2005/08/27 - 2005/08/27
24579位(同エリア27503件中)
たまさん
韓国に行くからには、どうしても見てみたかった板門店。敵対する国同士が接する緊張の場がどんなものかを見てみたくて、映画JSAも見て予習して行きましたが、率直な感想として何か夢を見ていたかのようなそんな気分がしました…。
そんな板門店ツアーの旅行記と、ソウル2日目の滞在記です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
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板門店ツアーは日曜日はやっていないので、土曜日のツアーを日本から予約した。
今回予約したツアーは10:40発なので、10時過ぎに東和免税店で手続きをする。 -
このバスに乗って出発する。設備的にはあまり豪華ではなかった。
私の申し込んだサイトは定員10人だったが、他にもいろんなルートがあるようで、バスはほぼ満席で、2台続行運転、さらに掲示された通番を見る限り今日は6台が運行しているようであった。日本語ツアーなので全員が日本人である。 -
ソウルを出て30分。バスは漢江沿いの道路を快調に飛ばしてゆく。あたりはソウル近郊の団地が続いていたが、やがて川沿いに鉄柵と守備につく兵士が見えてきた。ソウルの喧騒覚めやらぬ距離でこういう場面に出会うとは、驚きである。
やがて漢江から臨津江沿いに入り、対岸が北朝鮮に変わった。本当にすぐ近くである。 -
以前は国連キャンプで昼食を取っていたらしいが米軍の規模縮小により現在はドライブインでの昼食になったらしい。ということでここで昼食を取る。
ただまだ時間は12時前である。朝食2回も取った自分はまだおなかすいてません…。 -
昼食はあらかじめセットされたプルコギ定食である。味はおいしかったけど、肝心の肉がちょっと…。まあ雰囲気勝負というところか。
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続いて、民統線手前の臨津閣へ行った。ここは戦争捕虜の交換が行われた自由の橋がある。
木組みの橋のたもとには「ここに来るまで50年」との碑が…。ここが民間に開放されたのはついこの間なのである。 -
ただ現在の臨津閣はそんな昔のことはどこへやら、橋の下は綺麗な公園として整備され、ドライブインのごとき展望台や遊園地まであって多くの人で賑わっており、いいことなんだけれどもちょっと興ざめした。まあ現実は報道より先を言っている訳で。
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そんなことを思っていると、橋の向こうから列車が来た。民統線の先にある都羅山から戻ってきた列車である。本当はこの列車にも乗ってみたいところであるが、ちょうど滞在時間中に列車の姿が見れただけでも嬉しい。
さてここを出て統一大橋を渡ると、民統線を越え写真撮影が禁じられる。緊張が高まるが、地雷とかは多数あるのだろうが周りの景色は見た感じ単なる田園地帯であり、特に代わり映えはしなかった。 -
国連キャンプの駐車場で、国連のバスに乗り換える。駐車場にはJSAのマークがあった。
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ここからはこのバスに乗り、キャンプボニファスへ向かう。運転士は韓国の兵士であった。
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キャンプボニファスでは板門店のこれまでの歴史を説明するブリーフィングが行われる。朝鮮戦争や仁川上陸作戦は知っていたが韓国の戦況が一時期やばかったことは実は初めて知って勉強になった。
あと有名な命の保障はないという誓約書を書かされ、国連ゲストバッチをつける。
ただまあ、正直こんなものは現代の世情を考えると過剰だよなあ、という気はしてならなかった。北朝鮮もそんなに馬鹿ではないだろうに…と思う。
14時半頃、いよいよ板門店に向け出発。 -
DMZに入って10分ほどすると、板門店に到着。
よく見る景色は南から北を見る景色なので、南側の建物が思いのほか近代的で驚いた。
ここからは2列に並んで進むが、あたりは一面静寂に包まれていて、逆に緊張感があまり感じられないような気がした。
私の班は最初に軍事停戦委員会本会議場を見学することになる。 -
自由の家の階段を登り、軍事停戦委員会本会議場の中に入る。ここだけは自由に南北の境界を抜けることが可能である。いろんなメディアで見た景色だが、いきなり現れたのでそこに立っている実感がいまいちわかなかった。
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南北の分界線を通っていよいよ北朝鮮側に入る。
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ということで、北朝鮮側から韓国側を見る。といっても特に何も変わることはないのだが。
