2005/01 - 2005/02
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morikentさん
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どこかへ旅行したい。だが金は無い。
ので、貯まっていたノースウエストのマイルを使って行く事にする。
試しに「いつも満席で予約が取れない」と言われる成田−バンコク線を調べてみたら、あっさりと予約が取れた。
半ば成り行きでバンコクに行くことは決めたものの、そこからどうするか。
バンコクからさらにどこかへは行けないか、タイ国内をまわってみようか。つい欲が出る。
バンコクでは飛行機のチケットが安く買えるそうなので、現地でチケットを買ってよその国まで行くのも有りか。
いろいろ調べていくうち、以前からなんとなく気になっていた国「ラオス」へは、タイから簡単に入国できることを知った。
旅行先はラオスにしよう。期間は6日間。
ラオスが気になるとは言っても、ラオスに関する特別なエピソードや思い入れがあった訳ではない。
むしろ逆で、僕はラオスについてまったく、何のイメージも持っていなかった。
ラオスが気になるのはほぼ100パーセント「未知の国」だったからだ。
東南アジアにある、ということまではぼんやり判ってはいても、それ以上のことは上手く想像も出来なかった。
例えばタイやカンボジアだったらなんとなく(間違ってるのかもしれないけど)イメージが湧くのに、
ラオスに関してはきれいさっぱり、何も思い浮かばない。
人々がどんな格好してるのか、何を食べてるのか、有名なものは何があるのか。
そもそもアジアのどこに位置しているのかということすら曖昧だった。
実際に「ラオスに行くかもしれない」ということになって、少しはラオスのことを調べ出した。
「ラオスに行く」と人に言うと、「それはアフリカ?」と聞かれたりした。
「海がきれいなの?」とか。
ラオスは東南アジアにある。
タイ、カンボジア、ベトナム、中国、ミャンマーに周りをぐるっと囲まれた、海の無い国である。
「ラオスに何しに行くの」と聞かれても、自分でも良く判らなかった。
何があって、どんな人たちがいるのかも良く知らないのに。
行きたい理由は「行ったことないから」だけだ。
バンコクドン・ムアン空港へは深夜着。
ここからラオス国境のある東北地方までをどうやって移動するか。
電車で10時間かけて行くことも考えたが、タイの国内線の飛行機はかなり安いという情報を掴んでいた。競争が激しいらしい。
1000バーツ(3000円くらい)でラオス国境付近まで行くことができる。これならわずか1時間。ここは時間を節約することにした。
朝一番の飛行機に乗り継ぐことを決め、そのまま空港ベンチで夜明かし。
空港は冷房で寒いうえに蚊がものすごいという責め苦だ。あまり眠れなかった。
朝6時の飛行機に乗る。
今回利用したのはNok Airというタイ国内線専門航空会社。
東京-福岡間くらいの距離を3000円で飛んでくれるんだから安い。ただし機内の飲み物はすべて有料。
機体がキュート。
1時間くらい飛んで、タイの東北部の端っこ、ウドンタニという町に到着。
う ど ん 谷 !
