カイロ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
エジプト旅行記 <br /><br />2001年 2月 10日(土)関空発13時間半カイロ着<br />      2月11日(日)ギザ、カイロ博物館<br />      2月12日(月)アブシンベル、アスワン<br />      2月13日(火)ルクソール<br />      2月14日(水)ルクソール、カイロ<br />      2月15日(木)カイロ、メンフィス、サッカラ<br />      2月16日(金)カイロ、カイロ発<br />      2月17日(土)関空着<br />住宅建設会社の年1回の研修旅行で、今回はエジプト8日間でした。総勢50人で社員の人や、過去に建てられたお客さんや、下請け協力業者、その家族など、いろいろなタイプの人がいて楽しかったです。旅行会社は、あの安かろうで有名なHIS。金沢営業所長、岡谷さん自らの添乗でした。しかし、全部5つ星のホテルだったし、食事もバイキング形式が多かったですけど、美味しかったです。バスも立派で大満足の旅になりました。社員の方もパンフレットを作成したりで、楽しい旅にしようと頑張っていました。エジプトクイズ クイズ解答<br /><br />2001年 2月 10日(土)<br /><br /> 朝4時、飛鳥住宅前を出発。前夜は興奮してか、あまり寝れなかった。<br /> 関空内で昼食。割引券を使う。でもよく見るとソフトドリンクが無料になるだけの所だった。<br /> 搭乗前のモノレールでアナウンサーの小宮悦子が、エジプト航空の関係者と一緒にいたので、同じ飛行機だった のかもしれない。話しのとうりエジプト航空よりカウンターで2本の赤と白のワインをくれる。(あまり美味しくない)<br /><br />13:55定刻どうり出発<br /> アイマスクと靴下は座席のポケットに入っている。2,4,2の座席配列のエアバス。搭乗手続きの時座席は何処がよろしいですかと聞かれた時、3,4,3のジャンボのつもりで通路側を希望したが、窓側で2人並べば良かった。<br />ちなみにBとIの座席はなかった。イヤーホーンと読書灯は断線していたのか、我々の列が使えなかった。苦情を言うと申し訳なさそうに、関空で直せなかったと言い訳していた。<br /><br />15:00頃 昔、「奥様は魔女」のサマンサママみたいなスチュワーデスが、昼食を配って歩く。トランプはないかと聞くがないとのこと。トイレの前で二人も倒れる。ひとりの男性は酒を飲んでいたらしい。酒は飛行機の中では、気圧のせいで酔いが早い。機内は富士山の頂上ほどにしか気圧がない。そうでないと飛行機が風船みたいに膨れてしまうからだ。前途波乱の旅になるような気がしてきて心配だ(添乗員の談)<br /><br />20:00頃 ケーキがほんとに1個だけ出る。腹が減る。たまたま持っていたバナナとチョコレートで我慢する。<br />25:00頃 夕食と言って良いのか、夜食といってよいのか解らない物が出る。前食より10時間もたっている。何を考えての時間割なのか。責任者出てこい。13時間半の飛行時間はほんとつらい。マッサージ木で足の裏をもむ。持ってきてよかったぁ。足がむくれて靴がきつい。近頃エコノミーシンドローム(長時間飛行症候群)と言って、長く狭い座席に座っているとひざの裏が圧迫されて血管がつまり、血の固まりが出来それが肺の血管を詰まりさせ、立ち上がる時倒れる恐ろしい事態になる。そんな話しも解る気がする。<br /><br />現地時間で夜9時30頃予定どうりカイロ空港に着く。<br />まずは両替。100ドルを382LEに変える。昨日1万円が  ドルだったから1LEは  円に当たる。何軒かボックスが並び、一軒一軒違う銀行だった。お札は匂い立つほど臭い。財布に匂いが付くのではないかと心配する。<br />ビデオを持っている人は登録が必要です。出口の近くのグリーン色の服を着た人がそうですけど、連れられて行ったから解りますけど、一人だったら人に聞いても解らないのではないかな。パスポートに機械番号を書きこんで終わり。<br />気温は18度機内から外へ出るときに少し寒いと感じる程度で、なれるとなんでもない。日本から着てきたもので丁度良い。現地ツアー会社は、カイロ空港内にも店があるミスル(エジプトのこと)トラベル。バスはベンツ製で前と真中に出入り口があり、トイレもついている。運転席はスプリングが利きすぎているのではないかと思うほど、上下に揺れている。<br /><br />40分ほどで右側にピラミッドが見えはじめてオベロイホテルに到着。今日が誕生日であった福田さんの奥さんに、ホテルからパピルスのカレンダーをプレゼントされた。(高そうな大きい物)<br />明日の予定を15日の予定と入れ替える。先にカイロ博物館を見たほうが、今後理解しやすいだろうとのこと。<br />部屋は広くてきれい。ちょうど朝食を食べる予定のレストランの上だった。本館の上の方には、満月に近い月がピラミッドを大きく照らし、妻は大ごきげん。コンセントは日本の物が使え、歯ブラシと髭剃りはない。栓抜きはなんとトイレのノブの下に取り付けてある。<br />オベロイの卓上カレンダーをお土産にもらうことにする。金曜日が休みなので赤くなっている。<br /><br />     <br />ホテルよりの夜景(パンフレットより)             朝早く                   デジカメのなせる技           オベロイホテルのワッペン<br /><br />2月11日(日)カイロ市内<br /> 6時に起きてホテル探検。プールの横の宿泊棟の外階段の上からの眺めが、パンフレットに出ていた写真。ピラミッドとプールの青が美しい。イギリス人の陽気なオジさんも加わって、ピラミッドをつまんで見えるようになる写真を撮る。デジカメは撮り上がりを確認できるので便利。ボーイさんよりトランクに貼るシールをもらう。<br />朝食はビュッフェスタイルでうまい。ガイドブックにはあまり食べるなとあるが、果物や野菜もかまわずに食べる。<br /><br /> 7:30出発。オベロイより少し丘を登った所が入場口。なんか4大文明のシンボルの入場口にしては、ベニヤ板だけで作ったような小屋で貧弱過ぎる。8時までバスの中で待つ。クフ王のピラミッドの中に入れるのは150人限定なので、大型バスなら5,6台だけなのだ。駐車場より降りたら直ぐに、別の入場券売り場に並び、40LEで買う。カメラ持ちこみ代は10LE。でもISО800の感度の撮りっきりカメラを、ズボンの中に隠し持ち取られずにすむ。写真で取るほどのものはなく、絵葉書を買えば良く、スナップ写真だけにする。中は朝早いのと、冬なので涼しく快適でしたが、真夏だと蒸し暑くて、50度C以上になっておまけに臭くなってしまい、腰をかがめて歩かなければ行けないので、足を鍛える目的がある人以外は絶対入る必要はありません。帰りに本来の入り口まで、また上って行きましたが、鍵がかかっており無駄足でした。皆さん次の日足が痛くてこぼしていました。<br /><br />裏のほうに回ると、太陽の船博物館の横からの眺めが良く、クフ王、メンカウラー王と付属の小さなピラミッドが眺められますので、ぜひ行ってみてください。<br />ナイル川はこちら側にあるそうで、結構高い位置に建っている。<br />ラクダに乗った警察官なら、バクシーシはないだろうと写真をとったら、しっかり請求された。でも無視したら、らくだの上からでは取りには来れない。<br />  <br /> ピラミッドのの警官                        クフ王の裏側からの眺め            太陽の船博物館から<br /><br />カフラー王のピラミッドの横をとうり、メンカウラー王のピラッミドの中に入る。ここは外部を少し登り、急な階段を腰をかがめて下って行きます。玄室の先にも、階段がありもうひとつ部屋があります。こちらの方が本当の玄室かもしれません。岩盤の上に造られ、玄室は地下に作られたので、石と地面との境目はしっかりと見ておきましょう。継ぎ目があるのとないのとで解ります。<br /><br />直ぐ近くのパノラマヘ行く。ここで始めてお土産売り屋がある。ひやかしたいが、妻がにらむのでやめる。太陽の舟博物館よりの眺めの反対側になる。ピラミッドは4個あるように見える。こんな写真がピラミッドは砂漠の真中にあるようにイメージされる。砂漠の一番端で街中に接しているのだ。少し戻りスフィンクスの方へ行く。横手に見えるのは、アイーダというオペラが行なわれるためのステージです。<br /><br />太陽の船博物館に入る。船の大きさにもびっくりするが、納められていた穴の大きさにも驚く。当然写真料は払わずに入場したが、監視員が見ていないと思って撮ると、ばっちり視線が合ってしまい、チケット拝見となってしまい10LE払う。この監視員さんはまじめでカメラ券を持ってきてくれる。専務も見つかってしまった。明るい建物なので、こそこそと貴重なISО800のフィルムを使わず、はじめからフラッシュを使い普通のカメラで撮れば良かった。<br /><br />スフィンクスはもともと岩盤より出ていた岩を頭にして掘りぬいた物で、穴の中にライオンが座っているようである。これじゃあ直ぐに埋まってしまうも当たり前である。尻尾は左の方に巻き、先は上を向いている。カフラーのピラミッドより古い時代に造られた。前には神殿があり、精密に大きな石を積み重ねた物で造られている。一番下には誰もいないので入れないのかもしれない。スフィンクスの右側の道路の所からが良いアングル。<br />   <br />  向かって左側の道路より                 なでなで        ラクダ小屋                昼食の魚焼、奥でパンを焼いている<br />場外に出てらくだに乗る。一人5ドル。本当は10ドルらしいが、ガイドが沢山乗るのならと、交渉して値下げしてもらう。しかし距離は当然短くなる。30人近くの人が乗ったので、次から次とラクダが出てくる。出てきた小路に行って見るとラクダ小屋があり、まだまだラクダがいる。餌をやれと言うので、クローバーの大きい草をやる。添乗員の岡谷さんが心配して見に来たので写真を撮ってもらう。皆はキャーキャーワイワイと騒ぎながら満足げだ。写真屋さんが撮影していて、レストランですばやく売りこみに来ていた。うまくピラミッドを背景にして撮れていた。<br /> <br />昼食は魚料理だ。レストランの店先でボラのような魚を焼いている。ビールがなかなか出てこない。