2004/11/07 - 2004/11/08
3732位(同エリア4444件中)
たまさん
1泊2日で宮崎へ旅行に行ってきました。宿泊したのは本格的リゾートとして…というよりつぶれたことで有名なシーガイア。シェラトン系ホテルとして再出発したわけですが、果たしてその効果は?
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー ANAグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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今回は格安ツアーのため、希望の便が取れずに朝早起きして6:30には羽田空港に到着した。
先日のドイツ旅行でプラチナ会員になったので、さっそくANAのラウンジsignetへ。来月には新ターミナルへ移るので、最初で最後の利用である。
日曜の朝ということもあってすいていた。 -
連絡バスに乗り、7:20発のNH601便に乗り込む。機材はA320・JA8400号機。シーズンオフということもありナローボディ機であった。搭乗率は6割くらい。
最近気温が高いからか、空もガスっていて、富士山はくっきり見えたがうすぼんやりしていた。ということで早起きだったこともあり到着までうとうとしながら過ごした。 -
9:05に宮崎空港着。こんなに早く来てもすることがないのでとりあえず明日の土産物の事前下調べなどをしながら時間をつぶす。
今回のツアーはシーガイアまでの送迎もついていたが、これは放棄して10:18発の延岡行に乗る。宮崎空港アクセス用として整備された713系の2両であった。車内はリクライニングシートで快適だが相変わらず内装がどぎつい。 -
10:29に宮崎駅到着。南国らしい広々とした街であった。
デパートなどを冷やかした後、今回の旅行の目当てのひとつ、チキン南蛮を食しに元祖として有名な「おぐら」へ向かう。中心部の山形屋デパートの脇の路地を入ったところにある小さな食堂がそれである。 -
チキン南蛮定食(950円)。鶏肉はむね肉で予想以上のボリュームにびっくり。甘酢とタルタルソースが微妙にミックスした味は独特であるが、ちょっと濃すぎるような気がする。昼前に入ったこともあり、おなかいっぱいになってしまって完食は結構大変だった。
個人的には…やっぱりちょっと濃すぎた味かなあ、と。 -
路線バスに乗り、シーガイアへ向かう。
乗車すること30分。あたりが国有林に沿った立派な道路に変わったころ、バスは「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」へ到着した。
行きの飛行機でも見えたひときわ目立つ大きなこのホテルは至近距離からではとても全景は入らない。 -
チェックインは14:30なのでとりあえず登録だけしにフロントへ向かうが、ものすごくロビーが騒がしい。どうも韓国企業のセミナーが開催されているらしく、その人々で埋め尽くされていた。ホテルには日本語の表記よりも大きい韓国語の案内が多数見受けられた。その一方個人ツアーである我々への案内は皆無。ネットで言われているようにあんまりソフト面での対応がよくないように感じた(ま、格安ツアーだから大きなこと言えないが)
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シーガイア名物のオーシャンドームへ向かう。ここもセミナー客ばかりで混雑していた。ロッカーの案内は日本語の方が小さかった。別に海外なら気にしないけど、ここ日本だし…。
ドーム内はちょっと肌寒いかな?という気もしたが、中央の「グレートバンク」はなかなか本格的な波を楽しめた。
休憩時間にはボードのアトラクションなどをやっていたが、成功率は低かった…。 -
ひと泳ぎした後、部屋へ向かう。今回のタイプは一番下のオーシャンスーペリアツインであったが、セミナー客がいっぱいいるからか37階のグランデフロアにアップグレードされた。広さは50平方メートルで同じだが調度品などが異なる。最もこれでもめちゃめちゃ広く、さすがハード面は申し分ない。
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ベットルームは、シェラトン自慢の「シェラトン・スイート・スリーパー・ベッド」。快適に眠れそうである。
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部屋からの眺め。さすが37階なだけあって、北側のオーシャンビューが一望でき、よい眺めだ。
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夕食は新オープンの「パインテラス」。ここはツアーのクーポンで利用できるはずだったのだが、最初セミナー客で貸切と言われ、問いただすとOKだが夜遅い方がよい、と言われたので20時頃行くと、ガラガラであった。本当にここの案内はよくわからない。
