人と文化の暖かさに包まれて２（アーユルヴェーダ）

2004/12/23 - 2005/01/06

今回の旅行の目的のひとつは、1週間アーユルヴェーダのトリートメントを受けて体質を改善すること！トリートメント開始３日目で津波災害が起こりましたが、ホテルスタッフの対応はすばらしく、一日も欠かすことなくトリートメントを受けました。

エリア ネゴンボ(スリランカ)

アーユルヴェーダ・パビリオンでは、自分のヴィラの庭先でトリートメントを受けられます。私は毎朝8:00からドクターの問診を受け（血圧測定必須）、約2時間半のトリートメントの後日光浴1時間程度、シャワーを浴びて1:00頃ランチ、という行動パターンでした。野外なのでちょっと涼しいくらいでしたが、うつらうつらしてしまいました。

朝起きて直ぐの超不味いうがい薬、朝夕の飲み薬（不味い液体2種、正露丸より大きい生薬）の義務が課されました。とても不味いです。また、「必ず飲みなさい」と徹底され、津波で一時避難した後も飲まされました。さすがに効き目は抜群で、体質改善のための「毒素排出」がうまく行き過ぎたため、私は薬を弱くしてもらいました。（1日に4回はトイレで「排出」してました）

サウナとハーバルバスは、敷地内のアーユルヴェーダセンターで受けます。マッサージ後のオイルまみれの体をガウンで包んでいくので、ちょっと恥ずかしいですが。サウナルームは物足りない暑さ、サウナボックス（ベット）は暑過ぎのようです。ハーバルバスは気持ちいいのですが、お湯がぬるめなので、ちょっと寒く感じるかもしれません。ちなみに、宿泊客以外もここでトリートメントを受けることができます。

部屋のバスルームはオープンエアで、広めのシャワースペースがあるのが便利でした。トリートメント後の油ギトギトの体も、用意されている石鹸＆シャンプーできれいさっぱり落ちます。ハーブ入り歯磨き粉が用意されていたり、効き目抜群の蚊よけオイル（ハーブ）とコットンがあったり、アメニティも充実していて良かったです。

ホテルの裏側には簡単な畑があります。りっぱなバナナも実っていました。ここの料理は最高で、新鮮なハーブや野菜をふんだんに使っているところがうれしかったです。シェフは気さくで明るいおじさんですよ。
ちなみに、写真奥の建物は、津波が来たときに避難した場所です。実際はチョロチョロ程度の水しかこなかったので助かりましたが、もし他の被災地のような大きな津波が来ていたら、恐らく助からなかったでしょうね。。。