2005/02/12 - 2005/02/12
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midnight-mamyさん
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詩人「中原中也」は、湯田温泉にある大きな医院の息子として生まれました。明治40年に生まれて、たったの30歳でなくなってしまうのですが、今では近代詩を語る上で避けては通れない存在です。
が、戦前・戦後を防府や宇部で育った父に言わせると「子供の頃から”中也や山頭火のようにはなるな”といわれて育てられた」そうです・・・いまや郷土の偉大な文人も、ついこの間まで、地元で多くの支持を得ていたとはいえなかったようです。
考えてみれば、ほとんど定職につくこともなく、詩や俳句に傾倒して行く彼らの姿は、親から見れば(?)いまのフリーターより性質が悪いかも(^^;;
私は、「中原中也記念館」が出来る数年前に、湯田温泉「西村屋」にたまたまた宿泊して、そこで中也の結婚式が行われたことを知りました。その後「中原中也記念館」が出来たことを知りオープンした年に訪れたのですが、その時の印象は「中也=放蕩息子」(^。^)ゞ 「教科書に詩が載るほどの詩人だってのに、結局30年で親を悲しませることしかできなかったのかしら」ってところでしょうか。
それから10年たち、「中原中也記念館」が大幅リニューアルオープンしたということで今回の再訪です♪ 『中也 愛の詩 ~長谷川泰子をめぐって』というテーマ展が行われていました。 改めて訪れてみると、中也が以前よりずっと身近に感じましたσ(^。^)アタシ なぜだろう?作品以外の「中也」が浮き出るような展示だったから? いずれにしても、オープン当初の記念館よりずっと魅力的♪ また企画ごとに訪れてみたい「記念館」になりました(*^。^*)
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「中原中也記念館」の専用駐車場に車をとめて、記念館に向かって歩いていると、右手に大きな「ホテル松政」が見えてきます。私は「中原中也」の名前も知らないくらい小さな頃から、父につれられてここにあった公衆浴場「千人湯」に、年に数回は入りに来ていました(*^。^*) ちょっと薄暗くて、とてもひろいお風呂でしたが、熱すぎずゆっくり入れるお風呂でしたっけ・・・(懐) その「千人湯」も平成元年に消滅。明治・大正・昭和と、温泉遊楽ブーム往時に建てられた多くの「公衆浴場」を維持しつつ残して欲しいと思うのは私だけでしょうか。今は、「ホテル松政」の中の入浴施設名として「千人湯」は残っているようですが・・・なんだかさびしいなぁ。
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最近、歩行者用信号が新しくなっているのに気がついていましたか? わたしは知りませんでした(^。^)ゞ この歩行者用信号は、「LED式歩行者用信号灯器」というやつで、従来の電球式に比べて消費電力が4分の1から7分の1程度。しかも電球式信号の寿命は半年から1年程度であるのに対し、LED式信号は6年から8年と長寿。そして極めつけは、西日などの強い光が当たった場合に、灯火しているように見える「擬似点灯」が解消される! 確かにコントラストがついて、逆光でも見やすかった(*^。^*) 広島では見かけたことなかったけど、この湯の町では最新型が取り入れられていたのですねぇ。山口人は新しいもの好きだから?・・・関係ないか(^^ヾ あなたの街にも「LED式歩行者用信号灯器」はありますかぁ?
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明治維新の志士たちが集った「松田屋」さんのよこにある、足湯(*^。^*) 旧国道9号線をはさんで反対側からみたところです♪ 湯田温泉の足湯の中では、一番最初に出来たところなんですって。「中原中也記念館」を訪れたら必ずこの足湯にも浸かろうと思っていたのに、家族の反対に合い残念ながら入湯できず(T.T)←midnight-mamyが「中原中也記念館」で思う存分マイペースに観覧したため、中也にさほど興味のない家族たちは長時間待たされたためしびれを切らしたらしい(^^;; 反省:今度から待たせるときは「風呂にでも入っておいで」って言おう。湯田温泉の足湯に関しては、くに・クマさんの旅行記やクチコミ情報を参考にしたら、間違いありません♪
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10年前のオープン当初は、湯の町街道(旧9号線)から路地にはいったところにあったように思ったのですが・・・湯の町街道側にもエントランスを開いたようです(*^。^*) こちらの方が、中原中也を知らずに湯田温泉を訪れた方にも、目に付きやすいですね♪
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その「湯の町街道」側からみた、「中原中也記念館」です(*^。^*)
足元に敷かれているのは、中也がかつて東京と故郷との行き来に利用していた山口線で使われていた枕木を敷きつめてあります。写真右側の壁には「中也 四季の詩」と題して、中也の四季にまつわる詩が、簡単な解説つきで展示されています。この展示は季節ごとに変える予定なんですって、また読みに行こう♪ -
「中原中也記念館」二階の窓から見下ろした、エントランス(*^。^*) オープン当初に私が訪れたときは、こちらの入り口から入ったのですね、きっと♪ 入り口脇には、幼少の頃から中也を見守っているカイヅカイブキの木が立っています。この記念館の建物も嫌いではないけれど、病院だったという中也生家が昭和47年の火事で消失したことがとても残念です。
これが私の古里だ
さやかに風も吹いている
あヽおまへは何をしてきたのだと
吹き来る風が私にいふ
わたしも
「あヽおまへは何をしてきたのだと」
自省できる人でありたいと
思いました(*^。^*) -
「中原中也記念館」から駐車場への帰り道、御堀堂(みほりどう)の外郎(ういろう)をげっと(*^o^*) 足湯に入れなくて泣いてたくせに、外郎を買う時間はあったようで・・・白外郎、黒外郎、抹茶外郎の三色を買いました♪ 白外郎は、小豆と白砂糖、黒外郎は、小豆と黒砂糖、抹茶は、そのまま抹茶使用。私は黒外郎派、CFは白外郎派(*^^)ノ 黒外郎の方が甘みにコクがあるように思うmidnight-mamyでした。。。あぁ、山口外郎はうまい♪
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