2003/03/28 - 2003/03/30
9027位(同エリア11697件中)
kovaさん
呉王 扶差の使ったものなんだ! 青銅の大きな杯、これにどぶろくかなんかいっぱいに満たして、配下の者たちと飲めや歌へと騒いだのだろうか?
前回は惜しくも見逃したのでここが見たいがため、サーズ騒ぎの直前というより始まっていたのだが、中国政府が報道を抑えたので情報を知っている私たち日本人だけがマスクをして混雑する地下鉄に乗ってたどりついたのが上海市博物館。
ここの博物館は収蔵物、展示分野が広くかつ膨大で中国の歴史的文化的にも貴重な文物が納められているところだという。
それにここの良いところは写真を見ても分るとおりに写真撮影が許されていたとです。 あるいは私たちが見つからなかったのかも?
歴史的価値といえばここや南京市博物館などがあるそうですがあの流浪の清朝財宝の大部分を収めた台北市の故宮記念館はものすごいものだった。 南京市の博物館にもその約四分の一ぐらいあるそうですが、どなたか見てきてリポートしてくれませんか。
ということで博物館を半日かけて回りました。 同じ漢字圏なので大体のことは判りましたが詳しい説明はありませんし、日本のように詳しいパンフレットもありません。 それでもここは年代順や分類ごとに区分説明があり中国語が判らなくても何とか理解来ましたし、たとえば貨幣の変遷については、最初の貝貨幣や刀形貨幣、あるいは鋳造貨幣の作り方など小学生にもわかるように丁寧な展示がしてあります。
驚いたのは中国は陶磁器の文化が発祥の地ですから陶器、磁器、陶器石像など多彩ですばらしいものばかりです。 その中で実際に陶磁器を作る場合の粘土やロクロ、それに釉薬、登り窯などが展示されていることです。 やはり自国の文化や芸術を大衆に知らしめてまた自国の文化に誇りを持たせるということは大事なことでしょう。
このほか絵画、書蹟、四文宝などたくさんありましたがサワリだけアップします。
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博物館前人民広場
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石造彫刻 仏陀とその弟子たち
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石彫刻品 70cm位のレリーフ 千仏像
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玉石に彫られた見事な仏像
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石像の仏像 この表情がすばらしい。
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これが呉王扶差の使っていた大きな杯。
多分、酒を入れて 酌みかわしたものじゃないかなーと思って感激したものでありまーーす。 -
これが証明書であります。 何によって証明されているかは判りません。
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三彩の見事なラクダ、これは珍品中の珍品ではないでしょうか。
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よくわかりませんが、胡の国 今のパキスタンかその辺の武人像のような気がします。 説明文が読めませんので。
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これは花瓶です。 デザインといい、表面の彫り出しといい素晴らしいものです。 ほんとに気に入りました。
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先進的な柄文様、大胆な構図
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この旅行記へのコメント (1)
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- osdさん 2005/07/12 10:14:08
- 貴重なレポート、ありがとうございます。
- 貴重なレポート、たいへん勉強になりました。いままで上海博物館を知りませんでしたが、写真での素晴らしい収蔵品…一見の価値ありのようですね。
小生、西安・咸陽の8大博物館、北京故宮、台北故宮は見ました。つぎは南京、そして上海博物館行を企画いたしたいと思います。
kova氏の博物館レポート、期待しています。
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