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留学している友人に会いに行くため、仕事を有給で休んで行った。<br />待ち合わせ場所はズバリ駅のホーム!<br />私の旅は毎回そうなのだが、「ホントにここにいれば来るの…?」と微妙不安になる待ち合わせ場所が多い。<br /><br />ブリスベン空港から乗り入れてる電車に乗って、たしかセントラル駅のホームで待っていると、無事友人に会えた。<br /><br />その足でGCに向かう。<br />バンバンバカンスがが目的。<br />それ以上でもそれ以下でもない旅。<br /><br />何をしたか…というと…。<br /><br />食べ物はひたすらチップス!!<br />これが一番うまかった(笑)<br />毎日2食くらいチップスを同じカフェに行って食ってた。<br /><br />安宿ではジャグジーに入ったりもした。<br /><br />パラセーリングとジェットスキーやった。<br /><br />へそピアスも開けた。<br /><br />レンタバイクしてアウトレットモールにも行った。<br /><br />ショッピングセンターにも行った。<br /><br />クロコダイルとカンガルーを食った。<br /><br /><br />……。<br />私的バカンスな旅。<br />一週間程。<br /><br />しかし…帰る時地獄を見た…。<br />まず、空港行きの車を手配したのだが、約束の時間になってもなかなか来なくてハラハラした。<br />朝早かったため、それに乗り遅れたらやばいんじゃん??みたいな状況で胃が痛かった。<br />でも無事来てひとまず安心。<br /><br /><br />実は帰りはトランジットで台北に一泊出来る予定だった。<br />で、台北の友人と待ち合わせしていた。<br /><br /><br />しかーし!!<br />そうは問屋が下ろさない。<br />平和な旅なんて無いのサ…。<br /><br />台風直撃。<br />中正飛行場の上空まで行った飛行機は着地を試みようと何度も何度も乱気流に挑む。<br />無理だっつーの。<br />で、機内は大揺れ。<br />かつて無いほどの悲惨な状況。<br />小学生らしい子どもが耐えきれなくなって吐くと、スッチーがゲロ袋やらティッシュやら持ってきてた。<br />臭いが立ちこめてますます最悪。<br /><br />そして…もらいゲロ。<br />いや、大衆の面前で吐くのだけは絶対にイヤだ!と思った私は【シートベルト着用サイン】を完全無視し、トイレに駆け込んだ。<br />どんなに気持ち悪くても、お気に入りの服をゲロで汚したくない私は冷静に上着を脱ぎ、髪の毛をゴムでしばっていざ嘔吐。<br /><br />ドアをスッチーが叩く。<br />「シャオジェ!」ドンドンドン!<br /><br />でも無視。<br /><br />この状況で出られるわけがない。<br /><br />飛行機はアナウンスで「シャンガン〜…」と言っていた。<br />…香港?<br />シャンガンって香港だよね?香港に行っちゃうわけ?<br />と一瞬顔がひきつったが、台北に降りられないんじゃしょうがない。<br />覚悟を決めよう…っていうかこの揺れが収まるならもうどこでもいい、と思いつつ、嘔吐が一段落したのでトイレから出ると、結局飛行機は台湾の南端高雄に向かうことになっていた。<br /><br />吐き気が収まると一気に帰りの便が気になりだした。<br />数少ないが近くにいた日本人と会話する。<br />「英語のアナウンスなんて言っているのですか?」<br />等々情報を仕入れる。<br />皆も不安気にしていた。<br /><br />私の不安も最高潮に達し、そしてかつて無いほどズーズーしいお願いを近くにいた人の良さそうな学生(男女、カップルじゃないことを確認済み)にしてみた。<br /><br />「あの…すいませんが、日本に帰る便に乗るまで一緒の行動をとらせてもらってもいいですか?」<br /><br />つまり、航空会社が用意した高雄の高級ホテル(!マジで)の部屋も同室、食事も一緒。<br />快く返事をしてくれて、スッゲーいい人達だった。<br />しかも年下…!(○○大学のサークルの先輩後輩らしい)<br />この場を借りてありがとう、とあらためて言いたい。<br /><br /><br />翌日も飛行機がとぶかどうか分からない状態で、突然オッケーが出る場合もあるからホテルに缶詰状態。<br />しかし昼頃になってとぶことが決まり、高雄空港から飛び立った。<br />が、チケットの関係上、どうしても一旦台北に行ってからじゃないと成田に向かえないらしかった。<br />そらそうだが…明日はもう出勤日だっただけに、気は焦る。<br /><br />台北のトランジット用のチケットカウンターは案の定大混雑。<br />しかも日本人のように並んで順番を待つ、という文化がないものだから、とにかく人が押し寄せて収集着かない状態になっていた。<br />みんな我先にと人を押しのけ前に進む。<br />ここはそれしかない!と思い、人を押しのけ前に進み、手を伸ばして成田行きを早く発券してもらい、世話になったその学生分のチケットも無理矢理確保した。<br /><br />…で、無事に成田着…。<br />既に22時半とかだった。<br />片田舎に住んでいる私は終電が微妙。<br />で、結局地元の駅には辿り着けず、4つ先の駅の漫画喫茶で旅行帰りの大荷物と共に夜を明かし…翌朝始発で帰って来て、シャワー浴びて出勤しましたとサ…。<br />めでたし…めでたし…。<br />グッタリです……。<br />後味悪い旅行で、最初のオーストラリアの楽しさはかなりかすんでしまった。

