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何もかもが熱しきったような、プノンペンを発つ。<br />次は、国際バスでベトナムのホーチミンへと向かう。<br />旅の全行程を陸路でと、腹に決めていた。<br /><br /><br />プノンペンから国際バスで、約三時間。<br />ベトナムと接する国境の町、バベットに着いた。<br />バベットの出入国管理事務所は、タイ国境のポイペットとほとんど同じで、周りを板で貼り付けられただけの古い小屋、という風情だ。 <br />出国の提出書類やパスポートを検閲するのは、壁のない軒下に設けられた窓口。<br />うだるような日の光を背に受けながら、<br />屋外で一時間以上も待たされた。周りを見渡たすと、<br />レストランや売店どころか、トイレもない。<br />あるのは、荒野のような田園風景だけだ。<br /><br />一方、ベトナム側の事務所は、白亜の真新しいいかにも近代的な建物。<br />館内は冷房も程よく効いている。<br />小ぎれいなトイレに、売店もある。荷物ひとつひとつを麻薬検査犬が嗅いでいる。<br />ベルトコンベアを通して、エックス線で検査するなど、審査も厳重だ。<br />入国審査を終えて外へ出ると、手入れのとどいた広場の花壇や、豪華な造りの職員宿舎もある。<br />ベトナムの国民総生産はカンボジアの九倍以上。<br />ただ、国境で見た対照的な光景は、そうした経済格差だけでは説明できない、両国の古く複雑な関係を象徴しているように思えた<br />

バックパッカーな旅 カンボジア?―プノンペンからホーチミンへ陸路縦断の旅

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2005/07/15 - 2005/07

2852位(同エリア7880件中)

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がまだす@熊本

がまだす@熊本さん

何もかもが熱しきったような、プノンペンを発つ。
次は、国際バスでベトナムのホーチミンへと向かう。
旅の全行程を陸路でと、腹に決めていた。


プノンペンから国際バスで、約三時間。
ベトナムと接する国境の町、バベットに着いた。
バベットの出入国管理事務所は、タイ国境のポイペットとほとんど同じで、周りを板で貼り付けられただけの古い小屋、という風情だ。 
出国の提出書類やパスポートを検閲するのは、壁のない軒下に設けられた窓口。
うだるような日の光を背に受けながら、
屋外で一時間以上も待たされた。周りを見渡たすと、
レストランや売店どころか、トイレもない。
あるのは、荒野のような田園風景だけだ。

一方、ベトナム側の事務所は、白亜の真新しいいかにも近代的な建物。
館内は冷房も程よく効いている。
小ぎれいなトイレに、売店もある。荷物ひとつひとつを麻薬検査犬が嗅いでいる。
ベルトコンベアを通して、エックス線で検査するなど、審査も厳重だ。
入国審査を終えて外へ出ると、手入れのとどいた広場の花壇や、豪華な造りの職員宿舎もある。
ベトナムの国民総生産はカンボジアの九倍以上。
ただ、国境で見た対照的な光景は、そうした経済格差だけでは説明できない、両国の古く複雑な関係を象徴しているように思えた

  • トンレサップ湖から流下する川と、メコン川がプノンペンで合流しているらしい。

    トンレサップ湖から流下する川と、メコン川がプノンペンで合流しているらしい。

  • 勝利の塔だっような気がするけど,記憶がいまいち曖昧・・・。<br />arfaさん、情報ありがとうございます、<br />「ロータリーの茶色い塔はフランスからの独立記念塔で戦没者の慰霊塔です」。

    勝利の塔だっような気がするけど,記憶がいまいち曖昧・・・。
    arfaさん、情報ありがとうございます、
    「ロータリーの茶色い塔はフランスからの独立記念塔で戦没者の慰霊塔です」。

  • マサルの説明では、メコン川付近で船で生活する人々の殆どは、ベトナム人らしいとか。

    マサルの説明では、メコン川付近で船で生活する人々の殆どは、ベトナム人らしいとか。

  • プノンペン郊外の繁華街。<br />地名は覚えてはいないけど、中心地に負けず劣らず活気がある。

    プノンペン郊外の繁華街。
    地名は覚えてはいないけど、中心地に負けず劣らず活気がある。

  • 車窓からの風景は変わり映えはしないけど、この移り行く景色を見たさに、旅に出たと思う。

    車窓からの風景は変わり映えはしないけど、この移り行く景色を見たさに、旅に出たと思う。

  • プノンペンから1時間。<br />街の名前は知らないけど生活感がある。<br />いささか薄汚れた街だけど、こんな風景でも旅をしている実感沸いてくる。こんなのも好きだ。

    プノンペンから1時間。
    街の名前は知らないけど生活感がある。
    いささか薄汚れた街だけど、こんな風景でも旅をしている実感沸いてくる。こんなのも好きだ。

  • バスが停車した。<br />人と車で混雑していた。<br />何処も若者が多いカンボジア。<br />今思うには、老人の姿をあまり見かけなかったような気がする。

