2005/11/12 - 2005/11/12
50位(同エリア67件中)
ネコ村さん
サンチャゴ・デ・コンポステーラへのキリスト教巡礼の出発点の一つ、ル・ピュイ・アン・ヴレイに車で行って来ました。
二つの奇岩で有名なこの町は、オーベルニュの、牛だらけののどかな田園風景の中に、忽然とその姿を現します。「陸地にあるモンサンミッシェル」、「地上に下りてきた天空の城ラピュタ」なんていう副題も付けられるかもしれないほど、印象的な景観を持った町と言えるでしょう。
フランスの中でもマイナーな観光地ではありますが、我々としては非常に気に入った町のひとつとなりました。ただ、二つの奇岩とも階段で上らなくてはならないので、その点はとっても骨が折れましたが・・・
夫婦ともキリスト教徒では無いにも関わらず、これでフランスからの4つの巡礼出発点(他にパリ、ヴェズレー、アルル)は完全制覇した事になりました。ちなみにルルドやポルトガルのファティマにも行っており、フランス人にも「そんなところに良く観光にいくねえ」と言われました・・・
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街の中心街ですが、ここはまだ奇岩から見ればふもとにあたります。
12時過ぎに町に到着し、車を止めてインフォメーションで地図をもらいましたが、この日は土曜日で町中はマルシェのため活気がありました。 -
カテドラルを目指して坂を上がっていきます。
リスボンか尾道か、という感じでしょうか。
しかし、こんな風に路上駐車をして平気なのはさすがフランス人!? -
途中、公園で持参したサンドイッチを食べていると地元の黒ネコに会いました。なかなか堂々とした風格で、ハムの端切れには見向きもしませんでした。
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この写真は、木登りの練習をしている姿がかわいかったので、シャッターチャンスを狙って撮影したものです。
しかしこの直後、彼(彼女?)が散歩に来た犬に追いかけられた時、器用に上って難を逃れたのをみて、「練習が如何に大事か」という事を痛感(!?)しました。 -
坂の上に大聖堂がやっと見えてきました。98年にユネスコ世界遺産に登録されたノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂(Cathédrale Notre-Dame du Puy)です。
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正面から見るとかなりの迫力です。
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教会内部は薄暗く正面の祭壇に有名な「Vierge Noire(黒い聖母子像)」が安置されています。手前のロウソクは、通常と違い白砂の上に差して置くところが珍しいと思ったので引きで一枚撮りました。1ユーロを支払い、我々も願掛けしてきました。
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黒い聖母子像を安置してある祭壇の全景です。
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暗い写真で恐縮ですが、黒い聖母子像に近づいて撮ったショットです。
この地方の溶岩で作られた(by 地球の歩き方)と書かれていましたが、モチーフは野良仕事で陽に焼けたVigneron(ワイン農家)をイメージして黒く作られた、と説明されていました。
白い布で隠れていますがマリア様のお腹には、カンガルーのようにチョコンとイエス様が鎮座しています。 -
正面から見て左手にあった画です。明らかに「黒い聖母子像」をモチーフにしたものであり、暗い写真よりこちらを見ていただいた方がイメージが湧くかもしれません。
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サンチャゴ(聖ヤコブ=サンジャック)の像です。12使徒の1人であったサンチャゴはエルサレムで殉教しますが、9世紀にその墓がサンチャゴ・デ・コンポステーラで発見され、それ以来キリスト教徒の巡礼の聖地となりました。
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凛々しいジャンヌダルクの像。
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正面祭壇の右手に、キリストの磔刑の彫刻と、その下に黒い聖なる石が置かれていました。
15世紀にマリア様が熱病の女性に、この石の上に寝れば病気が治るとお告げをし、それが本当にそうなった事から奇跡の石として崇められているそうです。 -
大聖堂のミナレットとクーポールを、片方の奇岩の頂上にあるマリア像へ上る入口のところから撮ったものです。入口横には土産物屋があり、絵葉書等を買いました。天気はちょっと下り坂に向かっていましたが、気温は思ったほど寒くなく、10度くらいはあったでしょうか。
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Rocher Corneilleという岩山の上にあるStatue Notre-Dame de France(フランスの聖母子像)です。ガイドブックには正面からのカットが多いと思いましたので、後ろからのカットで撮影しました。1860年、クリミア戦争で押収した213門の大砲を溶かして作ったといわれています。ちなみにマリア様の服は近くで見ると花柄でした。