奥ではナンを焼いている。撮影しようとして私には請求されなかったが、家内は請求されたので1LEあげたそうで、そんな時には0.5LEで沢山だと教える。通りに出て見るとオベロイホテルの目の前であった。ピラミッド通りの植木はピラミッドの形をしていると書いてあったが、ガイドさんに確かめるともうしていないとのこと。<br /><br />カイロ博物館 市内に行きカイロ博物館に行く。まずは、ガイドさんが有名な品について説明してくれる。私は本やHPで知っている物ばかりなのでいいかげんに聞く。建物自体が100年以上経っているという。ツタンカーメンの展示場は2階の半分以上占めている。カプス(内臓を入れた壷)を納めた祠を守っている女神を見る。両手を広げて守っている。お妃が「そぅっと」ささげたと言うドライフラワーは、背丈ぐらいはある物で、かずいていって、どさっと降ろしたものだろう。<br />感度800の撮とれっきりカメラで、フラッシュなしで撮ったが現像して見ると一つも写っていなかった。他の人もだめだった。<br /><br />   <br />    パピルス画      ツタンカーメンの祠を4女神が守っている オベロイホテルのカレンダー                 下部の拡大<br /><br />パピルス屋に寄る。あまり興味がないのでバスに早々に乗りこむ。窓の外を見ていると、カレンダー売りが2冊千円と売りに来ている。5冊千円にしろと交渉したが、3冊とパピルスのしおり10枚入り2セットを福田さんと分け合うことで買うことにした。買ってから良く見ると、2002年のカレンダーであり、2002年の1月1日は火曜日から始まるはずなのに、水曜日から始まっている。つまり、できそこないを買ってしまったわけだ。他の人も我々につられて買った人もおり、車内は大笑い。2003年になれば使えれるようだ。<br />       <br />      パピルスのカレンダー               1月の拡大                         1LE札の裏<br /><br /> オベロイに5時ごろに戻り食事。明日は3時にモーニングコール、4時に出発。5時半の飛行機に乗ることになった。アブシンベルへの直通が取れたから早くなったとのこと。夕食後カジノを覗く。あまり広くなく、客は3人しかいない。オベロイとピラミッドの間にはゴルフ場があり、長い塀で囲まれている。塀沿いにずーっと町の方へ歩く。モスクがあって10人ほどの人がずらーッと並んでいる。中は明るく赤や青で大きな円のけばい模様で染め抜いた幕を張り巡らしてある。結婚式か葬式かだなと思い一番端の人に聞くと、ダイなんとかといっている。ダイは死ぐらい知っているので葬式だ。<br /><br />もう少し先にピラミッド盗頂記に載っていた、塀の崩れた所があるのだろうが、あの急な傾斜や、砂を噛んで滑りやすそうなのを見た後では、登って見ようと言う気はなくなっていた。オベロイの門の前まで戻り、お土産屋を覗く。黒い石で出来た猫を20ポンドで買う。これは高い買い物だった。警官詰め所の隣の店でパピルスを買う。ツタンカーメンを守っていた女神の図柄だ。10ポンドだったが、これ以後の店では目に付かなかったので、買っておいてよかった。10時就寝。<br /><br />2月12日(月)<br />チェックアウトを済ませ飛行場へ。他の人のことだが、冷蔵庫の上にあったピーナッツは6LE、サービス料や税金で8LE(280円)。ちょっと手をつけただけなのにとぼやいている。カジノをちょっと覗いて見る。やはり2,3人しかやっていない。ホテルが用意してくれた朝食を開いてびっくり。クロワッサンや菓子パンが7つも入り、ゆでタマゴ2個、チーズ、蜂蜜、ジャム、ハム、りんごにバナナ等と盛沢山。食べきれる物ではない。50分ほどで空港着。<br /><br /><br />定刻5時半に出発。朝やけが物凄くきれい。搭乗手続きを早くして若い番号(12番まで)を貰うと、ファーストクラスが貰える。なれた添乗員はうまくやっている。やはり左側に座らなければいけなかった。後ろの方のトイレの順番が異常に長くなる。前のトイレを使かわしてくれないからだ。前に並ばれると運航上差支えがあるからだそうで、一人ずつ使用することで決着。6時50分空港着、バスの座席が埃っぽい、はたいて座るが、バスの後部ガラスが割れていてまるっきりない。枠にぎざござになっているガラスがついている。添乗員よりイヤーフォーンを渡される。なにか最新式で無線でガイドをするのだと自慢げだ。シャトルバスをしばらく待つ。他のグループはやけにあせっていた訳だ。1ポンド札の裏がアブシンビル大神殿の図案だ。<br /><br />大きな手荷物を持ち歩かなければいけなくなり、ひどい思いをする。約10分ほど歩く。台形の丘がアブシンベル大神殿で裏側が見えてくる。露天商はまだ店開きはしていない。正面の像はきれいに積み直されているが、横の方は雑になっている。すぐ前のナセル湖にはクルーズ船が泊まっている。大神殿の右の壁には高い位置に1852年何とかと落書きが彫りこんである。あそこまで埋まっていたそうである。小神殿のある丘の上まで登って見る。約5分。ちょっと他にはない写真が取れる。警備員にハーイと挨拶するとびっくりしてどこかへ無線連絡していた。<br /><br /><br />                          機内よりの夜明け   超大量の朝食        ごきげんの子供          小神殿を登った所からの眺め<br /><br />帰り道、店は大方開いている。いま新しいブースを作り始めているところである。一人の物売りより、からかい半分にスフィンクスを手にすると、しつこく熱心に売りこむ。20ドルから始め最後には2ドル「240円)になった。やはり昨日のは(700円)ぼられている。ホテルでもらった朝食を2人で一つを食べる。地元の子供がバスの皆から、ランチボックスを貰い、うれしそうに沢山抱えている。アスワンへは座席指定はなかった。<br /><br />10:45アスワン着 荷物はなかなか出てこない。アスワンハイダムの見学後、作りかけのオベリスクを見に行く。疲れたのかいねむりをしていて周りを見ていなかった。昼食はピンク色したホテルだった。私のチキンカツだけが、ハムカツかと思うほど薄かった。そこそこに食べて、裏側に廻って見る。断崖の上に建っていたことがわかる。下を見ればナイル川に舟が浮かびなかなか良い眺めだ。ガーデンテラスには昨日見た、けばい幔幕が張ってある。売店で猫の少し大きめのものを買う。はじめ45LEを35にして妻を呼びに行く。妻はおばはんパワーを発揮して25LEにしてしまう。猫はエジプトの大敵ネズミを退治するので、エジプトの守り神になった。我が家の犬は、番犬にはならないので番猫になってもらおう。<br /><br /><br />昼食ホテルの裏はナイル側  小さいのが20、大きいのが25LE<br /><br />アスワンオベロイにチェックイン。1時間半の休憩中ホテル内の探検。ホテルのてっぺんの展望台には行けなかった。エレベーターが行けなくしている。マッサージ室やプールはしゃぼい。水は冷たいが泳げないことはない。全員が2台のファルーカに分かれて乗る。要するにヨットであるが、気持ち良くジグザグに進む。どちらが川上か川下かで議論する。船頭さんに聞くとアスワンハイダムがある方が川上だと言う。<br /><br />船頭さんは地元ヌビア人で愛想が良い。息子か甥っ子か知らないが、中学生ほどの助手がついている。助手がタンバリンで音頭を取ってステップを踏む。我々に肩を捕まえさせ、輪になって舟の中を行進する。音感がなくてインディアン踊りになってしまう。アヤナーレとかアーレーレとか言っている。意味は何だと聞くと、「しまった、ああ、しまった」と繰り返しているんだそうです。自発的にタンバリンを回し、チップを集める。相当の金額になった。社長は20LEも入れていた。小学1年生ほどの子供2人が、自分で作ったような小船で半分沈みながら、1人は碗で水をかき出し、1人はお皿で漕ぎ寄ってくる。あまりにもかわいいのでチョコレートやキャンデーを与える。<br /><br /><br />後ろがカタラクホテル<br /><br />夕食まで少し時間があるので福田夫婦を誘い町に出て見る。通りをすこし上に行き、小路に入ると庶民的なバザールがあった。いろんな物を売っている。いろんな日本語で売りこみに来る。そして安い。言ってくる値段が始めから安いのだ。お土産を買うのならアスワンに限る。街角の地元人が3,4人でいっぱいの金ショップで、カトーシュの値段を聞くが聞いただけで買わなかった。帰ってから福田氏は買って欲しかったらしい。<br />バザールへは船着場より坂を登り、通りを横切り小路に入り、少し寂しい所をかまわず進んだ所にあります。<br /><br />夕食後また船に乗り、町に出る。バザールをざーと見て歩いていると、馬車が乗らないかと誘う。幾らかとは聞かないで、カタラクトホテルまで10LEと宣言する。40だ、30だ、と言って来るが無視。タクシーなら5LEの距離と知っているからだ。10で乗ったが結構距離があった。アガサクリスティが滞在したホテルでお茶したかったのだ。オールドカタラクトは門が閉まっている。ニューカタラクトに周ってもらうがゲートが降りていて入れない。馬車はさっさと帰ってしまった。タクシーはいないかと見まわしていたら、若いガードマンが寄ってきてバクシーシをくれるのなら、30分くらいなら入れてあげるという。<br /><br />ОKしてうす暗いプールの横を通り、ガーデンテラスで紅茶だけを頼むが通じない。メニューを見ると紅茶が25LEもしている。どうも後から考えるとケーキとセットだったらしい。注文できなかったのを幸いに、証拠写真を撮り、そこそこにして出てきた。庶民には居心地が悪い。1泊幾らぐらいするのかな。ガードマンにチップを5LEを小さくたたみさりげなく渡す。うーんスマート。タクシーに乗るがスモールしか点いていないので、妻が注意すると、ちょっと点けて見せ、道路が照明で明るいから必要ないでしょと言う。納得。舟着き場につくと、なんと社長が渡し舟を操縦してこちら側に向かってくるではないか。船頭が指示して運転させてくれる。帰りはもちろん妻が運転する。バクシーシは請求されなかったが降り際に1ドル渡す。<br /><br />2月13日(火)<br />赤いざくろの花のような花を付けているのはボンバクス。他の人の話しだが、部屋に蚊が二匹いて眠れなかったそうです。昨日のホテルでは殺虫剤が備えてあったが、アスワンオベロイには置いてなかった。<br />やはり30分遅れて出発。