中欧・東地中海旅行?　ナポリ編

2005/07/08 - 2005/07/10

フィレンツェからユーロスターイタリアにてナポリへ向かいます。列車の中はかなり混んでいましたがローマ＝テルミニで大分空きゆったり外を眺める余裕ができました。
　そして午後４時ごろナポリ中央駅に到着しました。まずは駅に荷物を預けホテルを物色しに行きます。ところで気になるのはナポリの治安。あまり良くないみたいですね。結構ザックを前にかかえている人が多いです。（後ほど夜に駅前まで行ったときは人通りがほとんどなくて結構怖いかも。）で、駅前広場のスターホテルやカヴールは値段が高そうだったのでパス。「歩き方」や「個人旅行」に載ってるホテルも満員だったりイマイチだったり・・・結局クチコミに載せたホテルに泊まりました。（ベッドは狭かったけど綺麗でグッド）
ナポリ滞在は全部で３日。内１日はポンペイに行きましたので実質１日です。
それではご覧ください。

エリア ナポリ(イタリア)

ナポリ到着１日目はすでに夕方でしたが街中をあるいてみます。古代ネアポリスの遺跡まで歩きましたが。道が狭く暗くて他のイタリアの都市とは異質です。さらに狭い路地もありましたがそこまで行く度胸はありませんでした。（小心者なんです＾＾；）
途中バスのチケットを買いにタバッキによりましたがおばちゃんにバックは前に、財布はお腹の中（現金入れのハラマキ）にいれなきゃダメよ！と言われてしまいました。やっぱりこの町は危ないのね。この日は日も暮れてきたので町歩きは断念。ちなみに夜は中華でした。
翌日は午前中にポンペイに行き午後から市内観光ですがもうあまり時間がありません。で例の２階建て観光バスに乗ることにします。これなら日本語ガイド付ですしね。これは歩きの途中の卵城です。

午後３時３０分ごろからバスに乗ったのですが結構町には警官が出ていました。何故？って聞くと。ロンドンでテロがあり警戒体制を布いているとのこと。でもその警官はジェラートを片手に持っているんですけど・・・さすがにイタリアの軍隊ですね。この人たち実戦だと弱いんでしょうね。
バス代は２４時間で２０ユーロ。結構なお値段です。でも「歩かずに」観光できるのはラクです。この日も気温３６℃、ポンペイの遺跡を歩いてバテテいる私はいそいそとバスに乗り込むのでした。（実はこのCitysightseeing社のバス、ローマでもフィレンツェでもあって一度乗って見たかったのです。後で知ったのですがこの会社他にもパレルモ・パトヴァ・イスタンブールでも運行しているんですね）
まずは海沿いのコース「ナポリ湾」を選びます。写真はサンタルチア付近です。

バスの２階から写真をとりますがかなり揺れてうまくとれません。
ただ、ローマやフィレンツェでのこの会社のバスは混んでいたのですがここナポリではガラガラで５人ぐらいしか乗っていませんでした。
当然私は２階の一番前です。景色がいいですね〜

バスは海沿いを走ります。
ほとんど貸切状態です。

このバスの乗客は５名いました。
日本人が３名。イタリア人らしき老女２名でした。
この人たちバスの上でずーっと歌っていました。
さすがに南イタリアの人ですね。陽気な方でした。

イタリア老女の歌声をＢＧＭにバスは海沿いを走ります。天気も良くベビスオ山も良く見えます。

バスは途中のビューポイントでしばし停車します。

今回の旅行を始めて約半月たちますが、夕立はありましたがほとんど毎日天気は快晴です。この日も３６℃ありましたのでバスが止まると非常に暑いのです。しかし写真を撮るには良いコンディションなんですねえ。

バスはナポリ湾のすぐ脇を走ります。こういう時は空いている２階建てバスはベストです。自分で運転している気分になってしまうかも？

このバスツアーもラストに近づいてきました。スタート地点の卵城が見えてきました。

バスツアーの最終地点近くです。だいぶ日も低くなり過ごしやすくなってきました。次はもう一つのコースに乗りましょう。

さて、せっかく24時間有効パスを持っていますので、次もバスに乗り続きます。
二つ目はルートA「アートツアー」です。これは今までとは反対にスカッパナポリ近辺からナポリの裏山近辺の美術館まで行きます。ちなみにこのバスの客は私ひとりでした。寂しいです・・・

だいぶ暗くなり本日のナポリ見学は終了です。
明日はシチリアへの移動日です。
ナポリ滞在は短かったのでまた来たいところです。
ちなみにこの日の夕食はスパゲティボンゴレでした。塩味の効いたあさりはビールに良くあいますね。暑い一日だったので幸せですね。