2005/09/10 - 2005/09/11
145位(同エリア262件中)
背包族さん
週末、同僚のTさんの柳州の実家にお邪魔した。
柳州は桂林と違い観光都市ではなく、広西きっての工業都市として発展しているところ。
国家4A級の観光地を2箇所訪れたが、一番印象に残ったのは、柳州のグルメだった。
小吃(軽食、スナック、おやつ)というと担担麺で有名な四川省が本場だが、ここ柳州も鹵菜粉を代表とする米粉(ビーフン)しかない桂林と比べると小吃文化が発達している。
最も有名な柳州小吃も米粉だが、桂林米粉とは種類が異なる「螺絲粉」という米粉だ。
螺絲とはタニシのことで、今回初めて「螺絲粉」を食べるまで、ずっとタニシが具になっているものと思い込んでいたが、ダシにタニシが使われているだけで、山盛りのタニシが米粉の上にのっているわけではないことが判明。
Tさんの案内で、柳州の行列のできる店、”愛民螺絲粉”で激辛の米粉「螺絲粉」を食すことにした。
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「銀耳花生湯」1.5元。
銀耳とは白キクラゲのこと。
その他、干しナツメ、ピーナッツなどが入っている女性に人気の美容食品で、味は甘い。
写真のものは、市内の屋台で食べたもの。
Tさんの家の朝食は「銀耳花生湯」のほか、小豆やハスの実が入ったお粥だった。
お母様は、看護婦なので、毎食、見た目、味がいいだけでなく、栄養面もよく考えられた料理を出してくれ、非常に感激した。
彼女の家では、お肉は鶏がメイン(Tさんが豚肉嫌いなことが判明)。
また、料理には一切、唐辛子が入れられておらず薄味(日本人の私のためかと思ったら、お母様があまり唐辛子が好きではないことが判明)。
鶏肉のソテーは食べやすく骨が抜いてあり、生姜が利いておいしい。
スープは土鶏(地鶏)と、花蟹が入っており薄味だがいいダシが出ている。
卵の中に豆腐が具に浮かんだ芙蓉蛋はチーズのようなコクのある初体験の味。
柳州烤鵞(ガチョウ)は、手作りだからか香辛料がきつくなくあっさり味。
ご飯は田舎で買いつけたおいしいお米を手軽に電子レンジで炊いたもの。
電子レンジで炊いたとは思えないおいしさ。
桂林の田舎の家庭料理(特に地鶏鍋)もおいしいが、都市に住む中国人の家庭料理もおいしい。
私は、どんな屋台の料理よりも、実は家庭料理が一番好き! -
「豆腐花」1元。
これは、甘い黒蜜をかけるタイプ。
以前貴州の都で食べた、天秤棒で担いで売っている、辛いタイプの「豆腐花」(四川小吃)もおいしかった。
こちらには、具に大豆を素揚げしたものと、葱が入っていて香りがいい。
味はもちろん四川料理特有の麻辣(しびれる辛さ)。
貴州に行ったらまた食べたい! -
上記2点のデザートを注文した屋台。
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”湯”とはスープのこと。
スープ専門店前には、陶器製のスープ専用の甕が並んでいるので、すぐわかる。
この甕の中で小さい1人用の陶器の容器”盅”(Zhong)に入れられたスープを温めている。
取り出す際は、太い針金のようなもので、持ち上げる。 -
Tさんによると、「香腸糯米飯」もおいしいそう。
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この屋台街は、アーケードがあるので雨の日も大丈夫。
客層は若い女性がほとんど。 -
柳州で最も人気にある小吃屋台街「青雲美食城」。
デパート街から近い。 -
小吃とは軽食、スナックのこと。
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各種カットフルーツをアラカルトで。
1人暮らしでは大きすぎて買うのが不便な西瓜も、ここでは1人でも食べられる。
中国女性は果物が大好き。
もしかして、これが中国美女の美容の秘訣?
ここでも一人でもくもくとフルーツを食べる女性多数!
実は私は果物は、あまり食べない。 -
香芋糕。
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酸っぱい漬物類。
特に若い女性に好まれている。 -
桂林でもよく見かける「砂鍋」という土鍋を使った料理。
ご飯の場合は「砂鍋飯」、麺の場合は「砂鍋麺」と呼ばれる。 -
Tさんおすすめの螺絲粉の店「愛民螺絲粉店」。
夜でも行列ができている。 -
「愛民螺絲粉店」の店内で販売している瓶入りコーラ、1元。
ペプシは、”百事可楽”。
冷蔵庫の取っ手が栓抜きになっている。 -
これが柳州名物「螺絲粉」3元。
普通の店は2.5元とはTさん談。
1.7元で食べられる桂林米粉に比べると高い!
でも具だくさんで、木耳、豚肉の細切り、ピーナツなどが入っている。
それにTさん曰く、同じ2両でも桂林より量が多い。桂林人ケチ・・・とのこと。
唐辛子(ラー油か?)少しだけっていってるのにこの辛さ。
でも、正直辛くないとおいしくない!
