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「日本で一番遠い島」<br />片道25時間半の船旅でしか辿り着けない、それが小笠原。<br />そんな小笠原航路に高速船・TSLの就航が決まり、片道17時間で行けるようになってしまう。<br />時間の掛かる今だからこそ行っておかなければ。<br />1年半前の年末年始、そして半年前の年末年始、船と宿の予約が取れたにもかかわらず、私事のため二度も小笠原行きを中止せざるをえなくなったのだが、捲土重来、三度目の正直で、日本で一番遠い島へ。<br />(滞在は父島のみだけど。)

たった1航海だけの小笠原の旅

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2004/09 - 2004/09

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高級和牛の会のかい

高級和牛の会のかいさん

「日本で一番遠い島」
片道25時間半の船旅でしか辿り着けない、それが小笠原。
そんな小笠原航路に高速船・TSLの就航が決まり、片道17時間で行けるようになってしまう。
時間の掛かる今だからこそ行っておかなければ。
1年半前の年末年始、そして半年前の年末年始、船と宿の予約が取れたにもかかわらず、私事のため二度も小笠原行きを中止せざるをえなくなったのだが、捲土重来、三度目の正直で、日本で一番遠い島へ。
(滞在は父島のみだけど。)

  • 「日本で一番遠い島」へ。<br />針路は南。おがさわら丸、航行中。竹芝桟橋を10時に出港し、房総半島を通過。とはいえ、父島まではまだ20数時間の船旅。

    「日本で一番遠い島」へ。
    針路は南。おがさわら丸、航行中。竹芝桟橋を10時に出港し、房総半島を通過。とはいえ、父島まではまだ20数時間の船旅。

  • 日の入り<br />17:30頃、一日の終わりを八丈島沖で静かに迎える。

    日の入り
    17:30頃、一日の終わりを八丈島沖で静かに迎える。

  • 月下の航行<br />夜になっても航海は続いている。月光が海を照らし出す。

    月下の航行
    夜になっても航海は続いている。月光が海を照らし出す。

  • 小笠原へ。<br />2日目。<br />竹芝を出て翌朝の9時過ぎ、小笠原の北端、聟島列島がいよいよ見え出した。

    小笠原へ。
    2日目。
    竹芝を出て翌朝の9時過ぎ、小笠原の北端、聟島列島がいよいよ見え出した。

  • 空も雲も小笠原。<br />あと数時間で小笠原上陸。<br />気分も高揚してくる。

    空も雲も小笠原。
    あと数時間で小笠原上陸。
    気分も高揚してくる。

  • 父島列島に接近。<br />島が大きくなってくる。近付く島から目が離せなくなる。

    父島列島に接近。
    島が大きくなってくる。近付く島から目が離せなくなる。

  • 出迎え(秋の交通安全運動編)<br />小笠原交通少年団が小笠原海上保安署の巡視艇に乗って出迎え。<br /><br />11:30頃、予定通りに小笠原へ上陸。<br />小笠原YHに連泊。<br />昼食後、YHでバイクを借りて、ジョンビーチ・ジニービーチハイキングに出発。<br />(本来は一日行程なので、半日行程はかなり強行)

    出迎え(秋の交通安全運動編)
    小笠原交通少年団が小笠原海上保安署の巡視艇に乗って出迎え。

    11:30頃、予定通りに小笠原へ上陸。
    小笠原YHに連泊。
    昼食後、YHでバイクを借りて、ジョンビーチ・ジニービーチハイキングに出発。
    (本来は一日行程なので、半日行程はかなり強行)

  • 山羊その1。<br />中山峠登り口で。その後の道中でも頻繁に出くわすので、その2以降は割愛。<br />小港海岸でバイクを降り、まずは中山峠経由で高山を目指す。

