2005/08/07 - 2005/08/08
9664位(同エリア15104件中)
たまさん
楽しかった旅行も終わり。今回の帰途は豪華に、マレーシアからシンガポールまではファーストクラス、シンガポールから日本は「席だけ」ファーストクラスで帰国しました。貧乏人なものでこんな形でしかファーストクラスには乗れませんので非常に良い体験でございました…。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- ANA
-
クアラルンプールからシンガポールへは、マレーシア航空のファーストクラスを手配した。といってもこの区間はわずか300kmちょっと。国内線のスーパーシートといった感覚で、価格も11,670円と安かった。
ただちゃんとしたファーストクラスなだけあって、ラウンジのインビもファーストクラスだし、優先出国ができるプレミアレーン券もいただいた。 -
緑深く南国の雰囲気を持つクアラルンプール国際空港。大空港であるが穏やかな雰囲気あふれるこの空港は私の好きな空港である。実に4年ぶりの利用であってあちこちが懐かしい。
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さてそそくさとイミグレを抜け向かった先は、世界一豪華とも評されるマレーシア航空のゴールデンラウンジである。スタアラ派の私がシンガポール航空ではなくわざわざマレーシア航空を利用したのはここを利用したいがためであった。
それにしてもまず、入口が大きい。これは期待できそうだ。。。 -
中はビジネス向けとファースト向けに分かれていて、境には川が流れている。ファースト向けの方がちょっと狭いのは残念だが、いやあそれにしても広いなあ…。
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ファーストエリアに入る。広々としたソファが並んでいて落ち着いた雰囲気。昼下がりだったので人もまばらであった。
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そして圧巻なのは軽食エリア。ソファで軽く食べるのが一般的な空港ラウンジであるが、ここは高級レストランか?というようなテーブルがセットされている。そしてメニューもものすごく豊富。これがすべて無料というのは素晴らしい。
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そんなわけで先ほど昼食をとったばかりだというのに皿いっぱいに盛り付けておやつタイムである。
ただ、味は絶品というほどでもなかったかな…。 -
トイレも広々としているし、当然シャワールーム完備である。勢いあまって撮ってしまいました…。
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今度はマッサージチェアを楽しむ。
ここの足マッサージ機は専用機であって、絶妙にヒットした動きをしてくれ、かなり気持ちが良く疲れた足も和らいだ。
また全身マッサージ機のミュージックコースを選択すると、ヘッドホンから流れるリラクゼーションミュージックに合わせてマッサージチェアが振動してくれる。これもかなり快適であった。 -
そんなわけでここで1日のんびりとしていたい位のラウンジであったが、残念ながら時間が来てしまったので、本末転倒であるが後ろ髪をひかれる思いで搭乗口へ向かう。
利用するのは15:40発のMH605便。今日の機材はA330-300、9M-MKI号機である。
日曜の午後、ビジネス客も少なく機内は閑散としていた。 -
A330-300は本来はCY機なので、ファーストクラスといっても座席はビジネスである。
またA330-300はマレーシア航空の中では外れ機種でシートTVもない。
ただまあ飛行時間40分なので、特に問題はないし、ウェルカムドリンクサービスもあり、名前で呼んでくれたりといったところはさすがファーストクラスであった。 -
離陸後まだ上昇中だというのににシートベルトサインが消灯した。飛行時間が短いからだろう。CAもかなり急がしそうである。
そして出るとは思わなかった食事が出た。おなかいっぱいなのだが貧乏性なので注文してしまう。
ただ内容はカナッペとフルーツというおつまみ程度であったが、もうおなかいっぱい…。
食べ終わると、すでに下降体制に入っていたが、ファーストクラスの客には着陸直前まで飲み物がサーブされ続け、こっちも結構慌しい。
ほぼ定刻の16:40に着陸。豪華なファーストクラスの旅は終わった。 -
帰国便は23:35発のNH902便でまだ時間がある。
