2003/10/28 - 2003/10/23
4753位(同エリア5275件中)
チカコさん
前日L.A.からはるばるラスベガスにたどり着き、散々歩き回った私たちはものすごく疲れていました。ホテルに着いたその晩はMの持ってきたワインと私が日本から持ってきたサキイカで大宴会だったのです。起きたのは昼の12:00。小腹がすき、タコベルで昼食を取りました。
その後はサンレモのすぐ近くのトロピカーナに向かいました。Mはラスベガスに着たからにはショーを見たかったようでした。それも無料の。それはAir Playと言う名前のショー。空中で何かするのでしょうか…?開演時間が近くなったのでカジノに入ると、従業員がスロットマシーンをかき集めていました。そう、スロットマシーンがステージとなってそこでショーが行われたのです。なんて安上がりな!
MCがスロットステージに立ち、しゃべった後に歌い始めるが、これがまためちゃめちゃうまいのです。何であなたはプロじゃないの?ある意味プロなんだろうけど、うますぎます。すごいな、アメリカって。どんなにうまくてもテレビにでたりレコード出したりするわけじゃないんだから。きっと、それは彼らの夢なんでしょうけど。
ショーの内容はというと、天井から吊り下げられた2人のハイレグ美女が空中で芸をしました。もう、これでもかってくらいくるんくるんまわっていました。そしてスロットステージの上では一輪車を使っても曲芸や美男美女が軟体人間さながらにアクロバットを披露。会場からは大拍手でした。
そしていよいよカジノに初挑戦。いちばん安いスロットマシーンで5ドルばかしでやったのですが、やっぱりこんなのではすってしまいます。それでもnさんは3ドル勝ちました。場所を変えてまたスロットをしたのですが、たまたま座った台がよかったのか、気がつくとジャラジャラとコインが出てきていました。30ドルを軽く超えていました。それを見たMが
「そんな時は台を変えるのよ!」
とアドバイスしてきました。言うとおりにしたら、全部すっちゃったよ、Mちゃん…。ここでもNさんは5ドルくらい勝っていました。
いちばん恐ろしかったのはM。以前、彼氏のお母さんがいちばん安いスロットで800ドル勝ったというのを聞いて、本気度120%でした。しかし、欲のあるものにはギャンブルの神様はつかないもんなんだな。スロットマシーンの前で足を組んで、眉間にしわを寄せて、タダビール(カジノではアルコールは無料!)をぐびぐび飲む彼女には、怖くて話し掛けられなかった私たち。写真にとっときゃよかったです。
続いて入り口にスフィンクスとピラミッドのあるルクソールでまたスロット。もう夕方になっていて、私はネオンとカジノの音で頭痛がしていました。コーヒーを飲んですっきりしたけど、小金じゃ勝ちません。NさんとMは瓶ビールをラッパ飲みしながら歩いていました。ちょっぴり恥ずかしかった私は、2人から5メートル離れて歩きました。
大人だけの娯楽施設ではなく、子どもも楽しめるようにたいていどこにでもゲームセンターがあります。気晴らしにそこで遊んで、かわいいイルカのぬいぐるみをゲット。私の戦利品はそれだけでした。
しかし、ラスベガスの魅力っていったいなんでしょう。私はただただ疲れたし、もうあのネオンは見たくありません。頭痛がガンガンの2日間でした。
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