    山羊その1。
    中山峠登り口で。その後の道中でも頻繁に出くわすので、その2以降は割愛。
    小港海岸でバイクを降り、まずは中山峠経由で高山を目指す。

  • 海(ジョンジニ)よりも先に山を目指してしまった。標高228m高山山頂から望む南島。<br />方向は違うが、水平線上には母島も見える。

    海(ジョンジニ)よりも先に山を目指してしまった。標高228m高山山頂から望む南島。
    方向は違うが、水平線上には母島も見える。

  • 高山から望む正面の衝立山。<br />海岸からせり上がって高木のない高山は、アポイ岳のような印象を受けた。

    高山から望む正面の衝立山。
    海岸からせり上がって高木のない高山は、アポイ岳のような印象を受けた。

  • 誰もいない静かな浜辺のジョンビーチ。海に入る時間がないのが残念。ゆっくりと過ごしたかった。

    誰もいない静かな浜辺のジョンビーチ。海に入る時間がないのが残念。ゆっくりと過ごしたかった。

  • 辿り着いたジニービーチ。泳ぎもできず、来ただけになってしまったが、達成感に関しては満足。

    辿り着いたジニービーチ。泳ぎもできず、来ただけになってしまったが、達成感に関しては満足。

  • 道無きジニーへの崖。ビーチへの道らしい道はなく、崖を上り下りしてやっと浜に下り立つ。

    道無きジニーへの崖。ビーチへの道らしい道はなく、崖を上り下りしてやっと浜に下り立つ。

  • ジニーから崖を戻り返し、砲台跡を越えてさらに進むと、眼下にはジョンビーチ。

    ジニーから崖を戻り返し、砲台跡を越えてさらに進むと、眼下にはジョンビーチ。

  • 前進。<br />岩の稜線を強引に乗り越え、背丈より高い岩を下りてジョンに戻った。

    前進。
    岩の稜線を強引に乗り越え、背丈より高い岩を下りてジョンに戻った。

  • ジョンジニからの帰り道のブタ海岸。急がないと日が暮れる。

    ジョンジニからの帰り道のブタ海岸。急がないと日が暮れる。

  • 中山峠から振り仰ぐ高山。母島まで遠望できる名山だった。<br />小港海岸発高山経由ジョンジニ往復小港海岸着、所要3時間半。かなり時間短縮して踏破。

    中山峠から振り仰ぐ高山。母島まで遠望できる名山だった。
    小港海岸発高山経由ジョンジニ往復小港海岸着、所要3時間半。かなり時間短縮して踏破。

  • ウェザーステーションからの夕景。<br />小港海岸に戻ったのも束の間、スクーターを飛ばしてウェザーステーションへ。<br />日没に間に合った。

    ウェザーステーションからの夕景。
    小港海岸に戻ったのも束の間、スクーターを飛ばしてウェザーステーションへ。
    日没に間に合った。

  • 小笠原滞在2日目。<br />パパヤマリンスポーツの父島周り1日コースのツアーに参加。<br />まずはマッコウウォッチング。<br />弟島西20?沖、水深1000m。<br />マッコウクジラ2頭のブローは中央2カ所の白い波。<br />水深1000mを泳いでみる。<br />地に足がつくはずもない。<br />この後、船酔いに苦しむ。

    小笠原滞在2日目。
    パパヤマリンスポーツの父島周り1日コースのツアーに参加。
    まずはマッコウウォッチング。
    弟島西20?沖、水深1000m。
    マッコウクジラ2頭のブローは中央2カ所の白い波。
    水深1000mを泳いでみる。
    地に足がつくはずもない。
    この後、船酔いに苦しむ。

  • 午前中のマッコウウォッチングとドルフィンスイムに続き、昼食後兄島海中公園へ。<br />だが、船酔いのためドルフィンスイムは眺めるだけだった。<br />昼食後、やや回復。<br />兄島海中公園で潜る。

    午前中のマッコウウォッチングとドルフィンスイムに続き、昼食後兄島海中公園へ。
    だが、船酔いのためドルフィンスイムは眺めるだけだった。
    昼食後、やや回復。
    兄島海中公園で潜る。

