2004/11/27 - 2004/11/30
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NinjaCatさん
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11月の終わりに、異教徒のカサールの城を二つ回り、そしてピレネー山脈のひとつ、カニグー山の秘境にあるサンマルタン・カニグー修道院を訪問。
私が、凍る秋の終わり、その日、私がたった一人の訪問者であった。
そして、ピレネー山脈を越えてスペインに入ったのであった。
-
この日、ロンドンから格安飛行機Ryanairで、スタンステッド空港より、フランスPerpignan(ペルピニャン)に降り立つ。
Ryanairのプロモーションで、運賃は無料、税金のみを支払うというチケット。
写真はペルピニャンを出て、レンタカーをして走り出してすぐ。すでに城がみえる。
でも、小さくてわからないかな。 -
この辺は、ワイン作りが盛んなのだ。
地域ごと、村ごとに、いろんなブランドのワインが楽しめる。
NinjaCatはワインがお得意じゃないけど、今回は地元のワインを飲むようにがんばってみようと思う。 -
今夜の目的地、Cucugnan(コクニャン)へ行くまでに小さな村、町を通る。
ある町で、ラリーの車がいっぱい走っていくのが見えた。
あっという間で、写真で取れたのは、この一枚。
後方の車。
ラリーの車は、広告がいっぱいで派手だ。
エンジン音もすごいしね。 -
Cucugnan(コクニャン)へ向かってひた走る。
乾いた空気がロンドンとの違いを感じさせる。
気候はちょっとマイルドかな。 -
写真の中央、カサールの最後の砦、シャトー・ド・ケリブスが見える。
小さいけど、遠めにこれだけ見えるんだから、すごいお城だって想像できるでしょ? -
今夜の宿泊地、コクニャンに行く前に、シャトー・ド・ケリブスに行ってみる。もう夕暮れ。
山のてっぺんにあるのだよ。
そこへ、徒歩で登っていかねばならない。
今回は山の中腹で城を臨んだだけ。明日に思いをはせる。
中腹からの夕焼け。 -
あっという間に、夕暮れになって。
太陽が沈んだと思ったら、
反対側では
おおおっ!
丸い、赤い、大きな月が現れた。
写真では、迫力が足りないけど、神秘的というか、ちょっとコワイものがある。
異教のカサール(Cathar)の人達も、こんな月を見て信仰への思いを強めたのか... -
コクニャン(Cucugnan)はCatharの城を廻るのに、最適の場所。
ケルブス城(Chateau de Queribus)とペイレペルプス城 (Chateau de Peyrepertuse)の中間点。どちらへも、車で20分くらいだ。
ちなみに、このニャン(猫ではないよ)は、町という意味らしい。だからこのコクニャンは鶏の町なのかな。空港があったペルピニャンはなんていう意味なんだろうねえ。
さて、ここで見つけたお勧めの宿。
オーベルジュ・ド・コクニャン
っていうか、小さい村でここしか冬場は空いていない。
なんと、この一軒しかない宿がとんだ掘り出し物だったの!
とっても清潔で可愛い部屋、きれいなパスルーム付きで二人で45ユーロは安い! -
ここは、夕食のための食堂。
石造りのアーチが可愛い、とっても雰囲気のある食堂。
結構歴史が古いのかな。壁も全部石造り。
最も、町が古く、中世の町並みそのままなんだ。
実は食堂、広くて2階もあるんだよ。
そして、その2階から1階を見下ろすことができるの。 -
さーて、食事の始まり始まり。
何しろ村で一軒しか空いてなかった宿。
そして村は静まりかえっていて、人もまばら、というか、ほとんどいない。
期待していなかったのに、食堂に入ったとたんに結構先客が。
しかも、先客が食べているお皿をみて、ごっくり。
これは期待できそう!
思い切って28ユーロのコースを選んでしまった。
さ、コクニャン産のロゼワインに始まり、
NinjaCatはランゴスティン(手長海老)のカクテルー手前、NinjaCat夫はとってもフレッシュなスモークサーモンとアボガドの前菜。
このスモークサーモン、スモークといってもほぼ生っぽくて色もとてもピンク。
ランゴスティンもいっぱいあって、歯ごたえあり。
うまいよ〜。 -
さて、メインはNinjaCat夫は
フォアグラをはさんだビーフ、ベーコン巻き。
そしてきのこ(珍しいキノコだ)を乗せたトリュフソース。
備え付けはポテトグラタン。
NinjaCatも肉をちょっと頂いたが、柔らかくて、おいしかった!レアだったけど。平気にジューシー。 -
NinjaCatのメインは海老のソテーにポテトグラタン。
今在住のロンドンではおいしいシーフードがないので、これは嬉しいメニュー。
普通の海老のソテーに見えるけど、味付けが香ばしくておいしい!