    バスが停車した。
    人と車で混雑していた。
    何処も若者が多いカンボジア。
    今思うには、老人の姿をあまり見かけなかったような気がする。

  • 駅弁売りではありません。<br />サングラス売り子です。<br />「いくら?」<br />「10ドル」<br />「高すぎる!」<br />「5ドルでどうだ」<br />こんな感じで、一挙に半値となります。<br />ほとんどがメイド・イン・チャイナ。<br /><br />

    駅弁売りではありません。
    サングラス売り子です。
    「いくら?」
    「10ドル」
    「高すぎる!」
    「5ドルでどうだ」
    こんな感じで、一挙に半値となります。
    ほとんどがメイド・イン・チャイナ。

  • フェリー発着場。<br />東南アジアの駅とかバス停でよく見かけるこの猥雑さは、ちょっとした風物詩?<br />消去してもおかしくはないような画像だけど、今となって懐かしさが込み上げてくるのが、不思議。<br />

    フェリー発着場。
    東南アジアの駅とかバス停でよく見かけるこの猥雑さは、ちょっとした風物詩?
    消去してもおかしくはないような画像だけど、今となって懐かしさが込み上げてくるのが、不思議。

  • トラックバスは屋根上まで人・人・人。<br />こんな体験だけは決してしたくはないのですが・・・・・。<br />

    トラックバスは屋根上まで人・人・人。
    こんな体験だけは決してしたくはないのですが・・・・・。

  • メコン川を渡るフェリーの甲板。<br />サクもないフェリーだけど、国際バスも乗船して渡るのが不思議な感じ。<br />ひとり旅をしている実感が、更に沸いてきました。

    メコン川を渡るフェリーの甲板。
    サクもないフェリーだけど、国際バスも乗船して渡るのが不思議な感じ。
    ひとり旅をしている実感が、更に沸いてきました。

  • 川の水の色が、二つに別れて流れています。

    川の水の色が、二つに別れて流れています。

  • トラックバスもフェリーも、人で鈴なり状態。<br />航行時間はおよそ15分。これから対岸へ上陸します。<br />国際バスがフェリーでメコン川を渡る、貴重な体験でした。

    トラックバスもフェリーも、人で鈴なり状態。
    航行時間はおよそ15分。これから対岸へ上陸します。
    国際バスがフェリーでメコン川を渡る、貴重な体験でした。

  • しばらく沼地の景色を見ながらボーダーを目指します。

    しばらく沼地の景色を見ながらボーダーを目指します。

  • カンボジアの旅が終わりに近づきました。

    カンボジアの旅が終わりに近づきました。

  • ボーダーが見えてきました。

    ボーダーが見えてきました。

  • 建設中のラオスのイミグレーションです。

    建設中のラオスのイミグレーションです。

  • カンボジア⇔ベトナムを走る国際バス。

    カンボジア⇔ベトナムを走る国際バス。

  • バラック小屋のカンボジア出国検閲所。<br />遅い、熱い。1時間は並ぶのがザラだそうだ。

    バラック小屋のカンボジア出国検閲所。
    遅い、熱い。1時間は並ぶのがザラだそうだ。

  • 国営バスは料金も少し高いけど、車掌がなにもかも手続きしてくれるので、楽だった。<br />料金は水ボトル、オシボリ付きで11ドル。エアコンの調節もグッドです。<br />他のバスよりも2時間ぐらい手筈が早いのがうれしい。

    国営バスは料金も少し高いけど、車掌がなにもかも手続きしてくれるので、楽だった。
    料金は水ボトル、オシボリ付きで11ドル。エアコンの調節もグッドです。
    他のバスよりも2時間ぐらい手筈が早いのがうれしい。

  • イミグレ裏の国境ですが、<br />真ん中付近にあるあぜ道がそうです。<br />手前側がカンボジア。<br />パスポート持たない犬も猫?も牛もアヒルも、そして農夫たちも自由に行き来しています。

    イミグレ裏の国境ですが、
    真ん中付近にあるあぜ道がそうです。
    手前側がカンボジア。
    パスポート持たない犬も猫?も牛もアヒルも、そして農夫たちも自由に行き来しています。

  • ベトナムのイミグレ。<br />最近では中国もベトナムも、競い合って豪華な箱物設備をしているらしいそうですが、お互いに見栄の張りくらなんでしょうかねぇ!

    ベトナムのイミグレ。
    最近では中国もベトナムも、競い合って豪華な箱物設備をしているらしいそうですが、お互いに見栄の張りくらなんでしょうかねぇ!

