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新婚旅行及び結婚式を兼ねた(笑)毎年恒例のドイツ旅行。今年はスイスへ足を伸ばすことにしました。まずはチューリヒから出発、有名な観光列車・氷河特急に乗りスイスの美しい景色を堪能しました。

ドイツ・スイス旅行記2002(1)氷河特急の旅

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2002/07/07 - 2002/07/08

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たま

たまさん

新婚旅行及び結婚式を兼ねた(笑)毎年恒例のドイツ旅行。今年はスイスへ足を伸ばすことにしました。まずはチューリヒから出発、有名な観光列車・氷河特急に乗りスイスの美しい景色を堪能しました。

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  • 2002年7月7日、快晴の朝であった。これからチューリヒに向けて成田を出発する。<br />今回はウェディングドレスを持っていく必要があり、ご覧のような大きなバックを抱えていくことになる。これが今回の旅行を大きく左右することになろうとはこの時は全く思いもしなかった…。

    2002年7月7日、快晴の朝であった。これからチューリヒに向けて成田を出発する。
    今回はウェディングドレスを持っていく必要があり、ご覧のような大きなバックを抱えていくことになる。これが今回の旅行を大きく左右することになろうとはこの時は全く思いもしなかった…。

  • 今回は新婚旅行ということもあり、4度目にして初めて直行便を利用。10:30発チューリヒ行JL451便は通常は今は亡きMD11であるが運良くTV付のB747-400での運航であった(今思えばMD11が良かったけど)。アサインされた席はアッパーデッキで、こじんまりしていてなかなか快適であった。<br />ところがアッパーデッキはラックが小さいので、ドレスのバックの持込を拒否され、やむなく預けることに。しかしチューリヒ空港に着いていくら待ってもドレスが出てこない!調べてもらうとなんと次のLX便に乗せられているという。直行便なのにロストされるとは…。地上係員の対応も冷たく、嫁は涙ぐむし、全く初日からついてないものだ。。。

    今回は新婚旅行ということもあり、4度目にして初めて直行便を利用。10:30発チューリヒ行JL451便は通常は今は亡きMD11であるが運良くTV付のB747-400での運航であった(今思えばMD11が良かったけど)。アサインされた席はアッパーデッキで、こじんまりしていてなかなか快適であった。
    ところがアッパーデッキはラックが小さいので、ドレスのバックの持込を拒否され、やむなく預けることに。しかしチューリヒ空港に着いていくら待ってもドレスが出てこない!調べてもらうとなんと次のLX便に乗せられているという。直行便なのにロストされるとは…。地上係員の対応も冷たく、嫁は涙ぐむし、全く初日からついてないものだ。。。

  • 初日のホテルは空港近くのヒルトンにしていたので、所在無く到着ロビーで1時間ほど待ち、ドレスは何とか確保。宿に着いたのは着いてから3時間くらい経ってしまっていた。たまたま空港近くのホテルに宿泊してたので良かったけど、そのまま列車に乗ってたりしてたらどうするつもりだったんだろう…。

    初日のホテルは空港近くのヒルトンにしていたので、所在無く到着ロビーで1時間ほど待ち、ドレスは何とか確保。宿に着いたのは着いてから3時間くらい経ってしまっていた。たまたま空港近くのホテルに宿泊してたので良かったけど、そのまま列車に乗ってたりしてたらどうするつもりだったんだろう…。

  • 夕食を食べに列車に乗ってZuerich HBへ向かう。スイスの中心駅にふさわしい大きな駅であった。<br />時刻は20時を回っていたが、まだまだ明るい。ではあるが今日はロストのダメージが大きく、早めに帰って休むことにした。

    夕食を食べに列車に乗ってZuerich HBへ向かう。スイスの中心駅にふさわしい大きな駅であった。
    時刻は20時を回っていたが、まだまだ明るい。ではあるが今日はロストのダメージが大きく、早めに帰って休むことにした。

  • Hilton Zurich Airportはヒルトンにしては安くて快適なホテルであった。また空港の近くにもかかわらず緑豊かな景色が堪能できるのはさすがスイスだ。<br />種類豊富なバイキングを楽しみ、チェックアウト。いよいよスイスの旅がスタートだ。

    Hilton Zurich Airportはヒルトンにしては安くて快適なホテルであった。また空港の近くにもかかわらず緑豊かな景色が堪能できるのはさすがスイスだ。
    種類豊富なバイキングを楽しみ、チェックアウト。いよいよスイスの旅がスタートだ。

