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公共バスでの九賽溝、黄龍、松藩、都江堤の詳細旅行記 その2

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2003/06/23 - 2003/07/01

947位(同エリア984件中)

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チャウ

チャウさん


6日目6月26日(木)
移動日 平武ー黄龍

6:30起床 平武の町を散歩。まずは汽車坦を探す。九塞溝から来た道をまっすぐ行き、右折した所。ホテルから200M位のところにあった。切符を買おうとしたら、7時半まで待てとのこと。報恩寺があった。おばさん連中が体操をしている。北京の故宮で見たことがある龍の彫り物のある階段をあがる。なるほど1440年に宮殿を建てようとして、にらまれて慌ててお寺にしたとゆう謂れも納得できる。なかは閉まっていて判らないが、仁王像や千手観音などの仏像があるらしい。広告看板に川下りがあった。

きゅうりを買ってホテルに帰り、塩を貰おうとするが通じない。キュウリを持って塩をかけて食べるジェスチャーをするがなかなか判らない。塩と書いても理解してくれない。塩は中国語にはないのか。テーブルの上にあった塩でやっとわかり、茶碗いっぱいもらう。部屋に帰り、きゅうりに擦り込む。

7:30に来いと言うのできたら、バスが出発する所だった。(平武ー黄龍110KM35元)慌ててバスを停めたが違うバスだった。まもなくバスは来たが、行き先が書いてなくて、切符売り場のお姉さんが、親切にも案内してくれなかったら絶対判らなかったろう。始発ではなく何処からかの経由で、すでに座席は埋まり、通路には米袋でいっぱい。仕方がないので米袋の上に乗る。でも考え様で、足を伸ばせて、寝て行けるような物だから楽でよい。こんな時のための空気袋なのにどじな奴。5分前だけど出発(7:55)。

道路は砂利道だがそんなにひどくはない。半分だけコンクリート道路で来年には完全舗装になるだろう。10:30水晶と言う町で休憩。トイレは別の店の2階にあったが汚い。0.2元出すが0.5元だった。10:55出発。12:35速くも松藩県に入ったようで四旺村小学校とある。1:00黄龍自然保護なんとか所で、検疫官が乗りこんできて検温。2,3人あやしいやつは下車させて再検査される。菜の花がまだ咲いている。カーブに差し掛かるとぬかるっていて登れない。前のほうの乗客に降りてもらい、前を軽くして克服して行く。

3:50沢山ホテルを建てているところを通過する。やっと着いたと思ったが、誰もなんにも言わないのでそのまま乗っていた。自然公園の入り口の看板を過ぎても誰も降りず通り過ぎ、少し行った所でラジェレーターに加水のために停車する。ここから雪宝頂が見えるのでカメラを取り出すと、バスガールが観光客だと気づき、黄龍はあそこだ、引き返しなさいとおしえてくれた。

5分ほどでポリスや消防車があるところまで来たら、ダンスの練習をしていた。ホテルを探すが貨龍山荘だけが、営業しており値段を聞くと、640元1人なら340元といわれる。公園入り口の係官に安いホテルはないかと聞くが、先ほど寄ったレストランが180元だ教えてくれる。とぼとぼと歩いていたら、貨龍山荘から労務者風の人が、ここなら100元だよと教えてくれる。

本館の隣の建物で、大きな犬が繋いである。先ほどの340元のボーイさんが、100元受け取って行く。あまりのうれしさに値切るのを忘れた。他の客は皆労務者風だが、沸き合いアイだ。この員工楼、もちろん共同トイレに、共同シャワー。部屋はあまりきれいではないが、ベッドだけはきれい。クーラーを持ってきてくれたのかと思ったら、ヒーターだった。しかし、誰もいないネー。

レストランで夕食を取る。2階も含めれば200人は入れるホールに4人グループの他には私だけしかいない。夢ト巻沙回鍋肉25元と虎皮青椒12元。青椒はピーマンのことを忘れていた。ピーマンが山盛りで出てきた。虎皮はなんだったか忘れた。

