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さて、ジャイプール郊外の見所と言えば、何と言っても象の背に揺られて登るアンベール城。<br />象に乗るかどうかは別として、城へ向かうべく路上のオートリクショーのおにいちゃんと料金交渉。<br /><br />このオートリクショーのおにいちゃんたちが、けっこう曲者なんですよ。<br /><br />こっちが行きたい所だけ素直に回ってくれればそれでいいんだけど、そうは問屋が卸さない。<br />自分の知り合いなんかの店に、連れ込もう連れ込もうとする輩が多い。紹介料をもらうんでしょうね。<br />もちろんそうじゃない人もいるんですよ。ただ経験的にそういう人たちが多いという話。<br /><br />だからこういう値段交渉する時はSUR SHANGHAIはビジネス・ライク。<br />感触が悪ければ交渉打ち切り。次のおにいちゃんを探します。<br /><br />その日、何人目かで決まったおにいちゃんとアンベール城へ向かう道。<br />そのおにいちゃんも色々と私を「ご案内」したがっている様子だけど、ここが肝心と思っているSUR SHANGHAIは必要なことだけの受け答え。<br /><br />しばらくしておにいちゃんが切り出したのは、<br />「インドに来たのは初めてじゃないでしょ。あちこちで悪い人間に騙されそうになったんじゃないの?わかるけどさ、そんな人間ばかりじゃないよ。信用して欲しいなあ、僕の事は。OPEN YOUR MIND!」<br /><br />あれま、こんなこと言われたのは初めて。ちょっと愛想が無さ過ぎたね、ごめんごめん。<br />反省したあとは、あれこれ当たり障りの無い四方山話。<br /><br />お城を見終わって丘を降りる頃、轟く遠雷。ボタリボタリと落ち始めた大粒の雨粒。<br />下で待っていたおにいちゃんは、<br />「こりゃ〜、一雨来るぞ〜。雨宿りできる所へ行こう。」<br /><br />で、結局連れて行かれたのはおにいちゃんの知り合いのお店の数々なのでありました。<br /><br />「ああ、おにいちゃん、あんたもか。」<br /><br />表紙の画像は、アンベール城名物の象のタクシー<br />

★ラージャスターン州一人歩き(4、完)ジャイプール郊外のアンベール城

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2005/02/10 - 2005/02/10

215位(同エリア605件中)

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SUR SHANGHAI

SUR SHANGHAIさん

さて、ジャイプール郊外の見所と言えば、何と言っても象の背に揺られて登るアンベール城。
象に乗るかどうかは別として、城へ向かうべく路上のオートリクショーのおにいちゃんと料金交渉。

このオートリクショーのおにいちゃんたちが、けっこう曲者なんですよ。

こっちが行きたい所だけ素直に回ってくれればそれでいいんだけど、そうは問屋が卸さない。
自分の知り合いなんかの店に、連れ込もう連れ込もうとする輩が多い。紹介料をもらうんでしょうね。
もちろんそうじゃない人もいるんですよ。ただ経験的にそういう人たちが多いという話。

だからこういう値段交渉する時はSUR SHANGHAIはビジネス・ライク。
感触が悪ければ交渉打ち切り。次のおにいちゃんを探します。

その日、何人目かで決まったおにいちゃんとアンベール城へ向かう道。
そのおにいちゃんも色々と私を「ご案内」したがっている様子だけど、ここが肝心と思っているSUR SHANGHAIは必要なことだけの受け答え。

しばらくしておにいちゃんが切り出したのは、
「インドに来たのは初めてじゃないでしょ。あちこちで悪い人間に騙されそうになったんじゃないの?わかるけどさ、そんな人間ばかりじゃないよ。信用して欲しいなあ、僕の事は。OPEN YOUR MIND!」

あれま、こんなこと言われたのは初めて。ちょっと愛想が無さ過ぎたね、ごめんごめん。
反省したあとは、あれこれ当たり障りの無い四方山話。

お城を見終わって丘を降りる頃、轟く遠雷。ボタリボタリと落ち始めた大粒の雨粒。
下で待っていたおにいちゃんは、
「こりゃ〜、一雨来るぞ〜。雨宿りできる所へ行こう。」

で、結局連れて行かれたのはおにいちゃんの知り合いのお店の数々なのでありました。

「ああ、おにいちゃん、あんたもか。」

表紙の画像は、アンベール城名物の象のタクシー

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • これがアンベール城を下から見た全景。<br />上へは徒歩でも登れるけど、表紙の画像のように象の背に揺られて行くのが観光客に人気。<br /><br />SUR SHANGHAIは自分が乗るより、乗っている人たちを見るのが楽しかったので徒歩。<br /><br />