いかにもローカルな飛行場。
うどん谷に着いたのがちょうど朝8時頃。
いきなりスピーカーから音楽が流れて、まわりの人々がピーンと気をつけをしたのでびっくりした。
僕はちょうどベンチでタバコ吸ってて、最初呆気にとられて見てたんだけど
ほんとに空港中の人々が気をつけしてるから、僕も急いで立ち上がって気をつけした。
後から知ったんだけど、タイの駅や空港などの公共施設では、毎朝8時に国家を流す。その間は全員直立不動らしい。
それまでダラダラしてた人々が、人が変わったみたいに直立するのには驚いた。王国なんだなぁ。
うどん谷からタイ=ラオス国境のあるノンカイという町までは車で一時間。
ノンカイはメコン河のほとりにある。河の向こうはラオスだ。
メコン河を渡って両国を結ぶタイ・ラオス友好橋というのがあって、
バスで国境を越えられる。
ここがタイ側のイミグレーション。
イミグレの人。
デジカメを見て「これは何か?電話か?」と聞かれた。
「カメラだ」と答えてもきょとんとしていたので一枚撮って見せた。
無事タイを出国。
国境を越えるんだぜ!って意気込んでたんだけど
バスはあっという間に河を渡ってしまう。
ラオスのイミグレ。
30ドル払ってラオスのビザを取って、入国料10バーツ払ったら、
ほんとにあっさりラオス入国完了。
もう国が違うのか。
当たり前だけどパスポートにはしっかりタイ出国/ラオス入国のスタンプが押されて、不思議な気分だった。
ラオスに入ったとはいえ、まだ首都ビエンチャン市街からは遠く離れている。
ここからは、タムロしているタクシーかトゥクトゥクを使って市街まで行くしかない。
仮にラオスが旅行者から金をぼったくる方向の国ならば、まずここが危ない。
どうしようかな…と、タクシー運転手たちを無視しながらとりあえずタラタラと歩いてみる。
タクシーの運転手が、「50バーツ」と声をかけてきた。
地球の歩き方によれば、ここから市街までの相場は100バーツのはず。安すぎる。あやしい。
無視しようとするが、よく見ると既にひとり、客を連れている。
要するに相乗りでひとり50バーツずつ、ということのようだ。それなら納得がいく。
オッケーして運転手についていった。
同乗の客は何人なのか判らない。ラオス人なのかタイ人なのか、恐らく日本人ではないが、韓国人のようにも見える。
乗れと指差されたタクシーはびっくりするくらいオンボロで、後部座席はバネが飛び出ているし天井は剥がれ落ちている。
でもエンジンは普通にかかるのが不思議だ。
僕はどこに行くという当てもなかったので、とにかく市街のランドマーク、「タラート・サオ!」(市場)と、
「オンリー50バーツ!オーケー!?」を連呼する。運転手はわかったわかったという風に頷いている。
インドの時のようにここで騙されたりすると一気にへこむので、若干ナーバスになっている。
タクシーの窓から見えるのは、懐かしい雰囲気のする田園風景だった。
ちょうど、僕の母親の実家のあたりがこんな感じの田舎である。
田んぼが広がり、ウシが草を食っている。
人々は何をしてるんだか、バラックのような古い家の前に並べた椅子に座って、ボーっとしている。
途中、同乗の国籍不明人が降りていった。運転手にいくら渡しているかを見る。たぶん50バーツ。よくわかんない。
タクシーを降りた彼は、普通の家に入っていく。やっぱラオス人か。顔だけでは本当に判らない。
よく似た知り合いが居たような気がする顔だ。このタクシーの運転手も。
それまで点々としかなかった民家が増えてきて、木造だった建物がコンクリートに変わりはじめた。そろそろ市街か。
やがて大きな緑色をした建物が見えてくる。たくさんのバスやバイク、トゥクトゥクが出入りしている。
タラート・サオだ。
「オッケーオッケーサンキューサンキュー」とお金を払おうとすると、100バーツ札しか持っていなかった。
渡してみる。50バーツのおつりをちゃんとくれるか。
その運転手は一瞬考えるような顔をして、お札何枚か、おつりを渡してよこした。
しかし、よく見るとバーツ札ではない。「2000」とかのでかい数字が書いてある。
ラオスの通貨、キープ(kip)だ。
いきなりそんなものを渡されても、僕も計算のしようがない。
「1キープが?……1円?? で…50バーツは……150円? くらいだから…」とか考えてみたが、よく判らない。
こういうの苦手なのだ。もういいや、ありがとう、と運転手に言うと、運転手は笑って去っていった。
市場をぐるりとまわる。あっさりとした市場を想像していたが、とんでもなかった。モノがあふれている。
衣類、織物、化粧品、文房具、電化製品、携帯電話、金銀宝飾品…
2階建ての広い市場の中を、いきなりぐるぐると歩き回ってしまう。アメ横みたいで面白い。
何も買いはしないけれど、何時まで見ていても飽きない。
気がつくと相当な時間歩き回っていた。
腹も減ったので、とりあえず食堂でメシ。「ポークヌードルスープ」を頼む。
ベトナムのフォーとよく似ていて、ダシの効いた澄んだスープに、米でつくった細い麺。
この中に、一緒に出てくる山盛りのなんだか判らない「葉っぱ」をむしって入れて食べる。
辛くもなく、さっぱりしててうまい。関西風。食い物は大丈夫そうだ。
それからアイスコーヒーを頼む。出てきたグラスの下半分にはぎっしりと白いミルク。
甘ー!
