの日常。
映画に出てきそうなほど絵になる。 -
Ibiza Island
バルセロナ港から午後9時発のフェリーに乗り、楽園へ向かう。
”イビザ島”
かの有名なパーティーアイランドだ。
噂には聞いていたけれど...この島はなんだ!
「...カッコイイ」
島を埋めるまっ白な壁の家々。
鮮やかなブルーの海と空。
地中海に浮かぶ楽園。パラダイス。
そして
その外見からは想像もつかないハプニングプレイス。
白い壁の建物の中に一歩足を踏み入れてみると
テクノ、ハウス、レゲエが爆音で流れているショップ
暗闇でブラックライトが光るレコード屋
見たこともないハーブやカプセルを売る店
町を歩く人たちを見ているだけで飽きない。
長いドレッドを無造作に束ねたヒッピー
ほとんど裸に近いほど露出した小麦色の肌の女の子たち
体中にタトゥーを入れたカップル
まるで自分が場違いな格好をしているような気になる。
ここでは世間体や流行は存在しない。
個人があくまでも個人の基準で好きなことをしている。
それを咎めるものも、評価するものも、なにもない。
ここに住むにはどうしたらいいのか、本気で考えた。
まずはスペイン語の勉強だな。 -
Ibiza In The Sun
地中海に浮かぶ静かな島。
これはイビザ島の持つ顔のほんの一面。 -
On The Beach
イビザ島で遊ぼうと思えば何ヶ月でも飽きることはない。
昼はビーチ、夜は島中に散らばるクラブ巡り。
世界中からイビザ島での刺激的な休日を過ごしにやってくる。
きっとまた来たくなる場所。 -
At a Bar
海沿いのバーが並ぶ通りには、日が暮れると一斉に客引きが現れる。
彼らはわたしには目もくれない。
それもそのはず。
彼らのお目当ては決まって大胆に露出したラテン系の女性達。
入ったのは南アフリカ出身の男性がオーナーのこじんまりとしたバー。
ひとりで来たアジア人が珍しかったらしく、他の客が来てもずっとわたしの側で話してくれていた。
かなり長時間彼のバーで飲んで話していた。
気がつけばクラブがオープンする時間。
彼に貰った”Pacha”という有名クラブのフリーエントリーを手に
いざ出陣。
Pachaは間違いなく、これまでに行ったどのクラブよりも大きい。
建物を目の前にしても、それがクラブだとは分からなかった。
「Pachaを探しているのですが」
「目の前にあるじゃないか」
言われて驚いた。
ホテルかなにかと思っていた建物、それがPachaだった。
DJがまわすステージの下では、一人分のステージ(お立ち台)でマネキンのような美女が裸同然で踊る。
肌はきれいな小麦色、踊る姿や表情がとてもエロくてセクシー。
女のわたしも釘付けになる。
イビザの夜、もう降参... -
Plaza De Toros
イビザ島からバルセロナに戻り、長距離バスで首都マドリードへ。
スペインに来たら是非見てみたい、そのひとつが闘牛。
決戦は日曜午後7時。
前日にチケットを買いにスタジアムへ。
受付の美女は英語が全く分からず、欲しいチケットを買うのに苦労した。
スペインは英語だけで旅行しようとすると、意外に苦労する。
なので自然に簡単なスペイン語を覚えて話すようになる。
すると、「理解できるんだな」と誤解されるのか
スペイン語の洪水を浴びて、さっぱり解らないこともしばしば。
スタジアムは観覧の位置によって値段が違う。
苦労の末やっと手に入れた「後部の日が差す席」
10ユーロもしなかった。 -
Bullfighting
陽が当たる側には、あまり牛も来ない。
(やっと来たという決定的瞬間の写真)
マタドール達も反対側ばかりに集中している。
こちら側にはただ一人。
しかもただ突っ立っているだけ。
牛から逃げているようにさえ見える。
やっぱり安いチケットには理由がある? -
Shocked...
「闘牛って面白そう」
どんなものなのかは良く知らずに思っていた。
...牛が...
そう、勝負は牛が完全に倒れるまで。
1時間弱の間に数頭の牛が倒れる姿を見ることに...
