2005/05/17 - 2004/05/17
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4nobuさん
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アルル:
ガリアのローマといわれる一方で南フランスの伝統を最も色濃く残す街。
紀元前にはマルセーユの属地であったがBC1世紀にカザエルに味方してマルセーユを負かしてローマ帝国の植民地になってからこの地域の首都に、さらに中世には宗教の中心地にもなり、それ故に貴重な遺産を持っている。すなわちローマ時代遺産の闘牛場、劇場それに中世のサン・トロフィーム教会などである。
現在ではカマルグ地方の主産物の米の町だけでなく軽工業が盛ん。またここで行われる各種の文化フェスティバルは質の高さと独自性で定評がある。ゴッホだけでなくドーデー、ミストラル、グノー、ビゼーなどをひきつける何かがある。
ポン・デュ・ガール:
ユゼスからニームに水を送るために紀元40年から60年の間にガルドン川に架けられた水道橋。古代文明の驚異で2000年にわたって川の増水にも耐えてきた。
旅はこの後、カルカッソン、シャルトル、アヌシーなどと続いたがその旅行記はこのシリーズの(1)(2)(3)ですでに書いた。この2005年フランスの旅シリーズはこれで完結です。長い間のご愛読有難うございました。次の旅行記は2004年韓国か2003年スイスのいずれかです。
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アルルへの途中のロータリの中に残されたローマ時代の水道
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アルル郊外の跳ね橋
ゴッホ人気で再建されたもの -
アルルの中心。レピュブリック広場
向こうが市庁舎 -
ゴッホが描いたル・カフェ・ラ・ニュイがそのままの形で再現され営業している
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カフェの前フォーラム広場に面したホテルの壁に残されたローマ時代の柱
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円形闘技場。
BC2世紀頃に作られ2万人収容できた -
円形闘技場入口
現在も闘牛などに使われている。
中世に要塞として改装された名残の塔がある -
古代劇場。
建築用石材の供給源となり荒廃し再発見された17世紀までは住居と庭の下に埋まっていた。舞台の壁で残ったのは2本の円柱だけ。ここの地下の溝で発見されたのが今ルーブル美術館にある有名な「アルルのヴィーナス」 -
アーケードに囲まれた中庭のある旧市立病院。
ゴッホが入院し中庭を描いた作品を残し現在の庭園はそれに習って復元した。現在はアルル文化活動のセンター -
サン・トロフィーム教会。
「遅れてきたロマネスク美術」として有名な例。身廊は背の割りに幅が狭い。正面はフィンソニウスの傑作「受胎告知」。
またここのポルタイユの彫刻の美しさは有名 -
ポン・デュ・ガール:
アヴィニョンとニームの中間にある。ユゼスからニームまでの50kmをつなぎ日に2万立方メートルの水を送っていた。 -
橋は3層で最上層に導水路がある。ニームが攻められた時には導水は切断された。また4世紀より管理が行われず9世紀には使用不能となったが19世紀に修復された
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最下層のアーチの上は道路になっている
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脚の突起は工事用の足場の支えで、アーチ下部のベンチ様の突起はアーチを積む時の梁の支え
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この旅行記へのコメント (1)
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- ai_worldtravelさん 2005/09/30 01:50:24
- 氷の洞窟アップしました。
- 時間がかかりましたが、やっと氷の洞窟アップしました。
そのお知らせに来たんですけど、
4Nobuさんのフランス旅行記見つけちゃいました♪
4Nobuさんも今年?南フランス行かれたんですネ〜☆
私は友達の家を中心に、5日間の短い滞在でしたので
アルルなどは行けませんでした。。。
また行った時には、前回見れなかった色々な所を見に行きたいデス☆
ではでは、今日はとりあえずお知らせでした☆
Ai
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