  • 今日は有名な氷河特急に乗り、ツェルマットへ行くことにしている。まずはZuerich HB 9:10発のInterRegioでChurへ向かう。結構混んでいたが席を何とか確保。

    今日は有名な氷河特急に乗り、ツェルマットへ行くことにしている。まずはZuerich HB 9:10発のInterRegioでChurへ向かう。結構混んでいたが席を何とか確保。

  • チューリヒを出発して10分、列車はチューリヒ湖に沿って東進する。わずか10分でこの風景とはうらやましい。

    チューリヒを出発して10分、列車はチューリヒ湖に沿って東進する。わずか10分でこの風景とはうらやましい。

  • バーレン湖畔の景色やマイエンフェルトの緑を楽しみながら、10:44にChur着。10:57発の氷河特急Zermatt行に無事乗り込む。スイスの鉄道は時間に正確なのがありがたい。<br />この区間は予約必須ということで日本から予約しておいたが、ブリークまではそれほど混んでいなかった。

    バーレン湖畔の景色やマイエンフェルトの緑を楽しみながら、10:44にChur着。10:57発の氷河特急Zermatt行に無事乗り込む。スイスの鉄道は時間に正確なのがありがたい。
    この区間は予約必須ということで日本から予約しておいたが、ブリークまではそれほど混んでいなかった。

  • 10:57に出発。いよいよ氷河特急の旅がスタートする。まずはライン川に沿って進んでいく。ここは長いライン川の上流部に位置しており、水がとても清らかで気持ちが良い。今日も天気がよく最高だ。

    10:57に出発。いよいよ氷河特急の旅がスタートする。まずはライン川に沿って進んでいく。ここは長いライン川の上流部に位置しており、水がとても清らかで気持ちが良い。今日も天気がよく最高だ。

  • このあたりは氷河の変動とライン川の浸食により複雑な地形を形成していて、ごつごつした岩山が迫力がある。列車は右に左にカーブして進んでいく。

    このあたりは氷河の変動とライン川の浸食により複雑な地形を形成していて、ごつごつした岩山が迫力がある。列車は右に左にカーブして進んでいく。

  • 右手に大きな修道院が見えてくると、ディセンティス駅に到着。ここまではRhBの運行であったがここからはFOに変わり、編成も短くなる。RhBはラックレール区間がなく比較的のんびりした旅であったがここからはガリガリ音を立てながら一気に標高を上げていく。<br />さて時刻は12:30。昼食を予約してあったので食堂車へ行く。座席は8割がた埋まっていて、やはり予約なしではちょっと厳しそうであった。<br />

    右手に大きな修道院が見えてくると、ディセンティス駅に到着。ここまではRhBの運行であったがここからはFOに変わり、編成も短くなる。RhBはラックレール区間がなく比較的のんびりした旅であったがここからはガリガリ音を立てながら一気に標高を上げていく。
    さて時刻は12:30。昼食を予約してあったので食堂車へ行く。座席は8割がた埋まっていて、やはり予約なしではちょっと厳しそうであった。

  • メニューは基本的に定食のみであっという間にメインが出てきた。肝心の味であるが…特に黄色いもの(正体不明)がちょっと。通信費込みでひとり4,000円以上かかっているのであるが、まあ雰囲気勝負といったところ。

    メニューは基本的に定食のみであっという間にメインが出てきた。肝心の味であるが…特に黄色いもの(正体不明)がちょっと。通信費込みでひとり4,000円以上かかっているのであるが、まあ雰囲気勝負といったところ。

  • 食事をしているうちに列車は一気に高度を上げていた。2000mを超えると森林限界を超え、木々が消えて荒涼とした景色になる。そして最高点のオーバーアルプバスヘーエ(2033m)を通過。峠の湖に沿って大きくカーブする。氷河特急の見所のひとつであるが、残念なことに反対側の席だったのでこんな写真しか撮れず。<br />食事時間がこの区間ってのはちょっと損かもしれない。

    食事をしているうちに列車は一気に高度を上げていた。2000mを超えると森林限界を超え、木々が消えて荒涼とした景色になる。そして最高点のオーバーアルプバスヘーエ(2033m)を通過。峠の湖に沿って大きくカーブする。氷河特急の見所のひとつであるが、残念なことに反対側の席だったのでこんな写真しか撮れず。
    食事時間がこの区間ってのはちょっと損かもしれない。

