初ヨーロッパ！ハンガリー（エゲル・ホルトバージ編）

2005/05/23 - 2005/05/29

ハンガリー？なんでまたそんなところに？なにしにいくん？どこにあるん？どこにいくんやっけ？

出発前に散々言われた。
旅行に目的なんかない。
そこに国があるからちょっくら好奇心を満たしに行くだけ…

ハンガリーは最高の国でした！！

ハンガリー旅行記前半のエゲル・ホルトバージ編です

エリア その他の都市(ハンガリー)

初めてヨーロッパ。
飛行機が長い…いつになったらつくんだ…ぐったりです。
KLM座席狭すぎ…

今回は移動はすべて自力の旅。
緊張が高まります。

無事ブダペストに到着。
今日はブダペストに1泊。
明日は朝からエゲルに移動します。

ホテルに着いたら8時過ぎだったけれど、街は明るかったので散歩に出かけました。
しかし、店はほっとんど閉まってる…
ハンガリーでは6時になるとほとんどの店が閉まるようです

朝ごはんを食べ、ホテルをチェックアウト
エゲルに1泊して、その次の日はこのホテルに戻ってくるのでスーツケースはフロントで預かってもらうことにしました。
エゲル（eger）には国鉄で行く方法とバスで行く方法があるようですが、今回はバスを利用してみることにしました。
メトロ（地下鉄）に乗ってネープシュタディオン（Nepstadion)のバスターミナルへ移動します。
メトロのチケットは無事購入できたものの、改札機がどれかわからない････途中で検札にあうと罰金を取られるらしいという事前情報はあったが、電車がきたので乗ってしまう

検札官には遭遇せずにネープシュタディオン駅を脱出することができた。
しかし、バスの時間が迫ってきたので走る。

エゲルにはこのバスで移動。

エゲルに行った目的は3つ。
バロック様式の建物が立ち並ぶ町並みを見学すること
エゲルサロークの石灰棚温泉に行くこと
そして、美女の谷と呼ばれるエゲルワインのワインセラーへ行ってワインを買うこと

バスの中からの眺めは最高。
紅いレンガの屋根の家が山の中に並んでいて、おとぎ話の世界に迷い込んだよう。
窓の外の風景に見とれること2時間、エゲルに到着しました。

まずは、バスターミナルの近くにある、大聖堂へ行きました。

大聖堂はハンガリーで2番目に大きい教会なんだそう。
これは天井画。すごい。
首が痛くなるくらい眺めて（もっと見てたかったけど、時間がないので）エゲル城へ向かう

エゲル城はモンゴル襲来後の13世紀に建てられた古城なんだそう。
16世紀には10万人ものオスマン・トルコの大軍の攻撃も退けたという城。
イメージは大阪城ってかんじ（笑
城からの眺めはこんな感じ。いいかんじ〜

修学旅行や遠足中ってかんじのハンガリー人（と思われるが国籍は不明）の子供達が大量にいた。
ハンガリーでは有名な観光地なのかもしれない
一方、東洋人は全然見かけず、向こうもこちらがものめずらしい様子

エゲルサロークへ向かうバスの時間が近づいてきたのでバスターミナルへ戻る。
バスの入り口でegerszolkと書いた紙を近くにいた夫婦に見せると力強くうなずいてくれたので乗り込む。
なにやら熱心に話し掛けてくれるが、全く言語がわからない。
よ〜く、聞いてみると「シュプレーヘン ドイチェ？」と言っている気がする。
シュプレーヘンてスピークのドイツ語版だったような････
え？ドイツ語？
ノンノンノン！しゃべれませ〜ん！！
必死でホットスプリングとかスパとか言うが英語は通じないらしい。困った
しかし、ここで降りといわれたので降りる。
が、どこにも温泉なんぞない。
はて…？
かばんの中から必死で温泉の事を書いたインターネットの記事を出し、見せると、今度は車に乗れという。
言われるままに乗ると温泉の前まで連れて行ってくれた。
帰りはバスに乗れとのこと。
ハンガリー人は親切だ…