大きくて量も文句なし! -
デザート。
手前。
この土地(別名カタラン地方−南フランスと北スペイン)の名物、カタラン風カラメル..いわゆるカスタードプリン。これは温かなクリームブリュレ。
ああ、最高においしい.....
夫は、レモンとパッションフルーツのシャーベット。
でもね。明らかにホームメードなの。
シャーベットにちゃんと果肉が入っている。
NinjaCatもいっぱい盗んでしまいました。
う、ま、い〜。
シャーベットがこんなにおいしいものだったなんて。 -
デザートの後は、チーズの盛り合わせが。
チーズボードに8種類くらいのチーズが。
皆で、思い思いに切って食べました。
私はアオカビ系を避けていただきます。
さて、1階(私達は2階席)では村のおじいさいの90歳の誕生日パーティ。
私達も拍手をしておめでとうと祝います。
たくさんの人がお祝いに駆けつけて、おじいさんは笑みを称えてケーキの蝋燭を消します。
なんとも、フランスの田舎生活の温かさを感じる夜でした。 -
翌日。
村を散歩。
おっと、
猫さんがいますよ。
猫キチなNinjaCatはカメラを握って近寄ります。 -
すると、猫が実はこんなに!
皆、家族なのかな。
まるく固まって、あたたかそう。 -
さて、Cucugnan(コクニャン)の村から臨む風景。
この小さな村も小さな高台にあります。
フランスではよく、高台に(鷲巣村のように)ありますよね。
回りはワインのためのぶどう畑が広がります。
小川が流れる音も聞こえてきました。 -
昨日、いっしょに宿探し(といっても村には一軒しか空いていなかったが)をしたルクセンブルグ出身のカップルと宿を出て、駐車場に向かう。
かれらは南フランス、モンテペリエの大学で留学生をしている。
そこへ、村の犬がちょこちょこついてくる。
そのまま、駐車場までついてきた。
フレンドリーな犬だ。
フランスの田舎の村はいいね。 -
さて、今日はケルブス城に上る。
山の中腹に車を置いて、徒歩で山を登る。
見上げると、お城が見えてきました。
今日は、ちょっと霧が掛かっています。
霧がなければ山の頂上にある城からの眺めは最高なんだけど、
ちょっと、オソロ恐ろしい感じですね。今日は。 -
お城から、見下ろすとこんな感じ
-
このお城はカサール(Cathar)の人達の最後の砦。
この地域にはたくさんのカサールの城がある。
Catharはゾロアスター教に似た二元論を信じる、禁欲的な宗教だ。
女性の権利も高かったり、結構進歩的な宗教だったのだが、ローマカトリックの十字軍に滅ぼされてしまった。このいくつもの城の中でこれが最後の城。
つまり、もっとも責めにくい手強い城だった。
城の中には教会もある。 -
教会のなか。
-
教会から窓を。
一般的に教会は地下部分もあるのだが、ここにも。
ただし、上階部分がなくなって、地下部分が現在の床となっている。 -
なんか、美しいでしょう?
-
さあ、降りて帰ろうとするとき。
城を降りていこうとするところ。 -
城からピレネー山脈を望みます。
-
この日、ラリーレースをしている音がどこからともなく聞こえてきました。
しかし、このラリーが今日の予定に響くことになろうとは、その時は気がつかなかった... -
ケルブス城が山の頂上にそびえていることがわかりますね。
城から見る風景は絶景です。
が、
建築する側とすれば、なんとも大変だったことでしょう。 -
さて、ケルブス城を見た後は、次にペイレペルトウス城(Peyrepertuse)に行きます。
こんな急な道を20分ほど、徒歩で登っていかねばなりません。
夏場は水ボトルが絶対必要ですね。
これは見下ろしたところ。 -
さて、上りきって...