  • 氷河特急は名前のとおりの氷河を間近に見れるわけではないが、雪の残る山々を望みながら、列車は徐々に高度を下げていく。

    氷河特急は名前のとおりの氷河を間近に見れるわけではないが、雪の残る山々を望みながら、列車は徐々に高度を下げていく。

  • 遠くにフルカ峠を望みながら、アンデルマットに向かって列車は急勾配を下っていく。

    遠くにフルカ峠を望みながら、アンデルマットに向かって列車は急勾配を下っていく。

  • アンデルマットの町が見えてきた。アンデルマットは小さな町であるが、宿場町として栄えた交通の要衝である。こじんまりとした町並み、そしてFOの車庫がまるで模型のようで面白い。

    アンデルマットの町が見えてきた。アンデルマットは小さな町であるが、宿場町として栄えた交通の要衝である。こじんまりとした町並み、そしてFOの車庫がまるで模型のようで面白い。

  • アンデルマットを出発すると、レアルプで旧線を走るSLをちらっと見た後、新フルカトンネルに入る。ローヌ氷河に迫る区間を置き換えて作られた重要なルートであるが、何しろトンネルであるからつまらない。<br />トンネルを抜けるとヴァリス州。川沿いに広がる谷に沿って下りながら進んでいく。花々がきれいだ。<br />

    アンデルマットを出発すると、レアルプで旧線を走るSLをちらっと見た後、新フルカトンネルに入る。ローヌ氷河に迫る区間を置き換えて作られた重要なルートであるが、何しろトンネルであるからつまらない。
    トンネルを抜けるとヴァリス州。川沿いに広がる谷に沿って下りながら進んでいく。花々がきれいだ。

  • アレッチ氷河を抱える山々を望みながら列車はスピードを上げた。スイスらしい牧歌的な風景がどこまでも続いていく。

    アレッチ氷河を抱える山々を望みながら列車はスピードを上げた。スイスらしい牧歌的な風景がどこまでも続いていく。

  • シンプロン峠を望むブリークに到着。ここからはBVZに運行が変わる。ブリークの駅はSBB/BLSの駅前にあり路面電車のような雰囲気だ。<br />ここで観光客が沢山乗ってきて満席になる。2000mを越える地点を過ぎた身にとって、671mとそれほど標高の高くないブリークはとても暑い。<br />進行方向も変わり、15:23出発。

    シンプロン峠を望むブリークに到着。ここからはBVZに運行が変わる。ブリークの駅はSBB/BLSの駅前にあり路面電車のような雰囲気だ。
    ここで観光客が沢山乗ってきて満席になる。2000mを越える地点を過ぎた身にとって、671mとそれほど標高の高くないブリークはとても暑い。
    進行方向も変わり、15:23出発。

  • 列車はフィスパ川に沿って上っていく。ラックレール区間がところどころにあり、ガリガリ音を立てて上っていく。駅でも何もない区間で突然歯車が回り始めるのはなかなか興味深い。<br />ヴァイスホルンをはじめとする4000m級の山々に日が陰ってきたころ、16:43に大きなツェルマット駅へ到着。6時間近い長旅であったが景色の変化が楽しい旅であった(嫁がどう思っているかは知らないが…)

    列車はフィスパ川に沿って上っていく。ラックレール区間がところどころにあり、ガリガリ音を立てて上っていく。駅でも何もない区間で突然歯車が回り始めるのはなかなか興味深い。
    ヴァイスホルンをはじめとする4000m級の山々に日が陰ってきたころ、16:43に大きなツェルマット駅へ到着。6時間近い長旅であったが景色の変化が楽しい旅であった(嫁がどう思っているかは知らないが…)

  • ツェルマットのメインストリート、バーンホフ通りを歩く。古いシャレーが並ぶスイスのリゾート地らしい通りである。もっとも日本人がとっても多かったが。

    ツェルマットのメインストリート、バーンホフ通りを歩く。古いシャレーが並ぶスイスのリゾート地らしい通りである。もっとも日本人がとっても多かったが。

  • 通りを進んでいくと、見えましたマッターホルン。ちょっと雲にかかっているが実に存在感のある、美しい山である。明日はマッターホルン目指して進む旅。今日のように晴れていてほしいが…。

    通りを進んでいくと、見えましたマッターホルン。ちょっと雲にかかっているが実に存在感のある、美しい山である。明日はマッターホルン目指して進む旅。今日のように晴れていてほしいが…。

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