2005/08/20 - 2005/08/29
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みっきぃーさん
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ガイドのTomさんとオーストラリア10日間のドキドキ(色んな意味で・・・)旅の記録。
本当は仕事で行きましたが、仕事は・・・・・・・・おそらくOK。
同じ職場の人にこの旅行記が見つからないことを祈るばかりです。。。
研究テーマ『コミュニティ』ということで、思いっきり観光してきました。って、仕事だってば。。。
とりあえず、クィーンズランド州はサンシャインコースト、そしてタスマニア州ホバート、そしてシドニーという行程です。
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早朝、ブリスベン空港に到着。
検疫で、日本人の女の子が調査犬に寄られてパニックになってた。食べ物持ってたみたい。
そんな様子を見ながら荷物を取り、スムーズに検疫そして税関を通り抜けた。(ニュージーランドでなれているので、余計なものは持ち込まないようにしてたからかな)
思ったよりも早く出れたせいで、待ち合せ時間前には待合ロビーへ。
親切な現地係員が待っているはずなんだけど、姿が見えないので、とりあえずおとなしくベンチに座って周りの様子などを眺めて時間潰し。
待つこと30分ほど。
周囲のゆったりした動きとは違って、空港の中に慌ただしく現れた人物。それは、親切な現地係員ではなくて、美しい現地係員Sumiさんだった。
私を探しているようだったので「おーい、Sumiさーん」と笑顔で手を振って見る。待ち合せ予定時間にも遅れたのをとても気にしてか「大変お待たせしてしまって」と謝る彼女。
っていうか、待つことは苦にならないし、このまま放置された方が嫌なので、来てくれてありがとうの気持ちの方が強いです。
さらに、実はトイレに行きたかった。。。ので、荷物をSumiさんに見てもらって、トイレへGO!
さてさて、空港を出発。最初の滞在地サンシャインコーストへ向かう途中で、Tomさんが行きたいところがあるという。しかし、私が長いフライトで疲れているんじゃないかと気遣って目的地へ急ぎましょうか?と。
ただ、私という人間、「好奇心」が原動力のため疲れよりもそちらが勝ってしまう。
で、ハイウェイを逸れて、グラスハウスマウンテンに向かった。
不思議な形の岩山が点在する場所。そんな中一軒のカフェで休憩。なんと、そのカフェの裏には野生のカンガルーが闊歩してた・・・。
カフェには『OPEN』と書いてあるが、人はいない。オーストラリアで知ったのは、『OPEN』と書いてあっても、信用してはならないということ。
カフェの前でぶらぶらしていると、カフェの向こうの家から、上半身裸のおじさんが何か叫んでる。Sumiさんが答えると「5分で行くから待ってろ。って」
とにかく彼がやってくるまで、待つことにした。TomさんもSumiさんも朝食がまだで、私も飛行機の朝食は食べる気がしなかったから、丁度いい具合に腹ペコだった。 -
待つこと10分。カフェのおじさんがやってくる。っていうか、どう見ても、歩いて2分だろ。。。という距離を、車で。
車から降りると、一匹の犬が一緒に降りてきた。
おじさんと一緒で恰幅のいい犬。名前忘れたけど、マッなんとかだった。
ボールで遊びたがったので、遊んでやると、面白いくらいに遊ぶ。はるか遠くに投げてもちゃんとボールを捜して持ってくる。外国のペットって、どうして人懐っこくて、おとなしくて、チャーミングなんだろう。
うちの犬なんか、ボール投げたら取りにいくけど、持っては来ないしなぁ・・・。
で、かなりの時間彼と遊んだ。
そうしている間、オーストラリアンスタイルの朝食を作ってもらっていると、次々とお客がやってきた。
そんな中でも、色々とここらあたりの道路や見所を親切に教えてくれるカフェのおじさん。
ゆったりと流れる時間が心地よかった。 -
伝説の場所グラスハウスマウンテン。面白い形の山が点在する場所。
その岩は大家族で、ある時、津波に襲われることを父親が察知し、家族に逃げるように言った。
しかし、あまりにも大家族なため、父ちゃん一人では家族全員を守りきれない。
そこで長男に母親を守るように言ったが、その兄ちゃん、実際に津波が来たときにあまりにも怖くて、母ちゃんを見捨てて逃げ出してしまう。
幸い母さんは助かったものの、母を見捨てて逃げた息子に父ちゃん激怒。
「なぜ言い付けを守って、母さんを守らなかった!」
そこで息子は「母さん体が大きいから大丈夫だと思ったんだ」(・・・どういういい訳?)
