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平遥から喬家大院へ寄りつつバスで太原へ。と言ってもちゃんとしたバス停があるわけではないのでほとんどヒッチハイクと変わらない。太原行きのバスを見つけたら手を振って止めてもらうのだ。空きがあれば乗れるし、空きがなければそのまま無視される。中国のミニバスは相変わらず混んでいて独特の乗り心地だ。<br /><br />乗ること数時間、太原についたが、正直あまり興味の沸かない街。山西省名物の刀削麺だけ食べて大同行きのバスを探して大同へ移動することにした。<br />最初に着いたバスターミナルは大同行きのバスはないとか。交通も全く分からないのでそこに居たおばちゃんにバスターミナルへの行き方を尋ねる。でもそっちへ行ってもイマイチよく分からない。中国は旅行しなれているはずなのに。それでまた人に聞く。その人は大同人らしくてとてもよくしてくれる。大同に何箇所か電話したいところがあったのでその人に頼んでやってもらう。<br /><br />そして無事にバスに乗り込み大同へ。だがここからが酷かった。<br /><br />大同でついたバスターミナルが街の中心部から大きく離れたところ。手持ちのガイドブックの地図からも外れていて場所が全く分からない。バスで中心部へ移動しようにも田舎町大同は終バスが早い。既に終わっていた。歩いていかれる距離かも分からない。しかたなく、無視し続けていたタクシーの客引きに乗ってしまう。<br />事前に電話で空室を確認していたホテルへと頼むもタクシー運転手は別の宿へ。その宿は1部2部と2ヶ所にあったのだがそれの高い方へ。安いほうにと頼んで行くと入り口が工事中(中身は入り組んだところにあって外からは分からない)。「工事中でやってないよ」と言われたのだが、よく地図(某ガイドブックの)を見るとなんと場所が違う。違うこっちだ!と運転手に言ってそこへ行かせるが何もない。自分が信じられなくなってきたところに運転手が安い宿を紹介すると言うので、疲れていたこともあり信じてそっちへ行ってしまった。<br />決して高い宿ではないのだが中心部から遠い。結果的には2日目には別の宿へ移ることになる。<br />それはそれで夜遊びだ。とは言っても小さい街大同。何も不健全な遊びをする訳ではない(もちろん小さい街でも望むならそれも可能なのだけれども)。名物の刀削麺を食べて街の中をうろうろ。ライトアップの好きな中国だが、ここ大同の街では鼓楼がライトアップされている。夜景が1度では上手く撮れなかったので何度かかけて写真撮影。歩き疲れた頃に宿に帰った。<br /><br />2日目、城内(大同も一部城壁が残っている)の観光地を回りつつ、3日目に向けて雲崗石窟や懸空寺などのツアー参加申し込み。そして中距離バスにのって木塔へ行った。<br />この木塔は宋代の仏塔なのだが、なんとその名の通りそのほとんどを木だけで作っている。よって安定させるために、高さの割りに幅が太く圧倒される。自分が中国で見た中でかなり上の方に数えられる好きな塔だ。<br />城内の観光地は九龍壁がなんとも言えない。中国三大九龍壁(故宮・北海公園・大同)は全て見たがここのが一番面白い。<br /><br />そして3日目。雲崗石窟である。<br />中国国際旅行社で申し込んだため山東省の大学につとめるカナダ人と一緒になった。経営学を教えているのだとか。外国語は久しく中国語しか喋っていなかったが忘れかけていた中国語を駆使することになった。<br />普段はツアーなんか使わないが時間の問題と交通の便を考えて参加することにしたこのツアー。大同の街を出発してまず雲崗石窟へ。ここ大同は非漢民族による王朝北魏の都であったために、崖を切り崩して何十年もかけて仏像を彫る、といういかにも「異民族」的な石窟寺院が存在したのだ。そう言った意味で、後に洛陽にまで遷都して中原化が進んでから建造した龍門石窟(ここ雲崗石窟、敦煌の莫高窟と並んで中国三大石窟と言われる)よりも個人的には面白く思ったのは不思議ではないだろう。<br />とにかくここは大きい。距離にして1キロ程の石窟に大小5万以上の仏像がある。これは壮観である。そして一つ一つの窟も大きく中に入れるものも多い。これも楽しめる要素の一つのなっている。これは文章で見るよりも写真を見たほうが分るだろう。<br />そして午後は懸空寺へ。着いてまず刀削麺での食事だ。<br />ここ懸空寺は、「天空の寺」と呼ぶ人も多い。崖に貼り付くようにして建てられているお寺である。ここも言葉を多くするよりも写真を見たほうが良いと思うのでそちらを見て欲しい。<br /><br />その日のツアーが終わって大同市中心へ戻り、駅でチケットを買う。北京へ帰るための列車だ。幸い、寝台ではないながらもその日深夜に出る列車のチケットを買えたので火曜日の朝には北京に帰れることが決定。大同駅前で刀削麺を食べて時間を潰し列車へ。これでこの旅行は無事に終わるはずだった。。。が最後に問題が起こった。<br />もう旅行も終わりだというその火曜の朝になってなんと北京西駅の前で財布を盗まれてしまったのだ。おかげで寮に帰ってからもカード類の再発行の手続きに<br />時間を割かねばならなくなってしまった。あー疲れたー!

