2004/12/29 - 2005/01/01
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Krisflyerさん
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さて今回はリベンジの旅。今年の年初、ダージリンで正月を過ごすべく旅行を計画したが、デリーの霧に阻まれ到達できず、麓のデリーキャンプで悶々とすごす事に陥った。
今回は失敗は許されない。というわけでデリーを迂回するルートを作成。29日、関空よりシンガポール航空でシンガポール乗り継ぎボンベイより入国。
翌30日に国内線ジェトエアウェイズでボンベイよりカルカッタ乗り継ぎバグドグラへ。バグドグラ行きが1時間遅れたものの無事着陸。外国人の為、バグドグラで入境審査を受けてパスポートにスタンプ。
バグドグラ空港からはプリペイドタクシーでダージリンへ移動。約4時間、SUV車は途中のカフェテリアで休憩時間を挟みつつ、茶畑が広がる山道を、時折機関車と併走しながら、夜のダージリンに着陸。標高2000メートル近いのでとても冷える。
ホテルはウィンダミアを予約。100年前のイギリス人の邸宅を改装し、ヘリテージホテルとして経営。ちなみにホテルは朝食、昼食、アフタヌーンティー、夕食すべて付いて来る。
さて、翌31日、今日はダージリン1日観光の日。朝食が朝8時からなので、周囲をちょっと散歩。ホテルの裏手の丘に登ってみる。朝から結構参拝客がいる。
丘をおりて今度はチョウラスタ広場を過ぎてダージリン駅まで散歩。朝10時出発の蒸気機関車がこの時間から既にボイラーを沸かしている。
一度ホテルに戻り朝食を取った後、いざ観光に出発。先ずはダージリン駅近辺のヒンズー寺院と仏教寺院を巡る。道が入り組んでいるのでレンタカーの運転手に道案内してもらう。
さて、10時にダージリン駅をDHRで出発し、途中でバタシアループで観光しつつ、グーム駅に到着。実は私の機関車好きを知った機関士が、私を先頭の機関車に途中から乗せてくれた。先頭から見る風景はまた素晴らしかった。
DHRは一応往復であるが、グームで下車する事にし、ここで運転手と再度合流し、ゴンパ巡りをする。先ずはグーム駅周辺のゴンパを巡る。扉を閉じているゴンパが多いが、観光客が来れば管理人が鍵を開けてくれる。
昼食の為、一旦切り上げ、午後より登山学院、動物園、博物館を巡る。またチベット難民センターで会社のみんなにお土産を購入。
ホテルに戻り運転手と別れ街中を散歩がてら紅茶を購入。
さて今日は大晦日。ホテル側の計らいにより宿泊客全員によるカウントダウンパーティー実施。しかも英国から毎年訪れるというミュージシャンによる生演奏まで付いている。夕食の前にはしばしインド民族舞踊の演舞も見れる。屋外ステージで寒いので全員にブランデーが振舞われる。
夜中の1時まで皆で盛り上がり、明日の朝が早いので寝る。
さて正月。朝4時半にホテルから車で出発。タイガーヒルに登る。ここからご来光を拝むことにする。ここの丘の上にはベンガル州観光局が建てた休憩所が有り、お茶を飲みながらご来光を待てる。インド人も多数集まっている。
世界第3の高さを持つカンチェンチュンガが一望の下であり、そこに反射するオレンジ色の朝日はなんともいえないすばらしさ。
さて、丘を後にした私は途中でブルーバリゴンパで初詣をしつつ、ホテルに戻った。朝食を取った後、同じ運転手と一緒に、バグドグラの街へと降りていった。
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シルギリの町。まだここは平地。
ここから段々と山道を登っていきます。 -
ダージリンに向かう途中の休憩小屋。
ここでコーヒー一杯を飲む。眼下には雄大なベンガル州の山の風景、そして真下にはDHRの線路が見える。 -
途中でたくさんの町を通過する。山道はたまにDHRと兵装し、民家の軒下を掠めるように走っていく。
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ホテルの裏手にある丘。展望の丘と呼ばれる。ここは伝説によると神様(Dorj)が杖(Ling)を投げ下ろしたと言われており、ヒンズー教の寺院と、仏教寺院が並んで建てられている。
ダージリンの町の名前はこの言い伝えから来ている。早朝から多くの参拝客が見える。寺院の本堂ではヒンズー教と仏教の僧が並んでお経をあげているのが面白い。 -
展望の丘に登る途中の道から、カンチェンチュンガを臨む。カンチェンチュンガは世界で3番目に高い山。
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朝のチョウラスタ。ダージリンで一番の広場。朝から子供達が遊んでいる。
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朝のダージリン駅。
既にふもとに向かう列車が待機している。ここから7時間かけてニュージャルパイグリまで結んでいる。 -
本日の蒸気機関車。
出発は朝10時であるが、3時間前から既にボイラーを沸かしている。とてもご苦労な事です。
ちなみにこの機関車は19世紀にグラスゴーで造られたもの。 -
朝のダージリンの風景。学校に向かう子供達。チベット系が多いので、とても親しみの持てる顔つきの人が多い。
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朝の通勤列車が出発。これは既にディーゼルカーが牽引している。
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ダージリン駅裏手にあるヒンズー教寺院であるティルダム寺院。建築はネパール様式。
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古い機関車なのでオーバーヒートしてしまいました。ボイラーを冷やすのでしばし休憩です。
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通学用のローカル列車とすれ違う。これも蒸気機関車が牽引している。
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バタシアループに到着。
グーム駅は標高が高いので、このループで一旦勢いをつけて、一気に山を駆け上がる。
観光用のDHRはここで10分程休憩。ここにも記念撮影するカメラのオッサンがたくさんいる。眼下にダージリンの町を見下ろせる。双眼鏡のサービスも有り。
私はここからグーム駅まで機関車の先頭に乗せてもらう。 -
そしてグーム駅に到着。
ここはナロウゲージの列車としては最高峰に位置する駅である。観光用のDHRはここからダージリンに引き返す。
写真は既に引き返す為に蒸気機関車が先頭に付け替えされた後。
グーム駅にはDHR博物館も併設。 -
グーム・ゴンパ
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ヒマラヤ登山学院。
ここの初代校長はあの有名なテンジン・ノルゲイ -
ブティア・ブスティーゴンパ
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ウィンダミアホテルでの年越しパーティー。
いろいろな国から多くの人が来てますね。でもやっぱり英国とオーストラリアが多かった。 -
タイガーヒルで日の出を待つインド人達。
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ダリーモナステリー。
ここで初詣。
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