空港内で、糞転がしのイヤリングを買う。10ドルを8ドルにまけさす。店員は主任に了解を取ってОKが出る。飛行機の遅れるのはショッピングの店と結託しているとのうわさあり。<br />乗ったのはエアーカイロ。ラマダン(断食月)が終わった2ヶ月は、巡礼の季節になるので、機体が足りなくなり借りてくるのだそうです。<br /><br />ルクソール着。道路の両脇はさとうきび畑。でも200メートルは刈り取ってある。ゲリラが隠れない為だ。<br />まずは、カルナック神殿見学。思っていたより広く、大きいのにびっくりした。まだまだ発掘作業をしている。<br />オリベスクのてっぺんが黄色くなっているのは、女王は金無垢で作りたかったが、無理だったのでせめて先でもと金を張ったからだと言う。扉も皆金張りだったらしい。カルナックからルクソール神殿まで、3キロメートルも続いていたそうです。<br /><br />ひととうり説明を受け40分ほどの自由時間。奥のほうへ行ってみる。糞転がし(スカラベ)の所より奥に進むとステージがある。ははーん、ここで夜の光と音のショーが行われる所だと思い、上がって見たくなったので警備員に、目で合図すると指をこすっている。1ドル払って上がる。1ドルの値はある風景だった。ショーを見るのだったら、昼の風景も見ておくのも良いと思う。もっと奥に行くと大きな門みたいな物があり、横でまたしてもおいで、おいでをしている。2,3箇所指差すが何処が珍しいのかわからなかった。だからチップは払わなかった。何も文句は言われない。<br />  <br />  今も続く発掘作業           ガイドが指差すが何か解らない      ステージよりの眺め        神殿の図面(拡大になります)<br /><br />集合時間になったので第一塔門まで行き、ガイドのファルマさんにシャンポリオンの落書きは何処かと聞くと、第一塔門の向かって左側の塔の上部に、はとの糞で白くなったところの下に、4行にわたって書いてある。昔はあんな所まで砂に埋まっていたということ。遺跡は下から1メートル程はほとんど傷んでいる。これはその辺まで洪水で水がついたからだそうです。また壁の角に穴が開いているのは、アラブ人が馬を繋ぐために開けたもの。良い質問をしてくれたと誉められる。<br /><br />                     馬を繋ぐ穴       一番奥の門       第1塔門落書きの位置     ステージの警備員       上空より(参考図書より)<br /><br />ルクソール神殿見学。カルナックよりはズーっと小さい。何故なら、工期が50年しかかかっていないからだ。その点カルナックは2000年かかっているそうです。ナイル川の直ぐ脇にある。昼飯はルクソールの老舗「マルハバ、レストラン」、マルハバとは「ようこそ」という意味。鳩料理を食べる。といっても、鳩の炭火焼が1匹出てきただけで、後はバイキング。そろそろ飽きてきた。くせもなく、うまい鶏肉ってかんじ。<br /><br />Тシャツ屋に寄る。一見怪しげな建物の横の、狭いピラミッドの入り口のような所から入ると、地下階に工場と売店がある。名前をヒエロ文字にして刺繍してくれる(15ドル)。コンピューター入力加工なので色、形、左右真中と自由にできる。生地に不安があるのでしっかりしたТシャツを持ちこめば良いかもしれない。<br />興味ないので直ぐに出て、裏町を歩いて見る。細い小路を行くと、黒いベールをかぶったおばさんが、30人ばかりたむろっていた。雰囲気的には葬式だったのかもしれない。店に帰ってもまだ終わりそうもない。隣の店のあんちゃんを冷やかす。<br /><br />ソネスタセントジョージホテルにチェックイン。さっそく施設チェック。そんなに大きなホテルではない。受付カウンターに日本語でマッサージの料金表が置いてある。6時ごろカルナック神殿音と光のショー見学。まだ外は明るい。でも直ぐに暗くなり始まる。はっきり言ってつまらない。照明の仕方が単純で、明かりが点いたり、消えたりするだけなので、今風になれた目には満足できない。ナレーターもへた。中村敦もそれでも役者かと言われてもおかしくはない。私なら、お願いしてでも作り直させて戴きます。客の9割は2度みたいとは思わないだろう。寒さはそれほどでもなかったが中にはオーバーを着てきた人もいた。居眠りするには必要だろう。荷物が大変だったろうと思う。<br /><br />ホテルに帰り、皆さんお待ちかねの和食レストラン「ミヤコ」。入り口には中華料理店で良く見る「喜」のマークが。お茶碗が異常に分厚い、焼が甘いのでかけている。佃煮でも入れておくような恰好の大きな茶碗には味噌汁。うまい。てんぷら、鮭の切り身、茶碗蒸し、ご飯。<br />但し量は非常に少ない。我々には我慢できる最小限だが、からだの大きい人や、若い人には食べなおしが必要だ。5時から7時までに入店すると30パーセントの割引があるとパンフレットに書いてあった。<br />   <br /> ヒエログラフ絵葉書       和食手前が味噌汁碗               リラックスリラックス               割引のチラシ<br /><br />相当疲れていたのでマッサージをしてもらうことにする。妻はマッサージだけ、私はサウナ(25LE)とマッサージ(90LE)をしてもらう。地下2階に行きまずはジャグジー。スチームバスはまだ蒸気が出てきたばかりだ。シャワーで体を洗う。1時間ほどで2回繰り返し、いよいよマッサージ開始。スウェーデンマッサージと書かいてあったので、どのような物かと思っていたが、オイルマッサージであった。全身にオイルを塗りたぐり、強くもなく、弱くもなく非常に気持ち良い。極楽、極楽。オイルを流すために、石鹸(シャンプーはある)と垢すりがあると良い。サウナに入るのでミネラルウォターも必要。<br /><br />2月14日(水)朝早起きして、1人でタクシーにて市内見学。バザールまで(ほんの僅かな距離)往復10LEで決めたが、なんにもやっていない。対岸の山は朝焼けでピンク色に染まっている。ぐるりと回ってもらい、ルクソール神殿に行く。ここでちょうど日の出になり、柱列の片側半分にお日さんが当たり、なんとも超神秘的。空には気球が二つ飛んでいる。気持ち好いだろうなぁ。1時間ぐらいタクシーにのって20LE(700円)支払う。<br /> <br />  ルクソール神殿の朝            プール脇のレストランにて<br /><br />朝食後プールの方へ出て見る。ナイル川の向こうには今日行く王家の谷がある山が見える。大阪万博の太陽の塔のようなへさきを持った舟の所で、撮影会。皆さんクレオパトラになったつもり。チェックアウト。マッサージ代をカードで支払うが、JCBはだめでVISAはОKでした。(2月20日締めで送られてきたのが、205LEが6249円、1LEが30.5円ドル払いよりも得)手数料が5パーセントも取られるので、小さな店では上乗せを言われることが多いそうです。6階まで登り、会議室を通りぬけテラスからの眺めも良かった。<br /><br />7キロ下にできた新しい橋を渡り対岸に行く。鳩の巣の塔もあった。メムノンの像は道路の横にあり、正面に駐車場がある。社長はメムノンの2像と肩を組んでいるように工夫して写真撮っている。皆はそこでたむろしていたが、道路を進み像の横へ行ってみる。横にはヒエロ文字が彫られていた。ロバに乗って、遺跡を周るツアーがあり、10頭ばかりの一団が通りすがる。山越えをするそうで見ているだけで、腰痛になりそう。<br /><br />荒れ山を超えて王家の谷へ、植物は一つも生えていない。少しトロッコに乗っていく。汽車のような恰好をしているが中はトラクターだ。ツタンカーメンの墓を見る。やはり初日に博物館へ行ったのは正解だった。壁画がほんとにきれい。写真を撮りたくなるが、呪いが怖いのでやめる。他の二つの墓も見る。壁画がどれもきれい。玄室まで行く途中から壁画がなくなる。ということは王様が亡くなったからで未完成な物が多い。<br /><br />  <br />王家の谷 真中当たりを1周できる     登った所から              葬祭殿左側から仰ぎ見る<br /><br />まだ時間があるので一服するつもりで集合場所に行くと、F氏が墓の上部の段になっているところへ登っている。自分もと思い行くと僅か5分もかからない。谷を1周するのにトラバースしても5分くらいだろうし、下りに3分もかからないだろうと思い、思いきって行く事にした。がしかし、向こう側にまで行くと谷が少し入れこんでおり、10分ぐらいかかってしまった。結局5分ほど遅刻してしまった。社長は集合場所からずーと見ており、心配はしなかったが時間に遅れたことで、ちょっとしかられた。反対がわに登った人もおり、私を見守っていたそうです。あせくって20分だったから、30分あれば余裕でしょう。真上からの眺めは特別です。<br /><br />ハトシェプスト女王葬祭殿 3階建てのうち2階のみ見ることが出来た。正面の壁画の説明を受けるが忘れた。左側の隅から見上げるとよい写真が撮れる場所がある。物売りはあまりいない。どうも観光客は守られているようだ。5,6人の子供が絵葉書などを売り歩いている。10歳ぐらいのボスが取りし切っているようだ。4つぐらいの女の子が私服につかまった。かわいそうに軽くビンタをされて叱られている。でも周りの人は笑っているのでいつものことだろう。<br /><br />昼飯前に石屋による。ほんとにショーモないところ。早く飯食わせろ。<br />ルクソール発 相変わらず待たされる。エジプト航空は時間どうりには動かないとは定説だが、誰も文句を言わないからかもしれない、私が厳重注意をしておく。<br /><br />カイロ着 飛行機より降りる時、「さらばじゃー」と言ったら、大いに受けた。 市内中心部のセミラミスインターコンチネンタルに投宿。カイロ博物館の近く。ヒルトンも近い。カジノも広く沢山の人が遊んでいる。ルームキーはカード式(持ち帰えれる)、サウナ、ジム、プールは無料。さすがはカイロの一流ホテル、夕食はまたもやバイキングだが、超豪華。サーモンや、えびが豊富にある。小さな柿のような物はやはり柿で、半分に切ってかぶりつくが物凄く渋い。。あれはデコレーションだったのかもしれない。若いきれいな女の人が歌を歌って雰囲気を盛り上げている。今日はバレンタインデー。テーブルには赤いパックに入ったチョコレートのプレゼント。8チャンネルで日本語放送をしているはずだが、アラビア語を話している。全時間日本語ではないのかもしれない。疲れていたので、早めに就寝。