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今年最初の自転車散策先として宇治を選びます。5月といえば新緑の季節、新茶の季節です。その5月にふさわしい場所として京都近郊では「宇治」が真っ先に頭に浮かぶところです。ただ伏見からだと近すぎて面白味に欠けるので、往路はわざわざ遠回りをして山を越えて陶芸の里「炭山」を経由するコースを、復路は奈良街道沿いに進みます。新緑まぶしい、都の巽(東南)を訪ねていきます。<br />旅行行程:伏見〜六地蔵〜日野〜炭山〜宇治〜黄檗〜伏見<br />所要時間:11:30〜16:00

都の巽へ(新緑をたずねて)

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2005/05/03 - 2005/05/03

42680位(同エリア44007件中)

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スナフキン

スナフキンさん

今年最初の自転車散策先として宇治を選びます。5月といえば新緑の季節、新茶の季節です。その5月にふさわしい場所として京都近郊では「宇治」が真っ先に頭に浮かぶところです。ただ伏見からだと近すぎて面白味に欠けるので、往路はわざわざ遠回りをして山を越えて陶芸の里「炭山」を経由するコースを、復路は奈良街道沿いに進みます。新緑まぶしい、都の巽(東南)を訪ねていきます。
旅行行程:伏見〜六地蔵〜日野〜炭山〜宇治〜黄檗〜伏見
所要時間:11:30〜16:00

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  • 「明治天皇陵」<br />…スタート地点はここ明治天皇陵。はるか洛南を見渡すことのできる地にあります。ちなみに明治天皇崩御後に殉死した乃木将軍を祀った乃木神社が、この天皇陵のすぐ傍にあり、その死後も寄り添うかのようです。

    「明治天皇陵」
    …スタート地点はここ明治天皇陵。はるか洛南を見渡すことのできる地にあります。ちなみに明治天皇崩御後に殉死した乃木将軍を祀った乃木神社が、この天皇陵のすぐ傍にあり、その死後も寄り添うかのようです。

  • 「天皇陵の階段」<br />…たしか全部で260段だったと思います。この階段を登ると、洛南の地を見渡すことができます。

    「天皇陵の階段」
    …たしか全部で260段だったと思います。この階段を登ると、洛南の地を見渡すことができます。

  • 「都の巽(東南)」<br />…今日の目的地、宇治方面を望みます。「わが庵は都の巽鹿ぞすむ…」と喜撰法師の歌にも詠まれた地で、平安貴族達がこぞって別荘をもった地として知られています。右手のほうには、昔巨椋池という大きな池が広がっていた(昭和初期に干拓された)そうで、さぞや素晴らしい眺めだったんだろうと思います。(11:45)

    「都の巽(東南)」
    …今日の目的地、宇治方面を望みます。「わが庵は都の巽鹿ぞすむ…」と喜撰法師の歌にも詠まれた地で、平安貴族達がこぞって別荘をもった地として知られています。右手のほうには、昔巨椋池という大きな池が広がっていた(昭和初期に干拓された)そうで、さぞや素晴らしい眺めだったんだろうと思います。(11:45)

  • 「六地蔵札の辻」<br />…大津、宇治、伏見への道の分岐点です。立場高札場跡の碑も残っています。街道筋に残る立派な建物は、現在の煎茶を考案したとされる永谷宗円を祖先にもつ永谷宗園茶店です。(12:00)

    「六地蔵札の辻」
    …大津、宇治、伏見への道の分岐点です。立場高札場跡の碑も残っています。街道筋に残る立派な建物は、現在の煎茶を考案したとされる永谷宗円を祖先にもつ永谷宗園茶店です。(12:00)

  • 「永谷宗園茶店」<br />…新茶の季節だからか、中では何かイベントをやっているようです。

    「永谷宗園茶店」
    …新茶の季節だからか、中では何かイベントをやっているようです。

  • 「石田大山」<br />…大津へと向かう街道から、日野道へ入ります。

    「石田大山」
    …大津へと向かう街道から、日野道へ入ります。

  • 「日野誕生院」<br />…ここ日野誕生院は、浄土真宗の開祖親鸞の生まれた地です。さて、これから山を越えて炭山に向かいます。(12:15)

    「日野誕生院」
    …ここ日野誕生院は、浄土真宗の開祖親鸞の生まれた地です。さて、これから山を越えて炭山に向かいます。(12:15)

  • 「炭山」<br />…山を越えて炭山に到着。深い緑に包まれた山里です。ここ炭山は陶芸の里としても知られています。(13:00)

