2004/09/24 - 2004/09/24
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midnight-mamyさん
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母の要望で訪れることになった伊賀上野。私は忍者の町としての認識しかなかったのですが、どうやら母の目的は「芭蕉」のようで・・・(^^ヾ ちょっぴり身体が不自由な母のために、行動ペースがとてもゆっくりなこの旅。この日にまわれたのは「蓑虫庵」「愛染院」「芭蕉翁記念館」「俳聖堂」「上野城」「だんじり会館」「伊賀くみひもセンター」。伊賀上野のどこに行ったらどんな「芭蕉」関連ポイントがあるのかすら調べずに来るのですから、見落としはたくさん! でも、また行けばいいや♪
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「蓑虫庵」です。「みのむしあん」とも「さちゅうあん」とも呼ばれているようです。伊賀上野には「芭蕉五庵」(無名庵・蓑虫庵・東麓庵・西麓庵・瓢竹庵)と呼ばれる芭蕉にゆかりの五つの草庵があったのですが、現在残っているのはこの「蓑虫庵」だけなのだそうです。持ち主の変遷や荒廃を経て現在にいたるこの庵が開かれたのは、1688年の3月。300年以上の歴史の中で、芭蕉ゆかりの庵ということが語り継がれていたことに、日本の文芸「俳句」の奥深さをかんじます(^^ あいにくの天気ということもあってか、私たちの見学中には、他に訪れる人もなくとても静かな空間でした。受付の方は「庭は蚊が多いから」と携帯用の蚊取り線香を貸してくださいました。お心遣いありがとうございました(*^。^*)
蓑虫庵 名所・史跡
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庭には、草生した池がありました。これがあるからきっと蚊が多いんですね(*^。^*)
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そして、その草生した池のそばにこの「古池塚」が建っています。芭蕉のもっとも良く知られた「古池や蛙飛び込む水の音」とあわせて跳躍する蛙の浮き彫り。上にあいている丸い穴は、蕉風(芭蕉とその門流の誹風=さび・しおり・細み・軽みを重んじ、幽玄・閑寂の境地を主とし、形式は必ずしも古式に従わず、殊に府合は余情を含んだ匂付を尊重する)開眼をあらわす丸窓なのだそうです・・・へぇφ(..)メモメモ この「古池塚」を考えると、この池は草生してないといけないのね、納得(*^。^*)
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愛染院に咲いていた秋明菊(*^。^*) 白の一重咲きはよくみかけますが、八重はめずらしいかも♪ 菊ってついてますけど、アネモネの仲間です。
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「愛染院」の本堂です。愛染院は、芭蕉の生まれた松尾家の菩提寺で、両親は愛染院に葬られています。芭蕉本人の方は、元禄7年10月12日(1694)旅の途中に大阪でなくなったため、遺言により大津市善所の義仲寺に葬られました。そのため、この「愛染院」には訃報を受けた伊賀の門人等により持ち帰られた遺髪が納められ「故郷塚」としたのだそうです。
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「故郷塚」です。茅葺き屋根の小さなお堂の中に高さ70センチほどの石があります。碑面はとっても読みにくのですが、「芭蕉桃青法師」って彫ってある、といわれればそうかなぁ?くらい(*^。^*) 芭蕉の没後、伊賀の門弟たちは毎年ここで「しぐれ忌」を催し追善したそうです。ここには尾崎紅葉や川端康成をはじめ多くの文人墨客が参詣したらしい・・・文豪たちは、どんな感想をもったのかなぁ?
故郷塚 名所・史跡
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「俳聖殿」です。芭蕉の生誕300年を記念して昭和17年に建立。1階は八角形、2階は円形の木造2階建てですが、屋根は桧皮葺です。外観は芭蕉の旅姿をあらわしているという、なかなか昭和17年にしては、斬新で大掛かりなデザイン発想だと思います(*^ー^*) 上層の屋根が芭蕉の笠、そのすぐ下の額のあるところが顔、下層の屋根は蓑と衣を着た姿で、堂は杖と足を表現しているんですって♪ これは傷みだと思うのですが、上層の屋根はすでに円形ではなく、大きく波打っています・・・昭和に建てられた和風建築の方がそれ以前の建物より先に倒れちゃ、名折れだとおもうけどな・・・
俳聖殿 名所・史跡
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「俳聖殿」の中には、伊賀焼きの芭蕉像が置いてありました(*^ー^*) 命日の10月12日には「芭蕉祭」が行われて開扉されますが、とびらの格子からその姿を拝することはできます♪ 芭蕉像の作者は「俳聖殿」の建設者である「川崎克(かわさきこく)」。私は、ここに来て芭蕉よりもこの川崎さんの方に興味津々!・・・調べてみたら、明治法律学校を卒業した政治家で、鳩山一郎と仲良し(?)だったらしい(^^ 私財を投じて「俳聖殿」を建立するなんて、あのころの政治家ってふとっぱらよね。その政治家だった川崎さんが、この芭蕉像を作ったってほんとかなぁ・・・これも出資・立案だけ?