7日目6月27日(金)
黄龍観光ー松藩
6:30起床 朝の散歩に出る。昨日来た平武の方向の山に、お日さんが照っている。もう少し早く起きていれば、山から登る日の出が見れただろう。今日は快晴。工員楼の犬は吠えていなかったが。昨日のレストランで朝食。ストーブに当たりながら、中華パンと漬物とピーナッツで、簡単な食事。隣のテーブルに新彊から来たという夫婦連れと筆談する。彼らは火車で来たという。どれくらいの距離と時間が掛かったのだろうか。朝食代は彼らが払っていてくれた。

8:40入場口出発。3月1日より10月31日まではシーズン価格で110元、11月1日より2月29日まではオフシーズンで70元とある。冬季期間は閉鎖されると聞いていたが?8:54迎賓池、説明板には日本語も書いてあり、「軽快な水流は歓喜の迎賓曲を奏ずるように遠方より尋ねてくれる友を迎える。」名所から次の名所間の距離が書いてある。次から次と変わった風景が現れる。蓮台飛瀑「滝の下の岩が吉を代表する仏の蓮台のように美しい金色が格別に目を引く物である」温泉の湯口にぶつぶつに結晶している奴のおおきなやつ。9:35盆景池、黄龍全体を見るには最適だろうと思われる山が正面に見える。1時間か2時間で登れるような山だ。

10:00明鏡倒映池、木影に入ったところのほうが山が良く写る。娑夢映彩池(ツツジ湖)春末から初夏にかけて赤、紫、ピンクの花が咲き、池に映ると書いてある。廻りはツツジの木だらけ、満開だったら凄いと思う。白い石楠花が咲き残っている。夫婦連れの男性が詩を書いてくれた。
                  題黄龍寺景
                 池池碧緑映盥天
                 処処青翠山連山
                 比景○○天上有
                 不知何遣人間
                      唐徐仕
           達筆過ぎてよく判らないのです。

10:30ツツジ湖と淨彩池の間に下山道がある。時間のない人はここから引き返す人が多いが、もう少しだけ行くと展望台があるので頑張って見よう。二つのピークのある山の名前を聞くと、玉翠山4566Mと書いてくれた。11:00前寺、長い休憩11:43後寺、道教の寺でラマ教寺ではなかった。僧の服が真っ黒で何年か前にはやったキョンシの様だ。

池の周りをまわる。左の山の斜面に展望台が見える。監視員がいないのを幸いに「遊客止歩」の脇道に入る。入り口は泥道だが、直ぐに立派な桟道になり、5分もかからず到着する。思ったとうり、全体を見渡せる所だ。監視員らしき人が登ってきた。別に注意するわけでもなく、写真を撮ってくれと言う。池全体と私の顔の部分を入れた写真を撮ってもらうが、何度も失敗するので諦める。写真を送ってくれと頼まれる。

水を汲み飲んで見る。夫婦連れはおなかを壊すから飲むなと言うが経験的に大丈夫だ。うまい、あまい。ペットボトルに入れる。池の真中に灯篭が2個ある。昔はあたりまえに下まであったのが、今では笠の所まで埋まってしまっている。木も先端だけ出している。あまりにもきれいなので反対回りして見る。日がかげると色加減が違う。

古寺の前横に黄龍洞がある。寺の下が鍾乳洞になっている。着いた時には柵がしてあったが、今はしてないので入って見るが、真っ暗で足摺り、手探りで降りるが、手すりがなくなり、足元もわからないので、危険と思いやめる。かごかきのお兄さんに懐中電灯はないかと聞くと、お坊さんに頼んで電灯を点けてくれる。お兄さんはついてきてくれる。非常に危ない所だった。あれ以上進んでいたら怪我どころの騒ぎで済まなかったろう。

中は赤や青、黄、色とりどりのネオンで彩色され、3体の仏像が祭られている。その内の1体は上から滴る水で、石灰がつき、どんな像かわからなくなっている。お兄さんに10元渡すがいらないと断られるが、無理に受け取ってもらう。1:50下山しようとしたら、かごかきのお兄さんがパンをかじっている。余ほど物欲しい顔をしていたのか、食べないかと差し出す。小さいのを受け取ると、籠から別の大きいのを出してくれる。お礼に皮蛋をあげるとうれしそうに食べている。きゅうりもどうだと差し出すがいらないと言う。