しかし、母ちゃんが大きく見えていたのは、実は妊娠していたからだそうで、父ちゃんの逆鱗に触れ兄ちゃんは首を斬り落とされてしまった。
その出来事に家族は嘆き悲しみ、家族の流したその涙が川になり、海に流れ込んでいる。
という伝説。Sumiさん調べ。 -
グラスハウスマウンテンを後にして、最初の滞在地のサンシャインコーストのヌーサへ。
ヌーサはアボリジニ語で、「木陰」や「隠れ家」を意味する言葉だそう。
その言葉がしっくりいく町の雰囲気。
到着してから、Tomシェフが作ってくれたジャパニーズヌードルの昼食後、シャワーを浴びたら、うとうとモードに突入。
とりあえず今日の予定はまだ終わっていなかったけれど、TomさんとSumiさんにとりあえず「寝ます」と言って、ベッドに入る。目覚ましは20分後にかけた。
目覚ましで起きると、なんと信じられないことに20分しか寝ていないのにかかわらず、とってもスッキリ。質の良い睡眠とはこのことを言うのかと実感。Tomさんたちも「本当に寝たの!?」と驚いていた。
残りの時間でヌーサの町へ繰り出す。
Laguna Lookoutという展望所へ行く。運がよければ、野生のコアラが見られるそうだが、運がなかったらしい。
続いて、観光の中心地ヘイスティングSt.を通り抜け、ヌーサ川の河口へ。
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4万人ほどの人が沿岸に暮らす川にしては、めちゃめちゃ水がきれいです。
そして河口からメインビーチへ。
砂がとてもさらさらしてて、歩くと雪を踏みしめたがごとくギュと音が鳴る時がある。
とても広いし、水が冷たいにもかかわらず、サーフィンをしている人や泳いでる人は多い。
そして、そんな人がたくさんいるのに、ゴミが全くない。
それに驚かされた。 -
これと同じ事かどうかはわからないけれど、今回はオーストラリア、前回まではニュージーランドでよく目にするのは、スーパーマーケットなどでの身障者用の駐車スペースがちゃんと空いていること。
日本では若い人とかが平気で停めたりしてる姿をみるけど、こちらではどんなに駐車場が満車でも、雨が降っていろうとも、スペースは空いてる。
社会的なモラルが高いんでしょうね。
しかして、水が冷たいのに、そしておそらく暦的には冬なのに・・・、元気の良い人は泳ぎ、その他は水着姿で日光浴。 私なんか、長袖2枚着てたのに。。。
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ヌーサ滞在2日目。
視察などの予定を終えた我々。
と、そこでTomさんがクルーズに招待してくれると言い出した。
クルーズだなんて♪とウキウキして行ってみると、小さなレンタルのボート。
誰でも借りれるそう。
でも・・・・
「誰が操縦するんですか?」
「僕に決まってるじゃないですか」
と、Tomさん。
「は?」
と、思わず口に出てしまう。
あまりにも怪訝そうな顔をしたんだろう私の顔を見て、Tomさんは言った。
「僕は船舶免許を持ってるんですから」
なるほど。それなら安心して乗りましょう。
いざ出発!
エンジンが音を上げて、岸から船を離していく。
とそこで、Tomさん一言。
「さっき、前から船が来たらどっちに避けるって言ってました?」
はいっ?
「さっき説明聞いてたんじゃ?!」
ショップの店員がTomさんに色々と説明をしていたのを、Tomさんも「ふんふん」と聞いていたじゃないですか。私は私で乗っけてもらうだけという気持ちだったので、全然聞く気もなかったよ。。。
「車と反対って言ってたような・・・」といまいち確信のないTomさん。とりあえず周りの様子を見ることに。
で、周りの様子を見ていたら、どうやら右に避けるようで、二人して一安心。 -
途中の中洲で、ペリカンが群れをなしていた。
生のペリカンがいる自体もはじめての私。
その様子を近くで見せてくれようとして、マーカーを外れて近づくクルーズ船。
下を見ると、川底がすぐそこに見える・・・。
「Tomさん、なんだか浅いとこに来てるみたいですけど」
そのとき、怪しい音。
そして、・・・・モーターが止まった。。。( ̄□ ̄;)!!
「ひっかかった・・・」
いわゆる、座礁。。。
どうやっても動かないので、Tomさんが冷たい川の中へ入りボートを押しやってから、船はやっとその場を離れることができました。
とにかく以降座礁2回。
大体、上の写真で見られますように、運転する方法がちょっと違うくないですかTomさん???
