え！　延吉にジャッキーチェンが！？

2005/11/15 - 2005/11/17

２００５年１１月１５日（火）夜、延吉にジャッキーチェンが“献愛心活動”のため来訪しました。

１６日、１７日と市内でイベントがあるのですが、今回テレビに映った姿のみ見ることができるのか、遠くからかすかに見ることができるのか、まったくわかりませんが、この旅行記ではジャッキーチェン訪問による延吉市内の様子を紹介したいと思います。

ジャッキーチェン“献愛心活動”延辺来訪の経緯は以下の通りです。

２００５年３月、新疆で行われた新西部雑誌社と百瑞経済文化発展センターの招待要請によるジャッキーチェンによる“献愛心活動”が、大きな成果を収めました。

その翌月の２００５年４月、新疆での主催者側責任者と延辺朝鮮族自治州政府北京駐在事務所の責任者が、ジャッキー・チェンの“献愛心活動”の為の自治州来訪を要請。

６月２０日、北京にて州政府北京駐在事務所の設定により、州慈善総会の呉長淑会長が、ジャッキー・チェンが国内の慈善公益活動をする機関としてその権限を授けている『広州龍子心文化伝播公司』の社長胡光先生、『百瑞経済文化発展センター』の潘錦湘主任、『新西部雑誌社北京新聞センター』の肖遥主任と話し合いを行い、その結果、当初の予定では今年9月中上旬にジャッキー・チェン先生が延辺を訪問し、3日間の“献愛心活動”をすることが決まりました。

エリア 延吉(中国)

ジャッキーチェンの宿泊先は白山大厦（写真）です。

最近そういえばホテル名をハングル、中国語と目立つように（写真ホテル最上部）していましたし、なにかあるのかなと思っていました。

部屋の備品について言えば、なんでも今回宿泊する部屋のテレビは、ジャッキーチェンのために新しく買ったそうです。このホテルにとって、今回のイベントは大変な出来事でした。

私の会社では皆あまりこのイベントに関心がないようで、チケットがどこで買えるのかも知りませんでした。

あまりに無関心なので、私一人が熱くなるのも恥ずかしいので、社外の友人にもいろいろと聞いてみたりしたのですが、その反応は同様で

『そんなに行きたいの？誰かに聞いてあげようか？』でした。

自宅からもさほど遠くないホテルに、今夜あのジャッキーチェンが宿泊、こっそり行ってみようかなぁなどと思いながら、１５日の夜は更けていきました。

“熱烈歓迎

　国際巨星　親善大使　成龍先生”

予定では11月15日の夜には、ジャッキー・チェンと企業家参加によるパーティーがあります。

参加者は、1万元（約１５万円）以上寄付することのできる、企業、企業家及び個人です。

会場ではジャッキー・チェンと延辺の俳優、歌手による演出も予定されており、3万元以上寄付のできる企業家は記念に一緒に写真を撮る事ができます。

翌日の11月16日に開催されるジャッキー・チェン所有の品の慈善オークションには、２０００元以上寄贈できる人が参加できるようです。

ああ、私は無理だな〜

ですがあきらめてはいけません。一般のファンにもジャッキー・チェンに会うチャンスがあるんです。

それは11月16日夜、延辺体育館にて行われるコンサートです。延辺のスターも共演します。
チケットは貴賓席500元、甲等の席200元、乙等の席150元です。

チケットがあれば参加してみたいです。

さらに延辺大学の学生にはジャッキーチェンに会うチャンスがまだあるんです。

予定では１１月１６日午前、“ジャッキーチェンの心延辺に。手に手をとり愛の心を捧げよう”活動の一環として、延辺大学でジャッキー・チェンによる“私の芸術、生涯と国を愛する気持ち”というテーマで講演会が開かれます。

多くの学生が関心を持つこの入場券に対して、延辺大学は講演会の1000数枚の入場券を均等に19の学部に配分し、さらに学部において抽選で入場券が当たるようにしました。