妻は顔パックをしている。随分効果があるらしい。<br /><br />2月15日(木)<br />始めての体調不良者が出る。でも始めから、風邪気味だったらしい。大したことないらしいが、大事を取って休むことにするらしい。<br />メンフィス、意外と小さい公園のような野外博物館。この辺で運河を掘っていたら出てきたものが多いそうです。巨大なラムセス2世像は横顔がよかった。フィルム(36枚撮り、ISО100)を買う。40LEと言うのを20LE(700円)にしてもらう。もうすこし粘らなければいけなっかた。<br />  <br />コンチネンタルホテルのカードキー         左足を1歩前にだし、手は下が正しい              砂漠の中の住居<br /><br />サッカーラ、軍事基地があるのでビデオは使えない。ビデオを窓際で持っていると、軍隊の警備員が鉄砲を構えてバスにむけて、駄目だと注意された。大きい遺跡。階段ピラミッドの前には広場があり、ラクダ屋やロバ屋がいる。中村さんが悲鳴を上げてロバに乗ってくる。驢馬上で値段を決めなかったとのこと、幾ら払えば良いかと聞いてくる。10ドルよこせと言われているらしい。10LEで沢山だと言ったが、彼は結局20LE払ったと言っていた。<br /><br />ダハシュールの遺跡観光 赤ピラミッド見学。中には行って見る。何処も同じ。赤い石で作ったから赤ピラミッドと呼ぶそうだが、風化していてどう見ても赤くはない。暗い通路から出口近くで石を懐中電灯で照らすと、なるほど赤い石であった。<br /><br />同乗者よりこの辺の農家が親子4人で生活すると幾らかかるかと質問が出たが、ガイドのフェルマさんは、エジプトでは一家は大体10人が標準であり、4人は標準ではないと言われる。自給自足で余りお金はかからないそうです。皆さん幸せそうに見えるはずだ。<br /> <br />せまーい下り階段少し赤みがある        ごきげんの中村氏    モスクの向こう側           <br /><br />昼食ヒルトンホテル内の中華料理店「麗昌」。隣のビルにある、ショッピングモール「アネックス」を見に行く。警備員にアネックスは何処かと聞いたら、指差すのでそうだと思うが、何処にもアネックスとかいていない。7階建て<br /><br />モハメッドアリモスク見学 向かい側はピラミッドの石を切り出した所。もちろんこのモスクにも使われている。メッカの方向にある階段の下を通り抜けると、幸せになるそうだが、なわが張ってあり行けなかった。<br /><br />ハーンハーリ市場 アルバムが欲しくて探し回るが、A4のサイズの物がなくて諦める。あるのは小さいサイズの2種類だけだった。どこででも2種類だけだった。<br /><br />ディナークルーズ現地ガイドが隣の船へ案内してしまい、舟の方は「聞いてないよー」状態。間違えたことに気付いたガイドは照れ笑い。本来の舟の方がきれいで雰囲気も良かった。逆だったら大変。気がついたら、すでに出航していた。周りはきれいでも何でもない。ベリーダンスは案外きれいなスマートな人だった。ベリーとはお腹と言う意味があると聞いていた。またしてもバイキングスタイル。皆さんは生野菜も結構食べていたようだ。次のショーのためにか、我々がまだいるのに次の料理を出していた。<br />ホテルに帰り、カジノで5ドルだけスロットをやって見る。1回だけ4,5枚出てきたが、10分ももたなかった。結構賑やかだ。<br />結婚式をやっている。先に会場を見てきていたが、楽に300人は座れるようだった。ぶんすか、ブンスカとうるさいほどやっているので、奥様たちも誘い覗きに行く。ちょうど花嫁達が出てくるところで、最高潮のようでした。花嫁はあまりきれいではなかったが、周りの人たちは映画の世界みたいで、ミンクのロングコートなどを着ていた。<br /><br />2月16日(金)<br />早起きしてオールドカイロへ行って見る。フロントで地下鉄での行き方を聞く。ホテルのちかくに地下鉄の入り口(Mのマーク)「SADAТ駅」があり、4つ目の駅マリギリギス(MAR GIRGUS)で降りる。1.5LEだが、わざと20LEを出すと案の定15LEしか返ってこない。目の前でこれ見よがしに札を並べると「足らなかったかい」とばかりにおつりをくれる。自動改札の癖に切符は全手動販売。<br /><br />マリギリギスに着き、出ようとするが出れない。入場する時に切符を受け取らなければいけないのに、取らなかったので改札を出れない。駅員が出てきて、どうしたと聞くので「4つ前の駅から乗った」と身振りで答えたら、素直に出してくれた。ショクラン(ありがとう)、ショクラン。駅の目の前がコブト博物館。朝早すぎたので当然閉まっている。仕方がないので、陸橋を渡り反対側へ行く。こちら側はほんとに庶民の町で「こっきたない」崩れたような家や市場がある。大好きなチャイ屋で一服して探検する。野菜を満載したロバ車が来たので横に乗せてもらう。結局また駅に着く。お礼に1LEを渡す。本当にうれしそうな顔でショクランと答えてくれる。子供にHPの写真を見せて何処にあるか聞く。あっちだと指差すが、解らないので連れて行ってもらうことにする。<br /><br />駅の左側に地下に下りる所があり、細い道を突き進むと、なにか音がするので覗いて見ると、教会であった。今日は金曜日なのでミサなのだろう。牧師さんが映画で見たことがあるように、煙が出ている桶を振り、おごそかにお祈りをしている。8時半。邪魔にならないように写真を撮る。でもちょっと暗すぎた。何故か売店と書いてあるところから2階へ行ける。横の人に言っても構わないかと身振りで聞くと、良いと言うので上がって見る。ますます良い光景だ。良い経験をさせていただいたので、箱に2ドル寄付して来た。<br /><br />妻との約束の9時までに帰ろうとするので、お土産やで味のある人形を見つけたが、おやじが出てこなくて諦める。帰りはタクシーにしようかとも思ったが、やはり時間が読める地下鉄にする。コブト博物館は見ごたえがあるようです。もっとうろうろしたかった。<br /><br />ホテルに着くと、妻が待ちかねていた。朝食を食べたかったが、許してもらえないような雰囲気なので我慢する。もう9時はとうに過ぎてしまっている。ショッピングに行く約束なのだ。アネックスには、ほんの近くだと解っていたが、タクシーに乗る。5LE。でもまだオープンしていない。ヒルトンの中をうろうろしていると、  さんが何処へやら行きたがっている。ホテルのまえで待っているタクシーはぼるからと、流しのタクシーに乗る。地図を指差して行ったのに、運転手はなんにも解ってはいなかった。高速道路に乗る。明かに解っていないのでわめくと、ちょうど道の脇に止まっていた車に聞いてやっと解る。これは5LEでは、済む筈はないなーと思っていたが、あっさり済んでしまった。<br /><br />銀座通りみたいなところをぶらぶら歩く。なにかお土産を買わなくてはいけなかったのだ。ケーキ屋があったので入ると、きれいに包装された、直径30センチほどの詰め合わせチョコレートがあったので買う。日本に帰ってから直ぐに温泉行きがあるので、皆で食べるには好都合品だ。結局アネックスには寄ることが出来ず、昼食を食べて帰国と相成りました。<br /><br /> <br />お土産のチョコレート   結婚式<br /><br />2月17日(土)<br />帰りは偏西風のおかげで早く着きました。良く寝れたせいで3時間くらいにしか感じませんでした。<br /><br />後記<br /><br />持っていって良かったもの<br />1 ヌレテシュ   良く使いました。100円ショップで買ったものが、<br />            平べったく、小出しできるので良かったです。<br />2 感度800の撮っきりカメラ <br />           40枚撮りが出ています。ポケットに忍ばせるのいは良いでしょう<br />           特別写真に興味のない方には、二本もあれば良い。お薦め品。<br />           本当に小さくて軽い。<br />3 デジカメ    撮ったあと直ぐに撮り上がりを確認できるので素晴らしい。<br />           パソコンで一覧表を簡単に取り出せるので、無駄な物まで現像しなくてもよい。<br />           画像処理もやって見れば簡単。明るくても、暗くても結構撮ることができる。<br />4 歯磨き     ホテルには置いてなかった。<br />5 髭剃り     ホテルには置いてない。売店で買おうとしたら、4ドルと言われ、<br />           「あほこけ」と言ってしまった。1.5LE<br />6 トランプ     何処の航空会社でも、くれる物と思っていたがエジプト航空ではなかった。<br />            14時間は長いよー。<br />7 方眼紙     五目並べや、ゲームができる。かさ張らないので、メモ用紙がわり<br />8 顔パック     乾燥しているので、女性には必需品。<br />9 ドル       100ドルか200ドルで充分。あまり欲しくなる物はなかった。<br />            ほかの人も買っている様子はなかった。<br />            日本円も使えるし、カードが良い。但しJCBはだめ。<br />10マッサージ木 日本の観光地で売っている木の枝。足裏を飛行機で、<br />            バスの中で気軽に使える。<br />11サロンパス   無臭タイプが良い。 沢山あっても人が欲しがる。<br />12梅干       朝一番におまじないの意味で。胃酸を多く出して、ばい菌を殺してしまおう。<br />13懐中電灯    ピラミッドの中に入る時や、音と光のショーの時に必要です。<br />14マスク      埃っぽいので必要ですし、空気が乾燥しているのであると良い。<br />15空気枕      飛行機の中で腰にあてているとほんとに楽。四角い物がよい。<br />16黄ばんだ下着 着替えた後、捨ててくる。開いたスペースにはお土産がはいる。<br />17メラトニン    睡眠薬は医者の処方箋がいるが、誘眠剤だから薬局で手に入る。<br />           寝れたら14時間もあっという間だ。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br 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エジプト

