アジア・バックパッカーの旅【２６】　ブータンで出会った人達　３

2005/11/19 - 2005/11/23

ブータンの男性の衣装「ゴ」はどてらに似ており、女性の衣装「キラ」は着物に似ており親近感が沸く。ブータンは、１９８９年より日常着として公の場（ゾン、役所、寺院、学校など）での民族衣装の着用を国民に義務付けた国としても有名だが現在は拡大解釈され自宅以外の場所として認識されている。違反した場合の罰則規定もあるそうだ。警察、軍隊、学生などの制服、外国人、ネパール系住民、固有の衣装を持つ少数民族は例外とされるそうだ。ブータンは世界一の着道楽とも言われ、特に女性は「キラ」に糸目なく、といわれるほどお金をかけるそうだ。だが平和なブータンにも問題があって１９８９年に民族衣装の着用を国民に義務付けたのもネパール系ブータン人問題があるからと言われている。ブータンは約８０万人の人口のうち６０万人位がチベット系、２０万人位がネパール系だが、ブータン政府はネパール系ブータン人を不法滞在者と認識しチベット系と区分するために民族衣装の着用を国民に義務付けたというのだ。民族衣装の着用義務で南部では１９８９年以降反政府活動があり、国外脱出した難民も発生している。ブータンにはチベット系民族だけで他国に影響されず伝統文化を守り続ける国家にしたいという思惑があるようで、民族衣装も外国人入国制限も長い間の鎖国もそう考えれば理解できる。ブータンは独自文化を守り、自然環境を大切にする世界でもまれな個性を持つ国と言えるだろう。
（写真はティンプーの女性）

エリア ブータン

ティンプーで出会った少女。

ブータン最古の寺、キチュ・ラカンを参拝する人達。

メモリアル・チョルテンで出会った女性。

メモリアル・チョルテンで出会った少年。

メモリアル・チョルテンで出会った女性。

メモリアル・チョルテンで出会った女性。

ブータン最古の寺、キチュ・ラカンを参拝する人達。

メモリアル・チョルテンで出会った女性。

国立図書館のスタッフ。

ティンプーで出会った中学生。

ティンプーで出会った中学生。

タクツァン僧院で出会った若い僧。

タクツァン僧院への参道で出会った女性。

タクツァン僧院への参道で出会った子供。

タクツァン僧院で出会った若い僧。

タクツァン僧院への参道で出会った家族。

タクツァン僧院への参道で出会った子供。

パロ・ゾンの前で出会った女性。

パロ・ゾンの前で出会った僧達。

パロ・ゾンの前で出会った子供達。

パロ・ゾンの前で出会った子供。

パロ・ゾンの前で出会った子供。

パロ・ゾンの前で出会った子供。

ティンプーのホテルのスタッフ。

ドゥク・エアの乗務員。

ドゥク・エアの乗務員。

ティンプーのホテルのスタッフ。

パロで出会った女性。

パロで出会った女性。