2004/05/31 - 2004/06/03
341位(同エリア499件中)
kovaさん
今でも懐かしく楽しい旅だった「雲南省への旅」、これはそのときのメモして来た旅行記である。
なにしろ 海外旅行のブームになる直前でしたからいろいろ失敗やら困ったことが多く恥の掻き捨てにならぬようにニッポンジンとして恥ずかしくないように努めたつもりです。
15:05 桂林離陸し、 16:25 昆明空港に着く。昆明は雲南観光の基地で観光客が大勢来るということで昆明の空港は大変きれいで、空港施設の改良に力を入れているため、中国にしては駅ロビーもきれい、トイレは革命的に改良したとのことでまあまあ上等である。
昆明は標高1900メートル 年間の気温も寒暖の差が余りなく生活しやすいところという。
それで春のような季節であり、農産物も豊富とくに生花つくりが盛んとのこと。
街路の広告に「昆明天天、是春天天」と出ていた、多分昆明の季節は春の陽気なりというところだろう。
昆明は雲南省の観光ポイントで国内外の観光客は一千万人を超えるといっている。
少数民族も多くすんでいるといい、チワン族やタイ族などがいるという。
ホテルは昆明で二番目くらい大きい四星ホテルの昆明飯店(Kunming Hotel)である。
夕食はホテルからバスで老舗のマツタケ料理店にいった。確かにマツタケがなべの中にあった。
肉と一緒に炒めたようなものがあった。
昆明は気候が清涼にあるためと高地があるのでマツタケが多く取れ、 乾燥マツタケというものがあって100g 5千円だという。
朝食は、 2階の吹き抜けレストランで食事を取る。
雲南料理の朝飯は、物足りない感じ、そうめんのようなもの、掛ける汁がないので皆びっくり、ベーコンや卵で何とか間に合わせる。
昆明から石林まで78kmを約1時間、高速道や一般道を走り石林避暑園に到着し、大石林より見学。
10m位の林立する巨石群をめぐって曲折したり、上がったり下がったり又は潜り抜けたり、池があって周りを巡り楼上に登る。
ここからの眺めはまさに剣が峰の望遠である。
4億年前、この辺が海底で洗われてこの姿になりその後隆起したものという。
桂林の石灰岩とはまた違うようにも見える。 すべてグレーの石群である。
小石林は地面より突出する小型の石林で芝生・花木で景観を作っており壮観、石林見学約1時間半、帰って園内のホテルレストランにて イ族の料理というものを食する まずまずかな。
昆明に帰り昆明博物館で雲南の古生物や発掘品を見学、館員女性の日本語が大変上手でみんなびっくり。
昆明自慢の生花市場を見る。自由市場を見て帰りにマンゴーとマンゴスチンをまたいっぱい買う。とても安くて新鮮だ。
荷物を運び出してから昆明飯店を出る。昆明の西、西山森林公園に1時間余で到着し登山口よりリフトに二人ずつ乗る。
程なく眼下に昆明湖が見えてくる。
薄くかすんでいるが湖や良く手入れされた農地が広がって見える。
15分間乗ったのでかなり高いところ、標高3千ちかいのではないか、眺めは最高で昆明湖が広大に見えビニールハウスの作物畑地が広がりを見せている。
ここから竜門いり口があってそれぞれグループで断崖に作られた細道、それも幅1メートルほどの曲がりくねった坂道を下ったり登ったりして足元に気をつけて歩いていく。
日本人観光客のほか中国国内の観光客が非常に多く、押し合いへしあへしながら下ってゆき、石で出来た門のところへ行く。
ここには何やらの神様が祭ってあって、そのそばの門の下側に丸い玉が突き出ていてそれに触ると出世できるという。
これが「登竜門」といわれる語源だという。
このほかもうひとつのサワリモノは、布袋様?の体に触ると長壽がかなうといいこれにも触った。
昆明市に帰ってきてから大観楼公園を見る。
とてもきれいな公園で昆明湖の端に位置していてここに大観楼寺なるものがあり由緒あるものだそうだ。
この寺から眺める昆明湖の水景色もなかなか、上天気で花々がうつくしく咲いていた。
南方航空の中型機はあっという間に飛び上がって眼下に昆明湖がきらきらと光っている。
満足した気持ちが輝いている。大きな湖だがわれわれの持っている地図には載っていない。
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昆明から石林への自動車道から見た農村
ここはレンガ造りの集落でとても立派な感じ。
ほかにも集落はあるものの、貧しい様子が見え見えの集落がいっぱいあります。 -
大石林の入り口にある大きな門
大石林と小石林がありここは大石林のほうでこのような石灰岩の塊で広がっているところです。 -
記念撮影承ります。
中ほどにある広場、少数民族の女性たちが衣装も鮮やかに客を呼んでいる。 -
石林のするどいノコギリの葉のような岩石
この下をくぐり、合間を抜けて曲がりくねりいろいろな場面を見せている。 -
高台から望む石林の風景 いたるところがノコギリの峰峰
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石灰岩とも見えぬ灰色で威圧感がある。
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大石林のほぼ中ほどにある展望台
上る人、下りる人でおおにぎわい。 -
小石林の水景ある風景 チャイニーズの典型か
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石林から西山公園への風景
整備された農地、集約農地でもかなり広大 -
昆明の花市場で、 やはり気候が温暖ということもあって生花市場の花花はみごとです。
ゆりの花も種類が多く、香りも乾燥した空気に芳しい。 -
同じく市場の果物。 私の大好きな果物、種類も豊富、しかも私たちにとってはうそみたいに安いのです。 マンゴー、 ライチ、 マンゴスチン、 スターフルーツ、もちろんバナナやパイナップルも。
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市場の穀物売り場
さまざまな豆類、ささげ、小豆、 色とりどりでこんなに食生活が豊かなんだと思いました。 -
日本で言うソーメン、冷麺、米粉
ホテルで経験したが、昆明の麺はだし汁とか汁をかけて食べません。 いろんな薬味?を混ぜて食べるようです。 ツアー仲間はみな食べるのに戸惑っていました。 -
イチオシ
西山公園の竜門への断崖通路
断崖に刻まれた巾1メートルもない通路、見下ろせば遥かかなたに昆明湖がキラキラ光っている。 -
昆明市内の大観楼公園 広大で美しい公園、大きな池をめぐらせてあって、昆明湖に見立てた配置という。
昆明に行くならば次のサイトが参考になります。
http://www.arachina.com/attrations/kunming.htm
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