空港で休んでおなかをすかせてから、市内へ向かった。
ラッフルズホテルを見ながら、裏手のパルビスストリートは、ここは古くからの街並みであるが内装をおしゃれに改装したレストランやショップが集まる地域である。
この中に昔からのスタイルを守り続ける「逸群」というチキンライス屋があり、ここで最後のチキンライスを食べることにした。
入口はシックな造りであるが、中は大衆食堂のごとく人でごったがえしていた。 -
チキンライスはわずか4SGD程度。
透き通るようなチキンの味と、チキンエキスがたっぷり含まれたライス、濃厚な味のスープが見事にマッチしていてとてもおいしかった。 -
今日のシンガポールはナショナルホリデー前ということで、とても活気あふれていた。
中国様式の建物が夜の明かりに浮かぶ様がどことなくアダルトチックなパルビスストリートを見ながら、市街を後にして空港へ向かった。 -
スタアラゴールドメンバーはプレミアチェックインカウンターで座ってチェックインを受けることができる。
ここでアップグレードで予約しているビジネスクラスの席を交渉する。今日のNH902便はB747-400であり、ファーストクラス席がビジネスに開放されているのであるが、事前には予約できなかったのだ。
幸い空席あり、ということで前方席にしてもらう。
ということで帰途は「席だけ」ファーストクラスになった。 -
チャンギ空港のラウンジといえばシンガポール航空のシルバークリスラウンジが有名であるが、あそこはターミナルも違うしスタアラゴールドでは入れない。なのでおとなしく指定されたANAのラウンジsignetへ向かう。
signetは搭乗ゲート上の奥地にあり、屋根裏部屋のようなところであった。窓もなく狭くてあまり落ち着かない。
ただファーストクラスの席を取るため早く空港に来てしまったためここで2時間ほどぼけっとすごした。 -
ようやく時間が来てゲートへ向かう。
今日の機材はB747-400・JA8958号機。ANAご自慢のNewStyle機である。通常この路線はB777-200であるが、この夏は木・日だけB747-400が入っていた。
当然今回のスケジュールはこの便がキーになっていたことは言うまでもない。 -
ということで、無事にファーストクラスの席に着く。目の前には大きなディスプレイが目を引く。プライバシーを重視した個室風の作りになっているので、周りの視線はあまり感じないのがうれしい。
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今日はあまり乗客は多くなかったが、さすがにファーストクラスの席は満席であった。
さて定刻に出発し、離陸後サービスが始まる頃にはすでに24時を回っていた。せっかくの席がもったいないが、寝ることにする。 -
これがフルフラットにした状態。ビジネスクラスでもフラットにはなるが、斜めなのでどうしてもずり落ちてしまう。しかしファーストの席は完全にフラットになる。しかも個室風なので周りが全く気にならない。ビジネスなので本来の羽毛布団ではなくブランケットなのが残念だが、気流の関係で途中結構揺れたはずなのに、思いっきり熟睡できた。飛行機で熟睡できたのは初めてな気がする。
ただ寝ていた時間は3時間ちょっとといったところ。あっという間に客室が明るくなり朝食の時間である。 -
機内食は(当たり前だが)ビジネスのものであった。朝食なのでメニューは至ってシンプルである。というよりオムレツはあんまりおいしくなかったな…。
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残りわずかな時間であるが、ポジションをリラックスポジションにしてくつろぐ。
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これがファーストクラスの座席全景。引き出し式テーブル、小物置き場、TV下の収納など細かいところまでよく設計されていると思う。
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本来のビジネス席はご覧のようにガラガラであった。
エコノミーは8割方埋まっていたが、収益源のビジネスがこんな状態だとシンガポール線は結構厳しいのかもしれない。 -
飛行機はほぼ定刻の7:30に成田へ到着。短いファーストクラス席の旅は終わった。
非常に快適な旅ではあったが、アジアの深夜便はさすがに眠い。さらに今日はこの後は仕事である。ちょっとつらい…。
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