2005/05/09 - 2005/05/22
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ケストナっこさん
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ベルリン→ドレスデン→ライプチヒ→ニュルンベルク→ローテンブルクへと、ピーとズーの二人で14日間のドイツ旅行をしました。前半のみ行き先を決めていましたが、後は行き当たりばったりのでこぼこ旅行。天気にも恵まれず、病気もし、大変でしたが今になって思いだすのは楽しいことばかりです。
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5/9 ベルリン
フランクフルトで乗り換えて着いたベルリンのテーゲル空港は、エッこれが!というほどこぢんまりとしていた。おまけに寒い。薄いコートしかない二人が吐く息も白い小雨の中、タクシーで予約しておいたホテルBLEIBTREU(ブライブトロイ)へ。着いたのは午後5時過ぎだった。
小雨が降ってとにかく寒い。観光客らしいにともほとんどおらず、地元の人たちは皆ウールや皮の厚手のコートで、すっかり冬の装いだ。 -
「ブライプトロイ」は、今評判のデザインホテルで、ロビーも部屋も、黒いジャケットを着たスタッフのスタイルもおしゃれ。部屋の冷蔵庫の飲み物はすべて無料で減れば補給してくれる。ベッドメイキングが終わる度、枕元に青リンゴが置かれていた。食事もおいしく、スタッフもフレンドリーで気持ちよく過ごせたが、料金は今回の旅行の中では飛び抜けて高かった。
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5/10 ベルリン
ドイツ語はまったくダメ、英語もおぼつかないピーが、一人でベルリン観光に出かける。まずはペルガモン博物館へ。コートやバッグを預けて入る(6ユーロ)。ちなみに木曜日は無料だそうだが今日は火曜日でダメ。各国言語の解説テープを無料で貸してもらえるので日本語を借り、約2時間ゆっくりと見学した。 -
ペルガモン博物館を出て、ニコライ大聖堂から赤の市庁舎前へ。あいにくの雨で人影もまばら、テレビ塔を過ぎてアレキサンダー駅へ向かい、ここからブランデンブルク門を目指す。
ウンダーデンリンデン駅を出たら、目の前にブランデンブルク門。しかも雨が上がって日が差しているではないか。どこからかわらわらとわき出した感じで、広場には人があふれている。手回しオルガンのおじさんも雨よけビニールをひっぱがして演奏を始めた。ちなみにズーによるとこのおじさんは何時もここにいるらしい。門の反対側には昨日行われた終戦の記念式典の設営がまだそのままになっていた。 -
Uバーンに乗り、今度はポツダム広場へ。
地上へ上がってみて呆然。大都会である。「ベルリン天使の歌」で壊れたソファにホメロスが座っていた、あの荒涼としたポツダム広場は面影もない。雨もやんでいたのでセルフのカフェのコーヒーを買って外のベンチで飲む。目の前には巨大なクライスラーの看板がみえる。 -
春のドイツはシュパーゲル(ホワイトアスパラガス)だらけ。レストランではどこにもシュパーゲルの特別メニューがあり、テレビではシュパーゲル祭りやシュパーゲルの皮むき大会の放映をしていた。これは、ベルリンのイタリアンのレストランで食べたシュパーゲル。茹でてバターソースをかけたもので、とてもおいしかった。付け合わせは生ハムとジャガイモ。シュパーゲルは1本が親指ほどの太さがあり、それが6・7本あるので、これとパンですっかりお腹はふくれてしまった
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5/11 ベルリン
戦勝記念塔。例の「ベルリン天使の歌」で天使が肩に腰を掛けていた金色の女神像である。塔はロータリーの真ん中にあり道路は渡れなず、地下道を行かなければならないが、この地下道が暗くて狭く落書きだらけ。ちょっと恐い感じだ。塔は上れるが、雨も降っており300段近くあるというので断念。 -
5/12 ベルリン〜ドレスデン
カイザー・ヴェルヘルム記念教会。大戦で破壊され、その悲惨さを示すため、修復されずにそのままの姿をさらしているのだとか。 -
ツォー駅からドレスデンへ。ツォー駅はベルリンの中央駅で、Uバーン(地下鉄)Sバーン(地上電車)ドイツ鉄道やユーロレールも通っており、ここからドイツ国内はもとよりヨーロッパ各地へも電車で行ける。
5日分のジャーマンレールパスを日本で買っていった(ツインで3万3400円)。まず使い始めの印をもらわないといけない。DBのインフォメーションに並んで待つ。この窓口へは切符の購入から旅程の相談まで様々な人が来るのでけっこう時間がかかり、いつも込んでいるのだとか。さて順番が来たらパスポートを提示してファーストディの印をもらう。これで後は自分で使用日を書き込むだけでいい。 -
夕方5時過ぎにドレスデン着。ドレスデン駅は工事中でごちゃごちゃ。ホテルは旧市街地とエルベ川を挟んだ対岸のウエスティンベルビュー。ドレスデンもやっぱり寒い。
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5/13