    「炭山」
    …山を越えて炭山に到着。深い緑に包まれた山里です。ここ炭山は陶芸の里としても知られています。(13:00)

  • 「陶芸の里」<br />…京焼の伝統を汲む窯がたくさんあります。各地から陶芸品を買い求めに来る方も多いようです。

    「陶芸の里」
    …京焼の伝統を汲む窯がたくさんあります。各地から陶芸品を買い求めに来る方も多いようです。

  • 「宇治への道」<br />…炭山を後にして宇治へと向かいます。炭山から宇治へは、新緑のなか、志津川沿いになだらかな下りが続きます。

    「宇治への道」
    …炭山を後にして宇治へと向かいます。炭山から宇治へは、新緑のなか、志津川沿いになだらかな下りが続きます。

  • 「天ヶ瀬」<br />…ゆったりと新緑を満喫しながら天ヶ瀬に到着。木々がまぶしいほどの緑です。写真奥に見えるのは宇治川にかかる吊り橋です。(13:30)

    「天ヶ瀬」
    …ゆったりと新緑を満喫しながら天ヶ瀬に到着。木々がまぶしいほどの緑です。写真奥に見えるのは宇治川にかかる吊り橋です。(13:30)

  • 「吊り橋」<br />…近づいてみるとこんな感じです。多くの人が渡っています。

    「吊り橋」
    …近づいてみるとこんな感じです。多くの人が渡っています。

  • 「新緑と宇治川」<br />…宇治川に沿って進みます。山も宇治川も濃い緑色です。

    「新緑と宇治川」
    …宇治川に沿って進みます。山も宇治川も濃い緑色です。

  • 「花やしき」<br />…宇治で有名な「花やしき」。宿泊もできますが、料理のみの利用も可能です。こちらはステーキなどを食べさせてくれるお店です。(13:45)

    「花やしき」
    …宇治で有名な「花やしき」。宿泊もできますが、料理のみの利用も可能です。こちらはステーキなどを食べさせてくれるお店です。(13:45)

  • 「船のりば」<br />…観光船のりば。GWとあってたくさんの方が利用されていました。夏季(6月中旬〜8月下旬)には鵜飼が開かれます。

    「船のりば」
    …観光船のりば。GWとあってたくさんの方が利用されていました。夏季(6月中旬〜8月下旬)には鵜飼が開かれます。

  • 「鵜飼料金表」<br />…鵜飼観覧船の料金表です。

    「鵜飼料金表」
    …鵜飼観覧船の料金表です。

  • 「平等院前の藤」<br />…宇治といえば平等院。そして、この季節は藤の花を目当てに多くの観光客が訪れます。せっかくなので、平等院を拝観しようと思いましたが、入り口で行列ができていました。僕は行列に並ぶという行為が大嫌いなので、さっさと諦めました。中に入らなくても十分立派な藤の花です。

    「平等院前の藤」
    …宇治といえば平等院。そして、この季節は藤の花を目当てに多くの観光客が訪れます。せっかくなので、平等院を拝観しようと思いましたが、入り口で行列ができていました。僕は行列に並ぶという行為が大嫌いなので、さっさと諦めました。中に入らなくても十分立派な藤の花です。

  • 「平等院鳳凰堂」<br />…とはいえ、鳳凰堂を見ないで帰るというのは少々心残りです。そこで、裏手から平等院を垣間見ることにします。結構、新緑とともに美しい姿を見せてくれました。(14:00)

    「平等院鳳凰堂」
    …とはいえ、鳳凰堂を見ないで帰るというのは少々心残りです。そこで、裏手から平等院を垣間見ることにします。結構、新緑とともに美しい姿を見せてくれました。(14:00)

  • 「茶摘娘」<br />…平等院を後にして参道を進みます。参道には多くの茶店が立ち並んでおり、新茶の季節ということもあり、多くの観光客で賑わっています。

    「茶摘娘」
    …平等院を後にして参道を進みます。参道には多くの茶店が立ち並んでおり、新茶の季節ということもあり、多くの観光客で賑わっています。

  • 「通圓」<br />…少々疲れたので休憩をとります。宇治橋横の茶店です。暑いので、抹茶ソフト(250円)を購入しました。

    「通圓」
    …少々疲れたので休憩をとります。宇治橋横の茶店です。暑いので、抹茶ソフト(250円)を購入しました。

  • 「宇治神社前」<br />…次に向かったのは、「宇治神社」と「宇治上神社」です。宇治神社へ向かう道にて。

    「宇治神社前」
    …次に向かったのは、「宇治神社」と「宇治上神社」です。宇治神社へ向かう道にて。

  • 「宇治上神社」<br />…宇治神社を拝観後、その奥にある宇治上神社へ。ユネスコ世界遺産に登録されたところです。

    「宇治上神社」
    …宇治神社を拝観後、その奥にある宇治上神社へ。ユネスコ世界遺産に登録されたところです。

  • 「宇治上神社拝殿」<br />…平安時代の住宅様式が取り入れられた大変貴重な建物だそうです。(14:50)