甘いけど、天気のせいか疲れのせいか、なんだか甘いものがやけにおいしい。
思ったほど暑くはない。もちろん涼しくはないけど。
歩いていてもそれほどダラダラと汗が出てくるような暑さではない。初夏くらい。気持ちがいい。
食堂で地球の歩き方を今更ながら熟読。
1キープはおよそ0.01円。つまり2000キープが20円くらい。
さっきのタクシーの運転手がおつりとして渡してきたのが2000キープ札4〜5枚。
ちょっと足らないんじゃないかって気もするけど、ぼったくられたというほどでもない。
バーツで払ってキープでお釣りをもらうなんてのが、そもそもややこしくてよく判らない。
食堂の代金もバーツで支払ってみた。
「お釣りはキープ?」と聞かれる。よくわからないがそうしてもらう。
すると払ったよりもたくさんのお札が返ってくる。20000キープとか。もう、よくほんとよく判らない。
お金の計算はこのあとも戸惑って、慣れるのにちょっとかかった。
ラオス全土がそうではないのかもしれないけど、少なくともビエンチャン市内ではどの店でも
キープだけではなく、USドルやタイバーツでの支払いができる。
場所柄タイとの取引をしている人が多いこともあるし、キープの価値が不安定なので
むしろ外貨で持っていたほうが安心ということもあるそうだ。
僕は途中から計算するのがめんどくさくなったので
1ドル=100円=10000キープ=300バーツという自己レートを決めて、それで払っていた。
キープが減ってきたらドルかバーツで払い、おつりはキープで貰って、そのキープから使っていく。
慣れたら、この方法ならいちいち両替屋に行く手間もなくてべんりだった。
タラート・サオの食堂。
元々はタラート(市場)サオ(朝)で、「朝市」だったらしいけど、一日中やっている。
ビエンチャン市街はさすがに人も車もバイクも多い。お店もたくさんある。
しかしここがこの国の「首都」なのだということを思うと、どうも不思議な感じがする。
なんともいえない「のんびり」した空気に包まれている感触が確かにある。
空が広い。高層ビルと呼べるものが全く無い。
ビエンチャンに無いということは、恐らくこの国には高層ビルというものが無いんじゃないだろうか。
今夜泊まるホテルも決まっていないので、
ぶらぶらと歩きながらとりあえず当たりをつけたメコン河沿いのホテルに空室を聞いてみる。
シャワー、トイレ、衛星テレビ!まで付いたダブルの部屋が15ドル。安いんじゃないかな。
とりあえずシャワーを浴びたかったので、今夜はそこに泊まることに決める。
(しかしあとから一泊15ドルはラオスではかなりの贅沢だと思い直し、翌日一泊5ドルの宿へ移った。)
きれいな部屋でした
15ドルでも安いんだけど。
少し昼寝後、町へ出る。
とにかく闇雲に歩き回って町の構造をなんとなく把握。
ビエンチャンはメコン河沿いの町で、河沿いから順に3本の大きな通りがあり、
あとはその3本を縦に結ぶ小道が何本か通っている。
1時間も歩き回れば町の外周をぐるっと回れてしまうほどの大きさだった。
夕方になるとメコン河の河岸にはたくさんの屋台が出る。
夕日を眺めながらラオスのビール、ビアラオを飲む。
これは毎日の日課になった。
初日、現地の若者から「タイ人か?」と声を掛けられる。やはりか。
「違う。日本人だ」
「おお!日本には行ったことがある。カゴシマへ行った」
「なななぜ鹿児島!?」 などという会話をしばらくした。
メコン河, ビエンチャン, 午後5時30分。
ビエンチャンの人気スポット(らしい)「薬草サウナ」に行ってみた。
敷地の中に掘っ立て小屋がふたつ建っている。男女別のサウナ小屋である。
休憩所や着替え場所は男女とも丸見え。っていうか共通である。
バスタオル一枚の男女が休憩所で談笑していたりする。ずいぶんあけっぴろげである。
サウナ小屋の中に入ると、薄暗いしスチームで何にも見えない。いかにも薬草っぽいにおいが充満している。
5分くらい汗を流したら外へ出て水風呂。入れてくれる薬草茶を飲みながら夕涼み。で、またサウナ。
