2004/01/23 - 2004/01/23
3395位(同エリア4844件中)
BTHFさん
デニズリから寝台車に乗ってイスタンブールヘ。15時間半で着くはずが、大雪のせいで電車が前に進めなくなり、途中で降ろされた。
ハイダルパシャ駅に行きたかったのに!
-
●目覚めると、外は。
昨日は夜行バスで移動、その後ずっと歩きまわっていたせいか、夜行列車の中では途中で起きる事もなく、毛布にくるまってぐーぐー眠りこけていた。鍵のかかる個室、サイコー!
朝、カーテンを明けて外を見ると一面、真っ白な世界が。
一晩で相当積もったのか、雪の多い地方にたまたま来てしまったのか? -
●ゆっくり走って停まる、の繰り返し。
外を見ていると、夜明けなのかよくわからない空。
そして、田畑なのか草原なのか山間部なのかもわからない。
現在7:00am。TCDD(トルコ国鉄)の時刻表によれば、Izmitを過ぎてDerinceやGebzeのあたりを走っているはずだけど、さっきから駅じゃないところで停まってばかりだ。きっと雪のせいで遅れているんだろう。 -
●ドアの隙間から。
先頭ー1等車ー食堂車ー2等車ー2等車ー......
この寝台車は↑こういう並び順で編成されている。
とりあえず、後ろの食堂車に移動して朝食をいただこうと思ったのだが、連結部分に雪が降り積もっているではないか!!
なんで車内なのに、雪が?
ふと見ると、ドアには錆びた穴が空いていて、そこから隙間風(雪)がピューピュー入り込んできていた。
さ、寒い。。。 -
●食堂車の様子。
もう皆食べ終わっているみたいで、ゲームに興じているトルコ男4人衆や、チャイばっかりおかわりしているロシア人女二人組がいた。
席は後ろの方にもっといっぱいあったけど、お客はこれだけ。
黒いベストと白いワイシャツの人は、食堂車のサービス係。 -
●本日の朝食。
トルコ・スタンダードで。
いつでもパンは食べきれないくらい山盛り。
手前の皿にあるのは、オリーブ、トマト、ハム、チーズ、バター。チャイは温まるなぁ。
朝食 4,500,000 TL -
●ゆでたまごと調味料入れ。
形がカワいかったので、つい。
塩・コショウ入れは、TCDDの赤いマーク入り。 -
●突然、窓に大きな雪のかたまりが!
朝食後、自分の席に戻りのんびりしていると、窓に「ドンッ」と何かぶつかる音がしてビックリした。それも、1回だけじゃなく、何度も・・・。投げられていたのは、大きな雪の固まり。十数分間停車中だったので、最初は車掌さんとかが電車の屋根の雪かきでもしているのかと思った。
犯人はこの二人。
写真だと大人に見えるけど、実は小学生か中学生くらい。
窓の外の高い位置にある道路から、こっちめがけてどんどん“片道雪合戦”をしている。なんか、私ナメられてる?
フラッシュたいて写真を撮ったら、急に笑顔になって、手を振りだした。
あの雪は、元気のいい挨拶だったのかな? -
●Sogutlucesme駅?
いやーホント、雪降り過ぎ。
イスタンブールの終点ハイダルパシャ(Haydarpasa)駅まで行く予定だったのに、ここで全員降ろされた。
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<30年ぶりの大寒波>
後から知ったことなのだが、この1月23日の大雪は日本でもニュースで流れたらしい。交通網は麻痺、停電・断水する地方あり、トルコ全土で20名の死者・・・オイオイオイ、そんなことになってたの!?そんな日に、長距離移動しようとしてた私って......よっぽど日頃の行いが...........(以下略)。
私はといえば、朝8時半頃到着予定の電車が、午後2時になっても、「シ―――――――ン」としているので、まだかな?まだかな?と思いながら、前日に買ったミカンとかをチビチビかじっていた。アナウンスは全く無く、2時過ぎになってようやく車掌さんが、1部屋ずつドアをノックして案内しに来て、「もうこの電車は動かない。ここで降りてくれ。」というような事を言っていた。
ちゅぅか、ここはどこ?