2:00下山、すいかを美味そうに食べている。物欲しそうな顔をしたが声が掛からなかった。下山道を通らず登り道を下る。3:00明鏡倒映、午後になるときれいに映っていなかった。3:30入り口着。思ったより時間が掛かりあせる。きのうここへついたのが4時だったからである。道路に出るとちょうどに松藩行きのバスが来る。必死になって停め、身振り、手振りでホテルの荷物を取ってくるからと訴えると、直ぐに理解してくれる。

ホテルのボーイにも行ってしまわない様に、見張っててもらい、走って部屋に帰り、鍵もかけずにおいてあったリュックを背負い乗車する。昨日のバスより新しい。その分早く着いたのだろう。今後道が良くなり、もっともっと早く着くだろう。客も少なく半分ほどしか乗っていない。池で汲んできた水をがぶ飲みするが大丈夫だった。

結構急な坂を登り、4:20峠に着く。白い三角形の雪宝頂がはっきりと見える。黄龍で見えた2つのピークの山は、すでに前衛の山に隠れてしまっている。峠を越すとなだらかな山並みになる。4:50川主寺着、ホテルばかりの町で、大きなバスターミナルで下ろされ、あとはタクシーで行ってくれと言っている様だ。車掌がタクシーに6元支払っている。日本から持ってきていた繋ぎのスキーウェアーを荷物減らしにあげる。町中を1周している。客を捨っているのだ。結局誰も捨えず松藩へ向かう。途中に格桑泣芸術団があった。

村を通るたびにクラクションを鳴らし、客がいないかと探す。その甲斐があったのか1名だけ捨らうことが出来た。運転手にはフレースをあげる。大分荷物が減る。松藩に着く。(17KM)松州と書いてある城門だ。すぐに人相の悪い客引きが寄ってくる。ホテルの客引きかと思ったが、馬ツアーの客引きだった。日本での予定では、成都から松藩について、馬で黄龍に行く予定だったので世話になる。

松藩から黄龍へ行き、1日観光して、松藩へ帰ってくる3日コースが240元。黄龍は見たから、8時間で黄龍に行き、帰りはバスで帰ってくるから、1日コースにしてくれと頼むが理解してくれない。当方としては単に、松藩ー黄龍間を馬で行くのに、こだわっているだけで、旅行記にこんな様子だったと書きたかっただけである。他のコースをしきりに勧める。1日コース80元、ニ道海(牟尼溝)と温泉(21度)の2日間コース、雪宝頂の近くまで行く7日コースがあり、1日80元の計算だそうで、少しは値切りが聞く様だ。

結局、自分の言う通りに、黄龍片道馬、帰りバスに決まり、200元支払う。後で考えたら、馬は2日間だから160元で良かったはずだ。所でホテルは決まっているのかと聞くので、まだだと答えると、また両方の人差し指を交差して10元で、この上だと言う。横には成章旅館の看板が上がっていた。トイレは共同だがきれい。何故なら後始末は、洗面器の水でザバーと流すからだ。回りもついでに流せる。シャワーはない。こんな宿でも外国人宿泊名簿に記入された。

洗髪と髭剃りをしてもらい、(10元)町をぶらつく。ド田舎の町にしては、大きい町だと思う。商店街が十字路になってあり、小道が縦横に走っている。おみやげ屋で、お墓から出土したと言う、虎の身体に鳥の頭の置物が、800元と言われたが100元と値切ると、いきなり150元まで下がる。横には昆明に行った時に、8000円位で考えて、買わずに来たカメのような吸殻入れも売っていた。あれもおそらく同じような値段だろう。パンツ二枚組19元を超級市場にて買う。

黄龍の詳しい説明がありますhttp://www2.neweb.ne.jp/wd/sadachan/sisen/si06.htm

松潘県誌」によれば、この地は古代において嘉城と呼ばれ、唐代には松州と称していた。さらに明代には松州と隣の潘州と合併し、松潘と呼ばれる様になったと言う。岷江上流に位置して、チベット、羌、回、漢の四民族が同居する松潘は、歴史上辺境の重要な要であり、今でもこの地方の交通の要所となっている。 城門をくぐって南の方向へ歩いていくと屋根のついた立派な橋があった。古松橋といい、屋根には龍の像がついている。この龍は独特の形をしており、頭が大きく、足には爪がない。屋根には狐の像ものっていたが、口にくわえているのはカマキリだそうだ。

