2004年5月ベトナム周遊その２

2004/05/22 - 2004/05/28

フエに着くと遅いランチ。そしてフエの建築物を見学に。そこはベトナム戦争で半分以上痛めつけられた王宮でした。
ここから先、ベトナム戦争の傷跡をいくつも見ることになります。遺跡好きな私には爆撃されたことが残念でたまりませんでした。
不思議なことに、ベトナムはそれをことさら強調することもなく、あわてて復興隠することも無く、自分の暮らしのペースを崩さずに少しずつ修復しているようです。

エリア フエ(ベトナム)

世界遺産フエに到着。
蓮池の間の通路を通って門に向かう。
（友人R撮影）

蓮池の周りにはプルメリア。プルメリアは沖縄やハワイで咲いてる南国リゾートの花のイメージがあるが仏教のお寺を象徴する花でもあるんです。

最初のメインの建物を抜けると広場があり右に武官、左に文官が詰める建物がある。(左右間違ってたカナ？）

その広場の正面の壁の向こうは後宮。皇帝のお相手をする女性たちの住む場所である。贅沢三昧ができるが勝手に出かけることは許されず家族とは生き別れです。

空き地の向こうは図書館だそうです。
ですが足元が危ないので近寄れません。
フエ旧市街はベトナム戦争で爆撃されたので殆どが空き地に変わってしまっています。勿体無いなぁ、もー。

フエの宮廷料理。前菜は孔雀（ニワトリ？）モチーフ。味はまぁまぁ･･･ってゆーか、日本人は贅沢になってるから･･･

コース料理の終盤。左奥は鳥を焼いたもの。右奥は海老の揚げ春巻きのようなもの。手前はお米の上に具が乗っていて、良く混ぜていただきます。

ホテルの朝はバフェ。私はできるだけ地元の料理を試すのですが･･･フエではお米の粉を水に溶いて蒸したものに何か入れてあるのが多くて味に殆どバリエーションなし。

フエのフォー。少しホットな味で私好みでした。

ホテルから見た川。この川の向こうに旧市街があります。

川向こうの市場に行った。

チェリモヤ！アメリカの小説で「果物の女王」だと紹介されていたのを読んだことがある。一度だけペルーで食べたことがあるが高価なものだった。日本では見たことが無い。

青いバナナ。これは仏様にお供えするためのものだそうです。沖縄の島バナナみたにふっくらしてた。

紫色のものはバナナの花です。これは野菜として食べるんです。

余りの暑さに飲んだジュース。左がスイカ、右がタマリンド。スイカはボーっとした味、タマリンドはド甘くて余計喉が渇くよ。

ランチの最後に出たご飯。刻んだ野菜やナッツが乗っていて良く混ぜて、灰色のスープをかけて食べる。細く刻まれたバナナの花が入っていた。これは美味しかったよ。

デザートは竜眼。そして蓮の餡が入ったココナツプディング。