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#2からの続き.<br /><br />11日目:まだ真っ暗な中,タクシーで空港へ.気温が低すぎてZippoが点かずに苦戦してたら空港お泊まり組みらしき女の子が寝袋に入ったままぴょこぴょこ跳ねてきてライターを貸してくれる.カワイイぞ,19歳学生!AM5:30,チェックインを済ませ,有名な個室での身体検査を無事に通過して,自由席の機内へ.AM8:00,サンタクルーズでトランジット.ここのトランジット,ちょっとおかしいです.いったん乗り換えゲートの外に出されちゃうのです.ラパスの空港で出国スタンプ押してもらってるはずなのに,普通にロビーを歩いて乗り換えなのです.目の前にタクシーが並んでるのです.わざわざ個室で身体検査とかしたはずなのに,これじゃ全然意味ないでしょうに.ヤバイもんを持ち出したい人は,ここでいくらでも積み込めるじゃないのさ.乗り換え便の搭乗口で一応パスコンがあるんだけど,ラパスで押してもらったハンコ見せたら即スルーだよ.荷物なんて全然チェックしないの.ヘンなの.飛行機が壊れちゃったらしくて,隣のゲートのをまわしてもらい,だいぶ遅れてブエノスアイレスへ.ボリビア便のパスコンは厳しいらしくてなかなか進まないんだど,オイラの時は菊の御紋パワー炸裂!わずか15秒!エアポートバスでサンマルチン広場まで行ってそこからは地下鉄.んが,地下鉄はペソ払いしかできないのだ.荷物背負ったまま両替所探す気力が起きず,タクシーで7月9日通りと5月大通りの交差点まで行って,歩いてNovel Hotelへ.古風な建物,高い天井,手動ドアのエレベーター.悪くないね.5階の部屋が空いていたのでバルコニーから5月大通りが見下ろせて文句なし.即決.さ,お腹が空いたし,アサード食べに行きましょ.が,アサード店でまさかの敗北.グラムでオーダーするんだけど,1番下が600gだよ!普通に1kg以上のメニューが並んでるんだよ!1人で来ちゃダメなんだね.仕方ないのでポークチョリソー(ソーセージじゃなくて網焼きのステーキね)400gを頼む.無念.これにお通しのピロシキとバスケットいっぱいのパンとコーラが1本おまけでついてくるのだけど,とてもじゃないけど構ってられない.周りをみれば,みんなこれにサラダとスープとパスタとフライドポテトとケーキまで食べるのだ.なのにあまり太ったひとを見かけないのはどーゆーこと?〆にコーヒーを2杯頼んで,全部で13$.<br /><br />12日目:ティグレへ行こうと思い,バスNo.60に.途中,椅子の上に置いといたカメラがブレーキのはずみで床に落ちてしまったので足の下に.この判断が全ての誤りだった!そう,降りるときに忘れてきてしまったのだ.ぐぁー,痛恨の極み.激烈にヘコんでとぼとぼ宿に戻り,傷害保険の契約書の必要書類の項目を熟読.うん,明日勝負だわ.と,突然,外から太鼓の音と人の声が.見ればデモ行進だ.しかも5月大通りを埋め尽くすちょー大規模なデモ行進.はるか国会議事堂から続いているように見える.横断幕の字を読む限り,公立学校に対する何がしかの要求らしい.ベランダに椅子を出してしばし眺める.人の列は途切れる気配がない.参加しているのも学生風なのから結構なお年寄りまで.デモには加わっていない通行人も賛同している雰囲気だ.この国の経済が破綻しかけてるのは周知の事実だけど,その矛先がついに教育に向いたってことなんだろうか.デモは整然としてて混乱を生じさせる雰囲気はない.というか,むしろ傍目には陽気なくらいなのだ.国民性と言ったらいいのかな,50m間隔くらいで太鼓隊がいて,みんなリズム感ばっちりでノッてるし,参加者に飲み物を売り歩く親父とかも同行したりして.2時間ほど途切れることなく続いた人の列の最後は,長い長いアルゼンチン国旗を持った10人ほどの老人たちが粛々と進んでいきました.教育は,子供の未来そのもの.それを守るのは大人の義務だよね.<br /><br />13日目:さ,今日は勝負の日だよ.警察に行って盗難証明書を発行してもらうのだ.だって,過失じゃ保険下りないもの.とりあえず,日本語の通じる代理店に行って「犯罪証明書」のスペイン語を教えてもらう.それを持ってSuipachaの警察署まで.担当の警察官は残念ながら英語がまるっきる話せなかったけど,たまたま居合わせたビジネスマン風の人が通訳を買って出てくれる.代理店で書いてもらった「犯罪証明書」の文字が功を奏してこっちの目的だけは完璧に理解してもらっていたので,後は細かい話をするだけ.「Lost」じゃなくて「Stolen」だってのが大事だから,何とか「Stolen」な状況を説明する.ま,要はでっち上げだな(^^;).無事に盗難証明書を発行してもらって一安心.やるべきことはやったので後は楽しみましょ.この街は広いし.<br /><br />14日目:地下鉄D線に乗ってパレルモへ.ラ・プラタ河とようやく御対面.17:00,空港へ.今回はよく移動したわ.けど,Peruは底抜けに楽しかったな.いつかまた来よう.<br />

ペルー ~ ボリビア ~ アルゼンチン #3

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2001/08/11 - 2001/08/24

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にきいち

にきいちさん

#2からの続き.