8日目6月28日(土)
松藩 馬1日ツアー
6:30起床 リキシャに乗って寺と映月橋に行く。寺は唐の大宗の頃(826年)の創建とかなんとか看板に書いてある。聖徳太子の時代に、こんな山奥にも人が沢山住んでいたのか。寺より少し山を登ると、松藩の町全体が見渡せる。リキシャのじいさんが登ってきて、寺の中を案内してくれる。日本人に親しみやすい仏像が、物置にガラクタと一緒に置いて合った。映月橋は寺の直ぐ下にある。門のある橋で、屋根にはウサギや龍や豚などがいっぱい乗っている。

宿に帰ってきたが、少し時間があるので朝食に行く。川主寺の方向に向かって行くと、清真古寺の看板があるので行って見る。川のほとりにある寺。別段大した寺でもない様だ。工事中の橋がある。橋自体は大橋なのだが、川の部分にしか架かっていない。車が通れるアプローチ部分がなく、はしご段をかけて使っている。リヤカー自転車を夫婦でえっちら、こっちらと担ぎ上げている。揚げ餃子のでかいの2個1元の食事。

8時になったので、ホテルに戻るとツアーの社長と馬方が待っていたが、いやにのんびりしている。8時に出発して8時間かかっても4時にしか、黄龍に着けないのに大丈部かと確認すると、「そりゃー無理だ」と来たもんだ。やはり理解していなかったんだ。黄龍の汽車坦かホテルに電話して、4時には日本人が必ず乗るから、待っててもらう様に電話してくれと頼むが通じる訳がない。200元返してもらう。絶妙のタイミングで1日ツアーはどうだと言う。直ぐにOKして香港人の人と出発する。

8:40出発。凄く急な沢を登り、9:15尾根に出る。10軒ほどのチベット村がある。子供が牛乳を買わないかと言うので大瓶を3元で買う。ばあちゃんが瓶は返してくれと言うが無視する。高山植物が当たり一面咲いており、雪宝頂が遠望できる。大きな木もないのに、カッコウが鳴いている。10:20牧場11:00馬から下りて歩いて見る。其のまま下山に入る。11:30チョットした広場に出る。馬は荷物や、馬具を外され草場で転げまわっている。馬子は焚き火をはじめ昼食の用意を始める。

お花畑で寝そべるが、細かいハエがうるさい。羽音だけがうるさいだけで、付きまとうわけではない。小さなお花畑には蚊に似た虫が、トンでもなく沢山飛んでいる。でも蚊ではないので刺されない、無視すればなんでもない。しばらくするとあれだけいた虫もいなくなった。ロバ追いがきた。ロバは足2本をロープで縛られており、歩きにくそうだ。ジャガイモとそうめんの太い奴の煮こみが出来あがる。腹の減っている時にはなんでも美味い。

1:30下山開始。馬子達が荷物を着けている間、歩いて下山する。山羊小屋あたりで乗馬し、雨が降ってきたので黒いゴム河童を貸してくれる。蔦を筵の様に編み、泥を塗りこんで壁にしている民家が珍しかった。国道沿いの興貨賓館に出る。ここから20分ほど、国道を走るが、スピードを出すと上下運動が激しく、ここが一番つらかった。2:30松藩に到着して無事終了。山と花の好きな人には絶対お薦め。

事務所に入り、地図を見る。松藩は眠江沿いにある町。HPで冬に黄龍に行けない人達が行く、牟尼溝は地図上の直線距離では5KMくらいしかないが、山越えしなければ行けない。車で行くには12,3KMさがり、別の川を遡らないと行けないようだ。ニ海道と牟尼溝とは同じらしい。ツアーの紹介文を書いてくれと頼まれる。ポスターも書いてくれと言うのでボールペンで書く。日本に帰ったらパソコンで作り送ろうかなと思う。