温泉はこんな石灰棚から湧き出ていて源泉はかなり熱そう。硫黄の匂いがする。
プール状にほられた温泉に水着に着替えて入った。

日焼けしそうなので、1時間ほどでバス停に戻り、ホテルに行くことにした。
ホテルに行くと母はダウン
私と友人はタクシーでワインセラーのある美女の谷に向かうことにした。
美女の谷は公園のようになっていてきれいなところだった。
ベンチとかも置いてあって、バーベキューも出来そうなかんじ
何ヶ所かワインセラーに入り試飲をし、2本ワインをゲット。
酔っ払っているうえ、重い…

ホテルに帰り夕食へ
夕食はセナートル・ハーズというホテルで食べました。
果物のスープ（地球の歩き方によるとハンガリーではメジャーな食べ物なんだそう）がおいしかった〜

夕食の後、すこし街を散歩する。
いいなぁ、こんなゆったりとした街に住みたい
夕日がきれい。
夕日が沈んで暗くなるまで空を眺めて、ホテルへもどって就寝。
明日は世界遺産、ホルトバージへ電車に乗って移動します

翌朝、エゲル駅へ向かう。
ホルトバージと書いた紙と3本の指を見せ、チケットを3人分無事購入。
駅は…ホームと線路が同じ高さで、どこがホームかさっぱりわからない。
仕方が無いので来た電車に乗っていた運転手さんに日本で入手しておいた時刻表を見せて指差すと、笑顔でうんうんと頷いてくれたので乗る。よかった…プリントアウトしておいて。
英語が通じないって恐ろしく不便だ…

ホルトバージはプスタと呼ばれる大草原があって、見渡す限り地平線っちゅう景色にあこがれてぜひ！！と行って見ることにしたのだが、すでに車窓の景色はず〜っと地平線（笑
電車にゆられること1時間半。到着予定時刻が近づいてきたので、乗り込んできた人に「Hortbagy」の文字を見せると次だと言われた（ような気がした）ので次の駅で降りる。
無事ホルトバージに到着

駅を出てインフォーメーションセンターへ向かう。
道の途中でふと見上げると電信柱の上にコウノトリの巣が…（写真）きょろきょろするとコウノトリも横に。
なんかスケールのでかい田舎っぷりに多少びびりつつ進む。
さすがにインフォーメンションセンターでは英語を話す職員がいた。
助かった…本日のメインプスタツアーに参加したいというと電話で予約してくれた。2kmはなれた申込書まで行くように言われたので、橋（ハンガリー最古の石橋らしい）を渡り、テクテク歩く。
なんにもない〜道らしきものを歩き続けること約30分強、乗馬場ぽいところについたので聞くと「あっち」と指された。のでそっちへ向かって10分ほど歩く。
ここか！と思って喫茶店のようなところで聞くとさらに「あっち」と指差される…
もう疲れたよ…
さらに5分ほど歩く。
どうやらここらしい。ぐったり…
時間がなくてお昼ごはんは喫茶店においてあったポテトチップスと紅茶というみじめ〜なものになってしまった

2頭だての馬車に乗って、プスタツアーへ！
2時間ほどかけて大草原を巡るツアーの始まり始まり
どうやらハンガリー大草原は国土の約半分を占めているらしい。
国土の2分の1が草原って…
ホルトバージ国立公園（今いるところ）は世界遺産に登録されている

牧童による馬術ショー
右足と左足が違う馬に乗ってる〜股裂けたりせんのかしらとか妙な心配をする
けっこうな速度で走っている。
ハンガリアン・カウボーイ、かっこいいっす