しかし今日は時間があまりなくて、慌しく退散命令が出る。残念だがこの建物を後に自由の家へ向かう。 -
自由の家から北朝鮮側を見る。今日は北側の見学者がいないため、北側の兵士の姿はまばらであった。周りは緑豊かで物音ひとつしない。実際には違うのだろうけど、ぱっと見た感じは、のどかな雰囲気であった。反対側が北朝鮮だというのが信じられない気がした。
ちなみにここでバスに乗り込むとき持ってきた携帯を見てみたら、圏外であった。国連キャンプでは入っていたけど。何か仕掛けがしてあるんだろうきっと。 -
続いて北朝鮮側を一望できる展望台へ行く。北朝鮮側は一面平原が続く。山は荒れ果てていてあまり豊かではなさそうである。
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遠くに北朝鮮の宣伝村が見える。今日は風が比較的強く大きな旗がなびいている。むなしい宣伝村ではあるがその近くの開城工業団地では韓国企業が徐々に開発を進め、また都羅山までだった列車もいよいよ北との連結まで間近とのこと。とりあえず無意味な争いは置いておいてこういう南北交流が進むことを願う。
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ここでは兵士たちと記念撮影をすることができる。兵士はとてもやさしい感じの人で写真撮影にも快く応対してくれていた。
ただまあ映画JSAのようなことは起きないだろうな、きっと。 -
最後にバスの車内から帰らざる橋を見る。ただ今日は警備兵もおらず、単なる荒れ果てた橋といった感じであった。
以上で板門店の見学は終わり、キャンプボニファスへ戻った。
流れ作業のような見学であったので、目の前にあるのにリアリティにいまいち欠ける感じがあり、頭の中が整理できていない、というのが率直な感想である。平和ボケな日本人である私にはちょっと飲み込みづらかったのかもしれない。 -
キャンプで再びバスを乗り換え、一路ソウルへ戻る。バスの中では「イムジン河」が流れており、その悲しいメロディがとても心に残った。
バスからは再びソウル近郊の団地群が見えるようになり、17時前に東和免税店に戻ってきた。板門店が静の世界だとすればソウルは動の世界。慌しい現代社会からすぐ近くにあのような場所があり、今行ってきたことが信じられなかった。平和のありがたみを感じた一日であった。 -
今日の夕食は焼肉である。これまた定番であるが、明洞の有名店「ノビチブ」へ向かった。
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炭火で焼いたカルビ焼肉はおいしかった。でも、柔らかさとか、繊細さを求めるならやっぱ日本の焼肉かなあ、というのが正直なところ。あと(これはどの料理もそうなのだが)あんまり安くなかった。
思いのほか今回の旅行では散財してしまったなあ。。。 -
今日の夜は「NANTA」を見に行くことにしており、西大門の劇場へ向かった、大きな専用劇場である。
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今日のチームはGREENチーム。リズム感あふれるパフォーマンスが最高で、とても盛り上がり、素直に楽しかった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ちょめたんさん 2005/12/11 23:13:23
- 今晩は、たまさん
- 韓国焼肉高いんですか〜!┏(×_×;)┓ガックリ食べに行きたいのに!
ロサンゼルスのコリアンタウンで食べたときは、ハイトビールがアメリカのビールより高くてびっくりしましたが、韓国も焼肉食べてびっくりですか!
牛角、安楽亭で大人しく食べましょうかね。
先日はトイレの解答有難う御座いました。さまざまなトイレ行ってきました。廻るのやら、人がいないところもありました。トイレは嫌でもやっぱり旅行は止められませんね。
- たまさん からの返信 2005/12/12 01:24:29
- RE: 今晩は、たまさん
- 私が行ったノビチブですが、レシートを見返すと91000KRWでした。2人で行ったのですが、焼肉が2品からしか頼めない、というのが効きましたね。なので大人数で行けば安くなるのかもしれません。また量対価格で考えれば安いのかもしれませんが、私はともかく嫁が小食なもので…。
そんなわけで、日本で焼肉を食べるとすれば1人3000円も払えば結構いいものが食べれる(…と思うのは自分だけかな?)と思うので、ちょっと高いなあという気がしました。
まあノビチブは明洞のメジャーな高いと言われる店なので、地元の人が行くような店だとまた違うのではないかと思います。
私も15日からドイツへ行く予定です(このまま仕事が何事もなければ…)。旅行記も拝見しました。楽しそうですね!私もとても楽しみにしています。
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