明日のバスの切符を買いに行く。都堰江行きは7時発(45元)があった。水晶ー松藩のミニバスが出て行く。黄龍を通るはずだ。120分80元のマッサージを受ける。2階に上がると洗濯をしていた女の人が、手を拭きながら始める。上手だ。ほかに日式や泰式その他いろいろある。市場にキノコが良く出ていた。飯屋にキノコ料理を食べたいと頼むと、一品料理と書いてある食堂に連れて行ってくれる。この辺の人はウサギを良く食べるのか、どの店にもウサギの絵が書いてある。

昨日150元で買わなかった置物を100元でどうだと言うと以外と簡単にOKと言われ、「持っていけ泥棒め」とばかりに包んでもくれず渡してくれた。大きな焚き火をして踊っている所があったので覗くと、警察署の広場で大勢の住民と警察との交流会のようだ。バナナやスイカ、ひまわりの種、ピーナッツ等がつまみ放題だった。コンクリートの上にジカに焚き火をたいている。エラ様の隣に座らされた。エラ様はみんなに促され歌を唄うが、相棒になった奴が下手くそで、歌い方をまねしては笑いを取っていた。

歌ばかり続くのでつまらなくなり出る。ここはやはり公安局警察で、看板に局長以下留置場課長まで写真入で書いてある。エラ様はやはり署長だった。松藩県は8323平方キロメートルあり、25鎮7760人住んでいる様だ。松風沐浴の看板が気になるので、どんな所かと思い覗いて見る。3元でシャワーがあるだけだった。    

雪宝頂からの日の出を見たいのなら、城門より川主寺の方へ約50M行くと、川が流れているので、脇道を遡ると直ぐに急な坂道になる。約1時間もしないで尾根までつく。雪宝頂の方角から日が昇ってくる。馬ツアーでなくても歩いて行ける。

9日目6月29日(日)
松藩ー都堰江ー成都
6:30起床 前に出たら昨日の片目が不自由なリキシャがいた。近くなので2元で行ってもらう。7:00発車 他のバスに九塞溝で使っていた黄金色のトイレ車と、同じ型の豪華車バスがあった。成都行きのようだ。8:40大地震で出来たと言う、畳渓海子を通過。こちらのルートは、綿陽ー平武ー九塞溝より、道は急である。山ひだが重なり合い、沢にまで迫っている。2,3年前に行かれた方のHPに、崖崩れで不通だったと良く出てきたが、実感できる。実際小さな落石はそこら中に落ちていたし、工事中の所もあった。9:20休憩。次から次と成都行きのバスが休憩による。川主寺やその他の町から成都や茂県や、紋川を目指している。洗車が終わると出車する。10:20茂県 大きなガソリンスタンドで給油。さっきしたのについでにまた小用する。日本よりきれいだった。11:50紋川 ここまで降りると暑くなってきた。青城山で降りようと思っていたが、露天のお土産屋がある所を通りすぎてしまった。

1:55都堰江着 大きな大きなバスターミナルである。公共バスは何番かと聞くと4番と教えてくれるが、チョット探したが判らなかったので、リキシャに乗って行く。2:20公園入り口に着く。腹が減っているので直ぐには入らず、右の方にある賑やかな立派な橋を渡り、川沿いにある露店で(オープンカフェ)食事する。お姉さんの前に座り、材料を指差しその場で揚げてもらう。6種類で11元だった。耳かき屋がどうですかと来たのでやってもらう。耳の穴に棒を突っ込み、Uの字になっているバーべキュウで使う火箸をカチンと鳴らし、棒に当てると振動が伝わり気持ち良い。20分ほどマッサージもしてもらい、23元だった。

公園に入る。入場券には60元と書いてあるのに48元だった。参道には三国志で活躍した人の沢山の銅像が立っている。一番最後は諸葛亮孔明だ。でっかいイチョウの盆栽も見物だ。中洲の島までは大した見物はなかった。ニ王廟から、裏門に出る直ぐ手前から脇道に入ると、都堰江を見渡せる展望台があった。其のまま下ると東苑に出た。川西鎮論、宣威門などは、本当の山門かもしれない。上に登って見ると、万里の長城の様に凸凹があり、鎖には赤い布と鍵が沢山掛けてある。眺望はどれも良い。