山西旅行記その2

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2004/04/08 - 2004/04/13

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LaoBeijing

LaoBeijingさん

平遥から喬家大院へ寄りつつバスで太原へ。と言ってもちゃんとしたバス停があるわけではないのでほとんどヒッチハイクと変わらない。太原行きのバスを見つけたら手を振って止めてもらうのだ。空きがあれば乗れるし、空きがなければそのまま無視される。中国のミニバスは相変わらず混んでいて独特の乗り心地だ。

乗ること数時間、太原についたが、正直あまり興味の沸かない街。山西省名物の刀削麺だけ食べて大同行きのバスを探して大同へ移動することにした。
最初に着いたバスターミナルは大同行きのバスはないとか。交通も全く分からないのでそこに居たおばちゃんにバスターミナルへの行き方を尋ねる。でもそっちへ行ってもイマイチよく分からない。中国は旅行しなれているはずなのに。それでまた人に聞く。その人は大同人らしくてとてもよくしてくれる。大同に何箇所か電話したいところがあったのでその人に頼んでやってもらう。

そして無事にバスに乗り込み大同へ。だがここからが酷かった。

大同でついたバスターミナルが街の中心部から大きく離れたところ。手持ちのガイドブックの地図からも外れていて場所が全く分からない。バスで中心部へ移動しようにも田舎町大同は終バスが早い。既に終わっていた。歩いていかれる距離かも分からない。しかたなく、無視し続けていたタクシーの客引きに乗ってしまう。
事前に電話で空室を確認していたホテルへと頼むもタクシー運転手は別の宿へ。その宿は1部2部と2ヶ所にあったのだがそれの高い方へ。安いほうにと頼んで行くと入り口が工事中(中身は入り組んだところにあって外からは分からない)。「工事中でやってないよ」と言われたのだが、よく地図(某ガイドブックの)を見るとなんと場所が違う。違うこっちだ!と運転手に言ってそこへ行かせるが何もない。自分が信じられなくなってきたところに運転手が安い宿を紹介すると言うので、疲れていたこともあり信じてそっちへ行ってしまった。
決して高い宿ではないのだが中心部から遠い。結果的には2日目には別の宿へ移ることになる。
それはそれで夜遊びだ。とは言っても小さい街大同。何も不健全な遊びをする訳ではない(もちろん小さい街でも望むならそれも可能なのだけれども)。名物の刀削麺を食べて街の中をうろうろ。ライトアップの好きな中国だが、ここ大同の街では鼓楼がライトアップされている。夜景が1度では上手く撮れなかったので何度かかけて写真撮影。歩き疲れた頃に宿に帰った。