ってのを延々2時間くらい繰り返す。
これがとてつもなく心地いい。これで8000キープ。
最初行った日には勝手が良く判らなかったが、地元の人が「ここで着替えて、ここでシャワーを浴びて」と親切に教えてくれた。
休憩しながらも「どこから来たか?」「ビエンチャンでは何を見たか?」とか、いろいろと話しが出来て楽しかった。
みんな親切だったし、僕に話し掛けてきてくれたので嬉しかった。
帰りも僕がトゥクトゥクを拾おうと探してるのを見て、バイクでホテルまで送ってくれたりした。
僕はすっかりサウナが気に入って、毎日河で夕日を見る→サウナ→河に戻ってビール、というのがパターンになった。
夜は特にすることもないので、早寝早起き。
朝日が昇り始める頃に散歩に出かける。
町の中心近くにある塔。
かなり古いもののようだ。
こんな感じで町の中にいきなりあるのでびっくり
綺麗な建物もあるし、
それなりな建物もたくさん。
「佐川急便」とか「ゆうパック」とかのトラックがたくさん走っている。
お寺かと思って入って行ったら、小学校だった。
一見、見分けがつかないのだ。ついでなのでブラブラと見学してたら
先生と子供たちがワラワラと出てきて体操を始めた。
ブッダ・パーク
ビエンチャンからバスに乗って1時間くらい。
コンクリでつくった意味不明な仏像が無造作に、たくさん置かれているお寺。
中に入った途端、猛烈に脱力。
涅槃仏。
でかい。
何故こんなポーズなのか
妙にリアルな表情の仏像
こんな風に点々と置かれている
その他ビエンチャンの町の様子を
凱旋門みたいな。
全体的にアンバランスな気がする。
町にはお坊さんがたくさん。
お寺もそこらじゅうにある
メコン河岸。
毎日夕方になるとエアロビクスの会をやっていた。
ラオスの象徴、ワット・タートルアン。
金ピカ。近くにいると本気でまぶしい。
タラート・トンカンカム。
タラート・サオに比べて、こっちは食材関係が充実。
肉・野菜・魚・乾物、あとなんかよく判らないけど多分食べるものなど。
ラオスは社会主義国家だけど経済開放政策を行っている。
そのせいかモノは豊富にあって、市場を見る限り貧しい国とか社会主義国という印象はわかない。
ドナドナ
自転車で30分くらい走ったところにあるカイソーン博物館。
ラオスの歴史や前大統領カイソーン氏の偉業その他が展示されている。
らしいが、説明が全部ラオス語なのでよく判らず。
日本との関係に触れている(らしき)展示もあるがよく判らず。もっと勉強しなければ。
にしてもそれなりに面白かった。
客が誰もいなかった。静かで涼しいので中でしばらく昼寝。
やたらでかい建物だが、展示があるのは二階の、しかも半分だけ。
これは社会主義っぽい
んー
カイソーン氏
ラオス旅行者は大抵2、3日ビエンチャンに滞在するだけで
あとは北にある世界遺産の町ルアンプラバンへ移動するようだ。
サウナで会った現地の人にも、決まって「ルアンプラバンへは行かないのか」「とてもいいところだ」と言われた。
日本でいうと京都・奈良みたいなところなのかな。
そりゃ行ってはみたかったけど、ルアンプラバンまではバスで10時間かかる。
無理すれば行けたかもしれないが、今回は移動しない旅行にしようと思いビエンチャンだけにした。
また来ればいいや。
確かにビエンチャンには観光地らしきものが少ない。
最初の2日で、「歩き方」に出ているような目ぼしいところは回ってしまった。
あとは毎日ぶらぶらと市場とかその辺を散歩したり自転車を借りてくるくると走り回ったりしていた。
それでも僕にとっては充分刺激的だ。しかも居心地がいい。
暑いけどバテるほどではないし、疲れたらその辺の店に適当に入って食べれば、必ずおいしいものが出てくるのも気に入った。
そして人がやさしい。サウナのお客さんをはじめ何人かの人と話をする機会があったが、みんなとにかく優しかった。
「お金は無いけど飢えたことは無い」国だそうである。
貧しさから来る悲惨さを感じることはなかった。