  • 午前中はイルカとは泳げなかったけど、回復後は海中公園で魚見物。

    午前中はイルカとは泳げなかったけど、回復後は海中公園で魚見物。

  • 襲われるっ!<br />さすが海中公園、魚の密度が濃い。<br />魚に食われそうな錯覚を覚える。

    襲われるっ!
    さすが海中公園、魚の密度が濃い。
    魚に食われそうな錯覚を覚える。

  • 南島上陸。<br />揺れる船から解放、やっと地に足がついた。正面はハートロック。

    南島上陸。
    揺れる船から解放、やっと地に足がついた。正面はハートロック。

  • 国立公園特別保護地区・南島の扇池。特異な地質と地形、繊細な生態系の島。<br />

    国立公園特別保護地区・南島の扇池。特異な地質と地形、繊細な生態系の島。

  • 干からびた海亀の子の亡骸。<br />大人になって島に帰ってくるのはごく僅か。

    干からびた海亀の子の亡骸。
    大人になって島に帰ってくるのはごく僅か。

  • 扇池のほとりで寛ぐ。<br />環境保全のため行動が制限される。海もいいけど、岩に登りたくなる。

    扇池のほとりで寛ぐ。
    環境保全のため行動が制限される。海もいいけど、岩に登りたくなる。

  • 扇池の裏側。<br />扇池に行くには、鮫池から上陸するか、泳いでここを潜るかの2通り。

    扇池の裏側。
    扇池に行くには、鮫池から上陸するか、泳いでここを潜るかの2通り。

  • 南島を離れる。<br />やっとドルフィンスイムができる状態にまで気力と体力が回復。<br />午後遅くになってやっと念願のドルフィンスイムを果たす。<br />一緒に泳ぐのはミナミハンドウイルカ。さすがに相手は泳ぎが上手くて追いつけやしない。

    南島を離れる。
    やっとドルフィンスイムができる状態にまで気力と体力が回復。
    午後遅くになってやっと念願のドルフィンスイムを果たす。
    一緒に泳ぐのはミナミハンドウイルカ。さすがに相手は泳ぎが上手くて追いつけやしない。

  • 月明かりの宮之浜で、小笠原海洋センター主催のウミガメ放流会。<br />400頭のアオウミガメが音も立てず海に向かう厳粛な光景を見守る。<br />島を出て、20〜30年の長旅を経て再び島に戻ってくるのはごく一部。<br />小笠原の子供達も中学を卒業したらほとんどが本土に出てしまう。<br />島の子、亀の子に思いを巡らす。

    月明かりの宮之浜で、小笠原海洋センター主催のウミガメ放流会。
    400頭のアオウミガメが音も立てず海に向かう厳粛な光景を見守る。
    島を出て、20〜30年の長旅を経て再び島に戻ってくるのはごく一部。
    小笠原の子供達も中学を卒業したらほとんどが本土に出てしまう。
    島の子、亀の子に思いを巡らす。

  • 小笠原滞在3日目。<br />この日もパパヤのツアーに参加、ケータ島1日コース。<br />午前中は嫁島とマグロ穴でドルフィンスイムだったが、船酔いで全く泳げなかった。残念ながら写真を撮る気力もなし。<br /><br />そして、待ちに待ち、耐えに耐え、ケータ島に上陸。<br />中央が最高峰の大山。

    小笠原滞在3日目。
    この日もパパヤのツアーに参加、ケータ島1日コース。
    午前中は嫁島とマグロ穴でドルフィンスイムだったが、船酔いで全く泳げなかった。残念ながら写真を撮る気力もなし。