    これがアンベール城を下から見た全景。
    上へは徒歩でも登れるけど、表紙の画像のように象の背に揺られて行くのが観光客に人気。

    SUR SHANGHAIは自分が乗るより、乗っている人たちを見るのが楽しかったので徒歩。

  • お城の麓の敷地にはこんな大型で尻尾のなが〜いサルが多数。<br /><br />「お前さんも一緒に日向ぼっこをせんか?」という風情。

    お城の麓の敷地にはこんな大型で尻尾のなが〜いサルが多数。

    「お前さんも一緒に日向ぼっこをせんか?」という風情。

  • ゴミ箱を前後に揺すって遊んでいるのかと思ったら、用足しの最中でした。<br /><br />

    ゴミ箱を前後に揺すって遊んでいるのかと思ったら、用足しの最中でした。

  • テクテクと坂道を上って行くと…、

    テクテクと坂道を上って行くと…、

  • 象さんたちが上ったり降りたり。<br /><br />ボディ・ペインティングがきれい。

    象さんたちが上ったり降りたり。

    ボディ・ペインティングがきれい。

  • わっせ、わっせと坂を上り下りする象さんたち。<br /><br />一日に何往復することやら。

    イチオシ

    わっせ、わっせと坂を上り下りする象さんたち。

    一日に何往復することやら。

  • 一番上から見ると、こんな感じ。

    一番上から見ると、こんな感じ。

  • アンベール城の下の町並みも見える。

    アンベール城の下の町並みも見える。

  • お城の入り口付近の象タクシー乗り場。<br /><br />「乗らないなら写真は撮るな!」と何人かに象をけしかけられて退却。離れた所からパチリ。

    お城の入り口付近の象タクシー乗り場。

    「乗らないなら写真は撮るな!」と何人かに象をけしかけられて退却。離れた所からパチリ。

  • チケット売り場ではお釣りをごまかされそうになったものの、その場でチェックしてNO PROBLEM。<br /><br /><br />さて、お城の中は…、

    チケット売り場ではお釣りをごまかされそうになったものの、その場でチェックしてNO PROBLEM。


    さて、お城の中は…、

  • 迷路のようなお城の中は修復箇所多数。<br />まだまだ追いつかない所はこんな感じ。<br /><br /><br />

    迷路のようなお城の中は修復箇所多数。
    まだまだ追いつかない所はこんな感じ。


  • おばさん、そんな所で何してるの?

    おばさん、そんな所で何してるの?

  • で、お城を出てきたこのあたりで雨が降り出し、表紙のお話のような結末。

    で、お城を出てきたこのあたりで雨が降り出し、表紙のお話のような結末。

  • 「僕を信用して欲しいなあ。」と言ったおにいちゃんには懲りたので、ジャイプールに戻ってからは別のおじちゃんオートリクショーを捕まえて、谷間にあるガルタジと言うヒンズー教のお寺に連れて行ってもらいました。<br /><br />この上の段にも沐浴場がある。<br /><br />

    「僕を信用して欲しいなあ。」と言ったおにいちゃんには懲りたので、ジャイプールに戻ってからは別のおじちゃんオートリクショーを捕まえて、谷間にあるガルタジと言うヒンズー教のお寺に連れて行ってもらいました。

    この上の段にも沐浴場がある。

  • ガルタジ寺院。<br /><br />下の段は閑散としていたけど、上にはお参りの人多数。

    ガルタジ寺院。

    下の段は閑散としていたけど、上にはお参りの人多数。

  • ガルタジ寺院。<br /><br />上の沐浴場で、お互いに水を掛け合うお参りの人々。

    イチオシ

    ガルタジ寺院。

    上の沐浴場で、お互いに水を掛け合うお参りの人々。

  • ガルタジ寺院。<br /><br />こちらに気付いて笑いかける人も。

    ガルタジ寺院。

    こちらに気付いて笑いかける人も。

  • ガルタジ寺院の芝生の上で、なにやら語り合う若いカップル。<br /><br />緑の中の赤が鮮やか。

    ガルタジ寺院の芝生の上で、なにやら語り合う若いカップル。

    緑の中の赤が鮮やか。

  • 二人は何を語り合うのか…。<br /><br />

    二人は何を語り合うのか…。

  • ガルタジ寺院の下のお寺さんには、古くなったガネーシャの像が朽ちるのを待つ姿。

    ガルタジ寺院の下のお寺さんには、古くなったガネーシャの像が朽ちるのを待つ姿。

  • 子犬を追って、ガルタジ寺院関係者の子が出てきた。<br /><br />わ、可愛い!

    子犬を追って、ガルタジ寺院関係者の子が出てきた。

    わ、可愛い!

  • ペットの子犬は吊り下げられても平気な顔。<br /><br /><br /><br />次回はデリー、クアラルンプール編へと移ります。

    イチオシ

    ペットの子犬は吊り下げられても平気な顔。



    次回はデリー、クアラルンプール編へと移ります。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • koiさん 2005/07/27 23:34:32
    ジャイプール行きました
    ジャイプールの像に乗ってお城を見に行きました。女王様に作られた綺麗な装飾や鏡の部屋がありました。ヒンズー教のお寺には、普通は入れませんが、小さなヒンズー教のお寺では早朝の儀式をそとから見ることが出来ます。日本の密教の儀式と似かよっています。

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/07/29 17:00:53
    RE: ジャイプール行きました
    ご訪問と書き込み、ありがとうございました。m(__)m

    先ほど、そちらにもお邪魔させていただきましたが、ブッダガヤにもいらっしゃったんですね。インドには数回行きましたが、ブッダガヤにはまだ行ったことがありません。

    世界地図で見るとさほど大きく見えないインドも広いですね。なかなか行き尽くせないというのが実感です。

SUR SHANGHAIさんのトラベラーページ

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