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「上野城」です。日本のお城って明治になったときに取り壊されて、しばらくしてから再建されたものが多いのだけれど・・・この上野城は、ちょっと違います(*^ー^*) 関が原の戦いの後、伊賀・伊勢両国の城主として、伊予から移ってきた藤堂高虎は、家康からの密命を受け上野城の大改修に着手しました。当時、戦国武将のなかでも築城の名人と言われていた高虎は、自ら縄張りを指図、目前に迫る豊臣氏討伐戦に備えるため、濠を深くし、30mの高石垣で囲み五層の大天守を築いたのです。しかし、出来上がる直前の1612年9月2日に台風で倒壊L(゜□゜)」オーマイガ! 結局「豊臣氏討伐戦」には関わることなく、その後出された諸大名の城普請を禁止令のため再建されることなく明治維新を迎えます。本当に出来上がる直前だったのかなぁ?高虎って本当に築城の名手だったのかなぁ?歴史って疑いの坩堝よね、うふふ(*^o^*) ということで、この上野城はちょっと変わった再建城です。そしてこれもまたあの「川崎克」さんが私財と投じて模擬復興!どれだけ私財をもってるんだか・・・
伊賀上野城 名所・史跡
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上野城天守閣の最上階天井には、絵天井があります。その書画と「天井揮毫者芳名」を見比べて、しばらく楽しみました(*^ー^*) 立ってみてると首がいたくなるので、床に寝転がって見上げました♪「代議士尾崎行雄」からはじまって「元内閣総理大臣男爵若槻禮次郎」「俳人高濱虚子」「書家帝室技芸員横山大観」「貴族院議長公爵徳川家達」など、昭和10年当時の肩書きが書かれていて、とても興味深かったです。この写真は「内閣総理大臣海軍大将岡田啓介」の書です。わたしの審美眼がないせいかちょっと間抜けな字にみえます(*^o^*) それにしても、川崎さんの交流の広さに感服!また、天守閣の天井にこれほどの書画を集めたことに敬服。そしてこの上野城を「伊賀文化産業城」と名づけたそのセンスに脱帽! 今の時代にも川崎さんみたいに人脈力、企画力、行動力、経済力をもった政治家があらわれないかなぁ・・・
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「芭蕉翁記念館」は、私としてはハズレ(300円の価値無し)。芭蕉研究をしている方には、大切な記念館かもしれませんが、これから興味を持とうとするレベルの私には的外れでたいくつでした。もっと芭蕉初心者にも興味をもてる展示にしたらいいのにな、と思いました。一方写真の「だんじり会館」は、とても生きた展示で楽しかったです(*^ー^*) いつか「上野天神秋祭」狙いで伊賀上野を再訪したいとおもったもの! 特に上野天神祭に欠かせない鬼行列には興味津々。江戸時代にお祭の趣興のひとつとして登場した仮装行列が恒例となったらしいのですが、展示してあるさまざまな鬼面の表情にひきつけられてしまいました。これは500円の価値あり♪ 天神祭りに実際使われる山車や面が展示されているので、祭りの最中は閉館です(*^o^*) レプリカや現役引退展示物が多いこの時代に、現役展示物っていうのもおもしろいです。
芭蕉翁記念館 美術館・博物館
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伊賀上野に来たら、名物の「田楽」も食べなくちゃね(*^o^*) ということで、どこで食べたもんだか悩んでいたのですが、先ほどたずねた「だんじり会館」のボランティアガイドさんが、こちらの「田楽座わかや」を教えてくださいました(*^ー^*) 地場のおいしいものは地場の人に聞くにかぎりますよね♪ 写真は湯葉の刺身。お豆腐もここで手作りらしく、湯葉もおいしい(涎)
田楽座 わかや グルメ・レストラン
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ほ〜ら、香ばしい味噌のかおりがしてきませんかぁ?\(^。^)/ 私達は、豆腐田楽、ごはん、お吸い物、漬物つきで840円のセットを頼みました。写真にコメントつけててまた食べたくなっちゃった!
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伊賀くみひもセンターに行きました(*^ー^*) 絹独特の光沢が美しい組紐はとても魅力的!とても判りにくい場所に、かつ地味に建っている伊賀くみひもセンターですが、気軽に丸台組ひも作成を体験できて大満足♪ 私はきーホルダーとブレスレットを作りました。作品ひとつ1000円で、センターの方が丁寧・親切に指導・サポートしてくださいます。もっと道案内の看板を大きく、わかりやすくしたらいいのに(^^
伊賀くみひもセンター組匠の里 美術館・博物館
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今夜のお宿は「国民宿舎五條緑水苑」 階段がつらい母のために1階のお部屋に変更してくださるなど、心遣いのあるフロントです。駐車場のエリアわけが狭くてとても駐車しにくかったです。吉野川に臨む好立地ってガイドブックには書いてあったけど、次回は別の宿をさがすかなぁ。お部屋も明るくてきれいだったんだけど、なんかね、全体的に空気がカビっぽくて、大食堂も薄ら寒い印象なのよね・・・(^^ヾ
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