  • 国境に近い街並。

    国境に近い街並。

  • 国境から約1時間。<br />ホーチミンの郊外に入る。

    国境から約1時間。
    ホーチミンの郊外に入る。

  • ここ付近からおよそ30分でホーチミン市に着く。

    ここ付近からおよそ30分でホーチミン市に着く。

  • プノンペンを発って約6時間半。<br />ホーチミンに到着。<br />さすがベトナム最大の街、景色は垢抜けていた。

    プノンペンを発って約6時間半。
    ホーチミンに到着。
    さすがベトナム最大の街、景色は垢抜けていた。

  • 宿泊予定をしていたHOTEL211は、なんとバス停前。気分は最高!ラッキーだ。

    宿泊予定をしていたHOTEL211は、なんとバス停前。気分は最高!ラッキーだ。

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この旅行記へのコメント (7)

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  • ishicameraさん 2008/02/14 22:31:36
    すごいですね!!!
    びっくりしましたよぉ。
    恐るべし。
    私もたくさん人が乗ってバスとか電車とかいろいろ見ましたが、ここまで乗ってるのは初めてみました。

    すごい。
    ちょっと衝撃です。
    ここには流石に乗れない・・・
  • kioさん 2006/10/05 21:18:23
    ベトナム雑感
    がましゃん おひさしぶり〜

    ホーチミン市への入場編、見せて貰いました。
    ベトナム戦争をリアルタイムで知る世代にとっては
    いろいろな思いがあったんじゃないでしょうか。

    ディエンビエンフー陥落、テト攻勢、トンキン湾事件、
    グエン・カオ・キ将軍、北爆開始、北爆停止、パリ会談、ソンミ村虐殺、
    サイゴン陥落、或いは解放?

    色々な出来事がキーワードとして記憶に残っていますね。





    がまだす@熊本

    がまだす@熊本さん からの返信 2006/10/11 10:40:25
    RE: ベトナム雑感
    kioしゃん、ご無沙汰しております。

    ベトナム戦争はさておき、
    東南アジア歩いて見て感じたこといえば、人間界の愚かな弱肉強食の惨さでしょうか。
    とっくに復興しているタイやベトナムと比べるならば、ラオス・カンボジアは今でも戦争の爪痕がいたるところに見かけられます。
    ドキュメンタリー番組では、カンボジア内戦時の地雷除去などをちょくちょく放映されていますが、ラオスについては現在でもまったく情報無し。
    ところがサワンナケートから少しベトナム寄りの小さな集落でさえ、ベトナム戦争時の銃弾の痕跡とか投下された不発弾が方々に埋まっています。
    何らかの原因で、爆発して年間少なくても10数人が犠牲となっているとかそうです。
    アメリカ、中国、ソ連の思惑で激戦地となった東南アジア。
    資源に恵まれない価値の無さそうな小国は今日でも置き去りです。
    ベトナム戦争から内戦へと泥沼化した東南アジアの歴史とは、いったい何だったのでしょうかね?
    ところで、東アジアの某国からきな臭い煙が・・・・
    争って、ホントいやですね。
  • planetgingaさん 2006/09/17 15:45:26
    雑然とした中に、生き様を感じます。
    ライトバンの荷台上に乗っている子供達、交通事故、転落等があった場合
    責任の所在は一体誰が、どの様に?

    私も子供の頃、トラックの荷台に乗せてもらうのが嬉しく、どんな凸凹道
    でも平気でした。

    発展途上国を訪れるのは楽しいものです。
    少年時代にタイムスリップ出来るし、日本のかっての姿を見ることが出来ます。

    新聞紙に包んで食べた熱々のコロッケ、天井からゴムで吊るされた、小銭を入れる竹で出来たざる籠、量り売り、はえ捕り紙等懐かしい光景を目にすれば子供の頃に帰れます。

    またカルチャーショックを受けた数だけ、旅行の思い出としていつまでも
    脳裏に焼きついています。

    やはり生活の匂い、したたかな生き様を見ることが出来る国は旅行者
    にも勇気と励ましを与えてくれますね。



  • ginさん 2006/09/15 13:21:40
    夢はアジアを翔けめぐる...!
    今日はがまだすさん. なつかしいですこのルート私はいつも逆に通っていましたが...デコボコ路で私はオンボロバスだったので赤い土ぼこりがついて大変でした.アフリカの次は東南アジアに行きたく成りました...! あの東南アジア独特の人と匂い,自然と気候,貧しさの中にも笑顔が有りたまらないですね.... Gin
  • Rockyさん 2005/11/07 19:37:23
    >ひとり旅をしている実感が、更に沸いてきました。
    がまだす@熊本さん

    >ひとり旅をしている実感が、更に沸いてきました。
    ..そうですか..

    色んな旅ありますね!

    M.Rocky

    がまだす@熊本

    がまだす@熊本さん からの返信 2005/11/08 15:36:13
    RE: >ひとり旅をしている実感が、更に沸いてきました。
    M.Rockyさん、書き込みありがとうございます。

    )ひとり旅をしている実感が、更に沸いてきました。

    旅行記はまだ入り口付近です(爆
    これからベトナムとラオス縦断、チェンマイ“沈没”バンコク編があります。先のことを思うと、気が重くなりそうです。

がまだす@熊本さんのトラベラーページ

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