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2005年12月3日<br /><br />私の育った金沢は、加賀百万石と呼ばれているが、今の貨幣価値にしてどれ位なのかが関心事だった。<br /><br />先ず「禄高」と「知行」とは同じものなのかどうか、これは研究不足なので今後の研究課題として、「知行」とは武士に支給された土地であり、後には俸禄(年俸)だったようだ。<br /><br />一石は容積で約180リットル、1升の100倍である。<br />だから今の物価では、5万円と10万円の間だった。<br /><br />しかし、今の日本の米は割高だ。<br />また禄高と実収の間には差があり、禄高を過大に称して権勢を誇り、実収は少ないことが多かった。<br />だから、今の貨幣価値に換算することは、なかなか難しい。<br /><br />購買力から見ると、当時(1800年頃)大工の一日の手取りは、大体米2升分だったようだ。<br />年収にして約6石、1石10万円としても60万円だから、かなり貧しい生活である。<br /><br />これらのことから推測し、少し過剰かもしれないが1石を10万円とすれば、1万石で10億円、100万石で1,000億円となる。<br /><br />(参考文献:「陸奥宗光とその時代」岡崎久彦著PHP文庫)<br />

話題 001 武士の知行一石の価値

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2005/12/03 - 2005/12/03

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ソフィ

ソフィさん

2005年12月3日

私の育った金沢は、加賀百万石と呼ばれているが、今の貨幣価値にしてどれ位なのかが関心事だった。

先ず「禄高」と「知行」とは同じものなのかどうか、これは研究不足なので今後の研究課題として、「知行」とは武士に支給された土地であり、後には俸禄(年俸)だったようだ。

一石は容積で約180リットル、1升の100倍である。
だから今の物価では、5万円と10万円の間だった。

しかし、今の日本の米は割高だ。
また禄高と実収の間には差があり、禄高を過大に称して権勢を誇り、実収は少ないことが多かった。
だから、今の貨幣価値に換算することは、なかなか難しい。

購買力から見ると、当時(1800年頃)大工の一日の手取りは、大体米2升分だったようだ。
年収にして約6石、1石10万円としても60万円だから、かなり貧しい生活である。

これらのことから推測し、少し過剰かもしれないが1石を10万円とすれば、1万石で10億円、100万石で1,000億円となる。

(参考文献:「陸奥宗光とその時代」岡崎久彦著PHP文庫)

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