2005/09/25 - 2005/10/01
5752位(同エリア6902件中)
はづきさん
2005年。9月。
今年の夏休みは情熱の国、スペイン。バルセロナ。
私にとって海外旅行は3年前のバリ島から2度目。
不安と期待の中始まりました。
ガウディ建築『サグラダファミリア』に始まり、
ショートトリップに選んだのはモンセラット。
ランブラス通りをひやかし、少量のアルコールとあたたかな陽射しに包まれ、完全に別世界に来たような感覚を覚えました。
気分はケセラセラ♪
とても参考になるようなものはありませんが、いち旅行者の、ささやかながらも珍道中の旅をお届けしたいと思います。
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初日。現地時間の18時頃到着しました。
長旅と時差ぼけで、足元は少々ふらついていましたが
これから始まる日々に心は踊り、じっとしていられなくてホテルを出ました。向かったのはバルセロネータ海岸。
おぉ・・これが地中海か・・!と感動。
少し肌寒かったけれど、遠くに見える夜景が疲れも吹き飛ばしてくれるようでした。 -
海岸沿いに沿って、たくさんのオープンテラスのレストランがありました。雰囲気がとても良かったです。
とりあえず「サルー!(乾杯)」
頼んだのはビールと、パイナップルを丸ごと使ったお酒。大きさにびっくりしましたが、甘くて口当たりがよく美味しかったです。
そしてなんと帰りは大雨・・。
タクシーは使わずホテルまでダッシュしました。
辛かったけど、何故か楽しかった。
旅は、心まで寛大にしてくれるのでしょうか・・. -
ホテルはメトロのボガテルの近くでした。
ホテルから5分程歩いたところに公園があり、おもしろいオブジェを発見。
ちなみに前も゛おしり゛でした・・(^^)v -
翌日。お天気は最高に良く昨日の雨はどこへやら。
最初に観に行ったのはやはり偉大なるガウディ建築。
「サグラダファミリア」
昼と夜と2度観にいきました。
昼間は、聖堂内を見学。細部までこだわりが感じられ感動しました。
カメラ小僧のようにたくさん写真を撮りました。
載せたのは、写真スポットとしては有名な螺旋階段。
永遠に続くのではないかと思わせる感じでした。 -
聖堂内のステンドガラス。
螺旋階段を降りているときに同行者が「ねぇ、見て」
と声をかけてくれました。
ガラスが反射して、目下に居る人々と共に聖堂内の床がキラキラ光っていました。 -
夜はライトアップされ、とても綺麗でした。
ただ夜の「サグラダ」は、観る者を寄せ付けない強い何かがありました。
昔から続く時間の中で、そこに携わった多くの人々の想いのようなものが込められている気がし、魂に訴えかけてくるようでした。
こわい・・とさえ感じ、思わず同行者の手をぎゅっと握り締めました。 -
聖堂の建築に関わる人々。
完成までは、まだ100年も200年もかかるといわれているけれど、ひとつの大きなものをつくりあげることに多くの建築家達が魅力を感じているといいます。
サグラダファミリアも引力という、ものすごく大きな力を使って建てているそうです。
その引力に多くの人が惹き付けられているのかな。 -
サグラダファミリアから見下ろしたバルセロナの街。
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サグラダファミリアから撮ったサグラダファミリア。
本当に完成する日はくるのでしょうか・・・。 -
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作品名『犬と老婦人』
サグラダ周囲散策中に思わず撮らせていただいた一枚。
なんか、良くないですか?
自己満足な一枚ですが、
のどかな街の雰囲気、お日様の匂いまで思い出す写真です。 -
三日目。晴れ。
ショートトリップに選んだ先はモンセラット。
壮麗で神聖な空気が立ち込めていました。
なによりも岩山に圧倒されました。
同行者は、「岩山が人の顔に見えてしかたない。」と言っていました。それだけ山のひとつひとつに違った表情があるということなのでしょう。
奇岩群と言われるだけあります。 -
モンセラットには、スペイン広場からカタルーニャ鉄道で行きます。電車は一時間に1本です。ダッシュも空しく逃してしまいました。しかし、ケセラセラ精神も板についてきています。何せ心は寛大になっていますからおしゃべりをしているうちにあっという間に1時間位経ってしまいました。
ただ、少年聖歌隊の歌が一日に2回だけなので、聴きたい方は早目に行かれると良いと思います。 -
山の中腹に修道院があり、そこまではロープーウェイでいきます。やや高所恐怖症気味の私は相当こわかったです。
帰りは、フランス人と思われる修学旅行生達と一緒に乗り合わせたのですが、元気にはしゃぐ学生の中、
ただひとり引率の先生(男性)が、大きな身体を小さくし、ロープーウェイ内の棒にしっかり抱きついておびえていました。笑えました。 -
ヤッホー!
