2004/08/01 - 2004/08/04
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イシコロさん
学生生活最後の旅をしようと思う。
2004年8月の頭から始まる25日間の旅の序章は北京からはじまる。そして最終章はドイツのフランクフルトで終わる。移動手段は主に鉄道。
けどオレは別に鉄道マニアじゃないよ!
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8月1日
10時38分の北京行きJL788便の飛行機に乗る。2時ぐらいに着く。1万円だけ両替する。両替所で酔っ払った中国人に絡まれる。飛行機は確かに飲み放題だがこんな酔っ払うまで飲むとはこいつ高い飛行機代の元を取ろうとしたに違いない。
バスで市内へ。市内はめっちゃ発展途上してますみたいな感じでそこらじゅで工事してる。クルマもすごい走ってて中国人の自転車というイメージが消える。
15時に目的のユースホステルに着く。このユースはネットでチェックしたのでガイドブックには載っていない。そっちの方が日本人がいなくてすみそうだから。予約していなかったからドメトリーではなくシングルルームになってしまった。一泊130元=1400円ぐらいか。中国にしてみたら高ついたかも。ちなみにビール30円だった。
荷物を置いて観光へ。
天安門広場へ。だだっ広く中国って感じがした。
紫禁城のでかさにビックリ。毛沢東の肖像画がどどーとあって社会主義国っぽいなーと感じた。城門に15元で登れた。学生料金って書いてあるのに学生証を提示しても学生料金にしてもらえないのがむかついた。結構な景色で天安門が一望できた。
観光客でいっぱいだった。ここで文化大革命や天安門事件が起こったのかと思うとなんとも不思議な感じがした。紫禁城の中に入ろうと思ったがじっくり見たかったので明日見ることにする。中山公園を散歩して、西単の繁華街に行く、街中で売ってるケバブを食べる。ほかにも屋台で売ってるものを買ってそれらを夕飯にする。スーパーでシャンプー、石鹸、ミネラルウォーターを買う。
感想:北京についてあんまり調べてこなかったでスケジュールとかをあんまり決めてなかったので行き当たりばったりだった。それでも結構面白かったりするときもあるが今日ははずれだったっぽいなー。 -
8月2日
紫禁城へ。または故宮博物院英語の名前は Forbidden City 結構センスあるネーミングだと思った。ガイドブックと山川の教科書のおかげでわかりやすかった。
結構修復中だったりしたのが残念。
台湾の故宮博物院にも行ったことがある。やっぱ大陸の故宮博物院はでかさが違った!広場はでかいしびびった。玉座とかいろいろあって一つ一つ「地球の歩き方」には説明がついてて非常にためになった。そんで世界史の教科書のおかげで中国史を思い出しながら観光したことでよりリアルに中国の歴史を感じることができた。 -
故宮博物院の中のスタバ!
歴史的な建物の中ににも外資の参入だ。すごい違和感を感じた。 -
景山公園から見下ろす故宮博物院。
霧が出てきてて幻想的な雰囲気だった。
北京市内が一望できて夜景もすばらしいらしい。 -
市内のスタバで休憩してたら隣の女の子が日本人だった。
中華を一緒に食べようと思った。中華って一人で食べてもつまんないし、いろんな飯をつまめないじゃん。
普通に話し掛けた。こっちに留学してる大学生だった。そんでトークが弾んだ頃、今夜一緒に北京ダックでも食べないかと聞く。
駄目でした…
なんか日本から友人が来るからとか言われてしまった…
別に下心とかないよ、これホントだよ。
結局気まずく一人で北京ダックを食べた。別に美味いもんじゃないなー。日本で食べたほうが日本人の舌にあわせたりしてるから甘いんじゃん。中国人の舌は日本人の舌と違うらしい… -
8月3日
万里の長城へ。八達嶺長城は一番混んでて人の長城ができるという噂からそこは避けて慕田峪長城のツアーを申し込む。
いろんなホテルで客をピックあっぷしていき総勢12名のツアーだった。ガイドさんは発音悪い英語で丁寧に説明してくれて好印象だ。10時に出発し、1時に長城のふもとに到着する。ゴンドラで上までいく。めっちゃ空いてた。 -
長城の修復されてる部分の端っこまで行くことにする。それも結構な距離だった。
ツアーの参加者の中のオレと、カナダ人 Maria、MBA取得の Steven、アメリカ人で目黒在住のDick、そしてその友人シノブさんが一緒に端っこを目指して歩いた。写真とかをお互い撮ったり、話したりしながら進み楽しかった。 -
長城からの景色はまさに絶景だった。山の上に長城を建てていたからだ。まったく昔の人は無茶するなー。
写真は長城の修復していないところだ。 -
帰りはゴンドラに乗らないで歩いて麓もまで行った。
Stevenと二人でMBAの話を中心に、オレの就職先の話や、大学での話、トヨタの経営とかまで話しをした。MBAに興味があるのでとても面白い話だった。
帰り道はかなり道が込んでて30分ぐらいまったく身動きしなかった。中国人がもっとクルマを持ったらますます渋滞するんだろうなー -
夜ご飯は屋台で坦々麺を食べる。
ひき肉もなく、唐辛子の辛さより山椒の辛さが一際目立つ坦々麺だった。辛かったけどとても美味しかった。
この日はいろんな文化人と出会い、話をして、一人旅の醍醐味を味わった気がする。
序章終わり。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kyokosa-nさん 2004/12/05 09:36:21
- 若者の旅を楽しく拝見。
- はじめまして。
大陸を列車で縦断。すごい計画でしたね。
10年前に中国の大連から北京まで東北の旅をしていますので懐かしい感じで
見せてもらいました。私の生まれた地「ハルピン」へ母と訪ねた列車の旅は「地平線」の果てまで広大な風景に感激をしたものでした。
若い方の感覚の旅日記楽しかったです。その時の楽しさが伝わってきそう。
ハンブルグまでの旅、楽しみにしています。また見せてもらいます。
ネパールも山が素晴らしい
お時間がありましたら ぜひどうぞ。
kyoukosa-nさん
- イシコロさん からの返信 2004/12/05 22:54:10
- RE: 若者の旅を楽しく拝見。
- 書き込みありがとうございます。
僕も山とか好きなのでネパールの山とか興味あります。
行くときがあるかも知りませんので参考にさせてもらいます。
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