-
これも城の内部。
教会とは別にチャペルもこの奥にあります。 -
城の敷地内は広い。
これはまた別のエリアにいくのに。 -
-
-
写真でははっきりみえないのですが、岩のうねり、断層が良く見えます。
ピレネーに近いこのあたり。
地殻変動で岩が何億年の時間をかけて盛り上がり、山を構成してきたのですね。 -
ふもとの村でDuilhacで。
日曜日なのだけど、パン屋さんが開いており、バゲットと、ジュース、ハム、チーズなどを買ってピクニックの用意を。
これからピレネーを越えて長いドライブ。
スペインに行くのです。
そのパン屋さんの2階には可愛い猫ちゃんが。
NinjaCatの心から愛してやまない飼い猫、Ninja君にそっくりです。
ちょっぴり、ホームシック。 -
さて、これからピレネー山脈のカニグー山(標高2784m)にあるSt.Martin de Canigouに。
その前に、Gorges de Galamus(ガラムス渓谷)を通ります。
これが絶景なのです。
道が狭くて、道には停止禁止のマークが。
他の車が通れなくなりますから。 -
ほらほら、狭いでしょう?
ほとんど車一台しか通れませんよ。 -
車を止めちゃだめだっていうのに、回りを見回してとめて写真を取る。
だって、絶対この辺、すごいんだもん。
さ、道から渓谷を覗いてみる。
写真では迫力が足りませんが、非常に深いのです!
この割れ目の下には川がごう〜!という音を立ててながれているのです。 -
こんな風に、山を切り裂いて作っている道路。
-
絶景でしょ?
-
トンネルも通ります...
-
川が見えます。
-
ちょっとした広場があったので(小さいけど、ショップもありました)そこでそろそろ空いてきたお腹を満たすことに。
ちょっと簡単なピクニックです。
真ん中のワインは昨日のコクニャンの夕食の残り。
コクニャンのロゼ。
中央にあるパン・オ・レザンはおいしすぎて、ほとんど終わってしまった ←犯人は私 -
このドライブインから、徒歩でなにやら小さい祈りの場がある様子。(Saint−Antoine de Galamus)
そこで命を終えた神父さんのお墓や岩をくりぬいたチャペルがあるようです。
時間がなかったので訪れなかったけど、是非行ってみたいところだったなあ。
徒歩で、20分といったところか? -
渓谷をでて、ずっと山の道を走ります。
この辺の風景は本当に絶景が続きます。 -
ほらっ!
-
ちょっと飽きてきた?
-
そうこうしているうちに、フランスで最も美しい村の一つ、Villefranche de Conflentに。この村は周りを完璧な城塞で囲まれた村なのです。
鷲巣村の一つか、というのではなく、平坦地にあるのにもかかわらず。
この歴史的に難しいエリア、国境近くの村、町というのは、他国から守るために、こうして城塞に囲まれた村、都市が多いのですね。
入り口の厚い木戸もきちんと残っています。
訪れてみる価値のある村ですよ。 -
さて、ヨーロッパでは大抵車のナンバーに国を示すステッカーがはってあることがありますが。
さて、この車、ANDはなんでしょう。
これは貴重だと思ったのでおもわず、シャッターを。
アンドラです。
フランスとスペインの国境近くにある小さな国家です。TAX Freeなので、近辺から買い物来る人がたくさん、と聞きます。 -
これが今日の宿。
フランスのB&Bです。
二人で50ユーロ。
大抵フランスのホテルには朝食代金が別ですから、朝食がついて50は安い!
お部屋も広くよかったのですが、女の子趣味の嫌いなNinjaCat夫はレースだのなんだのの装飾が胸くそ悪い〜と文句をいっておりました。
しょうもないやつですね。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mom_momさん 2005/08/11 18:10:16
- ガラムス渓谷が綺麗ですね(^0^)
- はじめまして、NinjaCatさん
いつも、表紙のにゃんこちゃんを不思議に思っていたmom_momと申します。
ソファの下に潜りこんで、背中で移動するんですか?
ちょっと、凄い芸だわー
今日は、フランスのラングドック・ルシヨンの旅行記を拝見させて頂きました。
ケルブス城からのピレーネ山脈の美しいこと...
それにしても、ピレーネ山脈越えは凄い山道ですね(@o@;)
ガラムス渓谷! 凄いところに道路を作っているなぁ〜と感心してしまいました。
本当に凄いところですね。
きっと、ツアーだと見れない場所なんでしょうね(^^)。
ゆっくり時間があれば、是非、ドライブしたいところですね。
また、遊びに来ま〜す。
mom_mom
- NinjaCatさん からの返信 2005/08/16 02:22:49
- RE: ガラムス渓谷が綺麗ですね(^0^)
- そうなんですよ。
機会があったら、もう一度いってみたいな〜。(二度でもいいけど)
駆け足だったし、もっとゆっくり廻ってみたかったです。
Mom_Momさん、もし、いったら、ぜひ、ゆっくりしてきてくださいね。
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