多分、ハイダルパシャの1つか2つ手前?もともと、旧市街に行く予定だったので、どこで降りても、必ずボスポラス海峡を渡らねばならない。旧市街に行くフェリー乗り場のあるカドキョイまで行くドルムシェを、駅員さんに捕まえてもらってなんとかなったが、重い荷物を持ったまま、雪だらけでグチャグチャの道を歩くのは大変だった。 -
●カドゥキョイ(Kadikoy)へ向かうドルムシェの中。
町の様子を見ると、車はほとんど動いていなくて、雪かきをしている人や、雪で遊んでいる子供たちを見かける程度。
運賃 750,000 TL -
●カドゥキョイ到着。
いきなり都会。交通量がぐぐっと増えた。でもみんな、雪を避けながら歩きづらそうに、ヨロヨロしていた。
気づけば朝食から7時間が経とうとしていた。お腹が空いていたし、寒かったので、ケバブサンドのチェーン店みたいなとこに入る事にした。店頭のディスプレイが賑やか。 -
●キョフテ・ケバブ・サンド。
デッカーーーーイっ!
これほおばったらアゴが外れそう。
キョフテはトルコのハンバーグなんだけど、これおいしー。中の具にポテトフライまで入っていて、ムキになって3分の2くらい食べたけど、あまりにも量が多くてギブアップ。
周りのお客は、トルコ人の20〜30才くらいの男性ばかりで、中には、この大きさのサンドを2つ、平気で食べている人もいた。
トルコ人の胃袋ってどーなってるの?
チャイとセットで 3,500,000 TL -
●フェリー初体験。
飛行機→バス→スクーター→電車、とくれば次はフェリーでしょ。(え?そうなのか?)
アジア・サイドであるカドキョイのフェリー乗り場から、ヨーロッパ・サイドの旧市街にあるエミノニュへと向かう。
フェリー 1,000,000 TL -
●フェリーの乗客口で。
係員のおじさんたち。
カメラを向けると、笑顔で応えてくれた。 -
●いざ、出発。
ほんの15〜20分くらいで着いてしまうんだけど、なかなかいい気分。
ボスポラス海峡〜アジアとヨーロッパの間〜を渡っているんだなぁと思うと感慨深い。 -
●ハイダルパシャ駅。
本当なら、ここに着くハズだったのだ、あの寝台列車は。
電車好き・駅舎好きとしては、中を覗いてみたかったけど、悲しいかな外観だけフェリーから拝みながらフェードアウト・・・・。
さよーならー。 -
●フェリー船内。
温もりのある木の造りで、中は広い。
普段は通勤客や観光客などでごったがえしているみたいだけど、さすがに今日はガラガラ。 -
●連なるジャミィ。
エミノニュ(Eminonu)に到着。
うわぁーこの風景!これぞイスタンブール、という感じ。
目の前にイェニ・ジャミィ(Yeni Camii)、奥にスルタン・スレイマン1世モスク群(Sultan Suleyman I Kulliyesi)が見える。
ただ、今まで写真などで見てたものと違うのは、雪ですべて白銀に覆われている、ということ。
これはこれで、すごくステキだ。 -
●トラムに乗ってギュルハネへ。
今日は乗り物によく乗るなぁ。
もう夕方4時近くになっていたので、ギュルハネ(Gulhane)にあるホテルにチェックインすることにした。
エミノニュからはトラムで2駅分。
地図上には同じギュルハネという駅名が2か所もあって、不思議に思っていたけど、単に上りと下りのホームが100メートルくらい離れているだけだった。
トラム運賃 1,000,000 TL -
●ホテルの窓から。
チェックインしてひと休み。
午前中に電車が着いていれば、旧市街を色々見て回れたのになぁ。もう日が暮れちゃった。
テラスの桟や、向かいの建物の屋根には、5〜10cmくらい雪が積もっていた。 -
●夜の町を散策。
まだ5時前なんだけど、この暗さ。ブーツや靴下は雪でグッショリ濡れていたけど、何も見ないのも悔しいのでちょっと近所を散策することにした。
幸い、ホテルの場所がトプカプ宮殿の入り口のそば。 -
●雪化粧した木々のトンネル。
向こうにうっすら見えるのが考古学博物館?