それどころか、想像していたよりもずっと豊かな印象を受けた。モノも、人も。
まぁこれは僕が首都ビエンチャンに5日間いただけの感想で、あまりあてにはならないけれども。
*
ビエンチャン最後の日の夕方も、またいそいそと河岸に出てビアラオを。
くっきりまん丸に見える夕方の太陽が河の近くまで降りてきて、
乾季で少なくなった河の水が、ゆったりとオレンジ色に光っている。
河には手漕ぎの舟が浮かんでいる。
舟のそばでは魚でも獲っているのか、男の人が胸まで水に浸かってなにやらやっている。
遠くのほうで子供達が水遊びをしている。
太陽の反対側の空には星が出始めて、河の向こう岸、タイの家々には灯りが点りはじめる。…
あー。
来て良かった。
鉄道好きとしてはタイの電車にも興味あり。
帰りのノンカイからウドンタニまでは、電車に乗ってみる。
ノンカイ駅。
静かな田舎の駅の風情。
電車は20分遅れでやってきた
思ったよりもきれい。
沿線には、信じられないくらいのどかな田園風景が続く。
ウドンタニ駅。
ウドンタニ空港から再びNok Airでバンコクへ。
キュート。
到着。明日一日だけ、バンコクで遊んで帰る。
空港から市街までのバスの中で、隣に座っていた女の子が
ウォークマンのヘッドホンを、いきなり僕の耳に突っ込んできた。
びっくりしながら一応聞いてみたらMISIAだった。
「ミーシャだ」というと、うんうんと頷いていた。
なんだそれ。ナンパか。
でも彼女は電車の切符の買い方や乗り方を教えてくれ、
ホテルのあるあたりまで案内してくれた。
とても親切でかわいい子であった。
静かなラオスとのギャップのせいか、
車だらけ・人だらけのバンコクにちょっとたじろぐ。
しかしこれはこれで滅茶苦茶面白いところだった。
ホアランポーン駅。タイ国鉄の起点。
チャイナタウン。
テンションが上がる。
ちょっと小路に入るとこの混雑
バンコクには運河があった
高いところからバンコク一望。
動物園に行きたかったんだけど思ったより遠くて歩くのがめんどくさくなり
途中に競馬場があったので入ってみた。
まあ動物が見られるということでは同じだからいいか。
どこの国でも同じだな
その他おもしろかったもの
・MBK(マーブンクロンセンター)
ごちゃごちゃとした小さな店が恐ろしく無秩序にテナントとして入っている、巨大ショッピングビル。
建物自体は新しく小綺麗だが、中は混沌としている。
食べ物屋洋服屋携帯屋マッサージ屋…
あまりに面白いのでウハウハと歩き回る。
明らかに女装の店員さん(超ミニ)が普通に接客してくるのにはびびった。
・パッポン通り
ボッタクリで悪名高い歓楽街。
どんなに危険なところかと思って行ってみたら、偽ブランドの屋台が並ぶ普通の夜店街だった。
道の両側にはゴーゴーバーというのがあって、
エロいかんじの女の子がお立ち台でガンガン踊っているのが見える。
非常に面白そうだが入るのはやめた。
・バイタク
市内のどこへ行っても、渋滞がものすごい。道路と車の数のバランスが破綻しているかんじである。
地上5階くらいの高い所を走るスカイトレインというのがあって、これはとても便利だが
どこの駅にもエスカレーターがあまりなく、乗り場までひたすら急な階段を上らなければいけない。人にきびしい町だ。
試しにバイクタクシーに乗ってみたら、渋滞の中を猛烈な勢いですり抜けしながら走り、恐ろしいほど早かった。
・タイメシ
「タイの料理は辛い」という先入観があったのでどうしても食う気になれず、
ケンタッキーとかマックと「8番ラーメン」というのを食っていた。
ほんとは辛いものばっかりではないのかもしれないけど。次回に期待。
結局まる一日バンコク中をひたすら歩き回って、タイムオーバー。
ムエタイとニューハーフショーを見たかったが、さすがにそんな時間は無かった。
空港に行くまでの最後の時間つぶしに、映画館で「カンフーハッスル」を見る。すばらしかった。
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