また現場に入ることができない教師と学生のために、延辺大学は学校の有線テレビを通して、当日の講演会の生中継を行う予定です。

その他の予定は先に紹介したオークション、延辺体育館にて行われるコンサートの他に、老人ホーム、孤児院、貧困地区の小学校訪問があります。

最終日程としては、国連の野生動物保護大使の肩書きを持つジャッキーが長白山に赴き、野生動物保護に携わる職員を慰労訪問する予定です。

１１月１６日（水）朝、宿泊先ホテルに行ってみる事にしました。

ホテルに向う途中、開発区の日系企業Ｔ総経理より電話があり、

『今ちょうどエレベーター前にたくさんの人が集まっていますよ。enyasuさんこういうの好きそうだから・・・もうすぐ下りてきますよ。きっと』

教えていただきありがとうございます。

まさにホテルに向おうとしていたところ、急いで走って宿泊先へ。

“龍子心延辺行　手拉手献愛心”

“熱烈歓迎　聯合国親善大使　成龍先生　莅延辺”

ロビーに入ると警備の人がたくさんいました。

エレベーター近くは人でいっぱいでした。

８時に最上階の部屋から降りてくるという情報あり

最初の１枚目、２メートルの至近距離エレベーター前での撮影は失敗。

ですが、にこやかな表情ははっきりと確認できました。

写真は２枚目、ファンの人と集まっているところをうまく撮る事が出来ました。

このあと

ジャッキーチェンはバスに乗り、たぶん午前の訪問先延辺大学へ。

このバスの後ろには、スタッフ？若い女子学生をたくさん乗せたバス。

ホテル正面からは

まず先導車が

続いてジャッキーチェンを乗せたバスが出発していきました。

これで実際に会うという目的は完了。

あとは夜のコンサートチケットが手に入るかどうかです。

１６日夜のコンサートは・・・

娘が風邪気味ということもあり、行くのをあきらめました。この日はテレビで延辺大学で行われたジャッキーチェンと学生の交流会を見て就寝。

不思議だったのが舞台の後ろに書いてあったこの交流会をサポートした会社名。それはなんといつも食べている龍井の納豆製造会社でした。なんでだろう？

ジャッキーチェンは慈善公益活動のために今回の延辺訪問のように、世界を廻っているようです。

この旅行記へのコメント （2）

• バカボンさん 2005/11/17 16:49:15

  成龍

  私が北京で駐在していた９８年に北京に来たことがあり、事務所が入居しているホテルに宿泊しました。このビルは下層階がホテル、中層階がオフィス、上層階がマンションとなっており、私も５１階に１年間住んだことがあります。
  
  私の部下の日本人が成龍の大ファンでホテルの日本人のセールスマネージャーに頼み込んで成龍と一緒に写真を撮ってもらいました。
  見たところ彼は人柄がよさそうですよね。親しみがもてます。
  
  私の有名人との遭遇と言えば葛優（知ってますか、有名な喜劇俳優です）
  と一緒に写真を撮ったことがあります。
  残念ながら引越しのどさくさで写真が行方知れずになっています。

  enyasuさん からの返信 2005/11/17 20:27:47

  RE: 成龍

  成龍さんとそういう出逢いがあったのですね。
  部下の方も嬉しかったことでしょう。
  写真が今でもあるのでしょうかね？
  
  バカボンさんの当時のお住まい５１階。かなり景色がよかったのではないですか?北京はいまそのような高層ビルがいっぱいなのでしょうか?
  
  ９０年代はじめに北京、上海のホテル視察に何度か行きました。
  お客さんの宿泊先にとよく利用、連絡していたのが北京のチャイナワールドと上海の新錦江大酒店。のちに天皇陛下が各々のホテルに宿泊等で利用されました。
  
  上司は訪問時の報道を見ながら誇らしげに、
  『ほら、俺の目に狂いはないだろう！北京上海はやはりこの２つのホテルだ！』なんて言ってましたね。
  
  さて、今回の延辺訪問。
  成龍さんは心の優しい大哥という感じでした。
  
  私がなぜここまで会いたかったかというと高校の時、よく友人から菊池桃子と成龍さんに似ていると（私はいったいどんな顔？）言われていました。
  機会があれば本物に会いたいとずっと思っていました。
  
  今の私は高校の時からすると２５キロふとっていることもあり、ぜんぜん似てませんでした。ですが目がたれているところだけは似てましたね。（笑）