2005/05/16 - 2005/05/16
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背包族さん
私が桂林でいつもお世話になっている病院「一八一医院」は桂林では一番大きくて、設備も整っている病院です。
広州軍区の解放軍の病院なので、お医者さんは全部軍人らしい。
観光地として有名な象鼻山の隣にあります。
一八一医院内には、僑賓楼という華僑と外国人専用の棟があり、入院もできます。
私は入ったことさえもないですが、日本人は相当お金がかかるようです。(入院された日本人談)
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−私の病気日記−
月曜日貴州旅行から戻り、金曜日夕方仕事を終えたときから、もう体調がおかしかった。
暑さにやられたのかもしれない。
夜の日本語の授業を休ませてもらうことにする。
翌日の土曜日、一晩眠り、一日家でゆっくりしていれば直るかと思ったが、あいかわらず頭が痛い。
夜は、第二外国語のゴールデンウィーク振替授業があるんだ、どうしよう。
大学の教学秘書にTELするも、今からじゃ学生と連絡取れないといわれ、休んでほしくない様子。
仕方なく授業に行く。
実は、この秘書、私の第二外国語の授業を取っているのだ。
気力で授業を終え、帰宅。
寒気に下痢に頭朦朧、このまま寝られる状況じゃない。
夜12時、旦那にタクシーで一八一病院に連れて行ってもらう。
受け付けで熱を測るとなんと39度も・・・。コレはやばい。
お医者さんは、私に口を開けさせ喉を見ると、「呼吸道感染」と言った。
あれ、暑気当たりじゃないんだ・・・。
いつも注射を拒否していた私だったが、めったに熱が出ない私のこと、熱が下がらないと困るので、今回はお医者さんの指示に従い2時間の点滴を受ける。
点滴代は二本で50元。それと、解熱薬も処方してもらう。
夜中なのに点滴を打たれている人が結構人がいる。
点滴を受けるには、まず、室内の木の椅子に腰掛け、看護婦が点滴を持ってくるのを待つ。
実は、注射大嫌いなのよね〜。
採血検査の前に恐ろしくって貧血を起こす私。今回もちょっと気分が悪くなり、針を刺した後、ベッドに移動させてもらう。
看護婦にはなんて大げさなと思われているだろうな〜。
ちなみに、私は毎回病院にかかるとき、中国人風偽名を使う。外国人料金は高いから。
一八一病院は解放軍の病院で、桂林では一番医療設備が整っていると言われている。
その分、料金も高いのだが、「僑賓楼」という華僑や外国人専用入院棟もある。
この病院は、数年前に改装されたので、内部は新しく、サービスも年々向上している。
今回のお医者さんは、無理やり高い薬を買わすわけでもなく、態度も親切だった。
青年海外協力隊で看護士として、衛生学校で教えている日本人女性によると、中国人は技術面での習得は早く、手先も器用だけど、患者さんに対するホスピタリティー、服務意識の面ではまだまだ日本人のようには行かないというようなことを言っていた。
点滴した翌日、日曜日は体温が下がり、家でよく休憩。
月曜日の午後、再び発熱。37.5度。処方してもらった、解熱薬を飲む。
今日、火曜日、今のところ大丈夫。
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なかなか体調がよくならない。
点滴したその日と翌日は熱は下がったが、その次の日からまた微熱が。
点滴時に一緒に処方された解熱薬を飲むと、それはそれでまたおさまる。
その繰り返しなので、5/6もう一度、一八一病院へ。
今日は、土曜日だが、診療時間内なので専門家を受診。「感染内科」へ。
まずは採血をするように指示される。
中国の病院は何でもまずは先にお金を払ってからだ。
付き添いがいないと、支払いの受け付けに並んだりしなきゃならないので大変だ。
旦那がとりあえず、採血検査代を払いに行き、レシートを持って、最上階の採血室へ。
1年半中国で生活しているので、もう驚くことなどないと思っていたが、中国式採血に驚愕。
なんと、看護婦が指に針をさして、指をギュウギュウ絞るではないか・・・。
搾り出された血を検査するらしい。
怖くて自分の指が見られなかった。
とりあえず、血液は異常なしでホッとする。
抗生物質を2種類と風邪薬を出される。
偶然ロビーで桂林在住日本人に遭遇。
彼女もご主人の付き添いで、生まれたばかりのお子さんをつれて受診。
1週間薬を飲んでもまだ発熱するので、再度一八一病院へ。
同じ症状で再受診する場合は、”掛号費”(受付手数料)はかからないが、一応受付に並んで受付票を発行してもらう必要がある。
今回も前回と同じ女医さんで、今度は本格的な採血をするように指示される。
検査費を先払いし、2階採血室へ。
採血は何度やっても慣れないが、今回は痛みが全くなくビックリ。
怖くて針を刺している場面は見ていないのだが、採血された後の血を見ると、針につながれた管からじかに試験管に入る形になっていた。
つまり、いわゆる注射器は使っていないようだ。
検査結果は月曜日の午後に分かるとのこと。
5/23現在、元気になりました!
でも、発熱の原因はいまだもって不明。
ちょっと怖い。 -
−中国での病院のかかり方−(中国人民用)
日本人だとばれると、医療費が高いので、いつも中国人になりすましています。
1.まず受付で受診する科を告げ、「掛号」という受付登記をする。(だいたい1〜2元くらい)
2.受付表を持って、受診する科に行き、机の上に表を置き、その場で待つOR椅子に腰掛け名前が呼ばれるまで待つ。
3.検査などがある場合は、検査代先払い。指定の場所でお金を支払い、指定の場所で検査を受ける。
4.お医者さんの処方箋を持って、「西薬房」など薬を出す受付で、お金と引き換えに薬をもらう。 -
一八一病院の前の文昌橋の手前側は広場になっており、座って涼む老人や家族連れの姿が見られる。
ここには、アジサイが咲いていた。
桂林はカルスト地形だから、土壌はきっとアルカリ性に違いない!その証拠に花の色が赤い。
日本では青が多い気がするんだけど・・・。 -
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この旅行記へのコメント (1)
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- 気楽トンボさん 2005/11/25 00:02:02
- 背包族さん、こんばんは!
- 病気になると大変ですね。
指先からの採血は日本でもありますよ。
耳朶(じだ)指先からの採血料は60円です。
でも殆どが静脈だけど。
妹が蘇州大学へ留学していた時に、
病気になって大変でした。
点滴だけする家があったようです。
旅行も中国人は安いけれど外国人は高いとか。
まだ中国語をしっかり話せない妹は、
いっさい喋らないで中国人になりすまし、
中国人の友達と旅行したらしいです。
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