閉園時間も過ぎたので、南門より出る。入る前に寄った川沿いのレストラン街の裏は、西街で下町風情が濃いところで子供が沢山遊んでいた。この道は行き止まりで引き返し、向の道に入る。こちらは打って変わった大きな商店街である。裏に入ると川沿いにレストランが並んでいる。田螺やでっかい蜆、カタツムリ、ドジョウなどが並んでいる。店店で料理法が違う様で潮州とか四川とか書いてある。

田螺とでっかい蜆を頼む。田螺は細かくて、楊枝でつつき出す。蜆はどうも鳥貝ように薄い皮の様で、細かく切ってあり、ハマグリのことを思っていたらがっかりした。流しのお兄さんが来るわ、スイカ、トウモロコシ、白飯、花売りがよく通る。12,3歳の兄妹の流しもいたが、なかなか帰ってこないので、16ぐらいの女の子に頼むが、下手な奴だった。隣の客も笑っている。(10元)隣の店で歌っている男の人はさすがに上手で沢山稼いでいる。

雨が激しくなってきたので、タクシーで汽車坦まで行く。坦に着くと成都行きのバス(10元)がまさに出る所だった。基点のバスターミナルでは、正時に出る傾向が強い事を忘れない事だ。金龍汽車坦に到着。ここはどこ。継続のバスなどいそうもない。タクシーの運転手が群がってくる。地図を開き、場所を確認する。ここは西門汽車坦よりもっともっと北側にある。青羊宮や、人民公園を通り交通飯店に無事到着。(30元)。明日に着るシャツの洗濯を頼むが朝一では無理だ、自動洗濯機を使えと当然のことをおっしゃる。ここは超ーホテルではないからネー。部屋の相棒は、韓国の青年と日本人だった。

10日目6月30日(月)
黄龍渓ー上海
6:30起床 黄龍渓への切符を買いに行く。直接行くバスがあるのかないのか解らない。切符売り場のお姉さんは没有の一言。他の係官に聞くが、そんな事はないよとばかりに掛け合ってくれる。普通なら有るのかもしれないが、サーズのせいでないのかもしれない。英語の解る案内嬢に連れられてもだめで、双流で乗り換えなら行けるようなので、双流まで買う。(4元)双流といえば空港は確か双流空港だったと気がつく。白タクが80元で行くよと言っている。

部屋に帰ると2人は起きていて、少し話をする。韓国の人はラサへ向かうそうで、日本人は黄龍へ行ってきたが、やはり九塞溝へは行けず、一旦成都に帰ってきたとの事。九塞溝でのホテル旺介酒店、諾日朗で泊まれば35元で済む事など、デジカメの再生画面で教えてあげる。彼は、「旅行人」のガイドブックに書きこんでいる。地球の歩き方には載ってもいない。8時10分前になってやっとターミナルに行く。彼は慌てて乗りこんで行った。

双流行きのバスは、出発するとき書類に名前を書き込まなければいけないのに、一歩外に出たら路線バスで、ゆっくりと客を探しながら進む。紅牌楼のバスターミナルがこの方面の基地の様で、双流や黄龍渓からのバスが走っていた。成都の街は一杯路、ニ杯路、三杯路と環状線がある。それぞれに東西南北があり、また1段から4段に区切られている。紅牌楼汽車坦はニ杯路南4段にある。

9:25双流坦に到着。運転手が丁寧にもあそこで乗り換えるのよと教えてくれたが、ここまでくれば近いのだろうと、タクシーに乗ったが、大分走ってから、黄土堰と言う所からまだ25KMの看板がある。貨陽まで6KMとある。貨陽、紅牌楼で乗り換えたほうが早い様だ。

10:10黄龍渓古鎮到着 双流から35.7KM75元もかかった。これなら白タクのほうが良かった。入り口は古鎮にふさわしいような、はではでしい遊園地。修学旅行生がいっぱいいる。川えびが名物なのか、唐揚げがよく店先に出ている。一山5元で買い、食べ歩きする。古鎮は明の時代のままの建物が残っており、赤色に塗られた二階建てのテラスが良い雰囲気がある。民家の2階より写真を撮りたいからと頼むと、年寄りはだめだと言ったが、若い人はどうぞと案内してくれる。