お座りスタイルの馬。
馬にとってはかなり不自然で難しいポーズらしい。

馬術ショーの馬に乗せてもらった。
軽装だったため寒くて死にそうだったので、馬のぬくもりがありがたかった。
プスタ・ツアーが寒いというのは常識らしく、他の人は防寒着を持ってきていました…
案外乗りごこちはgood

これは体脂肪率が７０％という豚
マンガリーツァ。ハンガリー固有種らしい

これは角がねじれている羊ラッカ。
これもハンガリー固有種

この牛はハンガリー灰色牛で、これまたハンガリー固有種。
中世には食べていたらしい。

15:30
ホルトバージュに別れを告げ、ブダペストへと帰る電車に乗る。
移動がドキドキだったけど来てよかった。エゲル＆ホルトバージュ
写真は東駅。午後7時だというのにこの青空。
東駅でブダペストカードを購入して、検札の心配なくメトロに乗れるようになったので、メトロに乗ってホテルに戻った。

続きはブダペスト編へ

この旅行記へのコメント （5）

• すずかさん 2006/08/09 13:38:49

  すっごい参考になりました〜☆

  やまとさん、こんにちは。
  
  夏休みに短い日程でハンガリーに行く予定なんです。
  うち、1日はブダペストを抜けてエゲルに1泊。翌日にホルトバージに行こうと計画してたんです。
  
  やまとさんの旅行記拝見してびっくり！
  まさに私達が行こうとしてたのと同じだったんです〜（＞▽＜）
  
  エゲルはすごくいい街そうですね(^-^)
  ホルトバージも絶対行って見たいと思いました。
  ブダペストからエゲルはバスで行かれたんですねー。
  今国鉄で行こうと思っているんですが、バスもゆっくりと外の景色が楽しめていいですね♪
  
  ほんと参考になりました。
  またいろんな旅行記見させてくださいね(^-^/~~
  
  すずか

  やまとさん からの返信 2006/08/09 17:31:09

  RE: すっごい参考になりました〜☆

  こんにちわ〜
  エゲルほんとうにきれいな街でかなりお勧めです！
  アジア系の人はほとんど見かけませんでしたけど、欧米の人はかなり観光にこられてました。
  もっとゆっくりしたかったです。
  
  電車でエゲルまで行くと乗り換えしないといけなくないですか？
  それが面倒だったので、バスで一直線が楽かなぁと思ってバスにしました。
  だけど、帰りはホルトバージから電車で帰りましたけど、みなさんけっこう親切に案内してくれたから大丈夫かも。
  ネットでハンガリー版乗換え案内が使えますので、事前に調べられますよ〜
  

• napoleon fishさん 2005/06/28 12:56:19

  なごむねぇ。

  ハンガリーの旅行記いつできるかな？と楽しみにしていたわ。
  ちらっと見たらできてたｗ
  
  いいねぇ。
  なんか見ているだけでなごみます。
  大聖堂の写真、気に入りました☆
  バロック様式って私は良くわからないけど、大聖堂の天井の写真見ていると、建物の細部までこだわっているんだろうね。見てみたい！
  なんかスケールが違う雰囲気が伝わってくるよ。
  
  長い休みが取れたら、ヨーロッパにも行ってみたいな〜。

  やまとさん からの返信 2005/06/29 10:22:33

  RE: なごむねぇ。

  うんうん。
  私も建物なんかみても面白くないんちゃうんかなぁと思ってたけど、よかったわ〜
  だいぶよかった。
  
  後編が中途半端で放置されてるのでがんばります

• あずきさん 2005/06/08 23:48:25

  素敵ですねぇ〜！

  やまとさん、お久しぶりです！あずきです。
  私がしばらくボ〜ッとしている間に、まぁなんて素敵な旅を
  してきたのですか！見ていて本当に羨ましくなりましたよ。
  古い建築物、教会、草の中に寝そべる牛たちも、写真の1枚
  1枚がすっごく“いい所だよ〜”って語りかけてくるような
  感じですね。
  旅行記続編、楽しみにしています。