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聖母子像の元になった大砲の残りがここに。
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一応アップでも掲載しておきます。同様のアングルの絵葉書が土産物でも売っていました。マリア様の冠には、12個の☆マークがありますが、12使徒をあらわしているのでしょうか。
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マリア像のあるところからLe Puyの街を見下ろしてのショット。人口は約21,000人、オーベルニュの山に囲まれた盆地の中心にある町です。
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マリア像の内部は、自由の女神のように上っていける螺旋階段がありました(ただすれ違いは困難)。一応何かあったらと、思って登ってみたのですが、最上部は鍵が掛かっており、特に何もありませんでした。ただ、写真のように、壁面がいかにも鉄を溶かして作ったというのがわかるような作りになっているのが面白かったです。ところどころに小窓があり、外を見下ろす事もできました。
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マリア像から入口まで下りる時に階段を撮影。急坂で、雨もちょっと降ってきて結構大変でした。
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この旅行記へのコメント (5)
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- フルリーナさん 2005/11/18 21:43:01
- ご訪問ありがとうございます。
- オーベルニュ憧れです。
つい先日、掲示板のたび仲間とオフカイをし、ル・ピュイの美しい写真を見せびらかされたところです(笑)。
ル・ピュイ、ロカマドール、コンク、ラポピー、コロンジュ・ラ・ルージュ・・・行きたいところが山ほどです。
- フルリーナさん からの返信 2005/11/18 21:45:20
- PS
- (ごめんなさい。間違って「書き込む」を押してしまいました。)
・・・続きです。
ディジョンにお住まいなのですね。
うらやましいです。今年フランスピレネーを歩いてきましたが、とても素晴らしかったです。
また、お邪魔しますね。どうぞよろしくお願いいたします。
- ネコ村さん からの返信 2005/11/22 03:04:40
- お返事遅れてすみません
- フルリーナさん
折角コメントをいただいたのに、お返事が遅れてしまいすみません。
週末にパリに買出しに出ていましたもので・・・
ディジョンはいい町なのですが、やはり時々日本のものが恋しくなるのです。(今回は特に米・味噌が目的でした)
さて、フルリーナさんのルルドのページを読ませていただきました。
我々も、行ったときに何とも言えない心持ちになったのを思い出しました。
またあの水を飲みに行きたいな、と思っています。
これからもヨーロッパの写真を少しずつではありますが、アップしていきますので、宜しければまたご訪問ください。
我々もまたフルリーナさんのページに伺わせていただきますね。
それではまた。
ネコ村
PS. 『オフ会』っていう響、うらやましいですねえ。こちらにいるとそういう機会はまず無いでしょうから・・・
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- デコさん 2005/11/14 18:39:46
- はじめまして!
- デコといいます。
表紙のステキな風景に惹かれて訪問させていただきました。
オーヴェルニュー、ぜひ行ってみたいと思いつづけています。
教会も町並みも風景も、その中にどっぷりと浸ってみたいものです。
今日は、ネコ村さんのアルバムで満足させて戴けました。
ありがとうございました。
ディジョン在住だなんて、
ヨーロッパ大好き人間にとっては、羨ましい限りです。
また、来させていただきたいと思っています。
よろしくお願いします。
- ネコ村さん からの返信 2005/11/15 07:29:41
- RE: はじめまして!
- メッセージありがとうございます。最近始めたばかりで、写真も内容も拙いのですが、デコさんのコメント、とっても嬉しかったです。なんといってもネコ村家初めて受け取るメッセージでしたので、喜びひとしおです。これからも頑張って旅行記を書きますので、また訪問してくださいね。デコさんのページも訪問させてもらいました。私が旅をしているような気分になれました。沢山書かれているのでこれからいろいろ読ませてもらうのが楽しみです。
オーベルニュ地方は、景色がなんとも言えず美しい、長閑な所で、また行きたくなるような気持ちにさせてくれます。あまり日本からの旅行者はいないようですが、是非旅行してもらいたいところです。
それではまた!
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