それを眺めて歓声をあげる人間たち。
なんだか怖くなってきた... -
Toledo
マドリードから日帰りで古都トレド(Toledo)へ。
マドリードのバスステーションの女性は英語を完全拒否。
かなり機嫌が悪く、何を聞いても淡々とスペイン語で対応。
こっちが分からないとリアクションしても全くお構いなし。
ひとつしかない英語対応のインフォメーションに背中を丸めて並ぶ悲しき旅行者達... -
Feel The Earth
バイクで走りたい! -
From The Castle Wall
城壁の上から見る景色。
屋根がなんともいえなく可愛い。 -
Pamplona
牛追い祭り「Sanfermines」に参加したい!
フェスティバル当日にパンプローナ(Pamplona)の町に到着できるよう
サハラ砂漠に別れを告げて、スペインへ舞い戻る。
さすが、年に一回の世界的に有名なイベントだけあって
スペイン各地からパンプローナ行きの臨時バスが出ている。
運良くチケットが取れて良かった。
売り切れ寸前ギリギリセーフ!
ホテルはすでに何ヶ月も前からどこも予約でいっぱいだと聞いていたので、最初から野宿を心に決めていた。
到着したのは午前1時。
どこか眠れる場所を探してパンプローナを歩く。
初めて来た街。どこへ向かって歩いてる?
真夜中。危ない場所はない?
同じく寝る場所を探して歩いていた彼ら。
スコットランドから来たと言う。
安全そうな公園を見つけて、一緒にゴロ寝。
よく眠れた、とは言えないけれど
彼らが横にいてくれて心強かった。
ありがとう。 -
Running of Bulls
祭りが始まるのは正午。
開始の合図とともに、卵とワインを投げ合う。
全身ドロドロ。
道もドロドロ。
それから一日中、町中でお祭り騒ぎ。
とにかく飲みっぱなし。
太陽が出ようが 沈もうが 月に変わろうが
バーで 道の真ん中で 公園で
無礼講。
要するに世界中からハメはずしに来てるわけだ。
翌朝、いよいよ牛が走る。
二泊目の野宿を共にしたのは日本人女性。
一緒に参加しよう、と参加者Tシャツまで貰った。
よし。準備はできた!
走るぞ!
だけど
直前になって断念する。
好奇心を自分で抑えるのは難しいけれど
まるで母親のように温かく心配されると
じゃじゃ馬も自然に大人しくなります。
となれば、見物だ。
牛が走るコースは決まっている。
場所取りは簡単じゃない。
参加するだのしないだの、そのあいだにも隙間は埋まっている。
不良スペイン男子たちに手を引かれ
ファーマシー(薬局)の看板によじ登る。
言葉はさっぱり解らないけど、この際どうでもいい!
ドドドドドドドッ...
地響き。
黒い塊が人間たちと一緒に嵐のように駆け抜けて行った。
一瞬のできごと。
登ったからには降りなければならない。
...ゲッ、高い...
ひとりでは絶対に降りられない。
まるで電柱に登ってしまった子猫。
軽々と降りる不良少年たち。
手を差し伸べてくれたのは、近くで見ていたアメリカ人男性。
「よくこんなところに登ったね」
わたしも自分で呆れます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- kazu0204さん 2006/02/02 23:20:49
- 面白かった!
- Ritzさん、初めまして☆
スペインの旅行記面白かったです!
スペインの方は、なかなか英語を話してくれないですよね。
Bulls running、観てみたい!!
また遊びにきます。
- Ritzさん からの返信 2006/02/03 11:30:25
- RE: 面白かった!
- kazu0204さん、初めまして!
嬉しいコメントありがとうございま〜す☆
そうそう、英語をしゃべろうとする気配すら感じられない...こうなったらとかなり無理な片言のスパニッシュで話すとお返しに高速スパニッシュの洪水をお見舞いされたり...とりあえずSi Siみたいな(笑)
そんなとこも大好きです♪
牛追い祭り、機会があれば是非行ってみて下さい!世界中の飲んだくれと友達になれます。道端ホテルで旅人同士寄り添って寒さをしのぎながら(寝袋ナシ)の野宿もいいもんです。翌朝ちょっと臭うけど。みんな臭ってるから分からんしね☆
またそちらにもお邪魔しま〜す♪
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