オーストラリア旅行記

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2004/08 - 2004/08

1160位(同エリア1218件中)

2

5

ぶちゃ

ぶちゃさん

留学している友人に会いに行くため、仕事を有給で休んで行った。
待ち合わせ場所はズバリ駅のホーム!
私の旅は毎回そうなのだが、「ホントにここにいれば来るの…?」と微妙不安になる待ち合わせ場所が多い。

ブリスベン空港から乗り入れてる電車に乗って、たしかセントラル駅のホームで待っていると、無事友人に会えた。

その足でGCに向かう。
バンバンバカンスがが目的。
それ以上でもそれ以下でもない旅。

何をしたか…というと…。

食べ物はひたすらチップス!!
これが一番うまかった(笑)
毎日2食くらいチップスを同じカフェに行って食ってた。

安宿ではジャグジーに入ったりもした。

パラセーリングとジェットスキーやった。

へそピアスも開けた。

レンタバイクしてアウトレットモールにも行った。

ショッピングセンターにも行った。

クロコダイルとカンガルーを食った。


……。
私的バカンスな旅。
一週間程。

しかし…帰る時地獄を見た…。
まず、空港行きの車を手配したのだが、約束の時間になってもなかなか来なくてハラハラした。
朝早かったため、それに乗り遅れたらやばいんじゃん??みたいな状況で胃が痛かった。
でも無事来てひとまず安心。


実は帰りはトランジットで台北に一泊出来る予定だった。
で、台北の友人と待ち合わせしていた。


しかーし!!
そうは問屋が下ろさない。
平和な旅なんて無いのサ…。

台風直撃。
中正飛行場の上空まで行った飛行機は着地を試みようと何度も何度も乱気流に挑む。
無理だっつーの。
で、機内は大揺れ。
かつて無いほどの悲惨な状況。
小学生らしい子どもが耐えきれなくなって吐くと、スッチーがゲロ袋やらティッシュやら持ってきてた。
臭いが立ちこめてますます最悪。

そして…もらいゲロ。
いや、大衆の面前で吐くのだけは絶対にイヤだ!と思った私は【シートベルト着用サイン】を完全無視し、トイレに駆け込んだ。
どんなに気持ち悪くても、お気に入りの服をゲロで汚したくない私は冷静に上着を脱ぎ、髪の毛をゴムでしばっていざ嘔吐。

ドアをスッチーが叩く。
「シャオジェ!」ドンドンドン!