しかし、なんとかヌーサリバーのゆったり?クルーズを無事に楽しむことが出来、無事に陸に帰り着くことができました。 -
今回のテーマ『コミュニティ』についての、一番重要な研修地を訪れる。
サンシャインコーストから内陸に入った、カランドラ市に属する、マレーニという町。
この町は、住民たちがいかに自分たちの生活をよくするか。ということをコンセプトに、住民たち自身の手でゴーストタウンと化していた町を立ち直らせたことで世界的に有名である。
特に、オーストラリアの中では有名なコープ(協同組合)タウンとなっている。
この町は、協同組合で成り立っており、写真のパブもコープ形式で運営されている。
また、コープ形式だけでなく、住民自らの出資で成り立つ(昨今は住民だけとは限らないが)地域銀行(クレジットユニオン)の設立、地域の中で地域だけで通用する通貨システムを使って、地域の中で人と人とのつながりを作っていくという地域通過システム(LETS)などが、うまく地域に根付いて、とっても元気のいい町になっている。
マレーニのあとは、この町を再生させた「マレーニの母」ことジル=ジョーダンさんと一緒に日本を講演してまわり、日本人としてこの町に精通し自らも活動をされている、デジャーデン=由香理さんにお会いするためにユードロという町にある、由香理さんのお家まで車でGo.
「一回いったことがあるけど、あまり覚えていないんだよね」
と、運転手のTomさん。・・・・・助手席で、由香理さんの書いてくれた地図を穴の開くくらい見て、ナビゲート。。。
無事、到着。
2時間半あまりもお話をしていただいて、色々なことを教えてもらったというか気付かせてもらった。
いやいや、充実の一日でありました。 -
ヌーサ最終日。というか、次の視察地へ移動日。
ということで、午前中はヌーサの観光のメインストリートであるヘイスティングスストリートへ。
ぶらぶら歩き回る。
ヌーサの町並みは、徹底したタウンプランニング(日本でいうなら町づくり計画や都市計画といったところ)で作られている。
有名なのはヤシの木以上の高さの建物は建ててはならないとうもの。(厳密に言うと、プランニングでは4階と書かれてるんだけど。)
歩道の広さや、道路と歩道との間隔、道路へ街路樹を植える際のこととか、それも居住エリアや観光エリアによっても細かく細分化されている。
特にビックリするのは、個人の庭造りに関しても植えることのできる植物などなどについて言及していること。
「個人の庭についてまで余計なお世話!」と言いたくなりそうですが、このプランニングは町の人たちが考え出したもの。この地域の自然環境を守っていくためには大切なことだから。と、みんなが進んで取り組んでいるんだそう。
ヌーサの町並みはこのタウンプランニングで、とても緑あふれる素敵な町になっています。
(写真はヘイスティングストリートの歩道。車椅子や乳母車が通りやすいように歩道は広く、また直射日光が当たらないように、歩道には街路樹を植え木陰を作るようになっています。) -
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ヌーサにさようなら。
一路、ブリスベン空港へ向う。
オーストラリアの動物を見ていないことに気付き、向う途中の「オーストラリアン ズー(Australian Zoo)」へ立ち寄ってもらった。
何が見たいって、コアラでしょ、カンガルーでしょ、ウォンバットでしょ。
いやいや、ちょっと大人気なくわくわくしてしまいながら場内散策。
時間的にラッキーで「クロコダイルショー」を見ることができた。
クロコダイルって、ジャンプしたりものすごい速さで動いたりできるんですねぇ。覚えときましょう。
カンガルーと触れ合うことができたが、コアラのあまりにも虚ろな目にちょっぴりビビってしまった。
エミューにも突付かれそうな感じだったけど、性格はおとなしいんだそう。
いやぁ、もっと時間があったら色々みれたのになぁ。
ちなみに、このオーストラリアンズー。アニマルプラネットで「クロコダイルハンター」という人気?番組があったんですが、それに出てた人が作った動物園で、彼がワニを抱いたでっかすぎる看板が目印となっております。 -
カンガルーと触れ合うことができたが、コアラのあまりにも虚ろな目にちょっぴりビビってしまった。
エミューにも突付かれそうな感じだったけど、性格はおとなしいんだそう。
いやぁ、もっと時間があったら色々みれたのになぁ。
ちなみに、このオーストラリアンズー。
アニマルプラネットで「クロコダイルハンター」という人気?番組があったんですが、それに出てた人が作った動物園で、彼がワニを抱いたでっかすぎる看板が目印となっております。
