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建築をやっている方なら誰でも知っている近代建築の父、Le Corbusierが1955年に完成させたChapelle Notre-Dame du Haut、<br />通称ロンシャン教会に行ってきました。Dijonからは車で片道約3時間、ブザンソンを少し越えたあたりでA36を下り、地道を1時間ほど行った人口2965人(ミシュラン05年版より)のRonchampの町の高台にその教会はあります。教会と現代建築という一種相容れない概念がどのように融合しているのか、はたまた融合しきれていないのか、建築に全く疎い我々夫婦でも興味のあった建造物です。<br />

フランス・ロンシャン旅行記【ル・コルビジェ教会】

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2005/10/30 - 2005/10/30

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ネコ村

ネコ村さん

建築をやっている方なら誰でも知っている近代建築の父、Le Corbusierが1955年に完成させたChapelle Notre-Dame du Haut、
通称ロンシャン教会に行ってきました。Dijonからは車で片道約3時間、ブザンソンを少し越えたあたりでA36を下り、地道を1時間ほど行った人口2965人(ミシュラン05年版より)のRonchampの町の高台にその教会はあります。教会と現代建築という一種相容れない概念がどのように融合しているのか、はたまた融合しきれていないのか、建築に全く疎い我々夫婦でも興味のあった建造物です。

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  • A36を下り、田舎の一本道D50を走っていた時の風景です。まさにフランシュコンテの田舎と言う感じでした。

    A36を下り、田舎の一本道D50を走っていた時の風景です。まさにフランシュコンテの田舎と言う感じでした。

  • これも道の途中で、親仔牛がスキンシップをしていたので車を止めて写真を撮りました。でも警戒されてしまって、いま一つな写真になってしまったかも・・・

    これも道の途中で、親仔牛がスキンシップをしていたので車を止めて写真を撮りました。でも警戒されてしまって、いま一つな写真になってしまったかも・・・

  • この教会が高台に位置している事がこの写真からお分かりいただけると思います。手前の赤い車はタクシーで、恐らく一番近くの駅からタクシーで来られたお客さんが復路も予約されていたのでしょう。

    この教会が高台に位置している事がこの写真からお分かりいただけると思います。手前の赤い車はタクシーで、恐らく一番近くの駅からタクシーで来られたお客さんが復路も予約されていたのでしょう。

  • この教会は私有という事で、施設維持のために入口で2ユーロ/人を支払い、上りのアプローチから教会に近づづいていきます。この日は日曜日で、観光客はドイツ人とおぼしき人たちが多かったように思えました。<br />

    この教会は私有という事で、施設維持のために入口で2ユーロ/人を支払い、上りのアプローチから教会に近づづいていきます。この日は日曜日で、観光客はドイツ人とおぼしき人たちが多かったように思えました。

  • Campanile(教会建物とは別に作った鐘楼)です。元々建っていた教会で使っていた3つの鐘を再利用し、後で作られたものとの事。

    Campanile(教会建物とは別に作った鐘楼)です。元々建っていた教会で使っていた3つの鐘を再利用し、後で作られたものとの事。

  • 教会の裏側から見たところです。白い教会の壁、青く突き抜けた小春日和の空、一面の黄・茶・赤色の落ち葉が綺麗にコントラスを作り、本当に気持ちの良い秋の日でした。

    教会の裏側から見たところです。白い教会の壁、青く突き抜けた小春日和の空、一面の黄・茶・赤色の落ち葉が綺麗にコントラスを作り、本当に気持ちの良い秋の日でした。

  • これも教会裏側の写真ですが、尖塔(と言っていいのか)の部分が明かり取りになっている事が、後で内部に入って分かりました。どの壁面にも散りばめられているこれらの採光穴は、バラバラの配置にように見えますが、計算され尽くしたものだそうです。でも、この壁面の穴はロボットの顔のようにも見えますね。これも計算なのでしょうか。

    これも教会裏側の写真ですが、尖塔(と言っていいのか)の部分が明かり取りになっている事が、後で内部に入って分かりました。どの壁面にも散りばめられているこれらの採光穴は、バラバラの配置にように見えますが、計算され尽くしたものだそうです。でも、この壁面の穴はロボットの顔のようにも見えますね。これも計算なのでしょうか。

  • 建物内部の、幻想的な光の様子です。ステンドグラスは様々な色に塗られ、ルコルビジェ直筆で様々なフレーズが書かれています。<br />写真の左手奥にはミサ用の祭壇と高い所にマリア像が置かれていました。

    建物内部の、幻想的な光の様子です。ステンドグラスは様々な色に塗られ、ルコルビジェ直筆で様々なフレーズが書かれています。
    写真の左手奥にはミサ用の祭壇と高い所にマリア像が置かれていました。

  • これも教会内部の写真です。尖塔の下にテーブルと聖書、それにロウソクが置かれていました。シンプルな空間ですが厳かな気持ちにさせられるものがあります。

    これも教会内部の写真です。尖塔の下にテーブルと聖書、それにロウソクが置かれていました。シンプルな空間ですが厳かな気持ちにさせられるものがあります。

  • 牧師さんがお説教をされるときに上る台でしょうか。正面の部分の高いところに設置されていました。

    牧師さんがお説教をされるときに上る台でしょうか。正面の部分の高いところに設置されていました。

  • このアングルが全体が入る上、最もキレイに移る角度でした。そこがちょっとした土盛りで丘になっていましたが、これも計算なのかも・・<br />50年前は教会としては非常にエキセントリックでしたでしょうから、様々な批判を浴びたことと思います。でも現代の我々から見ると、既に立派な『歴史的建造物』で、違和感は全く感じませんでした。ただ、ムチャクチャ大雑把なコメントですが、森や山に囲まれた全体の雰囲気は、彫刻の森美術館にも通じるところがあるかも。

    このアングルが全体が入る上、最もキレイに移る角度でした。そこがちょっとした土盛りで丘になっていましたが、これも計算なのかも・・
    50年前は教会としては非常にエキセントリックでしたでしょうから、様々な批判を浴びたことと思います。でも現代の我々から見ると、既に立派な『歴史的建造物』で、違和感は全く感じませんでした。ただ、ムチャクチャ大雑把なコメントですが、森や山に囲まれた全体の雰囲気は、彫刻の森美術館にも通じるところがあるかも。

  • 最後に、教会と受付の門の中間、丘の中腹にあったもう一つの建築物の写真です。残念ながらこの建物が何に使われているのかはわかりませんでした。(屋根の向こうに教会の頭がちらっと見えています』<br />もしご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい・・

    最後に、教会と受付の門の中間、丘の中腹にあったもう一つの建築物の写真です。残念ながらこの建物が何に使われているのかはわかりませんでした。(屋根の向こうに教会の頭がちらっと見えています』
    もしご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい・・

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