新春は皇居から

2006/01/04 - 2006/01/04

皆様 明けましておめでとうございます　　一月四日、年明け開園初日の皇居東御苑へ行ってきました。何故？と言われると？？？　でもなんだかおめでたい気がして皇居です。
ひんやりとした空気の中で見るお庭は、小さい頃父母に手を引かれて来た頃よりずっと狭く感じて、でもとっても懐かしくて。
外人さんばかりの二の丸庭園で「日本の初春」を感じてきました。

エリア 東京

東御苑の案内図。
今日咲いているお花の紹介もあります。

かわいらしい大手門派出所

大手門です。
いまある大手門は５代目になるそうですが、初代は仙台藩主・伊達政宗さんが造ったのだそうです。

先代の大手門に乗っていたシャチです。

これぞお正月の「センリョウ」です。

思いがけず「十月桜」に会うことができました。感激！

三の丸尚蔵館。でも現在休館中です。

百人番所です。ここには甲賀組、伊賀組、根来組、二十五騎組が昼夜交代で鉄砲百人組として詰めていたそうです。…忍者…？？

冬枯れのお庭を彩ってくれる「寒椿」

ちょうど大奥のあった位置の広場です。ひろ〜い！おおき〜い！

ほとんど終わってしまった中に名残の「ツワブキ」。
余談ですがこの葉っぱは肩凝りに効くんですって。

「シロミノコムラサキ」。隣にあった「ムラサキシキブ」と姉妹でしょうか！？

私の背丈の二倍近くある大木の「ムラサキシキブ」でした。

あの有名な「松の大廊下」跡です。当時の襖絵の松ではなく、とっても大きな生きた松がたくさんありました。この松の木達はあの事件を見てきたのでしょうか…

非常時に大奥の調度を納める為の倉庫のような物らしいですが＜金蔵＞とか＜抜穴＞だとも言われているようです。

このお庭はまるで植物園のようで、竹といっても何種類もの竹が名札を付けられて順序良く並んでいます。
でもこの竹の名前が思い出せません。残念。

寒い曇り空には「南天」の赤さが引き立ちます。

紅白の「南天」の実。おめでたい〜！！

この角がピシッと合った石垣。気持ちがいいですねぇ。

香淳皇后の還暦のお祝いに建てられた音楽堂

天守台跡

天守台から見える東京駅方面の景色。

二の丸庭園。元は小堀遠州作だそうです。度々の火災に合い、現在のお庭は九代将軍家重の時の絵図面から復元されたそうです。

さつきやつつじ、菖蒲の頃はとても綺麗でしょうね。でも残念ながら今は冬色。

皇居正門の石橋にあった電燈。

大手門を出るとお濠で白鳥が優雅に浮かんでいました。

タイムスリップしたような時間が終わり、大通りに出れば東御苑での静けさが嘘のような喧騒。でも気がつけば大都会もきれいな夕焼けでした。さぁこれからどのビルでお茶しようかなぁ…