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2001/02/10 - 2001/02/17

1404位(同エリア1688件中)

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チャウ

チャウさん

エジプト旅行記

2001年 2月 10日(土)関空発13時間半カイロ着
      2月11日(日)ギザ、カイロ博物館
      2月12日(月)アブシンベル、アスワン
      2月13日(火)ルクソール
      2月14日(水)ルクソール、カイロ
      2月15日(木)カイロ、メンフィス、サッカラ
      2月16日(金)カイロ、カイロ発
      2月17日(土)関空着
住宅建設会社の年1回の研修旅行で、今回はエジプト8日間でした。総勢50人で社員の人や、過去に建てられたお客さんや、下請け協力業者、その家族など、いろいろなタイプの人がいて楽しかったです。旅行会社は、あの安かろうで有名なHIS。金沢営業所長、岡谷さん自らの添乗でした。しかし、全部5つ星のホテルだったし、食事もバイキング形式が多かったですけど、美味しかったです。バスも立派で大満足の旅になりました。社員の方もパンフレットを作成したりで、楽しい旅にしようと頑張っていました。エジプトクイズ クイズ解答

2001年 2月 10日(土)

 朝4時、飛鳥住宅前を出発。前夜は興奮してか、あまり寝れなかった。
 関空内で昼食。割引券を使う。でもよく見るとソフトドリンクが無料になるだけの所だった。
 搭乗前のモノレールでアナウンサーの小宮悦子が、エジプト航空の関係者と一緒にいたので、同じ飛行機だった のかもしれない。話しのとうりエジプト航空よりカウンターで2本の赤と白のワインをくれる。(あまり美味しくない)

13:55定刻どうり出発
 アイマスクと靴下は座席のポケットに入っている。2,4,2の座席配列のエアバス。搭乗手続きの時座席は何処がよろしいですかと聞かれた時、3,4,3のジャンボのつもりで通路側を希望したが、窓側で2人並べば良かった。
ちなみにBとIの座席はなかった。イヤーホーンと読書灯は断線していたのか、我々の列が使えなかった。苦情を言うと申し訳なさそうに、関空で直せなかったと言い訳していた。

15:00頃 昔、「奥様は魔女」のサマンサママみたいなスチュワーデスが、昼食を配って歩く。トランプはないかと聞くがないとのこと。トイレの前で二人も倒れる。ひとりの男性は酒を飲んでいたらしい。酒は飛行機の中では、気圧のせいで酔いが早い。機内は富士山の頂上ほどにしか気圧がない。そうでないと飛行機が風船みたいに膨れてしまうからだ。前途波乱の旅になるような気がしてきて心配だ(添乗員の談)

20:00頃 ケーキがほんとに1個だけ出る。腹が減る。たまたま持っていたバナナとチョコレートで我慢する。
25:00頃 夕食と言って良いのか、夜食といってよいのか解らない物が出る。前食より10時間もたっている。何を考えての時間割なのか。責任者出てこい。13時間半の飛行時間はほんとつらい。マッサージ木で足の裏をもむ。持ってきてよかったぁ。足がむくれて靴がきつい。近頃エコノミーシンドローム(長時間飛行症候群)と言って、長く狭い座席に座っているとひざの裏が圧迫されて血管がつまり、血の固まりが出来それが肺の血管を詰まりさせ、立ち上がる時倒れる恐ろしい事態になる。そんな話しも解る気がする。

現地時間で夜9時30頃予定どうりカイロ空港に着く。
まずは両替。100ドルを382LEに変える。昨日1万円が  ドルだったから1LEは  円に当たる。何軒かボックスが並び、一軒一軒違う銀行だった。お札は匂い立つほど臭い。財布に匂いが付くのではないかと心配する。
ビデオを持っている人は登録が必要です。出口の近くのグリーン色の服を着た人がそうですけど、連れられて行ったから解りますけど、一人だったら人に聞いても解らないのではないかな。パスポートに機械番号を書きこんで終わり。
気温は18度機内から外へ出るときに少し寒いと感じる程度で、なれるとなんでもない。日本から着てきたもので丁度良い。現地ツアー会社は、カイロ空港内にも店があるミスル(エジプトのこと)トラベル。バスはベンツ製で前と真中に出入り口があり、トイレもついている。運転席はスプリングが利きすぎているのではないかと思うほど、上下に揺れている。

40分ほどで右側にピラミッドが見えはじめてオベロイホテルに到着。今日が誕生日であった福田さんの奥さんに、ホテルからパピルスのカレンダーをプレゼントされた。(高そうな大きい物)
明日の予定を15日の予定と入れ替える。先にカイロ博物館を見たほうが、今後理解しやすいだろうとのこと。
部屋は広くてきれい。ちょうど朝食を食べる予定のレストランの上だった。本館の上の方には、満月に近い月がピラミッドを大きく照らし、妻は大ごきげん。コンセントは日本の物が使え、歯ブラシと髭剃りはない。栓抜きはなんとトイレのノブの下に取り付けてある。
オベロイの卓上カレンダーをお土産にもらうことにする。金曜日が休みなので赤くなっている。

   
ホテルよりの夜景(パンフレットより)             朝早く                   デジカメのなせる技           オベロイホテルのワッペン

2月11日(日)カイロ市内
 6時に起きてホテル探検。プールの横の宿泊棟の外階段の上からの眺めが、パンフレットに出ていた写真。ピラミッドとプールの青が美しい。イギリス人の陽気なオジさんも加わって、ピラミッドをつまんで見えるようになる写真を撮る。デジカメは撮り上がりを確認できるので便利。ボーイさんよりトランクに貼るシールをもらう。
朝食はビュッフェスタイルでうまい。ガイドブックにはあまり食べるなとあるが、果物や野菜もかまわずに食べる。

 7:30出発。オベロイより少し丘を登った所が入場口。なんか4大文明のシンボルの入場口にしては、ベニヤ板だけで作ったような小屋で貧弱過ぎる。8時までバスの中で待つ。クフ王のピラミッドの中に入れるのは150人限定なので、大型バスなら5,6台だけなのだ。駐車場より降りたら直ぐに、別の入場券売り場に並び、40LEで買う。カメラ持ちこみ代は10LE。でもISО800の感度の撮りっきりカメラを、ズボンの中に隠し持ち取られずにすむ。写真で取るほどのものはなく、絵葉書を買えば良く、スナップ写真だけにする。中は朝早いのと、冬なので涼しく快適でしたが、真夏だと蒸し暑くて、50度C以上になっておまけに臭くなってしまい、腰をかがめて歩かなければ行けないので、足を鍛える目的がある人以外は絶対入る必要はありません。帰りに本来の入り口まで、また上って行きましたが、鍵がかかっており無駄足でした。皆さん次の日足が痛くてこぼしていました。

裏のほうに回ると、太陽の船博物館の横からの眺めが良く、クフ王、メンカウラー王と付属の小さなピラミッドが眺められますので、ぜひ行ってみてください。
ナイル川はこちら側にあるそうで、結構高い位置に建っている。
ラクダに乗った警察官なら、バクシーシはないだろうと写真をとったら、しっかり請求された。でも無視したら、らくだの上からでは取りには来れない。
  
 ピラミッドのの警官                        クフ王の裏側からの眺め            太陽の船博物館から

カフラー王のピラミッドの横をとうり、メンカウラー王のピラッミドの中に入る。ここは外部を少し登り、急な階段を腰をかがめて下って行きます。玄室の先にも、階段がありもうひとつ部屋があります。こちらの方が本当の玄室かもしれません。岩盤の上に造られ、玄室は地下に作られたので、石と地面との境目はしっかりと見ておきましょう。継ぎ目があるのとないのとで解ります。

直ぐ近くのパノラマヘ行く。ここで始めてお土産売り屋がある。ひやかしたいが、妻がにらむのでやめる。太陽の舟博物館よりの眺めの反対側になる。ピラミッドは4個あるように見える。こんな写真がピラミッドは砂漠の真中にあるようにイメージされる。砂漠の一番端で街中に接しているのだ。少し戻りスフィンクスの方へ行く。横手に見えるのは、アイーダというオペラが行なわれるためのステージです。

太陽の船博物館に入る。船の大きさにもびっくりするが、納められていた穴の大きさにも驚く。当然写真料は払わずに入場したが、監視員が見ていないと思って撮ると、ばっちり視線が合ってしまい、チケット拝見となってしまい10LE払う。この監視員さんはまじめでカメラ券を持ってきてくれる。専務も見つかってしまった。明るい建物なので、こそこそと貴重なISО800のフィルムを使わず、はじめからフラッシュを使い普通のカメラで撮れば良かった。

スフィンクスはもともと岩盤より出ていた岩を頭にして掘りぬいた物で、穴の中にライオンが座っているようである。これじゃあ直ぐに埋まってしまうも当たり前である。尻尾は左の方に巻き、先は上を向いている。カフラーのピラミッドより古い時代に造られた。前には神殿があり、精密に大きな石を積み重ねた物で造られている。一番下には誰もいないので入れないのかもしれない。スフィンクスの右側の道路の所からが良いアングル。
  
  向かって左側の道路より                 なでなで        ラクダ小屋                昼食の魚焼、奥でパンを焼いている
場外に出てらくだに乗る。一人5ドル。本当は10ドルらしいが、ガイドが沢山乗るのならと、交渉して値下げしてもらう。しかし距離は当然短くなる。30人近くの人が乗ったので、次から次とラクダが出てくる。出てきた小路に行って見るとラクダ小屋があり、まだまだラクダがいる。餌をやれと言うので、クローバーの大きい草をやる。添乗員の岡谷さんが心配して見に来たので写真を撮ってもらう。皆はキャーキャーワイワイと騒ぎながら満足げだ。写真屋さんが撮影していて、レストランですばやく売りこみに来ていた。うまくピラミッドを背景にして撮れていた。
 