でも無視。

この状況で出られるわけがない。

飛行機はアナウンスで「シャンガン〜…」と言っていた。
…香港?
シャンガンって香港だよね?香港に行っちゃうわけ?
と一瞬顔がひきつったが、台北に降りられないんじゃしょうがない。
覚悟を決めよう…っていうかこの揺れが収まるならもうどこでもいい、と思いつつ、嘔吐が一段落したのでトイレから出ると、結局飛行機は台湾の南端高雄に向かうことになっていた。

吐き気が収まると一気に帰りの便が気になりだした。
数少ないが近くにいた日本人と会話する。
「英語のアナウンスなんて言っているのですか?」
等々情報を仕入れる。
皆も不安気にしていた。

私の不安も最高潮に達し、そしてかつて無いほどズーズーしいお願いを近くにいた人の良さそうな学生(男女、カップルじゃないことを確認済み)にしてみた。

「あの…すいませんが、日本に帰る便に乗るまで一緒の行動をとらせてもらってもいいですか?」

つまり、航空会社が用意した高雄の高級ホテル(!マジで)の部屋も同室、食事も一緒。
快く返事をしてくれて、スッゲーいい人達だった。
しかも年下…!(○○大学のサークルの先輩後輩らしい)
この場を借りてありがとう、とあらためて言いたい。


翌日も飛行機がとぶかどうか分からない状態で、突然オッケーが出る場合もあるからホテルに缶詰状態。
しかし昼頃になってとぶことが決まり、高雄空港から飛び立った。
が、チケットの関係上、どうしても一旦台北に行ってからじゃないと成田に向かえないらしかった。
そらそうだが…明日はもう出勤日だっただけに、気は焦る。

台北のトランジット用のチケットカウンターは案の定大混雑。
しかも日本人のように並んで順番を待つ、という文化がないものだから、とにかく人が押し寄せて収集着かない状態になっていた。
みんな我先にと人を押しのけ前に進む。
ここはそれしかない!と思い、人を押しのけ前に進み、手を伸ばして成田行きを早く発券してもらい、世話になったその学生分のチケットも無理矢理確保した。

…で、無事に成田着…。
既に22時半とかだった。
片田舎に住んでいる私は終電が微妙。
で、結局地元の駅には辿り着けず、4つ先の駅の漫画喫茶で旅行帰りの大荷物と共に夜を明かし…翌朝始発で帰って来て、シャワー浴びて出勤しましたとサ…。
めでたし…めでたし…。
グッタリです……。
後味悪い旅行で、最初のオーストラリアの楽しさはかなりかすんでしまった。

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  • ほぼ毎日食っていたチップス…!激旨。これを食べにだけでももう一度行きたいくらい…。

    ほぼ毎日食っていたチップス…!激旨。これを食べにだけでももう一度行きたいくらい…。

  • イアン・ソープ氏のケーキ。アテネ五輪の年だったもんな〜。

    イアン・ソープ氏のケーキ。アテネ五輪の年だったもんな〜。

  • おもろかった。パラセーリング。でも微妙寒い季節だった。

    おもろかった。パラセーリング。でも微妙寒い季節だった。

  • めちゃめちゃブルーで写真撮る気もあんまおきなかった高雄のホテル。これ一枚しかなかった…(笑)

    めちゃめちゃブルーで写真撮る気もあんまおきなかった高雄のホテル。これ一枚しかなかった…(笑)

  • 海。手前に微かにいるのが私…!

    海。手前に微かにいるのが私…!

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この旅行記へのコメント (2)

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  • Koopinさん 2006/01/15 21:07:07
    ご訪問ありがとうございます!
    ぶちゃさま 
    楽しい旅行のはずが、帰りは大変でしたね。
    本当に海外旅行中は、見ず知らずの日本人であっても、
    日本人というだけで、なんと心強いことでしょうね。
    koopinも予定通り帰国できなかったことがありますので、
    ぶちゃさんの高級ホテルでのブルーな気持ちよくわかります。


    MOMAは面白かったですよ!おすすめです。    

    また訪問させてもらいますね〜。
    ぶちゃさんの猫ちゃんもかわいいですね。仔猫ですか? koopin

    ぶちゃ

    ぶちゃさん からの返信 2006/01/16 15:00:50
    RE: ご訪問ありがとうございます!
    koopinさん>
    こちらこそご訪問ありがとうございます★

    飛行機が霧のため飛ばなくなりそうな時もあったり、帰国したら家猫が死んでたり、旅行へ行くと(特に帰り)悪いことが起こるんじゃないか…と不安になってしまいます…!

    でも今回の旅は何事もなくホッとしてます。

    猫は今中猫くらいです。
    いたずら全盛期!

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