どこも閉館していた・・・。 -
●トプカプ宮殿の門。
敷地内から門を抜けて、アヤソフィアのある方向に向かおうしたところ、ちょうど閉門するところだった。
門番さん(左下の黒い服来た人)にお願いして、写真を一枚撮らせてもらった。 -
●アヤソフィア。
ライトアップされていて、とても綺麗。そして、荘厳な雰囲気が漂う。
もちろん、中はCLOSED。(泣) -
●アヤソフィアと尖塔と。
写真中の白い点々は雪。
この時も、まだ粉雪が降っていた。
イスラムというより、むしろキリスト、クリスマス、といった単語が似合いそうな風景。 -
●ツララ、つらつら。
アヤソフィア手前の広場にて。
まさかトルコでこんな氷柱を見るとは思わなかった。
街灯の光に反射して、美しい。 -
●スルタンアフメット駅付近。
ここは車もトラムも通る大通りだが、ほとんどすれ違う人はいない。
観光のメッカとは思えないほど、今は静まりかえっている。
昼間に融けかけた雪が、夜の冷気でふたたび固まり始めたので、少し歩きやすくなった。 -
●人なつっこい野良犬。
フラッシュたいたら目が光って恐ろしく写ってしまった。。。(汗)
でも、全然吠えたり噛み付いたりすることもなく、ブルーモスクに移動するまでずっと、私の後を「3歩下がってついてくる」古風な犬だった。 -
●ブルーモスク前の大通り。
モスクは24H営業だと思っていたら(←コンビニじゃないってば)、冬期だからか?大雪だからか?警備員のオジさんに、「ダメダメー、もう今日は終わり」と、言われる。
これが見たくて来たのに・・・。
でも2日後にまたイスタンブールに寄るから、そのときまで楽しみにしておこう。
左は、4世紀頃の競馬場跡=ヒポドゥローム(アト・メイダヌ/At Maydani)のある広場だけど、「ん?この塔?暗くて良く分かんない」という、あっさりとした印象しか残らず......。 -
●グランドバザール周辺の小径。
只今、道に迷い中。
暗くて寒くて恐くて心細い。
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<巨大迷路地帯>
トルコ・イスラム美術館の西側の道を通り、ディワン通りからヌルオスマニエ・ジャミィ(Nuruosmaniye Camii)を抜け、グランド・バザール(Kapali Carsi)周辺だと思わしき地区にやって来た。
ところが、グランド・バザールの入り口にいつまで経っても着かない。一応、旧市街の地図は持って来たけど、細かい道までは網羅されていないから、途中、人に聞きながら、テクテクと歩き回った。
しかし、道に迷う能力は人一倍長けている私。どうやらずっと北の方の地区をぐるぐる回っていたようで、とにかく坂が多いのと、雪で歩きにくいのが重なり、ヘトヘトに疲れてしまった。
やっと入り口を見つけたものの、やっぱり門は閉まっていて、周りの店も全てシャッターが下りている。ガイドに19:30まで開いている、って書いてあったけど、やっぱり今日はそんなもの通用しないわけで。
まぁ、おかげで、しつこいと言われているイスタンブールの客引きには一人も会わなかったけどね。やれやれ。 -
●レストランでの夕食。
ベヤズット駅からギュルハネ駅までトラムで戻り、その付近のレストランで夕食を。開いている店が少なかったので、もうどこでもいいやと思いながら、適当に注文した。
エビのヨーグルトあえ(左)とヨーグルトサラダ(右)は、味がかぶってて失敗。しかもあまり美味しくない...。だがエフェスビールとポテトは美味しくてガッツリといただいた。
あ、そーいえば、旅行中初めてアルコール飲んだかも。チャイとアイランとオレンジジュースばっかり好んで飲んでたっけ。 -
なんかよく分かんない肉のトマト煮込み。美味しい。
夕食代 9,500,000 TL
(ちょっと高くて失敗。)
その後、ホテルに戻り、二日ぶりのシャワーを浴びてかなりサッパリ。快適なベッドでぐっすり就寝。
(9日目に続く......)
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この旅行記へのコメント (3)
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- ゴマウサギさん 2004/10/30 16:01:36
- トルコ旅行記8日目楽しみました
- バター・ハーフさんへ
トルコってあんなに寒いものなんですね。
行きたい国だけど、この季節は遠慮したいかも…
なかなかの強行旅行でも良い思い出になりますね。
電車の旅も個室なら夜行で一人旅でも怖くなさそう。
なにげに写真撮影しても笑顔でいてくれるなんて、
ますますトルコに行きたくなります。
9日目の旅行記も楽しみです。
ところで全行程2週間ぐらいでしょうか?
- BTHFさん からの返信 2004/10/31 06:50:30
- 寒い冬
- ●ゴマウサギさん
そうですねぇ、私が行ったのがたまたま大雪の時だったと思うんですが
イスタンブールに比べ、サフランボルやカッパドキアはまた違った気候でした。
日本の感覚でいうと東北、北海道あたりの寒さかなぁ。
私は寒くても割と平気なほうですが、他の季節のほうが移動しやすいし花も咲いているだろうし、色々なメリットもあるでしょうね。
ちなみにこの旅行は12泊13日間でした。(機内泊含む)
アルバムの続き、早く作ってしまいたいところです(腰が重くて...笑)
- BTHFさん からの返信 2004/11/07 13:56:54
- ンハッ!まちがえた
- ●ゴマウサギさん
以前、全行程何日間ですか?の問いに、「12泊13日」と答えたのですが、正しくは「11泊12日」でした。今頃になって気づきました・・・ゴメンナサイ。
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