昼食は魚料理だ。レストランの店先でボラのような魚を焼いている。ビールがなかなか出てこない。奥ではナンを焼いている。撮影しようとして私には請求されなかったが、家内は請求されたので1LEあげたそうで、そんな時には0.5LEで沢山だと教える。通りに出て見るとオベロイホテルの目の前であった。ピラミッド通りの植木はピラミッドの形をしていると書いてあったが、ガイドさんに確かめるともうしていないとのこと。

カイロ博物館 市内に行きカイロ博物館に行く。まずは、ガイドさんが有名な品について説明してくれる。私は本やHPで知っている物ばかりなのでいいかげんに聞く。建物自体が100年以上経っているという。ツタンカーメンの展示場は2階の半分以上占めている。カプス(内臓を入れた壷)を納めた祠を守っている女神を見る。両手を広げて守っている。お妃が「そぅっと」ささげたと言うドライフラワーは、背丈ぐらいはある物で、かずいていって、どさっと降ろしたものだろう。
感度800の撮とれっきりカメラで、フラッシュなしで撮ったが現像して見ると一つも写っていなかった。他の人もだめだった。

 
    パピルス画      ツタンカーメンの祠を4女神が守っている オベロイホテルのカレンダー                 下部の拡大

パピルス屋に寄る。あまり興味がないのでバスに早々に乗りこむ。窓の外を見ていると、カレンダー売りが2冊千円と売りに来ている。5冊千円にしろと交渉したが、3冊とパピルスのしおり10枚入り2セットを福田さんと分け合うことで買うことにした。買ってから良く見ると、2002年のカレンダーであり、2002年の1月1日は火曜日から始まるはずなのに、水曜日から始まっている。つまり、できそこないを買ってしまったわけだ。他の人も我々につられて買った人もおり、車内は大笑い。2003年になれば使えれるようだ。
       
      パピルスのカレンダー               1月の拡大                         1LE札の裏

 オベロイに5時ごろに戻り食事。明日は3時にモーニングコール、4時に出発。5時半の飛行機に乗ることになった。アブシンベルへの直通が取れたから早くなったとのこと。夕食後カジノを覗く。あまり広くなく、客は3人しかいない。オベロイとピラミッドの間にはゴルフ場があり、長い塀で囲まれている。塀沿いにずーっと町の方へ歩く。モスクがあって10人ほどの人がずらーッと並んでいる。中は明るく赤や青で大きな円のけばい模様で染め抜いた幕を張り巡らしてある。結婚式か葬式かだなと思い一番端の人に聞くと、ダイなんとかといっている。ダイは死ぐらい知っているので葬式だ。

もう少し先にピラミッド盗頂記に載っていた、塀の崩れた所があるのだろうが、あの急な傾斜や、砂を噛んで滑りやすそうなのを見た後では、登って見ようと言う気はなくなっていた。オベロイの門の前まで戻り、お土産屋を覗く。黒い石で出来た猫を20ポンドで買う。これは高い買い物だった。警官詰め所の隣の店でパピルスを買う。ツタンカーメンを守っていた女神の図柄だ。10ポンドだったが、これ以後の店では目に付かなかったので、買っておいてよかった。10時就寝。

2月12日(月)
チェックアウトを済ませ飛行場へ。他の人のことだが、冷蔵庫の上にあったピーナッツは6LE、サービス料や税金で8LE(280円)。ちょっと手をつけただけなのにとぼやいている。カジノをちょっと覗いて見る。やはり2,3人しかやっていない。ホテルが用意してくれた朝食を開いてびっくり。クロワッサンや菓子パンが7つも入り、ゆでタマゴ2個、チーズ、蜂蜜、ジャム、ハム、りんごにバナナ等と盛沢山。食べきれる物ではない。50分ほどで空港着。


定刻5時半に出発。朝やけが物凄くきれい。搭乗手続きを早くして若い番号(12番まで)を貰うと、ファーストクラスが貰える。なれた添乗員はうまくやっている。やはり左側に座らなければいけなかった。後ろの方のトイレの順番が異常に長くなる。前のトイレを使かわしてくれないからだ。前に並ばれると運航上差支えがあるからだそうで、一人ずつ使用することで決着。6時50分空港着、バスの座席が埃っぽい、はたいて座るが、バスの後部ガラスが割れていてまるっきりない。枠にぎざござになっているガラスがついている。添乗員よりイヤーフォーンを渡される。なにか最新式で無線でガイドをするのだと自慢げだ。シャトルバスをしばらく待つ。他のグループはやけにあせっていた訳だ。1ポンド札の裏がアブシンビル大神殿の図案だ。

大きな手荷物を持ち歩かなければいけなくなり、ひどい思いをする。約10分ほど歩く。台形の丘がアブシンベル大神殿で裏側が見えてくる。露天商はまだ店開きはしていない。正面の像はきれいに積み直されているが、横の方は雑になっている。すぐ前のナセル湖にはクルーズ船が泊まっている。大神殿の右の壁には高い位置に1852年何とかと落書きが彫りこんである。あそこまで埋まっていたそうである。小神殿のある丘の上まで登って見る。約5分。ちょっと他にはない写真が取れる。警備員にハーイと挨拶するとびっくりしてどこかへ無線連絡していた。


                          機内よりの夜明け   超大量の朝食        ごきげんの子供          小神殿を登った所からの眺め

帰り道、店は大方開いている。いま新しいブースを作り始めているところである。一人の物売りより、からかい半分にスフィンクスを手にすると、しつこく熱心に売りこむ。20ドルから始め最後には2ドル「240円)になった。やはり昨日のは(700円)ぼられている。ホテルでもらった朝食を2人で一つを食べる。地元の子供がバスの皆から、ランチボックスを貰い、うれしそうに沢山抱えている。アスワンへは座席指定はなかった。

10:45アスワン着 荷物はなかなか出てこない。アスワンハイダムの見学後、作りかけのオベリスクを見に行く。疲れたのかいねむりをしていて周りを見ていなかった。昼食はピンク色したホテルだった。私のチキンカツだけが、ハムカツかと思うほど薄かった。そこそこに食べて、裏側に廻って見る。断崖の上に建っていたことがわかる。下を見ればナイル川に舟が浮かびなかなか良い眺めだ。ガーデンテラスには昨日見た、けばい幔幕が張ってある。売店で猫の少し大きめのものを買う。はじめ45LEを35にして妻を呼びに行く。妻はおばはんパワーを発揮して25LEにしてしまう。猫はエジプトの大敵ネズミを退治するので、エジプトの守り神になった。我が家の犬は、番犬にはならないので番猫になってもらおう。


昼食ホテルの裏はナイル側  小さいのが20、大きいのが25LE

アスワンオベロイにチェックイン。1時間半の休憩中ホテル内の探検。ホテルのてっぺんの展望台には行けなかった。エレベーターが行けなくしている。マッサージ室やプールはしゃぼい。水は冷たいが泳げないことはない。全員が2台のファルーカに分かれて乗る。要するにヨットであるが、気持ち良くジグザグに進む。どちらが川上か川下かで議論する。船頭さんに聞くとアスワンハイダムがある方が川上だと言う。

船頭さんは地元ヌビア人で愛想が良い。息子か甥っ子か知らないが、中学生ほどの助手がついている。助手がタンバリンで音頭を取ってステップを踏む。我々に肩を捕まえさせ、輪になって舟の中を行進する。音感がなくてインディアン踊りになってしまう。アヤナーレとかアーレーレとか言っている。意味は何だと聞くと、「しまった、ああ、しまった」と繰り返しているんだそうです。自発的にタンバリンを回し、チップを集める。相当の金額になった。社長は20LEも入れていた。小学1年生ほどの子供2人が、自分で作ったような小船で半分沈みながら、1人は碗で水をかき出し、1人はお皿で漕ぎ寄ってくる。あまりにもかわいいのでチョコレートやキャンデーを与える。


後ろがカタラクホテル

夕食まで少し時間があるので福田夫婦を誘い町に出て見る。通りをすこし上に行き、小路に入ると庶民的なバザールがあった。いろんな物を売っている。いろんな日本語で売りこみに来る。そして安い。言ってくる値段が始めから安いのだ。お土産を買うのならアスワンに限る。街角の地元人が3,4人でいっぱいの金ショップで、カトーシュの値段を聞くが聞いただけで買わなかった。帰ってから福田氏は買って欲しかったらしい。
バザールへは船着場より坂を登り、通りを横切り小路に入り、少し寂しい所をかまわず進んだ所にあります。

夕食後また船に乗り、町に出る。バザールをざーと見て歩いていると、馬車が乗らないかと誘う。幾らかとは聞かないで、カタラクトホテルまで10LEと宣言する。40だ、30だ、と言って来るが無視。タクシーなら5LEの距離と知っているからだ。10で乗ったが結構距離があった。アガサクリスティが滞在したホテルでお茶したかったのだ。オールドカタラクトは門が閉まっている。ニューカタラクトに周ってもらうがゲートが降りていて入れない。馬車はさっさと帰ってしまった。タクシーはいないかと見まわしていたら、若いガードマンが寄ってきてバクシーシをくれるのなら、30分くらいなら入れてあげるという。

ОKしてうす暗いプールの横を通り、ガーデンテラスで紅茶だけを頼むが通じない。メニューを見ると紅茶が25LEもしている。どうも後から考えるとケーキとセットだったらしい。注文できなかったのを幸いに、証拠写真を撮り、そこそこにして出てきた。庶民には居心地が悪い。1泊幾らぐらいするのかな。ガードマンにチップを5LEを小さくたたみさりげなく渡す。うーんスマート。タクシーに乗るがスモールしか点いていないので、妻が注意すると、ちょっと点けて見せ、道路が照明で明るいから必要ないでしょと言う。納得。舟着き場につくと、なんと社長が渡し舟を操縦してこちら側に向かってくるではないか。船頭が指示して運転させてくれる。帰りはもちろん妻が運転する。バクシーシは請求されなかったが降り際に1ドル渡す。