11日目:まだ真っ暗な中,タクシーで空港へ.気温が低すぎてZippoが点かずに苦戦してたら空港お泊まり組みらしき女の子が寝袋に入ったままぴょこぴょこ跳ねてきてライターを貸してくれる.カワイイぞ,19歳学生!AM5:30,チェックインを済ませ,有名な個室での身体検査を無事に通過して,自由席の機内へ.AM8:00,サンタクルーズでトランジット.ここのトランジット,ちょっとおかしいです.いったん乗り換えゲートの外に出されちゃうのです.ラパスの空港で出国スタンプ押してもらってるはずなのに,普通にロビーを歩いて乗り換えなのです.目の前にタクシーが並んでるのです.わざわざ個室で身体検査とかしたはずなのに,これじゃ全然意味ないでしょうに.ヤバイもんを持ち出したい人は,ここでいくらでも積み込めるじゃないのさ.乗り換え便の搭乗口で一応パスコンがあるんだけど,ラパスで押してもらったハンコ見せたら即スルーだよ.荷物なんて全然チェックしないの.ヘンなの.飛行機が壊れちゃったらしくて,隣のゲートのをまわしてもらい,だいぶ遅れてブエノスアイレスへ.ボリビア便のパスコンは厳しいらしくてなかなか進まないんだど,オイラの時は菊の御紋パワー炸裂!わずか15秒!エアポートバスでサンマルチン広場まで行ってそこからは地下鉄.んが,地下鉄はペソ払いしかできないのだ.荷物背負ったまま両替所探す気力が起きず,タクシーで7月9日通りと5月大通りの交差点まで行って,歩いてNovel Hotelへ.古風な建物,高い天井,手動ドアのエレベーター.悪くないね.5階の部屋が空いていたのでバルコニーから5月大通りが見下ろせて文句なし.即決.さ,お腹が空いたし,アサード食べに行きましょ.が,アサード店でまさかの敗北.グラムでオーダーするんだけど,1番下が600gだよ!普通に1kg以上のメニューが並んでるんだよ!1人で来ちゃダメなんだね.仕方ないのでポークチョリソー(ソーセージじゃなくて網焼きのステーキね)400gを頼む.無念.これにお通しのピロシキとバスケットいっぱいのパンとコーラが1本おまけでついてくるのだけど,とてもじゃないけど構ってられない.周りをみれば,みんなこれにサラダとスープとパスタとフライドポテトとケーキまで食べるのだ.なのにあまり太ったひとを見かけないのはどーゆーこと?〆にコーヒーを2杯頼んで,全部で13$.

12日目:ティグレへ行こうと思い,バスNo.60に.途中,椅子の上に置いといたカメラがブレーキのはずみで床に落ちてしまったので足の下に.この判断が全ての誤りだった!そう,降りるときに忘れてきてしまったのだ.ぐぁー,痛恨の極み.激烈にヘコんでとぼとぼ宿に戻り,傷害保険の契約書の必要書類の項目を熟読.うん,明日勝負だわ.と,突然,外から太鼓の音と人の声が.見ればデモ行進だ.しかも5月大通りを埋め尽くすちょー大規模なデモ行進.はるか国会議事堂から続いているように見える.横断幕の字を読む限り,公立学校に対する何がしかの要求らしい.ベランダに椅子を出してしばし眺める.人の列は途切れる気配がない.参加しているのも学生風なのから結構なお年寄りまで.デモには加わっていない通行人も賛同している雰囲気だ.この国の経済が破綻しかけてるのは周知の事実だけど,その矛先がついに教育に向いたってことなんだろうか.デモは整然としてて混乱を生じさせる雰囲気はない.というか,むしろ傍目には陽気なくらいなのだ.国民性と言ったらいいのかな,50m間隔くらいで太鼓隊がいて,みんなリズム感ばっちりでノッてるし,参加者に飲み物を売り歩く親父とかも同行したりして.2時間ほど途切れることなく続いた人の列の最後は,長い長いアルゼンチン国旗を持った10人ほどの老人たちが粛々と進んでいきました.教育は,子供の未来そのもの.それを守るのは大人の義務だよね.

13日目:さ,今日は勝負の日だよ.警察に行って盗難証明書を発行してもらうのだ.だって,過失じゃ保険下りないもの.とりあえず,日本語の通じる代理店に行って「犯罪証明書」のスペイン語を教えてもらう.それを持ってSuipachaの警察署まで.担当の警察官は残念ながら英語がまるっきる話せなかったけど,たまたま居合わせたビジネスマン風の人が通訳を買って出てくれる.代理店で書いてもらった「犯罪証明書」の文字が功を奏してこっちの目的だけは完璧に理解してもらっていたので,後は細かい話をするだけ.「Lost」じゃなくて「Stolen」だってのが大事だから,何とか「Stolen」な状況を説明する.ま,要はでっち上げだな(^^;).無事に盗難証明書を発行してもらって一安心.やるべきことはやったので後は楽しみましょ.この街は広いし.

14日目:地下鉄D線に乗ってパレルモへ.ラ・プラタ河とようやく御対面.17:00,空港へ.今回はよく移動したわ.けど,Peruは底抜けに楽しかったな.いつかまた来よう.

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