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さて、オーストラリアンズーを後にして、ブリスベン空港へ。
これから、タスマニア島へと渡ります。
空港会社はジェットスターという会社の小さい飛行機。
持ち込み禁止品のリストの中におもちゃの「ファービー」が載ってて、ちょっとウケた。まだ、ファービーってあるのかな?(ちなみに我が家のは眠らせたまま二度と起こしてない)
どっぷり日が暮れて、タスマニアのホバート空港に下り立ちました。本当に周囲は真っ暗。。。どんな様子かもわかりません。
レンタカーの手続きをして、空港を後にしたものの、本当に真っ暗で、何も見えない。。。
何とか「ホバート」という案内標識を見つけて、そっち方面へ。
街中では、Tomさんの買った地図を見ながら、ホテルを探しました。
ホバート、一方通行が多くて、結構運転は難しいです。
ホテルに着いて、荷物を置いて一休憩する間もなく、ロビーへ。 -
タスマニアの目的は、タスマニア州で行なわれているタウンプランニングの方法を研究する・・・というのを建前に、
?Tomさんが来たことがなかったということ
?我々の友人Andyが住んでいて、彼に会いにきた
ということで、夜9時前だというのに、電話をしたらアンディが会いに来てくれるということで、ロビーで待ちました。
やってきた彼と久々の再会を分かち合い、街中へ。
我々は夕飯もまだだったのですが、レストランもほとんどしまっていたので、24時間営業のデリで夕飯を軽く取り、そのままパブへ。
「タスマニアにきたら、カスケードを勧めるよ」とアンディ。
タスマニアの歴史ある醸造所で作られているカスケード。
オーストラリア国内のコンテストで受賞したこともあるという地元でも人気のあるビールだそうな。
よし、カスケードを飲んでみよう。 と、バーテンさんに注文すると、、、
「I.D.を確認させて」
おぅ。まただよ。アジア人は若く見えるからなぁ。
「ありがとう。」とちょっと困ったような顔でバーテンさん、私にI.D.返却。
TomさんがAndyをつつく。
「何歳に見えたか聞いてみて」 ・・・・16歳か17歳だってさ。
若く見られるのは嬉しいけど、、、、そこまではねぇ。。。
ちなみにホバートはタスマニアで1番古い街(オーストラリア国内ではシドニーに次いで2番目に古いのです)。古い建物がたくさん残ってて、ノスタルジックな雰囲気がある街です。
夜には古い建物がライトアップされてて、とてもきれいでした。 -
朝はいい天気。
一週間前は雪が降ってたらしいので、ラッキーかも。
向うのはホバートから車で西へ約1時間半の町ヒューオンビルというところにある、「タフーン・エア・ウォーク」(Tahune Air Walk)という場所。
ここはタスマニアに残る原生林の中にある高さ30mほどの遊歩道を歩いて、原生林に残された巨大なユーカリの木々のてっぺんを眺めることができるというもの。
タスマニアの森林開発の歴史も見ることができるらしい。
ホバートを出るとオーストラリア的な風景というよりは、ニュージーランド的な牧歌的風景が広がっています。 -
タフーンに到着して、さっそく遊歩道へ。
森林の中に金属のパイプで作られた遊歩道はちょっと異様ですが、大きなユーカリの木のてっぺんを見上げようとしたら、首を直角に曲げても見えないくらいなので、、、30mばかり視点を上げてもらった方が確かにいいですな。 -
しかし、揺れるし。。。
高所恐怖症の私にとっては、心穏やかでない場所ではあります。
クライマックスは、その遊歩道から張り出した展望台。森の栄養タンニンをたくさん含んだ茶色の水が流れるヒューオン川を見渡すことができます。
でも、風が強くて揺れているし、なんかどこかの東洋人のグループのおっさんがわざと揺らしやがって(-_-メ)
思わず「こら、おっさーん、揺らすな!」と日本語で文句いっちゃった。
帰ってアンディに報告。
そしたら意外な事実が判明。
「あの遊歩道はもっと高くするはずだったけど、あれ以上高くすると、伐採しているのが見えちゃうんだよね」
ここにタスマニア原生林が製紙の目的で伐採されている事実を再確認。
実はオーストラリアって、緑豊かかなぁって思ってたら、国土の20%しか森林がないそうです。そしてそのほとんどがタスマニアにあります。
しかし、紙を作る目的で昔から育まれている森林を伐採しつづけていることが問題になっています。そのチップの行き所、ほとんどが日本だということをご存知でしたか??
今は、環境保護の声があがり、原生林を伐採するのではなく、植林した森を伐採するという方向には向いつつあるようですが、まだまだだそうです。
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