辛さのリクエストを何もしないと、真っ赤に染まった「螺絲粉」が出てくる。
店内で食べてた女性のは、真っ赤な状態。
どうも、柳州人は桂林人以上に辛いのが好きらしい。
桂林米粉の場合、公定価格は2両で1.7元(郊外)、1.8元(中心部)。
もちろん市の中心やバスターミナルの側の店などはまずいのに2元くらいで売っているところもある。
また、夜の値段が昼より高いところもある。 -
Tさんおすすめのデザート「涼粉」。
各種原料からつくられたデンプンを溶かしてゼリー状に固めたもの。
透明・黒・黄色の3種類全部トッピングしてもらう。 -
桂林では見かけたことがない生の無花果(イチジク)。1斤3元。
会社へのお土産用に2斤購入。
Tさん曰く、子供のころ田舎で無花果の木を揺らして
採ったとのこと。
皮はそのまま食べられるが、ちょっと渋い。
やっぱりドライフルーツのほうがおいしいかも。 -
柳州の有名なチワン族の歌姫「劉三姐」の名前がついた小吃店。
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「臭豆腐」の店。
Tさんによると、有名な店とのこと。
桂林の道端で売っているのと違い、1つが小さめ。
「臭豆腐」の本場はいろいろあるようだが、桂林では、湖南省が本場ということになっている。
でも「臭豆腐」は紹興、貴州省の貴陽、雲南の建水などでも本場として売られている。 -
腸粉を食べながら、前を見るとすごい行列。
ここの炒冰店はとても人気があるようだ。
目の前では、店の人が果物の皮を剥いたり、ミキサーでフルーツと練乳の混合液を作るのに忙しい。
やっぱりどこの国でも、冷たくて甘いデザートは若い女性に人気のようだ。
ここは行列がすごいので、私たちは他の店にする。 -
腸粉は柳州では「巻粉」という。2元。
ピーナツを砕いたものがのっていて香ばしい。
腸粉は広東小吃なので、本場香港のものが一番おいしい。
ただし、広州のジャスコのレストラン街のは激マズだった。
桂林にもニコニコ堂の前に行列のできる店があるが、桂林風味で酸豆脚がかかっているので、酸味がある。
店内においてあるオレンジ色のソースをかけて食べる。 -
ステンレスのボウルが埋め込まれた機械でひたすら何かを混ぜている。
なんだろうと思ってみていると、シャーベットのようなものが出来上がった。
名前は「炒冰」。
火を使っているわけではないけど、炒めるような動作から名づけられたのだろう。
注文の仕方は、まず好みの果物を選んで伝えるだけ。
その場で皮を向き、カットし、ミキサーで水とコンデンスミルクを入れて混ぜる。
そして、その液体を炒冰機なる機械に注ぎ、かき混ぜるだけ。 -
柳州名物「炒冰」2元。
炒冰機という機械で炒められた?シャーベットのようなもの。
炒冰機に取り付けられたステンレスボウルの下から強烈な冷気が出ている模様。
”自己動手”と書かれているように、自分で混ぜることも可能だが、結構時間かかる。
私は木瓜(パパイア)を、Tさんはハミ瓜をチョイス。
これは私の木瓜味。
南国フルーツの香りが冷たいシャーベットにぴったり。
ガンガンに冷えていて、量も多いので、Tさんは途中でギブ。
私は根っからの甘いもの好きなのでもちろん完食。 -
有名な湖南小吃の一つ「臭豆腐」。
これは油で揚げる前の豆腐。
臭くて有名。
トイレのにおいとかドブのにおいとか言う人もいるが、癖になるにおい。
食べてもおいしい。
私が初めて食べたのは台湾にて。
もちろん香港にもある。
中国の街角で売っているものは、鉱物油が使われているとか、ずっととりかえていない真っ黒に酸化した油だとかの問題があるので、お腹の弱い(そういう問題じゃない?)方は、やめたほうがいい。
かくいう私は二度ほど食べたが、特にお腹は壊さなかったけど・・・。 -
西安の小吃も食べられる。
「涼皮」とは、デンプンを溶かしたものをうすく固め、細く麺のように切ったもの。
キュウリなどの夏野菜とあえて食べる。
「肉挟(食莫)」とはマントウの中に牛肉や豚肉を挟んだ、いわば西安式ハンバーガー。
1個2元。 -
「涼皮」。
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「肉挟(食莫)」の餅(皮)は手作り。
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クレープ状に薄く固めた涼皮を麺状に切っているところ。
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中国語の発音から北方人(西安かな?)だと思われる。
やはり小麦文化の本場は北方。
私が桂林でよく行く餃子の店もオーナーはハルピンの人。 -
「臭豆腐」を揚げているところ。
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これが、「肉挟(食莫)」。
Tさん1つ、私2つお持ち帰り、旦那へのお土産用に。 -
1つは自分用だったのに、いつの間にか旦那に2つとも食べられた。
で、まずいのかうまいのか不明。
でも桂林にも売っているらしいので今度チャレンジ! -
柳州は棺桶でもその名が知られる町である。
それはこんな伝説の存在があるからだろう。
「柳州の有名な政治家、文学者の柳宗元が柳州で亡くなり、遺体を故郷の陝西まで運ぶこととなった。
柳州で作られた棺桶に収められた遺体は、はるか陝西に到着するまで腐乱することはなかった。」
これは、お土産用のミニ棺桶。
ちゃんとスライド式に開閉できる。
10センチ大のもので23元、一番小さい2センチ大のものでも5.5元と結構高い。
Tさんに連れて行ってもらった、地元とお土産、文具、雑貨類の問屋街(桂林の瓦窯のような場所)で購入。 -
「昇官発財」と書いてある。
出世してお金が儲かりますように・・・という意味。
”官”と”財”をつっくけた”官財”は”棺材”(棺おけ)と同じ発音”Guang Cai”なので、棺おけであるけど縁起のいいお土産として人気になっている。 -
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帰りは、汽車で。
柳州駅は、市の中心からやや遠いので、タクシーで向かう。
列車チケットは、市内でも購入可能。 -
柳州駅構内。
なぜか天井に傘が・・・。
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