ドレスデン観光ではまずインフォメーションに行き、ドレスデンカードを買うことからはじめる。2日分(正確には48時間分)で18ユーロ。案内の女性が市内のパンフレットを取り出し、交通のことやカードで入れる博物館などを、早口の英語で説明してくれる。今日の日付と使い始めの時間を書き込み、下にサインをしたら使えるようになる。ツーリストインフォメーションの隣では、座席表を広げてドレスデン音楽祭の予約を受け付けていた。写真は音楽祭が行われるゼンパーオーパ(オペラ劇場)。 -
まずはドレスデンの看板観光場所のツゥインガー宮殿へ。日本人のツアーがいっぱいいる。ドレスデンカードで入れる絵画館と陶器館へ入る。案内テープはドイツ語と英語しかない。有名なラファエロの「システーナの聖母」は、下に描かれている二人の天使は可愛いけど全体の印象はぼんやり。鑑賞眼がないのかこれってそんなに傑作?フェルメールがあるはずと探したけれど見あたらないので係の女性に「フェルメールはどこ?」と聞いた。ドイツ語でしきりに「ヤーパン、トーキョー」と言うので、ああ日本でドレスデン展があったんだと納得。
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劇場広場らかぐるりと見渡すと、ドレスデン王宮(レジデンス城)、カトリック宮廷教会など、バロック様式の美しい建物が見える。とても復元されたとは思えない中世さながらの眺めで、観光客を多く引きつけるのもうなづける。教会はどこも復興への寄付のお願いがあり、せっせとせっせと献金箱にお金を入れた(といっても、せいぜい1ユーロか50セント位)。ヨハンノイムの「王の行列」の壁は美しい。ここの路地には音楽士や物売りパフォーマーがたくさんいた。
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修復工事中のフラウエン教会。ひとつひとつ積み上げたものを、さらに戦前の姿さながらに古めかしくされてゆく行程がよく分かる。ドレスデンの街はいたる所が工事中で、再建資金を募る看板もあちこちに見られた。
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歩いてるうちに出たアルトマルクト広場は、お店がいっぱいでとても賑やか。ここで長いソーセージのパンと、アイスカフェーで一休み。お土産屋台を覗いて、腕を押すと目が光ってイーッヒッヒと笑う魔女の人形を購入。
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ホテルの窓から見えたノイシュタットマルクト広場。金色に塗られたアウグスト強王の像が立っている。週末は音楽のステージから遅くまで演奏が続いて賑やかだった。
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5/14
ドレスデンから電車で出かけたマイセン。見所のある旧市街地は、駅からエルベ川を渡って徒歩10分ほど。マイセンは中世の面影を漂わせる落ち着いた小さな街だった。終日雨で寒かったせいか、観光客の数もまばら。アルブレヒト城からミニバスに乗ってマイセン陶器工房にもいったが、陶器はとても高くて購入はパス。こちらには買物をした袋を下げた日本人観光客も多かった -
アルブレヒト城と大聖堂。大聖堂では結婚式が行われていたため、中には入れなかった。雨で観光客も少ない。アルブレヒト城の中は、彩色された柱や歴代城主の絵などが飾られ、中世の雰囲気が漂っていた。
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5/15 ドレスデン
ピーにとって、今回のドイツ旅行の最大の目的であった「ケストナー博物館」。アルベルト広場の横にひっそりとあった。彼の叔母の家を利用した、知らなければ通り過ごしてしまいそうなこぢんまりとした建物である。窓越しにエーリッヒ・ケストナーの写真が見える。入館は2ユーロ。ドイツ語か英語で係の人が説明をしてくれる。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 4nobuさん 2005/07/22 11:42:16
- 懐かしく読ませていただきました。
- いずれも何回も訪れたところで殊にベルリンは回数も多く、それに東ベルリン検問所での(数時間ですが)拘留とかのエピソードなどで懐かしさがひとしおです。
自分自身とか連れの現地での病気は精神的落ちこみもあって深刻ですね。思い出になった今では愛嬌の一つに変ってますが。続編を楽しみにしています。
- ケストナっこさん からの返信 2005/07/22 21:59:23
- RE: 懐かしく読ませていただきました。
- 書き込みをありがとうございました。旅先の病気は本当に心細いものです。慣れない私の方だったら、もっと大変だったかも。しかも、一番いい季節だからと5月に出かけたのに、雨が降って寒かったのにはまいりました。
ベルリンは面白いところやいい物がいっぱいあるからもっと案内したかったと、同行のズーはいまだに残念がっています。
4nobuさんのホームページを拝見いたしました。イギリスはぜひ行ってみたい国の一つなので、とても興味深く読みました。
私の方は、作成に慣れないのと、仕事の合間に書き込んでいるのでぼちぼちスローペースで乗せていくつもりです。
よろしかったらまたご覧ください。
ケストナっこ(ピー)
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