メニューはセミナー客への配慮かコリアンフェアとなっており、たしかにハングルのメニュー表記やキムチ料理にそれらしさはあったが、ビビンパとかもあるわけではなく、韓国人も怒りそうなメニューだなあと感じた。ただ地鶏焼とか豚の角煮(これって日本料理だと思うが)は結構おいしかった。 -
明けて8日朝、早起きして10月28日にグランドオープンしたばかりの温泉「松泉宮」へ行く。一般宿泊客なので1,500円を払い、浴衣をもらい「ゆかたウォーク」と呼ばれる長い通路を抜け、大浴場「月読」に向かった。他にも離れ湯などいろいろあるのだが高かったり上位フロア宿泊客専用だったりするので、利用できるのはここだけである。
新しいこともあり純和風の建物が周囲の松林に調和して美しい。 -
露天風呂はそれほど大きくはなかったが、朝早いこともあって利用者は多くはなかった。ちょっと湯温が低いかな、とも感じたがしっとりとした感触がとてもよく、疲れも取れた。
ちょうど海から上った朝日が差してきて、綺麗であった。 -
ティーテラスなどの設備は充実しており、のんびりとしたひとときを過ごすことができる。
全体としてはオープンしたてということもあり、とても満足したが、ただ宿泊客で1,500円もかかるので、それに見合うかどうかは、議論の余地はあろうかと感じた。 -
朝食は42階のヴィスタ・マーレへ向かう。パインテラスがセミナー客専用となっていたので、ここは個人客専用であった。セミナー客に埋まっていて気づかなかったが意外に個人客も多かった。42階からの眺めはこれまた素晴らしい。
和洋バイキングであったが洋食に比べ和食は大したことはないようである。
全般的には私のような格安客にとっては満足した宿泊ではあったが、シェラトンとしての接客レベルとしては、とてもまだまだだなあと感じた。 -
さて今日はレンタカーに乗り、日南海岸をドライブすることにしている。ホテルをチェックアウトし、レンタカーに乗り込む。
青島を過ぎ、堀切峠を超えると左窓には広々とした海岸がいっぱいに広がってゆく。その美しさは想像以上であった。旧フェニックスドライブインからは、一面に広がる洗濯板も見ることができる。 -
サンメッセ日南へ立ち寄る。ここはモアイ像の複製が何故か置いてある。モアイ像は真正面から見るとなかなか顔が広くて、違った雰囲気であった。
広い公園には馬やヤギなどがすごしており、天気もよくのんびりした気分になれる。 -
さらに南下して鵜土神宮に向かう。南国の植物と朱塗りの欄干のミスマッチを眺めながら先へ進むと、太平洋の大海原をのぞむ断崖絶壁の下にある洞窟内に社殿があった。よくこんなところに建てたものだと感心する。
中はとてもひんやりしていた。
洞窟内に突き出た岩は豊玉姫が育児のため乳房を岩につけたという話で有名で、したたる岩清水は「おちち飴」としても売られていた。 -
断崖の少し前には亀岩と呼ばれる岩があり、甲羅のくぼみとおぼしき所に男性は左、女性は右で投げ運玉が入るといいことがあると言われている。
ちょうど水溜りになっていたので、ストライクではなかったが転がりこむように1個入れることができた。
何かいいことありますように。 -
最後は日南の小京都、飫肥へ向かった。ここはちょうど連続ドラマの撮影地だったらしく(見てないが)視聴者っぽい団体が多数訪れていた。
城跡の石垣は歴史ある落ち着いたつくりであったが、何としたことかこの先、城内に学校があり、月曜のお昼休みだったためとっても騒がしかった。 -
城はそんな感じではあったが、鯉がいる小道や、クリーニング屋までが古い建物で営業している街並みは情緒豊かで、一度のんびり歩いてみたいところであった。
そしてここの名物「おび天」は、練り物嫌いの私でも結構おいしいと思わせるものであった。 -
空港に戻り、郷土料理屋で遅い昼食を取る。宮崎のもうひとつの名物地鶏の炭火焼を食べる。おいしかったが、ちょっと炭が強すぎたような。
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宮崎はJAL・ANA共用待合室の「ラウンジ大淀」があるので帰りに立ち寄った。今までの少ない経験で最も小さいラウンジで、座席も壁に沿ってちょっとあるだけ。向かい合わせもできず、なんとなく落ち着かないところであった。
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16:50発のNH610便に乗り帰途に着く。帰りのB767-300・JA8287号機はワイドボディ機であった。
飛行機は順調に飛行を続け、18:25に羽田空港着。1泊2日の旅行は無事終了した。
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