    そして、待ちに待ち、耐えに耐え、ケータ島に上陸。
    中央が最高峰の大山。

  • 浜での昼食後、山頂目指して出発。<br />この期に及んで海より断然、山。<br />元気になる。

    浜での昼食後、山頂目指して出発。
    この期に及んで海より断然、山。
    元気になる。

  • 戦前の在住者・岩崎亀五郎氏の墓。<br />自分の名にちなんで、墓石の土台は亀の石像。

    戦前の在住者・岩崎亀五郎氏の墓。
    自分の名にちなんで、墓石の土台は亀の石像。

  • ケータ島最高峰・大山登頂。標高88m。<br />北に小笠原列島の最北端・北之島を遠望。

    ケータ島最高峰・大山登頂。標高88m。
    北に小笠原列島の最北端・北之島を遠望。

  • 孤島の頂から。<br />山頂には旧日本海軍の通信施設の遺構が残る。<br />正面の鋭利な奇岩は針之岩。

    孤島の頂から。
    山頂には旧日本海軍の通信施設の遺構が残る。
    正面の鋭利な奇岩は針之岩。

  • 無人の島、無山羊の島、ケータ島。<br />今年の春までに全ての野山羊の駆除を完了。植生回復が待たれる。

    無人の島、無山羊の島、ケータ島。
    今年の春までに全ての野山羊の駆除を完了。植生回復が待たれる。

  • スパイダーリリー。<br />かつての集落の跡で。人は離れていなくなっても、花は育つ。

    スパイダーリリー。
    かつての集落の跡で。人は離れていなくなっても、花は育つ。

  • 島をあとに。<br />この静かな無人島に野宿したい!<br />でも帰らねば。しかも高波に揺られて…。<br />ケータ島西の鳥島の入り江で潜る。<br />この日最初で最後、かつ小笠原滞在最後の海へ。<br />父島に帰る頃にはサンセットクルージング、そしてナイトクルージングへ。

    島をあとに。
    この静かな無人島に野宿したい!
    でも帰らねば。しかも高波に揺られて…。
    ケータ島西の鳥島の入り江で潜る。
    この日最初で最後、かつ小笠原滞在最後の海へ。
    父島に帰る頃にはサンセットクルージング、そしてナイトクルージングへ。

  • 今夜は出港パーティー。どれも旨そう。ヘルパーさんお疲れ様。

    今夜は出港パーティー。どれも旨そう。ヘルパーさんお疲れ様。

  • 出港パーティー。<br />岩尾別や礼文にも引けを取らない、歌あり踊りありの楽しく心に残るミーティング。

    出港パーティー。
    岩尾別や礼文にも引けを取らない、歌あり踊りありの楽しく心に残るミーティング。

  • 帰りたくはないのに…。<br />夜明け前からエンジンを始動し出港を待つおが丸。<br />早くも小笠原滞在最終日。

    帰りたくはないのに…。
    夜明け前からエンジンを始動し出港を待つおが丸。
    早くも小笠原滞在最終日。

  • 三日月山の上に広がる朝焼けの雲。大神山公園から。

    三日月山の上に広がる朝焼けの雲。大神山公園から。

  • 日の出。<br />山に遮られて海からの日の出ではないが、滞在最終日だけに感慨深く。

    日の出。
    山に遮られて海からの日の出ではないが、滞在最終日だけに感慨深く。

  • 東京へ(小笠原も東京だが)。<br />日本の裏側・ブラジルへの直行便よりも時間の掛かる小笠原。

    東京へ(小笠原も東京だが)。
    日本の裏側・ブラジルへの直行便よりも時間の掛かる小笠原。

  • チーム宮之浜 <br />ここで素潜りを習っていれば、もっと海を楽しめたはず。

    チーム宮之浜 
    ここで素潜りを習っていれば、もっと海を楽しめたはず。

  • 島抜け。ホステラー達と一緒に。たった1航海だけだった小笠原の旅。

    島抜け。ホステラー達と一緒に。たった1航海だけだった小笠原の旅。

  • ホステラーやヘルパー達に見送られ、いよいよ、いやいやながら出港。

    ホステラーやヘルパー達に見送られ、いよいよ、いやいやながら出港。

  • 名残は尽きず。<br />二見の湾外に出ても、まだまだ見送りは続く。島に戻してくれー。

    名残は尽きず。
    二見の湾外に出ても、まだまだ見送りは続く。島に戻してくれー。

  • さらば小笠原。<br />これまでの出来事を振り返りつつ、重ね合わせつつ、ケータ島を遠望。

    さらば小笠原。
    これまでの出来事を振り返りつつ、重ね合わせつつ、ケータ島を遠望。

  • 今回の旅の最後の朝。<br />おが丸から朝空を見上げる。<br />本土に近付けば近付くほど、現実の生活が刻一刻と近付いてくる。<br />島とは時間の流れが異なる生活が。

    今回の旅の最後の朝。
    おが丸から朝空を見上げる。
    本土に近付けば近付くほど、現実の生活が刻一刻と近付いてくる。
    島とは時間の流れが異なる生活が。

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