    「宇治上神社拝殿」
    …平安時代の住宅様式が取り入れられた大変貴重な建物だそうです。(14:50)

  • 「桐原水」<br />…境内の一角にあり、宇治七名水の一つだそうです。残念ながら他の六つは、涸れてしまったとのことですが、ここ桐原水は今もこんこんと水が湧き出ています。

    「桐原水」
    …境内の一角にあり、宇治七名水の一つだそうです。残念ながら他の六つは、涸れてしまったとのことですが、ここ桐原水は今もこんこんと水が湧き出ています。

  • 「左おうばくみち」<br />…さて、宇治を後にします。次に向かうのは黄檗です。左おうばくみちを進みます。右へ行くとアジサイで有名な三室戸寺です。

    「左おうばくみち」
    …さて、宇治を後にします。次に向かうのは黄檗です。左おうばくみちを進みます。右へ行くとアジサイで有名な三室戸寺です。

  • 「萬福寺三門」<br />…黄檗宗(禅宗の一派)大本山である萬福寺です。隠元禅師が1661年に開創した中国風の寺院です。この隠元禅師はインゲン豆を中国からもたらしたことで有名ですが、これ以外にも西瓜や蓮根なんかも隠元禅師がもたらしたそうです。(15:30)

    「萬福寺三門」
    …黄檗宗(禅宗の一派)大本山である萬福寺です。隠元禅師が1661年に開創した中国風の寺院です。この隠元禅師はインゲン豆を中国からもたらしたことで有名ですが、これ以外にも西瓜や蓮根なんかも隠元禅師がもたらしたそうです。(15:30)

  • 「白雲庵」<br />…中国風の精進料理である「普茶料理」の老舗です。庭や建物が雰囲気あります。

    「白雲庵」
    …中国風の精進料理である「普茶料理」の老舗です。庭や建物が雰囲気あります。

  • 「西方寺」<br />…街道沿いを伏見へと進みます。途中、「西方寺」という浄土宗のお寺を通りがかります。参道途中に京阪が横切っていて面白かったので撮影しました。

    「西方寺」
    …街道沿いを伏見へと進みます。途中、「西方寺」という浄土宗のお寺を通りがかります。参道途中に京阪が横切っていて面白かったので撮影しました。

  • 「木幡」<br />…街道沿いの集落「木幡」にて。

    「木幡」
    …街道沿いの集落「木幡」にて。

  • 「木幡池」<br />…巨椋池があったころ、このあたりが湿地帯であった頃の名残です。正式には堂ノ川という川の一部になるそうです。

    「木幡池」
    …巨椋池があったころ、このあたりが湿地帯であった頃の名残です。正式には堂ノ川という川の一部になるそうです。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • naniwa ladyさん 2006/01/26 08:02:36
    はじめまして(*^_^*)
    おはようございまーーす。宇治の旅行記、見せていただきました。当たり前のことですが、季節が違うと同じところでも、全然表情が違いますね。また私が行っていない宇治も見せていただきました。宇治は京都へ行く途中、通りすぎることばかりで、立ち寄ることもなかったです。平等院はそんなに人が多かったのですか。私たちが行った時は閑散としていて、すごくよかったです。でも藤が咲いていなかったのが、すごく残念でした。ちょうど成人の日の休みあけだったのか、お昼を食べるのも休みのお店が多かったです。今度は新緑の季節がいいですね。

    スナフキン

    スナフキンさん からの返信 2006/01/26 12:46:08
    RE: はじめまして(*^_^*)
    naniwa lady さんへ

    カキコミありがとうございます。
    新緑の宇治も一度行ってみてください。冬とは違う顔を見られることと思います。大変、活気溢れる町になります。ただ、最近はGWのころには、多くの人が訪れるようになりましたので、そのつもりで出かけてみてください。

    naniwa ladyさんは、名前から察するに大阪の方だと思いますが、僕にとって近くて遠いnaniwaを教えていただきたいと思います。

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