エジプト旅行２００４−２

2004/12/15 - 2004/12/22

２００４年１２月１５日−２２日エジプトに旅行しました。−２としてアスワン、アブシンベルを記します。これらの各都市へは航空機で移動しました。上から見るとエジプトは砂漠とナイル河と美しい色の花を咲かせる熱帯植物（これは上からみえませんが）です。表紙はかの有名なアスワンハイダムです。

エリア エジプト

アスワンハイダムから見たナイル河です。悠久のナイル河もダムなしには人々に益をもたらさないのでしょう。１９７０年に完成したのです。

アスワンハイダム近くのナセル湖です、５００ｋｍも続く大きな湖となったのです。

アスワンハイダム建設の記念塔です、ちょっと面白い形です。

アスワンのカタラクトホテルですが、ここでアガサクリスティーがナイル殺人事件を書いたということです。このあたりは素晴らしい眺めで良い構想も湧く事と思いました。ヨーロッパの避暑地のようでもあります。ちなみに私達はこの前のニューカタラクトホテルの宿泊しました。

ニューカタラクトホテルからの素晴らしい眺めです。

アスワンからアブシンベルあたりではスーダンとの国境に近いのでヌビア人がいます。アスワンのナイル川でファルーカという帆掛け舟が観光用なのか用意されており、民族衣装のヌビア人が漕ぎ、民謡をうたい、またビーズやラクダの骨などから作ったこまごました民芸品を販売披露してくれました。なにか懐かしさを覚える温和な人々のようでした。

カタラクトホテルの庭の熱帯植物の花です、色がとてもとても鮮やかで美しいですが、、、、（人がじゃま？）

イシス神殿です。イシス神がホルス神を生んだというフィラエ島にあったのをアスワンダムを建設する際に水没の憂き目をみるので、今のアギルキア島に移されたのだそうです。この島では古代エジプト王朝末期からローマ支配時代くらいのものが多いようです。

アスワンの石切り場です。古代エジプトのファラオ達がオベリスクを作るためにここにしかない御影石で巨大な石をここから切り出した跡が残っています。

アブシンベル神殿前のナセル湖です。アスワンからずーっと続いているのでしょう。

巨大なアブシンベル大神殿と小神殿です。神殿の中には素晴らしい壁画の数々が、、。ラムシス２世が造ったというのですが、スーダンとの国境近くまでその権力が及んだのです。ラムセス２世の巨像は２０ｍあるそうです。小神殿は美しい王妃ネフェルトアリのために建造したものだということです。また、アスワンハイダムの建設により水没するというので、高さ６０ｍ上に、上げ横に１８０ｍ移動し、ここに移転したというのは有名な話です。１９６４−６８年にユネスコの資金救済により完成したということです。

この旅行記へのコメント （1）

• hirotanahashiさん 2004/12/29 14:41:38

  古代エジプトへの感想

  ここに５０００年前から古代王朝が発生しはぐくまれたのですねー、なんて今更ながら感嘆感嘆です。エジプトは砂漠とナイルとやしの木の土地、そして太陽というイメージですが、子供の頃そういう漫画も見たなー、とか変なところに思い至ったりし、古代エジプト人の偉業が来てみて身近になったりするのです。