2月13日(火)
赤いざくろの花のような花を付けているのはボンバクス。他の人の話しだが、部屋に蚊が二匹いて眠れなかったそうです。昨日のホテルでは殺虫剤が備えてあったが、アスワンオベロイには置いてなかった。
やはり30分遅れて出発。空港内で、糞転がしのイヤリングを買う。10ドルを8ドルにまけさす。店員は主任に了解を取ってОKが出る。飛行機の遅れるのはショッピングの店と結託しているとのうわさあり。
乗ったのはエアーカイロ。ラマダン(断食月)が終わった2ヶ月は、巡礼の季節になるので、機体が足りなくなり借りてくるのだそうです。

ルクソール着。道路の両脇はさとうきび畑。でも200メートルは刈り取ってある。ゲリラが隠れない為だ。
まずは、カルナック神殿見学。思っていたより広く、大きいのにびっくりした。まだまだ発掘作業をしている。
オリベスクのてっぺんが黄色くなっているのは、女王は金無垢で作りたかったが、無理だったのでせめて先でもと金を張ったからだと言う。扉も皆金張りだったらしい。カルナックからルクソール神殿まで、3キロメートルも続いていたそうです。

ひととうり説明を受け40分ほどの自由時間。奥のほうへ行ってみる。糞転がし(スカラベ)の所より奥に進むとステージがある。ははーん、ここで夜の光と音のショーが行われる所だと思い、上がって見たくなったので警備員に、目で合図すると指をこすっている。1ドル払って上がる。1ドルの値はある風景だった。ショーを見るのだったら、昼の風景も見ておくのも良いと思う。もっと奥に行くと大きな門みたいな物があり、横でまたしてもおいで、おいでをしている。2,3箇所指差すが何処が珍しいのかわからなかった。だからチップは払わなかった。何も文句は言われない。

  今も続く発掘作業           ガイドが指差すが何か解らない      ステージよりの眺め        神殿の図面(拡大になります)

集合時間になったので第一塔門まで行き、ガイドのファルマさんにシャンポリオンの落書きは何処かと聞くと、第一塔門の向かって左側の塔の上部に、はとの糞で白くなったところの下に、4行にわたって書いてある。昔はあんな所まで砂に埋まっていたということ。遺跡は下から1メートル程はほとんど傷んでいる。これはその辺まで洪水で水がついたからだそうです。また壁の角に穴が開いているのは、アラブ人が馬を繋ぐために開けたもの。良い質問をしてくれたと誉められる。

                  馬を繋ぐ穴       一番奥の門       第1塔門落書きの位置     ステージの警備員       上空より(参考図書より)

ルクソール神殿見学。カルナックよりはズーっと小さい。何故なら、工期が50年しかかかっていないからだ。その点カルナックは2000年かかっているそうです。ナイル川の直ぐ脇にある。昼飯はルクソールの老舗「マルハバ、レストラン」、マルハバとは「ようこそ」という意味。鳩料理を食べる。といっても、鳩の炭火焼が1匹出てきただけで、後はバイキング。そろそろ飽きてきた。くせもなく、うまい鶏肉ってかんじ。

Тシャツ屋に寄る。一見怪しげな建物の横の、狭いピラミッドの入り口のような所から入ると、地下階に工場と売店がある。名前をヒエロ文字にして刺繍してくれる(15ドル)。コンピューター入力加工なので色、形、左右真中と自由にできる。生地に不安があるのでしっかりしたТシャツを持ちこめば良いかもしれない。
興味ないので直ぐに出て、裏町を歩いて見る。細い小路を行くと、黒いベールをかぶったおばさんが、30人ばかりたむろっていた。雰囲気的には葬式だったのかもしれない。店に帰ってもまだ終わりそうもない。隣の店のあんちゃんを冷やかす。

ソネスタセントジョージホテルにチェックイン。さっそく施設チェック。そんなに大きなホテルではない。受付カウンターに日本語でマッサージの料金表が置いてある。6時ごろカルナック神殿音と光のショー見学。まだ外は明るい。でも直ぐに暗くなり始まる。はっきり言ってつまらない。照明の仕方が単純で、明かりが点いたり、消えたりするだけなので、今風になれた目には満足できない。ナレーターもへた。中村敦もそれでも役者かと言われてもおかしくはない。私なら、お願いしてでも作り直させて戴きます。客の9割は2度みたいとは思わないだろう。寒さはそれほどでもなかったが中にはオーバーを着てきた人もいた。居眠りするには必要だろう。荷物が大変だったろうと思う。

ホテルに帰り、皆さんお待ちかねの和食レストラン「ミヤコ」。入り口には中華料理店で良く見る「喜」のマークが。お茶碗が異常に分厚い、焼が甘いのでかけている。佃煮でも入れておくような恰好の大きな茶碗には味噌汁。うまい。てんぷら、鮭の切り身、茶碗蒸し、ご飯。
但し量は非常に少ない。我々には我慢できる最小限だが、からだの大きい人や、若い人には食べなおしが必要だ。5時から7時までに入店すると30パーセントの割引があるとパンフレットに書いてあった。
   
 ヒエログラフ絵葉書       和食手前が味噌汁碗               リラックスリラックス               割引のチラシ

相当疲れていたのでマッサージをしてもらうことにする。妻はマッサージだけ、私はサウナ(25LE)とマッサージ(90LE)をしてもらう。地下2階に行きまずはジャグジー。スチームバスはまだ蒸気が出てきたばかりだ。シャワーで体を洗う。1時間ほどで2回繰り返し、いよいよマッサージ開始。スウェーデンマッサージと書かいてあったので、どのような物かと思っていたが、オイルマッサージであった。全身にオイルを塗りたぐり、強くもなく、弱くもなく非常に気持ち良い。極楽、極楽。オイルを流すために、石鹸(シャンプーはある)と垢すりがあると良い。サウナに入るのでミネラルウォターも必要。

2月14日(水)朝早起きして、1人でタクシーにて市内見学。バザールまで(ほんの僅かな距離)往復10LEで決めたが、なんにもやっていない。対岸の山は朝焼けでピンク色に染まっている。ぐるりと回ってもらい、ルクソール神殿に行く。ここでちょうど日の出になり、柱列の片側半分にお日さんが当たり、なんとも超神秘的。空には気球が二つ飛んでいる。気持ち好いだろうなぁ。1時間ぐらいタクシーにのって20LE(700円)支払う。
 
  ルクソール神殿の朝            プール脇のレストランにて

朝食後プールの方へ出て見る。ナイル川の向こうには今日行く王家の谷がある山が見える。大阪万博の太陽の塔のようなへさきを持った舟の所で、撮影会。皆さんクレオパトラになったつもり。チェックアウト。マッサージ代をカードで支払うが、JCBはだめでVISAはОKでした。(2月20日締めで送られてきたのが、205LEが6249円、1LEが30.5円ドル払いよりも得)手数料が5パーセントも取られるので、小さな店では上乗せを言われることが多いそうです。6階まで登り、会議室を通りぬけテラスからの眺めも良かった。

7キロ下にできた新しい橋を渡り対岸に行く。鳩の巣の塔もあった。メムノンの像は道路の横にあり、正面に駐車場がある。社長はメムノンの2像と肩を組んでいるように工夫して写真撮っている。皆はそこでたむろしていたが、道路を進み像の横へ行ってみる。横にはヒエロ文字が彫られていた。ロバに乗って、遺跡を周るツアーがあり、10頭ばかりの一団が通りすがる。山越えをするそうで見ているだけで、腰痛になりそう。

荒れ山を超えて王家の谷へ、植物は一つも生えていない。少しトロッコに乗っていく。汽車のような恰好をしているが中はトラクターだ。ツタンカーメンの墓を見る。やはり初日に博物館へ行ったのは正解だった。壁画がほんとにきれい。写真を撮りたくなるが、呪いが怖いのでやめる。他の二つの墓も見る。壁画がどれもきれい。玄室まで行く途中から壁画がなくなる。ということは王様が亡くなったからで未完成な物が多い。

 
王家の谷 真中当たりを1周できる     登った所から              葬祭殿左側から仰ぎ見る

まだ時間があるので一服するつもりで集合場所に行くと、F氏が墓の上部の段になっているところへ登っている。自分もと思い行くと僅か5分もかからない。谷を1周するのにトラバースしても5分くらいだろうし、下りに3分もかからないだろうと思い、思いきって行く事にした。がしかし、向こう側にまで行くと谷が少し入れこんでおり、10分ぐらいかかってしまった。結局5分ほど遅刻してしまった。社長は集合場所からずーと見ており、心配はしなかったが時間に遅れたことで、ちょっとしかられた。反対がわに登った人もおり、私を見守っていたそうです。あせくって20分だったから、30分あれば余裕でしょう。真上からの眺めは特別です。

ハトシェプスト女王葬祭殿 3階建てのうち2階のみ見ることが出来た。正面の壁画の説明を受けるが忘れた。左側の隅から見上げるとよい写真が撮れる場所がある。物売りはあまりいない。どうも観光客は守られているようだ。5,6人の子供が絵葉書などを売り歩いている。10歳ぐらいのボスが取りし切っているようだ。4つぐらいの女の子が私服につかまった。かわいそうに軽くビンタをされて叱られている。でも周りの人は笑っているのでいつものことだろう。

昼飯前に石屋による。ほんとにショーモないところ。早く飯食わせろ。
ルクソール発 相変わらず待たされる。エジプト航空は時間どうりには動かないとは定説だが、誰も文句を言わないからかもしれない、私が厳重注意をしておく。

カイロ着 飛行機より降りる時、「さらばじゃー」と言ったら、大いに受けた。 市内中心部のセミラミスインターコンチネンタルに投宿。カイロ博物館の近く。ヒルトンも近い。カジノも広く沢山の人が遊んでいる。ルームキーはカード式(持ち帰えれる)、サウナ、ジム、プールは無料。さすがはカイロの一流ホテル、夕食はまたもやバイキングだが、超豪華。サーモンや、えびが豊富にある。小さな柿のような物はやはり柿で、半分に切ってかぶりつくが物凄く渋い。。あれはデコレーションだったのかもしれない。若いきれいな女の人が歌を歌って雰囲気を盛り上げている。今日はバレンタインデー。テーブルには赤いパックに入ったチョコレートのプレゼント。8チャンネルで日本語放送をしているはずだが、アラビア語を話している。全時間日本語ではないのかもしれない。疲れていたので、早めに就寝。妻は顔パックをしている。随分効果があるらしい。

