金峰山山行

2002/02 - 2002/02

2月の厳冬期、1泊2日で金峰山に行って来ました。
登山道入り口まで車で行ったのですが、路面が完全に凍結していてチェーンなしでは無理なので装着。

無事、登山口まで到着し準備体操して、いざ雪の登山道を出発。

エリア 山梨

山道はずっとこんな感じ。今週は誰も歩いてないのかな?　その後、軽く雪が降ったみたい。

森林限界超える少し手前から、南アルプスの雪を頂いた山々が見えました。
前後にだーれもいなくて静かな山行。金曜日だったからだと思う。

足跡は林の中はそこそこあったからあまり地図を見なくても問題なかった。

1日目は誰にも会いませんでした。
2日目は一人登ってくる人が、そして、ロッククライミングが有名な瑞牆山の分かれ道あたりに来るとさすがに週末、そこそこ登山者がいました。

金峰山まで行く人はあまりいないのかな？

途中、うさぎの足跡と思われるものやはっきり捉えられなかったけど小さな動物が駆けて行くのが見えました。

森林の中の雪に付いた足跡から推測するアニマルトラッキングもなかなかおもしろいもんです。

森林限界を超え、頂上まであと少し。

富士山。どこからでもすぐわかるいい目印です。

途中の岩場、少し足を踏み外すと何百メートルも下へ転落。こわっ。

山頂の五丈岩。結構遠くからでもこれ見えるんですよ。昇仙峡のロープウェイで登ったところから確認できました。

山頂直下の山小屋の様子。僕一人でした。

森林限界を超えるとそれまで、ひざ丈くらいの深さだった雪が、８０〜９０ｃｍほど潜るので予想以上に時間が掛かった。ずっと一人ラッセルで、本当に辛かった。これだけ潜るとまともに歩けません。目の前に小屋があるけどもう少しで日没。

日が落ちてからはちょっと歩きたくない。ちょっとあせりました。

でもまあ、日没前に無事到着。

ゆっくり休み、食事をして眠りました。

この日、僕の時計は小屋の中はマイナス10度まで落ちてました。でも、この時期ここではそれほどの寒さでもないと思うけど、ちと寒かった。

小さいけどきれいでしょ？

これも、小さいけどきれいな風紋ができてました。

帰りに寄った瑞牆湖。全面氷結している様子でした。

この後、世界一のラジウム含有量の増富温泉に行って来ました。

泥水のような色で、源泉はあまり熱くなくそのままだと温泉としては少し冷たい。