お寺があり、1元の博物館がある。なんべんか映画の撮影に使われたシーンの、写真がべたべたと貼ってある。表通りより裏道の方が、より情緒がある。ずーと行くと川に出る。川風に吹かれて食べられるレストランがあった。漢字を書いて売っているお爺さんがいた。赤い紙に壽の字を書いてもらうことにするが、この爺さん手が震えてうまく書けない。ぺたぺたと後繰りなどしている。作者である爺さんの名前を、入れなくても良いと言うのに、入れたら変なバランスになってしまった。

近所のおじさんが冷かすので、「ジャー お前が書けよ」となり、生き良いよく、さっさと書く。おじさんの方がうまい。寿も書いてもらうが、勢い余って墨が爺さんの顔に飛び散り大笑いする。黄龍で新彊から来た人からいただいた詩を書いてもらうが、この字はなんの字かと、議論している。字配りが下手で作者名がはみ出している。幾ら払えば良いかと迷ったが、4枚で20元渡すと不満そうだが黙って受け取った。

1:00紅牌楼行きのバスに乗り、(7元)空港近くで下ろしてもらう。乗り継ぎのバスがわからないので、バイクタクシー(5元)を使う。近道なのか杭が立っていて、車の通れない所もすり抜けて、空港の入り口まで来た。中へは入れないのか、あの建物だと指差すだけ。中に入ると検温があり、慌ててきたせいか、少し休んで再検査。無事にOKでて、空港建設費を払おうとしたら、90元と言われた。ここは国際便だと気がつき、隣のビルに行くが、1階は到着口で、2階に上がる階段がない。エスカレーターはポリスと書いてあるテープでさくがしてある。上から降りてくる人がいたので、構わずまたいで登る。足を広げたので関節がおかしくなった。タクシーなら乗り場カウンターまで来てくれただろうに。

3:40成都発 飛行機の中で九塞溝の3日遊のパンフレットを見る。1日目は成綿高速を通り、李白の故郷江油、平武で昼食、白鳥チベット村見学、九塞溝で2泊して帰るものであり、3星酒店利用が680元、独立衛生間が550元とある。かえりのバスをキャンセルすれば、もう1日九塞溝を楽しみ、タクシーかバスで、川主寺経由で黄龍へ向かえば、豪華バスでゆっくり、安く行けると思う。黄龍渓で書いてもらった書をX線検査のところで忘れてきた。

上海紅橋空港に着く。直ぐにリムジンバスに乗りこみ、浦東空港に向かう。着くと客引きがホテルは何処だと聞くので、200元程のはないかと聞くと、あると言うので付いて行くと、空港の中にある旅行会社で安心する。10冊以上のパンフレットを出すので、チープホテル、チープと叫ぶ。日本語の解る女の人が出てきて、220元のに決める。100元ここで払い、後120元はホテルで払ってほしいと言われる。迎えのバスが来るまで、もう直ぐ出きるはずの九黄空港はいつできるのかと聞くが、どこかへ問い合わせたが解らなかった。

約10分でホテルに着く。部屋は問題なく良い。食堂は団体さんが使うような広い体育館の様で、テーブルがいっぱいある。でも客は4,5人しかいない。名物はなんとダチョウ料理。結構美味かった。お薦め。

11日目7月1日(日)
上海ー関空ー金沢
6:30頼みもしないのにモーニングコール。7時にバスが出るらしい。慌ててシャワーするが水に近かった。出国の時税関で、お土産に買った置物は幾らだったかと聞かれる。100元と答えたが通じた様子がないので、100元札を出しオンリーワンで通じた。コピーの言葉があった。何故かあせっていて、銀行で両替を忘れた。関空で銀行があったが、でかでかと中国元は扱っていませんと書いてあった。帰りも「はるか」に乗らず、快速で帰るが、天王寺で環状線に乗り換えるより、ひとつ先の新今宮の方が、同じホームなので階段を上らなくて良いと、車掌さんが教えてくれる。10日間の間にミニトマトの苗が物凄く大きくなっていた。

 JTBのツアーで行くとゆとりのある旅のようです。http://www5.airnet.ne.jp/machiko/200109/China/

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