2月15日(木)
始めての体調不良者が出る。でも始めから、風邪気味だったらしい。大したことないらしいが、大事を取って休むことにするらしい。
メンフィス、意外と小さい公園のような野外博物館。この辺で運河を掘っていたら出てきたものが多いそうです。巨大なラムセス2世像は横顔がよかった。フィルム(36枚撮り、ISО100)を買う。40LEと言うのを20LE(700円)にしてもらう。もうすこし粘らなければいけなっかた。
 
コンチネンタルホテルのカードキー         左足を1歩前にだし、手は下が正しい              砂漠の中の住居

サッカーラ、軍事基地があるのでビデオは使えない。ビデオを窓際で持っていると、軍隊の警備員が鉄砲を構えてバスにむけて、駄目だと注意された。大きい遺跡。階段ピラミッドの前には広場があり、ラクダ屋やロバ屋がいる。中村さんが悲鳴を上げてロバに乗ってくる。驢馬上で値段を決めなかったとのこと、幾ら払えば良いかと聞いてくる。10ドルよこせと言われているらしい。10LEで沢山だと言ったが、彼は結局20LE払ったと言っていた。

ダハシュールの遺跡観光 赤ピラミッド見学。中には行って見る。何処も同じ。赤い石で作ったから赤ピラミッドと呼ぶそうだが、風化していてどう見ても赤くはない。暗い通路から出口近くで石を懐中電灯で照らすと、なるほど赤い石であった。

同乗者よりこの辺の農家が親子4人で生活すると幾らかかるかと質問が出たが、ガイドのフェルマさんは、エジプトでは一家は大体10人が標準であり、4人は標準ではないと言われる。自給自足で余りお金はかからないそうです。皆さん幸せそうに見えるはずだ。

せまーい下り階段少し赤みがある        ごきげんの中村氏    モスクの向こう側           

昼食ヒルトンホテル内の中華料理店「麗昌」。隣のビルにある、ショッピングモール「アネックス」を見に行く。警備員にアネックスは何処かと聞いたら、指差すのでそうだと思うが、何処にもアネックスとかいていない。7階建て

モハメッドアリモスク見学 向かい側はピラミッドの石を切り出した所。もちろんこのモスクにも使われている。メッカの方向にある階段の下を通り抜けると、幸せになるそうだが、なわが張ってあり行けなかった。

ハーンハーリ市場 アルバムが欲しくて探し回るが、A4のサイズの物がなくて諦める。あるのは小さいサイズの2種類だけだった。どこででも2種類だけだった。

ディナークルーズ現地ガイドが隣の船へ案内してしまい、舟の方は「聞いてないよー」状態。間違えたことに気付いたガイドは照れ笑い。本来の舟の方がきれいで雰囲気も良かった。逆だったら大変。気がついたら、すでに出航していた。周りはきれいでも何でもない。ベリーダンスは案外きれいなスマートな人だった。ベリーとはお腹と言う意味があると聞いていた。またしてもバイキングスタイル。皆さんは生野菜も結構食べていたようだ。次のショーのためにか、我々がまだいるのに次の料理を出していた。
ホテルに帰り、カジノで5ドルだけスロットをやって見る。1回だけ4,5枚出てきたが、10分ももたなかった。結構賑やかだ。
結婚式をやっている。先に会場を見てきていたが、楽に300人は座れるようだった。ぶんすか、ブンスカとうるさいほどやっているので、奥様たちも誘い覗きに行く。ちょうど花嫁達が出てくるところで、最高潮のようでした。花嫁はあまりきれいではなかったが、周りの人たちは映画の世界みたいで、ミンクのロングコートなどを着ていた。

2月16日(金)
早起きしてオールドカイロへ行って見る。フロントで地下鉄での行き方を聞く。ホテルのちかくに地下鉄の入り口(Mのマーク)「SADAТ駅」があり、4つ目の駅マリギリギス(MAR GIRGUS)で降りる。1.5LEだが、わざと20LEを出すと案の定15LEしか返ってこない。目の前でこれ見よがしに札を並べると「足らなかったかい」とばかりにおつりをくれる。自動改札の癖に切符は全手動販売。

マリギリギスに着き、出ようとするが出れない。入場する時に切符を受け取らなければいけないのに、取らなかったので改札を出れない。駅員が出てきて、どうしたと聞くので「4つ前の駅から乗った」と身振りで答えたら、素直に出してくれた。ショクラン(ありがとう)、ショクラン。駅の目の前がコブト博物館。朝早すぎたので当然閉まっている。仕方がないので、陸橋を渡り反対側へ行く。こちら側はほんとに庶民の町で「こっきたない」崩れたような家や市場がある。大好きなチャイ屋で一服して探検する。野菜を満載したロバ車が来たので横に乗せてもらう。結局また駅に着く。お礼に1LEを渡す。本当にうれしそうな顔でショクランと答えてくれる。子供にHPの写真を見せて何処にあるか聞く。あっちだと指差すが、解らないので連れて行ってもらうことにする。

駅の左側に地下に下りる所があり、細い道を突き進むと、なにか音がするので覗いて見ると、教会であった。今日は金曜日なのでミサなのだろう。牧師さんが映画で見たことがあるように、煙が出ている桶を振り、おごそかにお祈りをしている。8時半。邪魔にならないように写真を撮る。でもちょっと暗すぎた。何故か売店と書いてあるところから2階へ行ける。横の人に言っても構わないかと身振りで聞くと、良いと言うので上がって見る。ますます良い光景だ。良い経験をさせていただいたので、箱に2ドル寄付して来た。

妻との約束の9時までに帰ろうとするので、お土産やで味のある人形を見つけたが、おやじが出てこなくて諦める。帰りはタクシーにしようかとも思ったが、やはり時間が読める地下鉄にする。コブト博物館は見ごたえがあるようです。もっとうろうろしたかった。

ホテルに着くと、妻が待ちかねていた。朝食を食べたかったが、許してもらえないような雰囲気なので我慢する。もう9時はとうに過ぎてしまっている。ショッピングに行く約束なのだ。アネックスには、ほんの近くだと解っていたが、タクシーに乗る。5LE。でもまだオープンしていない。ヒルトンの中をうろうろしていると、  さんが何処へやら行きたがっている。ホテルのまえで待っているタクシーはぼるからと、流しのタクシーに乗る。地図を指差して行ったのに、運転手はなんにも解ってはいなかった。高速道路に乗る。明かに解っていないのでわめくと、ちょうど道の脇に止まっていた車に聞いてやっと解る。これは5LEでは、済む筈はないなーと思っていたが、あっさり済んでしまった。

銀座通りみたいなところをぶらぶら歩く。なにかお土産を買わなくてはいけなかったのだ。ケーキ屋があったので入ると、きれいに包装された、直径30センチほどの詰め合わせチョコレートがあったので買う。日本に帰ってから直ぐに温泉行きがあるので、皆で食べるには好都合品だ。結局アネックスには寄ることが出来ず、昼食を食べて帰国と相成りました。

 
お土産のチョコレート   結婚式

2月17日(土)
帰りは偏西風のおかげで早く着きました。良く寝れたせいで3時間くらいにしか感じませんでした。

後記

持っていって良かったもの
1 ヌレテシュ   良く使いました。100円ショップで買ったものが、
            平べったく、小出しできるので良かったです。
2 感度800の撮っきりカメラ 
           40枚撮りが出ています。ポケットに忍ばせるのいは良いでしょう
           特別写真に興味のない方には、二本もあれば良い。お薦め品。
           本当に小さくて軽い。
3 デジカメ    撮ったあと直ぐに撮り上がりを確認できるので素晴らしい。
           パソコンで一覧表を簡単に取り出せるので、無駄な物まで現像しなくてもよい。
           画像処理もやって見れば簡単。明るくても、暗くても結構撮ることができる。
4 歯磨き     ホテルには置いてなかった。
5 髭剃り     ホテルには置いてない。売店で買おうとしたら、4ドルと言われ、
           「あほこけ」と言ってしまった。1.5LE
6 トランプ     何処の航空会社でも、くれる物と思っていたがエジプト航空ではなかった。
            14時間は長いよー。
7 方眼紙     五目並べや、ゲームができる。かさ張らないので、メモ用紙がわり
8 顔パック     乾燥しているので、女性には必需品。
9 ドル       100ドルか200ドルで充分。あまり欲しくなる物はなかった。
            ほかの人も買っている様子はなかった。
            日本円も使えるし、カードが良い。但しJCBはだめ。
10マッサージ木 日本の観光地で売っている木の枝。足裏を飛行機で、
            バスの中で気軽に使える。
11サロンパス   無臭タイプが良い。 沢山あっても人が欲しがる。
12梅干       朝一番におまじないの意味で。胃酸を多く出して、ばい菌を殺してしまおう。
13懐中電灯    ピラミッドの中に入る時や、音と光のショーの時に必要です。
14マスク      埃っぽいので必要ですし、空気が乾燥しているのであると良い。
15空気枕      飛行機の中で腰にあてているとほんとに楽。四角い物がよい。
16黄ばんだ下着 着替えた後、捨ててくる。開いたスペースにはお土産がはいる。
17メラトニン    睡眠薬は医者の処方箋がいるが、誘眠剤だから薬局で手に入る。
           寝れたら14時間もあっという間だ。







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この旅行記へのコメント (1)

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  • さすらいおじさんさん 2005/05/02 10:07:44
    記述がとても丁寧です。
    チャウさんご訪問ありがとうございます。
    エジプト記、私も1年前にいって旅行記をUPしなければ---と思っており、拝見しました。記述がとても丁寧で物売りの子供達のこと、ピラミッド、スフインクス、ルクソール---目に浮かびました・最後の持っていってよかったもの、は同感で、親切なアドバイスだと思います。

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