ブルックリンでの聖パトリック・デー・パレード

2004/03/21 - 2004/03/21

聖パトリック･デー、ブルックリンのプロスペクトパーク沿いに大きくパレードが催された。マンハッタンのは有名で以前何度かアイルランド系アメリカ人に混じり、紙袋に缶ビールを入れて、それを飲みながらパレードを観たことがある。が、ブルックリンのは初めて。アイルランドやスコットランドの民族衣装をきてバグパイプを吹くグループ以外にも、ブルックリンに移民してきた黒人なども沢山いた。寒い春の一日、青空には大きな白い雲が走り、道路に大きな影をおとしてマダラを作っていく。観客はマンハッタンと違いビールを飲んでいない。近所の健全なユダヤ人家族といった感じでした。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

バグパイプを吹きながら民族衣装で行進。

典型的なアイルランドからの移民者は警官や消防師とい職業につきました。祖国が飢饉のため絶望の思い出アメリカに辿り着いて鉄道や運河の建設という重労働をやむなくされた移民者も多かったそうです。19世紀の話しですが。アイルランドからアメリカへの渡航費も労賃を半年分先払いで受け取り、それで大西洋を越えてきたのだとか。そのような苦労をしただけに、定着したアイルランド系アメリカ人は愛国主義者が多いみたい。

アイリッシュというよりはブルックリンの公立のハイスクールに行く学生のバンドのよう。

アイリッシュはプライドが高い。

お祭り騒ぎに便乗するペドラー（行商）。