2002/08 - 2002/08
28位(同エリア46件中)
鉄人60さん
8月12日。北緯90度。やっとこせ、北極点に到達。初めて氷上に立った時は恐る恐る、そっと歩いてみた。今『地球の天辺に立っているんだ』と叫びたくなった。北極の氷の爽やかさが舌の上で溶けていった。「地球はうまかった」。船旅最後の晩のメインディッシュは皇帝の魚のスープ。(牛タン・白身魚・ポテトのクリームシチュー)味は濃厚だけれどなかなかの逸品。また今夜も食欲を上回る誘惑に負けてしまいそうだ…。
旅のリーダー、ビクトルの(52ロシア人)行動には頭が下がる。北極点到達「25回」の記録を持つ探検家は、科学者の顔を持ち、南極と北極の博物館の館長も務める。
午前1時。熟睡中に船内放送、「只今船首左舷に白熊が泳いでいます。」パジャマの上にパルカを着こみデッキへ。200m先に確かに白熊、肉眼では大きな犬のように見える。望遠レンズで真夜中のシャッターチャンスを撮えた。白夜はなんだか儲けた感じ。
10日間もロシア料理じゃ、身体が日本料理を求める。BARでスタッフのイゴリーと話すうち、「よっしゃ作りましょか」と料理人の血が騒いだ。早朝、調理場へ、厚い鉄板を電気で加熱、寸胴鍋にいっぱいの水、米を洗い、80人前の「お粥」。3キロもある鉄製のフライパンで「厚焼き玉子」、何しろ重い。汗をかきながら悪戦苦闘。ロシアの原子力船で料理ができるなんて・・・。
8月17日は、25年前にアルチカ号(ソ連製)が、砕氷船では世界初の北極点到達を達成。記念すべき日に、『ヤマル号』は旅の終わりを告げる時がきた。北極点の大自然は「人」を魅了して止まない。もう一度その微笑に触れたくて人は旅をするのだろう。旅のつれづれに多くの出会いは、“感動の扉”をまた一つ開けてくれた。 ありがとう!
エクスペディション・リーダー、ビクトル・ボヤルスキー「北極圏は自分の美しい顔を誰にも見せたりはしない。これは、と思う人にだけ見せるのだ」
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この旅行記へのコメント (1)
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- arfaさん 2008/11/03 22:49:12
- こんばんは、arfaと申します。
- 北極の砕氷船でお粥と厚焼き卵焼きはすごいですね。
こういう旅もあるんだーっと感心しました。
写真も皆さんすごくフレンドリーでいいですね。
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