と叫びたい気持ちを抑え、大きく深呼吸しました。
風が気持ちよかったです。
「来て良かった。」思わずそう言っていました。 -
こう空気がおいしいと、浮かれてこんなアホなこともしてしまうわけです。
(同行者にはむりやりやってもらいました。) -
モンセラットでの昼食です。
すごいボリュームでびっくりしました。
いくつかレストランがありました。
ここはバイキング式だったのですが、学食のようなのんびりした雰囲気のレストランでした。
味は、日本人には比較的合いますが、何せこのボリューム。食べすぎにはくれぐれもご注意ください。
あまりの量の多さに、同行者とふたり顔を見合わせ笑いました。 -
中腹にある大聖堂には、黒いマリア様が安置されています。この像に触れ願い事をすると、どんな願い事も一つだけ叶えてくれるそうです。
そんなことも知らずに何だか厳粛な気持ちで、ただただ見つめていました。
お願い事しておけばよかったかな・・・。 -
四日目。晴れ。
今回の旅行の大目玉。
メルカド!朝から張り切っていました。
ランブラス通りから入るサンジュッゼップ市場。
「何かスペイン最大級の面積を誇るんだって!」
「スペインの台所だねぇ・・」などど話しながら
小躍りしたい気持ちでいざ、市場内へ・・・ -
市場内はとにかく目にまぶしいくらい色がキレイでした。野菜、果物、日本では見慣れないヤギの顔、豚の丸焼きなどなど。買出し隊長にでもなった気分で賑やかな市場界隈をワッシワッシと歩く。
ただもうそれだけで私は嬉しかった。 -
可愛い卵屋さんを発見。
思わずなでたくなる感じ。
よく割れないな・・・変に感心してしまいました。 -
クチコミの方にも書きましたが、今回の旅行No1料理に輝きました(投票者は2人)、市場内のBAR、『DE LA BOQUERRL』
お店のマスター、その他スタッフの方々もとても親切で、限られたスペースの中でかなりのパフォーマンスを見せていました。 -
これは卵焼きの上にオリーブオイルで炒めた小イカが乗った料理。その他にも、野菜のたっぷり入ったスペイン風フワフワオムレツ。などなど・・。
スペインのマンマが作るような気取りのないものばかりでしたが、どれも思わずニーッと頬が緩んでしまうほどおいしかったです。 -
スペイン風ふわふわオムレツ。
キッシュみたいな感じでめちゃくちゃおいしかった〜。 -
いちご(フレサ)の買い食い。^^
甘くておいしかった。
けっこうな量がありましたが、ペロッと食べてしまいました。
こんなのも楽しい。^^ -
アルコールに始まり、アルコールに終わった今回の旅・・。
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ホテルの部屋で・・
こっそり深夜のパーティー。
昼間スーパーマーケットで、パン、ハモン、アトュン(ツナ)レイチェそして白ワインを購入しました。
時差のため、朝起きるのが辛く、夕方過ぎると眠くなってしまうので、朝は無理せずお昼頃遅い朝食をとり夕方頃に軽い夕食をとるという感じでした。
個人的には、一週間ほどの旅行の方には、無理せず1日2食をおすすめします。 -
今回の旅はとにかくたくさん歩きました。
旧市街。ゴシック地区。エシャンプラ地区、などなど。街中で捕った写真を何枚か載せてみたいと思います。
有名なところで、ランブラス通りの大同芸人。
華やかな芸人さんたちがたくさんいましたが、彼らは地味にふつうにチェスをしていました。
あまり人も集まっていなくて、そんな姿が可笑しかったです。 -
メインストリート。
ランブラス通り。
スペインに来たって実感できる本当に素敵な通りでした。 -
カテドラルの前のカタルーニャ建築家教会のピカソの壁画です。
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路地裏でアコーディオンを弾いていたお兄さん。
ちょっぴりシャイな感じでしたが、素敵な音色を奏でていました。こうして見ると本当に絵になりますよね。 -
「バルセロナの休日?」
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たまたま街を歩いていたらチラシをもらいました。
スペイン出身のクラシックギターリスト、Manuel Gonzalesという方のコンサート。知っている曲もあったので行って見ることにしました。
場所はEsglesia de Sant Jaume という聖堂でした。
ひとり15€のチケットを二枚購入。
定刻になると溢れるくらいたくさんの人が来ていました。演奏は、まさにBeuteful!切なく優しく楽しい演奏でした。思いがけず、素敵な時間を過ごすことができて嬉しかったです。 -
メトロ4号線 ジャウマプリメール駅近くの凱旋門です。ちょうど歩きつかれていた時に、この門の前に出ました。
とても立派で素敵な門で、「おぉー・・・」
少し疲れが癒されました。
ここの門をくぐったのが確か夕方頃で、オレンジ色の光の中、周囲も何となくのんびりしていて、なんだかとても幸せな気持ちになったのを覚えています。 -
街中のマンションです。
壁画がおしゃれな感じです。 -
街中をよく走っていたツアーバス。
かわいいですよね。
東京でいうはとバスのような感じでしょうか。
今回は乗らなかったけど、今度行ったら是非乗ってみたいな。^^ -
Bar サガルディでの朝食。
お昼前で種類はあまりありませんでしたが
おいしかったです。 -
街中でダンサーsを発見。
たくさん人が集まってました。
情熱的で素敵でした。
同行者とふたり社交ダンス始めようか・・・
などと話したような気がします。 -
宿泊したホテルの最寄り駅「ボガテル」です。
ここに帰ってくると何故かホッとしてました。
私たちの駅!って感じで・・。 -
ホテル近くの道で・・・。
-
また、いつの日にか、
一緒に旅ができたらいいですね。
はづき
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この旅行記へのコメント (1)
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- 気楽トンボさん 2005/10/04 20:01:56
- 初めまして!
- もう何年前になるのかな・・・
スペインは楽しかったです。
はづきさんの旅行記を懐かしく読ませて頂きました。
黒いマリアさんに触れてお願いをしました。
そのお願いは叶ったのか・・・忘れてしまいました。
マリアさんもせいが無いと怒っているかも!(苦笑)
ガウディは天才!
ユニークさに仰天しました。
はづきさん!たまには「気楽トンボ」のドアもノックしてください。
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