2日目、城内(大同も一部城壁が残っている)の観光地を回りつつ、3日目に向けて雲崗石窟や懸空寺などのツアー参加申し込み。そして中距離バスにのって木塔へ行った。
この木塔は宋代の仏塔なのだが、なんとその名の通りそのほとんどを木だけで作っている。よって安定させるために、高さの割りに幅が太く圧倒される。自分が中国で見た中でかなり上の方に数えられる好きな塔だ。
城内の観光地は九龍壁がなんとも言えない。中国三大九龍壁(故宮・北海公園・大同)は全て見たがここのが一番面白い。

そして3日目。雲崗石窟である。
中国国際旅行社で申し込んだため山東省の大学につとめるカナダ人と一緒になった。経営学を教えているのだとか。外国語は久しく中国語しか喋っていなかったが忘れかけていた中国語を駆使することになった。
普段はツアーなんか使わないが時間の問題と交通の便を考えて参加することにしたこのツアー。大同の街を出発してまず雲崗石窟へ。ここ大同は非漢民族による王朝北魏の都であったために、崖を切り崩して何十年もかけて仏像を彫る、といういかにも「異民族」的な石窟寺院が存在したのだ。そう言った意味で、後に洛陽にまで遷都して中原化が進んでから建造した龍門石窟(ここ雲崗石窟、敦煌の莫高窟と並んで中国三大石窟と言われる)よりも個人的には面白く思ったのは不思議ではないだろう。
とにかくここは大きい。距離にして1キロ程の石窟に大小5万以上の仏像がある。これは壮観である。そして一つ一つの窟も大きく中に入れるものも多い。これも楽しめる要素の一つのなっている。これは文章で見るよりも写真を見たほうが分るだろう。
そして午後は懸空寺へ。着いてまず刀削麺での食事だ。
ここ懸空寺は、「天空の寺」と呼ぶ人も多い。崖に貼り付くようにして建てられているお寺である。ここも言葉を多くするよりも写真を見たほうが良いと思うのでそちらを見て欲しい。

その日のツアーが終わって大同市中心へ戻り、駅でチケットを買う。北京へ帰るための列車だ。幸い、寝台ではないながらもその日深夜に出る列車のチケットを買えたので火曜日の朝には北京に帰れることが決定。大同駅前で刀削麺を食べて時間を潰し列車へ。これでこの旅行は無事に終わるはずだった。。。が最後に問題が起こった。
もう旅行も終わりだというその火曜の朝になってなんと北京西駅の前で財布を盗まれてしまったのだ。おかげで寮に帰ってからもカード類の再発行の手続きに
時間を割かねばならなくなってしまった。あー疲れたー!

  • 鼓楼の夜景

    鼓楼の夜景

  • 大同の九龍壁。中国では龍や九という数字は皇帝の象徴。ここの場合は元々王府の壁だったので4本指の龍になっている。

    大同の九龍壁。中国では龍や九という数字は皇帝の象徴。ここの場合は元々王府の壁だったので4本指の龍になっている。

  • 城内のお寺にて。太陽。

    城内のお寺にて。太陽。

  • 木塔。太さがあるのでどっしりしている。

    木塔。太さがあるのでどっしりしている。

  • 雲崗石窟の仏像。広い窟なのでこのすぐ下まで行くことができる。

    雲崗石窟の仏像。広い窟なのでこのすぐ下まで行くことができる。

  • 雲崗石窟の仏像。中国の仏像はこのように青い髪のものが多い。

    雲崗石窟の仏像。中国の仏像はこのように青い髪のものが多い。

  • 懸空寺その1。崖に貼り付くように建っている。

    懸空寺その1。崖に貼り付くように建っている。

  • 懸空寺その2。

    懸空寺その2。

  • 大同城の城壁。部分的にだがまだ残っている。

    大同城の城壁。部分的にだがまだ残っている。

  • 城壁の上に建つ塔。子供達の遊び場になっている。

    城壁の上に建つ塔。子供達の遊び場になっている。

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